【レビュー】Surface3 (1) ファーストインプレッション

YogaTabletを購入したのですが、どうもイマイチな感じになってしまいました。

 

ものは綺麗でまあまあでしたが、いかんせんAtomがやっぱり遅い。起動直後はいいのですが、しばらく立ち上げて何枚かChromeのタブを開いたりした後に、Outlookを立ち上げるとまあ、遅いこと。Windows10はいいOSなんだけど、やはりメモリを食うのか、2GBではどもならん。格好はいいんだけどね。

 

というわけで、新しくもう少しパフォーマンスがいいものを。でもラップトップは重いし、サイズが大きいのはいくら薄くても嫌だし、DELLのXPS13はカッコいいけど高っかい。外にも気軽に持ち運びたいし、モバイルで使うならMicroUSBで充電できる(でっかいAC持ち歩くのは嫌)なんて都合のいいものなんて・・・・・・

 

・・・・・ありました!

 

Microsoft Surfaceですよ。6月にPro3の下位バーションのノーマルの3が発売になりました。これはいい!

 

ということで、

 

Surface3 買ってしまいました(汗)

 

2015-09-01 00.04.33

 

でーん。。。

 

ついでに、、

2015-09-01 00.05.41

 

タイプカバーと純正Bluetoothマウス、スタイラスペンも。

 

〆て10万ちょっと超えるくらいになりました。安いところを探して買ったので、今回はすべてのパーツを別々に購入。Amazonで購入したのは、

2015-09-01 00.40.59

 

このケースくらいです。意外とMicrosoft製品はAmazon、安くない。このケースは純正品ではありませんが、なかなか家電量販店にあるようなシロモノではなくて、フェルトのケースです。革製のものや伸縮性のものは色いろあるんですが、これはほぼ一目惚れです。

 

[amazonjs asin=”B00P5XACG4″ locale=”JP” title=”Inateck Microsoft Surface Pro 3用保護ケース Surface PRO 3 タブレットPC(第3世代)専用カバー”]

 

ちなみにこのケース、

2015-09-01 00.47.38

 

こんな風に背面のポケットが2つついていて、マウスやスタイラスペンが入れられます。純正のスタイラスペンはいろいろなカラバリがあって、タイプカバーの色に合わせられますが、私はこのケースに合わせて敢えてシルバーにしました。購入したマウスはこちら。

 

[amazonjs asin=”B00H0BNB6W” locale=”JP” title=”マイクロソフト 【Surface用】アーク タッチ マウス Surface エディション E6W-00008″]

 

収納時は持ち手の部分が平らになって、スマートに収納できます。使うときはアーチ状にカチッとやるだけ。電源もこれで入るので、電源の切り忘れがありません。

2015-09-01 00.48.10

 

全面にも広いポケットが有ります。あまり厚いものは入れられませんが・・

2015-09-01 00.48.30

 

それと、付属するポーチ。これが嬉しいですね。小型の充電用ACアダプタと、巻取りMicroUSBケーブルを入れてます。これでスッキリコンパクトに持ち歩けますね。

 

本体やキーボードに関しては次回。

 

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【レビュー】Windows8.1 Yoga Tablet 2 (3) Windows10 編

購入したばかりのYoga Tabletですが、Windows10が結構使いやすいということで、早速アップデートを試みました。

結果的にうまく行ったのですが、予想通りになかなか行かずに、かなりイライラ(汗

 

躓いたのは、

 

①タスクトレイアイコンから予約を行ったのですが、いくら待っても通知は来ず。。ネット上ではすでに通知が来てアップデートしたという人がすでにちらほら見かけたので、どういう選別しているんでしょうね。

 

②そこで、MSのサイトからISOイメージのダウンロードができるということでトライ。

 

http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

 

Yogaは32ビットなので、32ビット版をダウンロードします。(試しに64ビット版をダウンロードしてみましたが、起動時に弾かれました、、汗)

 

