【レビュー】メッチャかっこいいぞ!RAVPower 14000mAh ジャンプスターター

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

ちょっと風邪を引いてしまい、元気がなかったんですが、夏風邪ですかねえ汗

そんなにまだ暑くなっていないのですが、困ったものです。

 

さて、先日レビューしましたRAVPowerのモバイルバッテリー。

【レビュー】MacBook12インチと相性バッチリ!USB-PD充電対応モバイルバッテリーRAVPower 20100mAh

これね、マジで良いっすよ。ホント、MacBook使いには必須のモバイルバッテリーだと思うんですよ。

で、そんなRAVPowerさんからまたまたご提供頂いたのが今回レビューするジャンプスターターです。

いきなりケースから撮影してますけど、ケースもイカスジャンプスターターをレビューしていきましょう!

早速行くよっ!「RAVPower ジャンプスターター 14000mAh」

なんかいちいちカッコイイ感じのRAVPowerですけど、コイツもカッコイイんですよ。

ケースを開くと、一番右に本体が入っていて、隣のポケットにACアダプタとシガライターアダプタが入っています。

そしてケース左側にはカーバッテリー接続用のケーブル、そして大小のMicroUSBケーブルが入っていました。

 

折角なので、先日レビューしたiCleverのジャンプスターターと較べてみます。左がiClever。こう見るとだいぶ形状が異なります。

 

厚さはRAVPowerが半分くらいです。普段車載しておく事が多いジャンプスターターですから、スペースはあまり取らないほうが良いかもしれないですが・・・どうなんでしょう。

 

続いて本体の比較です。iCleverは18,000mAhで、RAVPowerは14,000mAhですので容量が異なりますが、その分本体の大きさも違いますね。

 

こちらがRAVPower。

 

こちらがiCleverです。OUTPUTがPC用にも対応しているのがこちらの特徴。特にPC充電の機能は必要ないので、ワタシ的にはRAVPowerの方が好みかな?

 

側面の端子類はほとんど同じ。USBポートはどちらも2ポートで最大2.1Aを供給します。

バッテリーケーブルに違いあり!

意外だったんですが、バッテリーケーブルに違いがありました。

左がiCleverで右がRAVPowerです。RAVPowerの方は黒いコネクタが印象的。バッテリー上がりを起こしたクルマにつなぐと、LEDが状態を教えてくれるようですよ。

 

そして、RAVPowerのケーブルがとても親切設計だなと思ったのが、このバッテリー端子を挟むハンドルの金属端子双方に配線がしてあること。

実はコレ、結構重要で、バッテリーに繋いだ時の接触不良を防止する設計になっているんですね。

 

iCleverの方は接続されていないのがわかると思います。

 

付属品のACアダプタとシガライターアダプタ。

 

そしてMicroUSBケーブル。長いものと短いものが同梱されています。これはモバイルバッテリーと同じですが、この平型のケーブルが使い勝手よくて結構重宝します。特に短いやつ便利!

ワタシは車載動画を撮る時にアクションカメラの充電のために使っています。

 

当然ですが、充電残量を示す液晶つき。これはどちらも同じ仕様でホント見易い!

さいごに。

出来ることならバッテリーが上がってしまう場面にはあまり出会いたくないのですが、やっぱりコレ1台クルマに積んでおくだけでかなりの保険になりますよね。

特にワタシのクルマに積んであるパナソニックのカオスバッテリーは突然死するという噂なんで、常時これは携帯したいアイテム。

しかも本体もケースもかなりイケてるデザインで、すっかりRAVPowerのファンです。

本当に、RAVPowerさん、ありがとうございます!

【レビュー】MacBook12インチと相性バッチリ!USB-PD充電対応モバイルバッテリーRAVPower 20100mAh

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

愛機のMacBook 12インチを充電するためのモバイルバッテリー、これまで色々と試してきたちゃぼPですけれども、

【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

とにかく最近のモバイルバッテリーは性能が良くなって、しかも低価格なんですよね。MacBook12インチはそもそもバッテリーの持ちは良いほうだと思うんですけど、それでも外出先で使う時には何らかの充電する手段を持っておきたいというもの。

様々なバッテリーを試したんですけど、一点不満がありました。それは「USB-PD」充電ができないということでした。。。

「RAVPower 20100mAh」は待望のUSB-PD充電可能!

