【DIY】これでタイヤ交換も楽チン!インパクトレンチとジャッキヘルパーで悩みの種を解決だ

北陸の冬がやって来ました。やって来ちゃいましたよ。

この時期には避けては通れないイベントがあります。

そうです。タイヤ交換です。

雪国に住んでるんで仕方ないんですが、これ、結構重労働なんですよね。

タイヤを運ぶのは仕方ないとして、ジャッキアップして固く締まっているホイールナットを緩め、タイヤを付け替えてまたホイールナットをガッチリ締めてジャッキを降ろす

コレを4回やらないといけません。

スタンドやカー用品店などでは設備や工具がありますので、タイヤ持ち込んでお願いすればラクなんですけど、この時期は特に混み合いますし、1本1,000近くの工賃がかかりますから、できれば自分でやってしまいたいところ。

なので、自分で作業をすることを前提に、楽に作業が出来るツールを導入してみました。

パンタジャッキをラクにアップ出来るアイテム

クルマに標準で搭載されているジャッキといえばパンタジャッキ。油圧のフロアジャッキなら前後で2輪いっぺんにアップできるのでラクですが、保管する場所も必要ですからね・・

ただこのジャッキ、取り扱いめんどくさいくないですか?

ジャッキアップポイントにセットしたら、継ぎ手みたいな工具を輪っかに通して、それをハンドルに差し込んでグルグル回すんですけど、コレが力を入れにくいし、なかなか上がらないんですよね。

それを解決してくれるものがあるんです。

まずは、このラチェットハンドルです。定番の工具ですね。コレをそのままパンタジャッキにつけられたらラクですよね~。でも残念。そのままはつけられません。

パンタジャッキの方は輪っかが付いているだけですから。だいたいこんな形なのが一般的ですね。

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コイツにラチェットハンドルを接続するためのアダプターがあります。それがこちらのジャッキヘルパーです。

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コレをジャッキのリングの部分にボルト締めすることで、ラチェットハンドルを接続できるようになります。

結果がこちら。

tire1

いい感じでしょ?あとはこのハンドルを「締めるモード」にして動かすだけでどんどんクルマがジャッキアップされていきます。

シガーソケットから電源が取れるインパクトレンチ

さて、クルマのタイヤが地面から離れるくらいまでアップしたら、次はいよいよホイールナットを外しにかかります。

今まで私は十字レンチで外していたのですが、コレがなかなか外れない。体重かけようが蹴っ飛ばそうが、外れないものは外れません。

特に前回の交換の際にスタンドなどで交換した場合は、インパクトレンチで目一杯締められている場合があるので、特に外れないことが多いです。

 

外れないものは機械でやってしまおうということで、インパクトレンチを検討しました。

インパクトレンチには大きく分けるとエアインパクトタイプと、遠心クラッチ式インパクトレンチがあって、エアインパクトの方は空気の力で回します。

 

スタンドなどでオレンジ色のカール状のチューブが伸びてるのを見たことありませんか?

あれがインパクトレンチ兼タイヤ空気入れ用のエアチューブです。その先はコンプレッサーにつながっています。

絶えず空気が供給されますので、最強ツールですが、コンプレッサーは大きいですから、それこそガレージでもないと保管できません。

そこで今回は遠心クラッチ式のインパクトレンチを選びました。

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これはシガーソケットから電源が取れる、DC12Vタイプのもので、クルマから電源が取れて非常に便利です。

但し、遠心クラッチタイプのものは常に力がかかっているわけではなくて、スイッチを入れると「ブイーン、カン」という感じで勢いをつけてハンマーで叩く、みたいな感じです。

tire2
こんな感じで外します。ピストルのように緩める側のボタンを押すと動きます。

ちなみに先ほどのジャッキアップにこのインパクトレンチを使えれば全部電動で便利じゃないか~と思ったアナタ。残念ながら、コレをジャッキアップには使えません。遠心クラッチタイプは持続的なトルクをかけることができないんです。皆さんご注意を。

ホイールナットが外れたら、タイヤを交換してナットをボルトに仮締めし、同じくインパクトレンチで今度は締める側のボタンで締めていきます。

注意することは、締める際は必ず対角線で締めていきましょう。ホイールが斜めに締められてしまわないようにするためなので、これを怠ると最悪走行中にタイヤが脱走していきます!

最後に空気圧のチェックだ

さて、最後は空気圧のチェックです。空気圧は今までスタンドで調べてもらって、足りなければ充填してもらうのが常でしたが、最近の車には空気入れが標準装備になってきています。

これは何故かと言うと、10年乗っていても一度も使わないかもしれないテンパータイヤを常に載せておくのは燃費上も良くないのと、単に収納スペースを圧迫する、タイヤが勿体無いということが理由でしょう。

その代わりに、今はタイヤがパンクした時のために、応急処置用のタイヤパンク修理キットと、空気入れが備わっているのですね。

で、この空気入れは先程のインパクトレンチと同じくシガーソケットから電源を取って空気を入れることができます。

前回スノータイヤを外したのが3月頃で、今11月なので、半年以上時間が経過していますから、当然空気が抜けています。

標準の空気圧が2.4kghほどなのですが、測ってみると・・・

tire3

1.5kghしか入ってない!

意外と抜けてますね。ついでに入れちゃっておきましょう。メーターの右側のスイッチを入れると、「ガーーー」という結構大きな音が鳴り続けます。近所迷惑にならないように配慮がいります(笑)

この状態で2.4kghまで充填されるのに、1分半ほどはかかったでしょうか。ちょっと時間はかかりますが、これだけのことが自宅でデキてしまうのですから、便利になったものですわねえ。。

タイヤ交換はもう怖くないぜ!

本当に今までストレスでした。タイヤ交換。

特に我が家はマンションで4階建てなんでエレベータがありません。その4階からタイヤを降ろし、交換したタイヤを持って上がり、ヒーコラいいながらジャッキアップして緩まないホイールナットを外してを4回。

もうね、スタンドでいいじゃん・・・てなってたんです、正直ね。

でも、このジャッキヘルパーとラチェットハンドル、インパクトレンチを購入して本当にラク。

まあ、タイヤを運ぶのだけはエレベータが無いと解決できないですけどね。

もし今の時期、タイヤ交換で悩んでいる、雪国に住んでいる皆さん。トータルで1万円程度で今後のシーズンも使えるので、導入してみたほうがいいです。これ、マジな感想。

ストレスフリーなタイヤ交換、経験してみてください!

※文中のラチェットハンドルのサイズが合わないと読者様からご指摘をいただきました。手元の型番を確認したところ、1サイズ小さいもののリンクを掲載していたようです。現在は修正済みです。ご迷惑をおかけして申し訳ありません!

「【DIY】これでタイヤ交換も楽チン!インパクトレンチとジャッキヘルパーで悩みの種を解決だ」への2件のフィードバック

  1. ジャッキヘルパーに合うラチェットハンドルのサイズは紹介されている9.5mmではなく12.7mmです!無駄に買ってしまった!せっかくの記事が台無しです!

    1. 申し訳ありません。手元の型番を確認したところ確かにサイズ違いでした。記事は修正済みです。

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