ところが、こちらを起動してインストールの直前までは行くのですが、「容量が足りないよ!」と怒られます。Cドライブに4GB以上の空きが無いといけないのですが、このツールを起動すると、インストール用のファイルを3GB程度ダウンロードし、その後にイメージの作成とやらで更に2GB消費。その上に空きが4GBないといけないので、32GBしかCドライブが無いこのマシンにはキツイです。いろいろ考えたのですが、もう面倒臭くなったので、一旦リカバリしました。

 

③リカバリ後にWindows Updateをかけて、いざ、と思ったのですが、またもやトラブル発生。今度は06 SAFEフェーズで失敗、と出ます。意味わからん。色々調べると、「コントロールパネル」-「回復」から、システムの復元がオンになっていないとコケるとのこと。オンにして再度トライ。

 

④今度はインストール中にいきなり「失敗しました」だけのダイアログがorz。もうわけわからん。WindowsUpdateで残っているパッチを全部当てようと開いて、「Microsoftのその他の製品」にチェックが入っていなかったので、入れました。そして念のため、SDカードは抜いて試すと、やっとうまくいきました。。

 

私はいろいろ調べながら何とか出来ましたが、こりゃ素人には難しい作業だわな。エラーの出方も不親切だし。もう少し親切にやってくれればいいのにね。

 

とはいえ、無事アップデートした後は、とても快適。心配されたアプリも私の環境ではほとんど動いています。一点だけ、Canonのコンデジ(PowerShot A3500IS)がワイヤレスで認識されないことくらいかな。ま、ケーブルでつなぐのでいいかな。

windows10

 

スタートメニューも復活して、見た目もMacっぽくなりましたね。8.1の時のウインドウはホントイケてなかった。試作版という感じでしたね。

【レビュー】Windows8.1 Yoga Tablet 2 (2) USBハブ編

先日購入したYogaTabですが、価格にしては使い勝手もよく、ま、たまにbluetoothが反応しなくなることがあるくらいで、概ね満足してます。

 

ただ、USBポートが無いのがちょっと不満。MicroUSBはあるのですが。ほとんど充電用のポートになってしまっています。せめて外付けの光学ドライブが付けば、なんて思い、Micro変換ケーブルを使って接続してみましたが・・・動きませんorz

 

何かいいデバイスはないかとamazonを徘徊してみましたら、ありました。USBセルフパワーでハブにもなり、MicroUSB側も充電できるというスグレモノが!

 

[amazonjs asin=”B00PL20QFG” locale=”JP” title=”BUFFALO Nexus7(2013モデル)/Lenovo Miix 2 8/GALAXY Tab S 8.4/GALAXY note III/Venue 8 Pro用充電機能付きUSBハブ ブラック BSH4AMB03BK/N”]

 

非常に便利なのですが、一つ難点。MicroUSBは給電能力が1.5Aしかなく、若干電力が足りないようです。YogaのACアダプタを見ると、2.0Aになっているので、そのせいかPC起動中にMicroUSBを接続しても、給電が開始されません。電源オフから挿せば給電されます。

 

今一歩というところですが、それでもさすがセルフパワー、ちゃんと外付けDVDドライブも動作しました。同じようなタブレットや2IN1のPCには結構オススメです。

【ReadyNAS】自宅のPCを簡単にWOL起動する 編

いろいろと、ReadyNASにトラブルもあって、何とか再構築を完了したのですが、ついひと月ほど前に組んだ環境にもかかわらず、意外と覚えていないものです。年かなorz

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【レビュー】Windows8.1 Yoga Tablet 2 (1)

災難は突然襲ってくるもので、Windows7のノートPCのSSDが起動不可になりました。。

再セットアップすることを思うともう情けなくなってきたので、ここはひとつWinタブを購入することに。

持ち運びというか、出張の際の重さを考えると、B5サイズのノートPCは大きさはいいんだけど重い、、

最近はタブレットも良く出来ているというので、色々と探してみたら、見た目もイケているこいつを発見。

[amazonjs asin=”B00OCDHHNY” locale=”JP” title=”Lenovo タブレット YOGA Tablet 2 with Windows キーボード付き(Windows 8.1 with Bing 32bit/OffieHome & Business 2013 2013/10.1型ワイド/Atom Z3745)59428422″]