そしたら出ましたよ、PD(Power Delivery)対応のモバイルバッテリーがさ。

今回はRAVPowerさんのご厚意でバッテリーを提供いただくことが出来たのですが、もうこれ、速攻レギュラー決定でございます。

通常のUSBポートが2ポート、入力用のMicroUSBポートに加えてUSB-Cポートが備わっているのは、これまでのRAVPowerのバッテリーと同じですが、今回のこのバッテリーはUSB-CポートからPower Deliveryの電源供給が出来ます。

 

USB-Cケーブルがこのバッテリーには付属しています。Power Deliveryで充電を行う場合は、通常のUSB5Vではなく、9Vとか12Vとか、より高電圧で電気が流れます。なので対応したケーブルを使うことが必要ですので、注意してくださいね。

早速、MacBook 12インチに繋いでみた

なんでそんなにPower Deliveryにこだわるのかと言えば、急速充電が可能ということに尽きます。

そんなことを考えていたら、ちょうどMacBookがこんな状態になりました。

バッテリー残量5%のカラカラ状態です。ここから新しいRAVPowerをUSB-Cで繋いでみます。

 

どれくらいで充電が終わるのか、ストップウォッチを起動しておきます。

 

モバイルバッテリーの残量を示すインジケータは4つ点灯の満タン状態。この状態でケーブルを繋ぐと・・・

 

出ました、30W!

純正の充電器と同じ電力をシッカリ供給してます。スゲー!

前回のPD非対応のバッテリーでは、4時間弱の時間をかけて、80%まで充電できていたのだけれど、このバッテリーではどれくらい時間がかかるのかな・・・

 

えっ!?

 

2時間半でフル充電しちゃったよっ!

これがPDの威力かあ・・・

実は、この時間中ちょっと外出していたので、最初の30分位しか画面が点灯していませんでしたが、それでも帰ってきたらMacBookが100%になってました。これは本当にスゴイことですよね。

 

しかも、バッテリーのインジケータは2つ。まだまだ残っていますよ。どんだけなんだ!!

しかもこのバッテリーは「USBハブ」にもなるらしい

このバッテリー、ハイパワーなだけじゃなくて、説明によるとハブにもなるんだって。スマホや外部メモリをこのバッテリー経由で読み込むことができるそう。

ということで、iPhoneをバッテリーに接続します。

 

この状態で、モバイルバッテリーのボタンを2回押しします。

 

バッチリ認識されました。スゲー・・・

バッテリーの充電もUSB-PDで出来るよ!

そして極めつけはこのモバイルバッテリー自体の充電もPDで出来るということ。

これもRAVPowerのPD対応充電器なんですけど、コレ自体はモバイルバッテリーに付属していません。私は別の製品を買った際についてきていたので手元にありました。

 

USB-C専用のACアダプタです。こういったものを使うと、4時間ほどでバッテリーをフル充電できるようです。

MacBook用の純正ACアダプタでも大丈夫だと思いますが、やはり純正品は高価ですので、このあたりのものでも大丈夫だと思います。

さいごに。

予想していたことではありますが、PD対応になっただけで、充電スピードが劇的に改善します。やはりバッテリーは容量だけではなく、電圧は非常に重要な給電能力の要素だということを改めて実感します。

MacBookの30Wモデルであれば、純正のACアダプタからの充電とほぼ同じスピードで充電が出来てしまう、恐ろしいモバイルバッテリーです。

これはMacBook 12インチを使っている方には本当にオススメします。バックパックであれば重さも気になりませんよ〜!!

【レビュー】NEEWER LP-E6用USB充電器が超絶便利!旅行にはコレを!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

 

いやあ、メッチャ便利なものを見つけてしまったさ。やっぱAmazonてスゴイ。

ワタクシ、EOS80Dをバリバリ使っているわけですが、とてもいいカメラですよ。間違いない。

でもね、不満はそりゃありますよ。カメラ本体は、一眼レフですし、ペンタプリズム機ですし、どうしたってかさばります。

でもそれはカメラとしての性能がその大きさを必要とするわけであって、それこそフルサイズ機なんてもっとデカくて重いわけです。

だから、カメラ本体はいいんです。嫌なら小さいカメラを買えばいいのですから。

 

でも、「ちょっとコレは・・」と思うのが付属品の大きさです。

特にACアダプタ。EOSの一眼レフにはLP-E6というバッテリーが使われているんですが、その何倍も大きいACアダプタが標準添付されています。

コレがマジデカイ。旅行とか行くのにスゴイ邪魔です。コンセントに挿して充電するタイプですから、大きいのかもしれませんが。もう少し考えて欲しいです。

 

で、この「スゲー邪魔」な気分を一気に解決してくれるアイテムをゲットしましたよ。

NEEWER USB 電池充電器だ!やった!

ホントに素敵。え?何がって?

薄い!

わかりますか?

 

しかもこんなにコンパクト。名刺サイズです。

 

ちゃんと、LP-E6って書いてあります。

 

で、LP-E6を持ってきました。予備用として一つ買い足しました。

やっぱりね、出先で電池切れとか、悲しすぎますから。

でも、ほとんど大きさ変わらないでしょ?これが素敵。

 

装着。美しい。もうサイコーです。

 

そして、この端子です。そうです。「MicroUSB」!

 

モバイルバッテリーでもチャージ可能。コレはいいな。電池が切れても、バッグからモバイルバッテリー取り出して充電できます。

ちなみに、液晶モニターが付いてまして、電池残量を確認できます。ブルーのバックライト付きです。

純正ACアダプタと較べてみた

一応行っときます?純正品との比較。

ハハハ。笑っちゃうくらい小さい。20年前のガラケーとiPhoneくらい違うよ。

 

厚さだけでも純正の約半分くらいです。これはかさばらないよねえ(笑)

 

なんでこんなに違うの?っていいたくなるくらい違いますね。

 

仕様を比較してみますと、Outputの電圧は両方とも8.4Vですが、電流が1.2Aと0.6Aで、約半分ですね。

消費電力が半分ですから、充電完了までの時間は単純計算で約2倍になるということでしょうか。

でも、旅先ではこれで充分でないだろうか・・

さいごに。

最近はありがたいことに、モニター品の提供も増えてきたのですが、コレは見つけた瞬間にポチりました。それくらいグッと来た(笑)

 

EOSはソニーなどのカメラと違ってUSB充電が出来ないんですよね。バッテリーを取り外して専用のACアダプタで充電するしかありませんでした。

最近はUSBで充電できるガジェットが増えていますし、MacBook 12インチですらUSB充電ができるわけですから、専用の充電器などできれば持ち歩きたくありません。

汎用的なUSBのACアダプタとケーブルで充電できれば、持ち物も減りますもんね。

 

これからは、このアダプタをバッグに入れて、USBケーブルで充電できます。完璧だ(笑)

問題は耐久性ですが、しばらく使ってみたいと思います。EOSの一眼レフをお使いの方は一つ持っておくときっと幸せになれると思います!

しかも、安いし!

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iPhoneにもMacBookにも充電できる!モバイルバッテリーは用途によって使い分けよう

私はいつもモバイルバッテリーを持ち歩いている。

何故なら、持ち歩くガジェットたちは、突然「バッテリーがないから充電して!」と叫び出すからだ。

便利なものは確かに動いていればスバラシイが、バッテリーがなくなってしまっては何も機能しない。一旦バッテリーを使い切ってしまえば、充電できなければタダの高価な金属の塊でしかないのだ。

 

そこで重要になってくるのがモバイルバッテリー。

今では多種多様なモバイルバッテリーが各社から発売されているが、持ち歩く荷物を少しでも軽くするためにも、できるだけモバイルバッテリーは小型の物を持ち歩きたいものだ。iPhone一つを充電するために、iPhoneの何倍も大きなモバイルバッテリーを持ち歩くのは、決して効率的とはいえないからだ。

そこで今日は、用途に合わせたモバイルバッテリーの選び方について、考えていきたいと思う。

重要なのは「重さ」と「容量」

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モバイルバッテリーには必ず「容量」というものが記載されている。

バッテリー内部には二次電池(充電可能な蓄電池)が内蔵されていて、コレを「セル」と呼ぶ。

これらは最近ではリチウムイオンを使われていることが多く、継ぎ足し充電を行ううちに、セルが劣化して電圧が減少し、結果として接続する機器に対して充電可能な容量が減少する「メモリー効果」が少なくなるようになっている。