surfaceも良かったんだけどね。いかんせんお値段が10万円コースなので、半額以下で購入できるこいつに収まりました。

メモリの量やキーボードのバックライトとか諸々違いはあれど、それ以外で不満というか気になることはほぼナシ。officeもついてこの値段はお安い。

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【レビュー】Watch Tuner Timegrapherで歩度計測

iPhoneアプリ「Watch Tuner Timegrapher」を購入して、スピリットオブリバティーの歩度計測をしてみた。

純正のイヤホンマイクを時計の裏側にあて、STARTボタンを押すだけ。

TimeGrapher

振動数は28,800で問題なく自動で変わったが、Lift angleは何度にしてよいのかわからない(汗

日差は+2.2秒となった。びぶ朗より精度のよい時計になっているけど、ホントかな・・
アプリの購入はこちらから

Watch Tuner Timegrapher

1,600円
(2015.10.24時点)
posted with ポチレバ

【レビュー】HAMILTON スピリットオブリバティーをタイムグラファーにかけてみた

久しぶりに愛用のスピリットオブリバティをタイムグラファーにかけてみた。といっても専用の機器は最低でも数万円するので、それ買うくらいなら、時計買う資金にするがな。。

ということで、お手軽おなじみのびぶ朗を使って計測。

ソフト自体はフリーだけれど、実際に計測するには仕掛けが必要。といっても100均で変えるアンプと、圧着ブザーの内蔵した防犯ブザーだけあればよい。それを分解して半田ごてで結線して、後はPCのマイク端子につなぐだけ。

その結果がこれ。

 

timegrapher

日差5秒。相変わらず優秀だね。でもこいつでの計測、ちょっとコツが必要で簡単にノイズが乗ったり、マイクの接触が悪いと雑音が入ったり、音が拾えなかったりする。

iPhoneで「Watch Tuner Timegrapher」というアプリがあるんだけど、結構高いアプリなのでだし、試用できればいいのにな。レビューも書いてないし、ちょっと思案中。。

【TimePiece】Quartzと機械式

時計というのはつくづく、奥が深い世界だな、と思う。

私たちの生活の中で、世代を超えて使い続けられる道具があるだろうか。

車だって古い車はあるが、当然ながら故障もすれば劣化もする。部品もなくなるし、何より維持費が大変だ。30年も乗り続けることができたら、立派な年代物だろう。

パソコンやスマホにしても、こんなものは10年もたてば子供のオモチャだ。まったくその時代では使い物にならないだろう。

意外と長く使い続けられるものは、職人さんの先祖代々使い続けられてきた道具なんかだろうか。やはりアナログで体になじみ、ぬくもりがあるものが意外といいのかもしれない、

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【HOT INFO】HAMILTON スピリットオブリバティーのブレスレット

2015年のバーゼルワールドフェアで発表された夏モデル。

ハミルトンの夏モデルカタログにスピリットオブリバティーのブレスレットモデルが掲載されています。

2015年バーゼルコレクション:最新カタログ

以前、chabo所有のスピリットオブリバティの記事を紹介したのですが、やっとブレスレットモデルが発売になるようですね、。

しかし、このブレスレット、どこへ行ったら手に入るのかな。

やっぱりネットでは難しいのでしょうか、、

[amazonjs asin=”B00GBVKNKE” locale=”JP” title=”ハミルトンHAMILTON 腕時計 American Classic Spirit of Liberty(スピリット オブ リバティ) H32416781 メンズ 【正規輸入品】”]

【レビュー】NETGEAR EX6100をAPモードで使う

我が家ではワイヤレス環境を802.11ac規格にするべく、手ごろな無線APを探していたところ、いいものを発見。

 

[amazonjs asin=”B00JO8IR9U” locale=”JP” title=”NETGEAR 802.11ac.a.b.g.n対応 450+300Mbps 2バンド(2.4GHz/5GHz) 有線ギガ AP/イーサネットコンバータ 無線LAN中継器 EX6100-100JPS”]

 

実は、NTTのフレッツに加入してもうずいぶん経っていたので、「失効するポイントがあるよ!」と言われていたため、急きょ購入したというだけであるというのは内緒の話。

もともとこの製品はワイヤレスエクステンダーといって、既存の無線電波をブーストするというか、届く範囲を広げるための製品なのだが、我が家はそんなに広くないので、これ一つで良かったりする。