また、セルの信頼性の問題もあって、最近ではパナソニック製のセルを使用していることも多いようだ。

 

ここで重要になってくるのがバッテリーの「重さ」「容量」だ。

重さについては、小さい方がいいに越したことはないが、軽いということはその分内蔵されているセルが小さいということであって、当然充電できる量も少なくなる。

そこで、持ち歩く対象の機器別に、最適なモバイルバッテリーを考えてみたので、紹介したい。

「スマホ1台、一日持てばいい」なら、小型のモノがオススメ

充電する端末がスマホ1台、しかも1回出来ればいい、もしくは一日持てばいいという事なら、小さいものを一つカバンに放り込んでおけばことが足りる。

容量の表記としては、「5,000mAh〜10,000mAh」くらいのものがあれば充分だろう。

 

↑コレなんかは、スティック型で形状も丸く、かさばらない。女性のバッグに入れておいても違和感がないし、スマホの緊急用バッテリーにはピッタリだ。

 

↑上のAnkerのものよりちょっと大きめだが、容量は若干多めの6700mAh。2.1A出力に対応していて、iPadにも充電が可能だ。これも「一日用」としてはいい感じで使えるだろう。

「毎日充電するのが面倒」という人に

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スマホをはじめ、PCやAppleWatchなどのウェアラブル端末、Bluetoothイヤホンなど、充電が必要なガジェットは増加の一途を辿っている。私とて家に帰ってから、少なくとも4つのガジェットを充電器に繋ぐ日々を送っているのだ。

そんななかで、モバイルバッテリーの充電まで毎日するのはハッキリ言ってメンドクサイ。これ以上、枕元で充電中のLEDをピカピカさせたまま眠りたくはない。

そこで、毎日充電しなくて済み、且つ小型のもの、ということでオススメしたいもの。それが容量「10,000mAh〜15,000mAh」の範囲のバッテリーだ。

 

↑容量は10,000mAhだが大きさはとってもコンパクト。iPhoneなら3〜4回フル充電が可能で、出力は最大2.4Aと高く、当然iPadにも充電可能。おまけに安い。これなら毎日充電する必要が無いだろう。

 

↑更に大容量の13,000mAh。これにはUSBポートが2つ付いていて、2台の端末を同時充電ができる。iPhoneとiPadを同時に充電、何ていう技も可能だ。仕事にもバリバリiPadを使う人でも、コレがあれば安心じゃないだろうか。

ちなみに、以前私がレビューした記事がこちらです。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

「MacBookだって充電したい!」という欲張りな人向け

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さて、ココからはちょっとオタク玄人向けな世界に入り込んでくるが、MacBookを充電したいという人がまれに存在する。

まさに我々素人には理解不能なのであるが、外でMacBookをモバイルバッテリーで充電しようとは普通の人は考えないものだ。

だがそんなことに情熱を燃やして連載まで書いている人もいて、

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/destiny

全く変なやつだと鼻でせせら笑いたいという気持ちが満載な今日このごろだが、とにかくMacBook 12インチは消費電力が少ない分、モバイルバッテリーでの充電が可能という便利なPCであることは事実である。

そんな人達のために最適なバッテリーの容量は、やはり「20,000mAh以上」ということになってくる。

そしてもう一つ、最低でも2.4A以上の給電能力、できれば3.0Aでの充電が可能なものが好ましい。そうしないと、MacBookの状態によっては充電状態にならずに、役に立たなくなる恐れが有るのだ。

 

↑容量26800mAhのマンモスバッテリー。USBポートは3つあり、バッテリーを充電するためのポートも2つある。容量を最大限活用して、複数の端末をガンガン充電したい人向けのバッテリーだ。ちなみに給電能力は最大2.4Aなので、MacBookを接続する場合には条件がつく。

以前レビューした記事はこちらだ。

【レビュー】Anker PowerCore 26800は2系統入力で充電時間短縮の大容量バッテリーだぞ!

「3A給電&USB-Cポート付き」のMacBookに最適なバッテリー

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MacBook 12インチは充電用ポートがUSB-Cを採用していて、通常のMicroUSBケーブルでは充電できない。

だが、ありがたいことに、モバイルバッテリーの中にはUSB-Cポートを搭載したものも存在してくれているのだ。

 

↑コレが発売された時には速攻ポチってしまったバッテリー。3A給電にも対応していて、USB-Cポート装備で形もオシャレ。ちょっと縦長で重たいが、まさにMacBookのためのバッテリーと言う感じがする。

このバッテリーのレビュー記事はこちら。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

 

↑コレはRAVPowerというメーカーのバッテリーで、買い増した。コイツも同じく3A対応&USB-Cポート装備だが、QuickChargeという急速充電機能を搭載している。バッテリーは大容量になればなるほど、バッテリー自体の充電にも時間がかかるものだが、QuickChargeに対応した充電器を併用することで劇的に充電時間を短縮することができるスグレモノだ。

こちらのレビュー記事はこちら。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

収納性もしっかり考えよう!

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バッテリー自体の容量が大きくなると、当然大型になり、それを持ち運ぶ際に邪魔になるようでは困る。

20,000mAh以上の容量のバッテリーだと、余裕でスマホの大きさを超えてしまうため、ポケットに入れて持ち運ぶのは現実的ではない。

私はひらくPCバッグminiにバッテリーを入れて持ち運んでいるが、このバッグはホントに優れたバッグで、その収納力だけでなく、モバイルバッテリー専用のポケットも備えており、しかも外側のポケットにケーブルを出すことでバッグを開かなくてもスマホの充電が出来てしまう。

【レビュー】ひらくPCバッグminiにMacBookとデジタル一眼レフを入れて持ち歩こう!

モバイルバッテリーは、常に持ち歩くものなので、やはり収納性も合わせて考えて、自分の最適なモバイルバッテリーを選んで欲しいゾ!

さいごに。

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iPhoneにiPad、MacBookとモバイルルータ・・・

それぞれ充電する端子の規格が異なったり、容量もバラバラというガジェットには、それぞれ適したケーブルやアダプタを用意しなければならないのだが、どうしてこうも規格が違うんだろうと悩まされることもしばしばだ。

だが、用途に応じてバッテリーを選び、相互変換できるケーブルやアダプタを一緒に持ち運べば、案外荷物は少なくて済むことも多い。

 

この秋発売の新型MacBook Proについては、消費電力が大きいため、モバイルバッテリーでの充電は難しいかもしれない。だが、12インチのMacBookは充分モバイルバッテリーでも充電可能なため、モバイルでガンガンMacBookを使う人には揃えておいて損はないアイテムだと、ここ1年MacBookを手にしてからつくづく思う。

自分のライフスタイルの合わせたモバイルバッテリーを手にして、快適なモバイルライフを満喫するのはとても素晴らしい。特にMacBookを使っている人にはオススメだー!

【レビュー】バッテリー上がりにも対処できるモバイルバッテリー PrimAcc ジャンプスターター

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

モバイルバッテリーって、本当に最近は数多くのメーカーから発売されているんですが、ぶっちゃけどれがイイのかわからなくなりますよね・・・

そして、量販店に並んでいるものとAmazonで売れているものは違ったりします。

昔、量販店で売られているものを購入したことがありましたが、容量も少ない割に高価で、しかもすぐにダメになりました(笑)

 

それ以来、専らAmazonでしかバッテリーは買わないことにしていますが、ブログを始めてからというもの、サンプル品などが送られてくることも多くなり、今ではモバイルバッテリーだらけです。

どうすんだ、そんな電池ばっかり持って!

って声が聞こえてきそうです。いくつか知り合いとかに譲ったりしたんですが、減らないんだよねぇ。ま、停電になったときにはしばらくスマホだけは使えるということで、災害対策にもなるし、イイよね!(無理やりだな、オイ!)

PrimAcc ジャンプスターター モバイルバッテリー13600mAh

今回もサンプル品のレビューとなりますが、LivSenseDirectさんから送られてきたモノがコイツです。

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「・・・・・」

へ?このままAmazonの箱に入ってきたんですけど、

ちゃぼP、しばし呆然。

ランチボックスを頼んだ覚えはないんですが・・・

 

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あ、ちゃんと入ってた(笑)

っつか、厳重だなオイ!