その場合は、アクセスポイントモードにするだけでよい・・と思ったらなかなか設定がうまくいかなかった。

 

APモードにするには、NATを無効にしないといけないのだが、その設定をすると、IPアドレスが自動取得モードになってしまい、EX6100が行方不明に。。これでは設定できない。。

とりあえず一旦デフォルトの無線電波で接続しておいて、iPhoneの「Net Analyzer」というツールを使ってLAN内の端末をスキャン。すると、EX6100が見つかった。ここにいたのか、お前・・

 

Netanalyzer_1

このアドレスにブラウザでアクセスして、設定可能だ。しかし、APのIPアドレスを固定できないのはちと不便だな。

【ReadyNAS】ReadyNASでWordPressは使えるのか

NASというのは、基本的にファイルサーバとして使い、その用途としては、PCのバックアップ先であったり、複数の人のファイル共有であったり、個人ユースであれば、メディアサーバなどの用途が主かもしれない。

だが、折角Linuxが動いていて、それだけにしておくのは勿体ない。いろいろな役割を持たせて、いろいろと活用したいと思う。

正直、これまではWindows機をサーバとしていろいろと使ってきた。チューナーをつないで録画機として使っていたこともある。ただ、先日も書いたようにもう我が家のサーバは10年選手。老朽化まっしぐらだ。

そこでNASを活用したいと考えたら、Windowsでしかできない、チューナー機能を除けば、後はWindowsクライアントのラップトップがあれば特に問題なく、サーバ機能はNASに集約できそうだ。

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【レビュー】HAMILTON スピリットオブリバティー

腕時計には、大きく分けて「機械式時計」と「クォーツ時計」がある。

機械式時計は歴史は古く、元は懐中時計であったが、第一次世界大戦時に腕時計として登場してからすっかり定着した。

 

一方クォーツ時計は、戦後になって日本のセイコーが腕時計として開発し、爆発的なヒットを記録。

非常に正確であることやその後の大量生産で価格が非常にこなれたために、あっという間に世界に広まり、一時は機械式時計のスイスの主要なメーカーが数多く倒産するか合併するまでにシェアを拡大したもので、その現象は「クォーツショック」と呼ばれた。

 

ただ、ここのところ、やはりというべきか、機械式時計の良さが見直され、また世界の名だたるメーカーからも非常に素晴らしい時計が次々と投入されて、その市場はかつての活況を呈しつつある。

わたしもそんな機械式時計を愛用するものの一人。とはいってもまだ駆け出し程度のものだが、今の時計はこれ。

 

ハミルトンのジャズマスタースピリットオブリバティーのモデル。価格は安く抑えられているものの、ETA7750が乗っている立派なクロノグラフ。

秒針がないのが庁とも短所ともいえるところだが、なければないで慣れてしまった。逆に時間に追われる感じがしなくていいという気分になってきた。

ガラスはサファイヤガラスで局面を採用している。サファイヤを曲げるのは結構な技術とコストが必要と言われている。

 

それに何よりシンプルでクラシカルなデザインが気に入っている。

ハミルトンは並行差別がない(ネットで購入しても、店頭で購入しても、その後のメンテナンス料金は同じ)のでネットで購入したが、購入して1カ月でクロノグラフの積算計が帰零(12時位置に戻らない)しなくなったので、銀座のハイエックセンターに修理に出した。

内心偽物だったらイヤだな・・と思いながら送ったが、何事もなく修理されてきて当然無料だった。

 

その後はすこぶる快調。現在日差5秒程度(1日に5秒)の狂いで快調に動いている。

 

2015-06-03 23.44.10

ベルトはレザーのみ。メタルブレスに比べて特に夏場は傷みやすいので、これに合うメタルブレスがないかと、ハミルトンに問い合わせたところ、同じような要望が多く挙がっているらしく、スイス本社でも検討しているとのこと。