しかもデカイし。

 

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何やら色々入ってますよ。

そうそう、これってクルマの緊急用バッテリーチャージもできるんだよね。

 

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付属品がモバイルバッテリーの範疇を超えてます(笑)

クルマのバッテリーに繋ぐためのブースターケーブル、それからノートPCを充電するためのアダプター、あとはMicroUSBケーブルと、バッテリー本体を充電するためのACアダプタ、シガライターから充電できるDCアダプターです。

外観

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本体は巨大です。一応容量は13600mAhなので、それほど大容量というわけではないですが、このバッテリーはクルマのバッテリー(12V)の緊急チャージが行なえます。そのためのブースト回路を内蔵しているため大型になっていると思われます。

あ、くれぐれもクルマのバッテリーが上がってしまい、エンジンが始動できなくなったときに対応できるモバイルバッテリーなので、クルマのバッテリー自体の充電は出来ません。

 

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端子類は左から、ノートPC用の充電用ポート、LEDライトスイッチ、USB×2ポート、モバイルバッテリーの充電用ポート、電源スイッチです。

上部にバックライト付きの液晶画面があります。

 

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液晶窓には電池残量、あとは出力電圧を表示できるようになっています。

ノートPCを充電する際の電圧を3段階で設定できるようになっています。

 

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LEDライトは緊急時の照明になります。かなり明るいです。

 

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出力電圧は、USBポートは5V/2.1A、ノートPC用ポートは12V/16V/19Vの3段階が設定可能。モバイルバッテリー自体の充電は、専用のAC/DCアダプターでのみ可能でUSB経由では出来ません。

 

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「もし、クルマのバッテリーが上がってしまったら・・・」

付属のケーブルを専用のポートに挿して、クルマのバッテリーに接続します。まだ試していませんが、バッテリーが上がる状況はできれば回避したいものです。

もしものために、こういったものをクルマに積んで置くと良いかもしれませんね。

Anker PowerCore+ 13400と大きさを比較!

このモバイルバッテリーの容量は「13600mAh」です。手持ちのAnkerのモバイルバッテリーで容量の近いものはというと、

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

ありました。PowerCore+ 13400です。これが容量的には一番近い。

ということで並べてみました。

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違いすぎる(笑)

ほとんど半分の大きさですね。

 

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高さに至ってはほぼ半分です。普段持ち歩くには、通常のモバイルバッテリーのほうが良さそう。

あくまでクルマに積んでおいて、緊急用としてのバッテリーという使い方が正しいのでしょうね。

ノートPCを充電してみる

このモバイルバッテリーには、ノートPCを充電するためのポートとケーブル、変換コネクタが付属しています。

残念ながら、MacBookを充電するための変換コネクタは付属していませんが、自宅にあったWindowsのPCの充電ポートに試しに挿し込んでみました。

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8種類の変換コネクタの中から、サイズが合致するものをケーブルの先端に取り付け、PCのACアダプターポートに接続します。

 

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ちゃんと充電モードになりました!

ちなみにこのノートPCのACアダプタは19Vの出力だったので、バッテリー側の出力を19Vにセットして充電したのですが、ココに関しては、まったく動作保証が取れているわけではないので、どのPCのでもイケるというわけではありません。

電圧設定などを間違うと、機器が破損するというリスクを承知の上で試すことをオススメします!

さいごに。

これまでモバイルバッテリーは持ち歩くもの、できるだけコンパクトでかさばらない物を選んできましたが、クルマのバッテリーブースターを兼ねた製品ははじめてでした。

ま、最近はバッテリーが上がるというシチュエーションも少なくなりましたし、ウチのクルマはライトがつけっぱなしだと警告音がなって自動的に消えるので、操作ミスでバッテリー上がりになってしまうことはおそらくありません。

ですが、バッテリーが古くなると、突然エンジンがかからなくなることがあります。特に寒い冬はバッテリーの出力が弱くなる事があるので、注意が必要です。

そんなときに威力を発揮するモバイルバッテリーを一つ車に積んでおくと、安心かもしれませんね!

【レビュー】MacBook12インチや新型MacBookで使えるUSBハブ。コレはカッコいいぞ!