市販のものはラグ幅や厚さが合わないので、ぜひとも純正で作ってほしいところ。

とはいえ、この革ベルト、バックルもベルトもおしゃれで結構気に入っている。

 

2015-06-03 23.44.56

ムーブメントはETA7750をベースに、パワーリザーブを60時間にしたH21というムーブを採用していて、ハミルトンにしか提供されていないらしい。

さすがというか、ETAも2010年問題の時からSWATCHグループ以外へのムーブの供給を極端に抑えているので、その分グループ内へのムーブの進化は日進月歩という感じだろうか。

まあ、オーバーホールの際に部品がないということはしばらくはないだろうが、出来れば長く使いたいので、ハミルトンさん、ベルトの件と合わせてよろしくでっす。

 

時計の話をすると、メチャクチャ奥が深いので、また次回。

 

 

ReadyNASにSoftEther VPNをインストール

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

さてさて、LAN内のDHCPやDNS、メールサーバと一通り揃ったのですが、VPNをどうしようかな、、と思っていた。何か、やりのことしたことを、面倒なことをいいことに後回しにしてモヤモヤした感じ。

モジュールも特にReadyNAS用に用意されていないし、SoftEtherではmakeしないといけないようなので、あえて避けていましたが、のどの奥に刺さった小骨のようになっていたので、ここは一念発起、やってみることにしました。

SoftEtherのインストール

L2TPレベルでVPNセッションを張ることができるので、同一のサブネット上にある他のPCやNAS、或いはIP電話機などにもアクセスでき、まるで家の中にいる感覚で使えます。

当然ながら、iPhoneやAndroidなどのスマホからもVPNを張れるので、ひかり電話を使っている場合は、外にいながら、家の電話の子機として使うこともできるという、アリバイ作りにはもってこいの仕様(おいおい)になっているのです。

まずは、ビルド環境を作ります。

# apt-get install build-essential

続いて公式サイトから安定版の最新バージョンをダウンロードしてインストールします。
CPUは「Intel x64 / AMD64 (64bit)」でいいでしょう。
betaと書いてあるものではなく、安定版の最新バージョンを使用します。

# cd /opt/

# wget http://jp.softether-download.com/files/softether/v4.08-9449-rtm-2014.06.08-tree/Linux/SoftEther%20VPN%20Server/64bit%20-%20Intel%20x64%20or%20AMD64/softether-vpnserver-v4.08-9449-rtm-2014.06.08-linux-x64-64bit.tar.gz

# tar -xzvf softether-vpnserver-v4.08-9449-rtm-2014.06.08-linux-x64-64bit.tar.gz
# cd vpnserver
# make

make すると規約とライセンスの確認プロンプトが出てくるので、それぞれYes/Agreeを選択します。

起動スクリプトの作成

次に、起動スクリプトを作ります。

# vi /etc/init.d/vpnserver

#!/bin/sh

# chkconfig: 2345 99 01
# description: SoftetherVPN 4.0

### BEGIN INIT INFO
# Provides:          vpnserver
# Required-Start:
# Required-Stop:
# X-Stop-After:
# Default-Start:     2 3 4 5
# Default-Stop:      0 1 6
# Short-Description: SoftetherVPN 4.0
# Description:
### END INIT INFO

DAEMON=/opt/vpnserver/vpnserver
LOCK=/var/lock/vpnserver

test -x $DAEMON || exit 0

case "$1" in
start)
$DAEMON start
touch $LOCK
;;
stop)
$DAEMON stop
rm $LOCK
;;
restart)
$DAEMON stop
sleep 3
$DAEMON start
;;
*)
echo "Usage: $0 {start|stop|restart}"
exit 1
esac

exit 0

次に、自動起動の設定です。

# chmod 755 /etc/init.d/vpnserver
# update-rc.d vpnserver defaults
# /etc/init.d/vpnserver start

VPNサーバの設定は、同じサイトからWindows版のVPN Serverをダウンロードすると、管理クライアントが付いているので、そちらをインストールしてから行います。その前準備として、サーバ側の初期パスワードを設定します。

# ./vpncmd

By using vpncmd program, the following can be achieved.

1. Management of VPN Server or VPN Bridge
2. Management of VPN Client
3. Use of VPN Tools (certificate creation and Network Traffic Speed Test Tool)

Select 1, 2 or 3: 1

ここは1でいいでしょう。

Specify the host name or IP address of the computer that the destination VPN Server or VPN Bridge is operating on.
By specifying according to the format 'host name:port number', you can also specify the port number.
(When the port number is unspecified, 443 is used.)
If nothing is input and the Enter key is pressed, the connection will be made to the port number 8888 of localhost (this computer).
Hostname of IP Address of Destination: 192.168.100.10:5555

デフォルトのポートは443ですが、ReadyNASは443はすでに使われているので、5555を選びました。

If connecting to the server by Virtual Hub Admin Mode, please input the Virtual Hub name.
If connecting by server admin mode, please press Enter without inputting anything.
Specify Virtual Hub Name:

ここは何も入力せずにEnter。

VPN Server>ServerPasswordSet
ServerPasswordSet command - Set VPN Server Administrator Password
Please enter the password. To cancel press the Ctrl+D key.

Password: *************
Confirm input: *************

The command completed successfully.

VPN Server>exit

これでパスワードが設定されました。

管理クライアントでの設定

続いて、管理クライアントの操作に移ります。

SoftEther_1

 

新しい接続設定を選択。

SoftEther_2

 

サーバのアドレス、ポートと先ほど設定した管理パスワードを設定。

SoftEther_3

 

サーバに接続します。

SoftEther_4

 

仮想HUBの管理でユーザーを作ります。

SoftEther_5

 

続いて、L2TPを有効化し、事前共有キーを設定します。

SoftEther_6

 

最後にローカルブリッジを物理LANポートに設定すればOKです。今回、ReadyNASはチーミングを組んでますので、「bond0」が物理ポートになります。

 

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ReadyNASでDHCPとDNSを動かす

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

ReadyNASでは、DHCPサーバとDNSサーバが動くようになっていない。ただし、当然ながらインストールすれば動かすことは出来る。

今回は、それにチャレンジ、

DHCPサーバをインストール

# apt-get -y install dhcp3-server
# vi /etc/dhcp/dhcpd.conf

13行目

option domain-name "yourdomain.jp";
option domain-name-servers 192.168.100.10;

最終行に追記

subnet 192.168.100.0 netmask 255.255.255.0 {
option routers 192.168.100.1;
option subnet-mask 255.255.255.0;
range dynamic-bootp 192.168.100.100 192.168.100.200;
}
# /etc/init.d/isc-dhcp-server restart

DNSをインストール

続いてDNSサーバ。BINDを用いるが、元々アドオンがReadyNASのアプリからダウンロードが可能。ところがモジュールが古いのか、まともに動かない。

なので、こちらも手動での設定となった。

# vi /etc/bind/named_conf

// This is the primary configuration file for the BIND DNS server named.
//
// Please read /usr/share/doc/bind9/README.Debian.gz for information on the
// structure of BIND configuration files in Debian, *BEFORE* you customize
// this configuration file.
//
// If you are just adding zones, please do that in /etc/bind/named.conf.local

include "/etc/bind/named.conf.options";
include "/etc/bind/named.conf.local";
#include "/etc/bind/named.conf.default-zones";

view "local" {

match-clients { localnet; };
allow-query { localnet; };

zone "yourdomain.jp" {
type master;
file "/etc/bind/yourdomain.zone";
}

zone "100.168.192.in-addr.arpa" {
type master;
file "/etc/bind/yourdomain.rev";
};

zone "." in {
type hint;
file "/etc/bind/db.root";
};

zone "localhost" {
type master;
file "/etc/bind/db.local";
};

zone "127.in-addr.arpa" {
type master;
file "/etc/bind/db.127";
};

zone "0.in-addr.arpa" {
type master;
file "/etc/bind/db.0";
};

zone "255.in-addr.arpa" {
type master;
file "/etc/bind/db.255";
};

};

 

# vi /etc/bind/named_conf_options

acl localnet {
192.168.100.0/24;
127.0.0.1;
};

options {
directory "/var/cache/bind";
allow-query { localnet; };
allow-transfer { none; };

forwarders { 208.67.222.222;208.67.220.220;8.8.8.8; 8.8.4.4; };
forward only;

auth-nxdomain no;       # conform to RFC1035
listen-on-v6 { none; };  # IPv6
};

#options {

#directory "/apps/bindr6/tmp";

# Hide version string for security
#version "not currently available";

#listen-on port 53 { any; };

# listen-on-v6 { ::1; };

# Do not query from the specified source port range
# (Adjust depending your firewall configuration)
#avoid-v4-udp-ports { range 1 32767; };
#avoid-v6-udp-ports { range 1 32767; };
# Forward all DNS queries to the Google Public DNS.
#forwarders { 208.67.222.222;208.67.220.220;8.8.8.8; 8.8.4.4; };
#forward only;
# Expire negative answer ASAP.
# i.e. Do not cache DNS query failure.
#max-ncache-ttl 3; # 3 seconds
# Disable non-relevant operations
#allow-transfer { none; };
#allow-update-forwarding { none; };
#allow-notify { none; };
#dnssec-validation no;
#auth-nxdomain no;    # conform to RFC1035
#listen-on-v6 { any; };
#};

 

# vi /etc/bind/yourdomain.zone

$TTL    86400

@       IN      SOA     nas.yourdomain.jp. postmaster.yourdomain.jp. (
2015051601      ; Serial (YYYYMMDDNN)
3600            ; Refresh (s)
900             ; Retry (s)
604800          ; Expire (s)
86400           ; Minimum (s)
)

IN      NS      nas.yourdomain.jp.  ; ns
IN      MX 10   nas.yourdomain.jp.  ; mx

nas     IN A    192.168.100.10
www     IN CNAME   nas
mail    IN CNAME   nas</blockquote>
&nbsp;
<blockquote># vi /etc/bind/yourdomain.rev

$TTL 86400      ; 1 day
@      IN  86400 SOA nas.yourdomain.jp. postmaster.yourdomain.jp. (

2015050701           ; serial number
3600                   ; refresh
900                      ; retry
604800               ; expire
86400                ) ; minimum TTL

IN NS nas.yourdomain.jp.

10                       IN PTR  nas.omoide-soko.jp.

# /etc/init.d/bind9 restart

これで、DHCPとDNSが動くようになった。

当然ながら、LAN内にルータなどのDHCPサーバがある場合は、サーバを無効化して、同じサブネット内にDHCPが重複しないようにしないと、NASへの名前の解決がうまくいかなくなるので注意。

ReadyNASでメールサーバを稼働(3)

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

WEBメールは「roundcube」を利用する。

roundcubeはIMAPサーバ専用のWEBメールでフリーで使用可能だ。

roundcubeでWEBメール環境を構築する

まずはapt-getでインストール。

# apt-get install roundcube roundcube-mysql

# dpkg-reconfigure roundcube-core

インストール中にいろいろ聞かれるが、DBにmysqlが既に入っているので、それを指定したり、日本語を指定したりとそれなりでOK。

この後、トップページである

https://www.yourdomain.jp/roundcube/

にアクセスするも、「main.inc.phpにアクセスできないよ!」と言われてしまうため、

# chmod 777 main.inc.php

でアクセス権を付与。

その後、DBにアクセスできないと言われるため、

/etc/roundcube/db.inc.phpの29行目を以下のように変更。

//   $rcmail_config['db_dsnw'] = "$dbtype://$dbuser:$dbpass@$dbserver$dbport/$dbname";
$rcmail_config['db_dsnw'] = "mysql://root:@localhost/roundcube";

/etc/roundcube/apache.confにエイリアス設定がされているので、

Alias /roundcube/program/js/tiny_mce/ /usr/share/tinymce/www/
Alias /<strong>roundcube</strong> /var/lib/roundcube

は好きなエイリアスを設定してもよい。

ここで一旦apacheを再起動。

# /etc/init.d/apache2 restart

すると、無事ログイン画面を表示した。

roundcube_1

設定済みのメールアドレスとパスワードでログインして、

roundcube_2

無事表示。文字化けもない様子でシンプルな画面もとても使いやすい。