新型MacBookが発売開始されたが、そのニュースはMacBookファンなれば、とっくに皆さんご存知のことであろう。

新型MacBook Proのは新しいタッチバーばかりが何かと注目を集めているが、忘れてはならないのが一新された拡張ポートの数々だ。

これまでのMacBook Proシリーズには、充電用のMagSafeポートはじめ、USBポートやSDカードスロットなど極めて重要な拡張ポートが備わっていたが、新型のMacBook Proではこれらが一新され、ThunderBoltを兼ねたUSB-Cポートに集約された。

 

これは充電ポートも含めて、である。ということは、充電もUSB拡張も、外部出力用のHDMIも、すべてUSB-Cポート経由で行われるということであり、ものによってはそれぞれのアダプタを用意しなければならないということを意味する。

ワタシはこれまで約1年、MacBook 12インチを使ってきた。キーボードが薄型になって、「ストロークがない」とか「癖があって打ってて疲れる」とか、色々言われた異色のマシン。

私がMacBook 12インチ Retinaを使ってよかった10の真実

そしてこのマシンには、外部接続用のポートはUSB-Cポートがたったひとつしかない!

たったひとつだ。なんなんだ、この利便性を無視した設計は!

 

・・・と、ワタシも最初は思ったものだが、使ってみるとコレは案外不便でもない。詳しくは上のリンク記事をを読んでほしいが、考えてみると普段使う外部機器やストレージというのは決まっていて、つまりいつも使う機器はすべてUSB-Cポートに接続する「優秀なアダプタ」さえあれば、何の不便もないことに気づいたのだった。

とは言え、アダプタをカバンから取り出して、接続する手間はどうにもならないものだが・・・

それを差し引いても、このMacBook 12インチはとても優れたマシンであり、ハッキリ言ってワタシはこのマシンに不満など無く、愛着を持って毎日キーを叩いている。

 

新型MacBook Proシリーズは13インチタイプと15インチタイプが発売されて、タッチバーの有無によって両サイドのUSB-Cポートの数が異なったりするようであるが、先に発売された12インチモデルのお陰で、最近ではかなりの数のUSB-Cアダプタが手に入るようになってきた。

ワタシも以前、アダプタをレビューしたことがあるが、

【レビュー】MacBook12インチにSDカードを挿すならコレ一択!コンパクトなハブ紹介!

このハブはとってもコンパクトな上にSDカードまで入るという神仕様で、常にカバンの中に入れている。デジカメを持ち歩くなら必須のアイテムだ。

だが、別にデジカメのカードから直接写真データをパソコンに取り込む必要が無いのであれば他のアダプタでも良いわけで、USBポートが拡張できて、且つ同時にMacBookを充電できるという条件が満たされれば問題ないという人もいるだろう。

そんな人に打ってつけ、しかもデザインもMacBookにピッタリのUSB-CアダプタをLENTIONさんからサンプル提供頂いた。

LENTION 3ポートUSB-Cハブ Type-C充電ポート搭載

とにかく、このハブのスバラシイところはデザインが秀逸なところだ。

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ワタシのMacBook 12インチは「スペースグレイ」モデルだ。メタリックのボディーにシックなグレーがかった鈍い反射が何とも大人の雰囲気。だがこのLENTIONのアダプタも同じく、スペースグレイに光っている。ハッキリ言って、カッコいいの一言。

 

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ポートは左から順に、USB-C充電用ポート、USB3.0ポート×1、USB2.0ポート×2だ。当然、USB機器を接続したまま、USB-CケーブルからのMacBookの充電に対応している。

 

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こちらはMacBookに挿すコネクタ側。四角い形状でかなりしっかりしている。

実際に機器を接続してみる

カバンの中に入っている手持ちのUSB機器やケーブルを引っ張り出して、早速このハブに接続してみる。

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MacBookはBluetooth搭載なので、マウスやキーボードは改めて繋ぐ必要はないから、ワタシの場合意外と繋がなければならないものは少ない。

それでも長時間の使用ともなれば電池も減るし、やっぱり充電しながらストレージが使えるというのは必要な条件。特に外付けの光学ドライブ経由で映画を見たりするときなどは、充電しながら外部機器を利用する場面が多いのだ。

 

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USBメモリなどはやっぱりデータの移動に便利。ワタシの会社ではセキュリティの関係上、USBメモリの利用が禁じられているため、「自宅のPCからデータをUSBメモリで会社のPCへ移動する」ということは出来ないが、環境によっては「メモリのデータを持ち帰って自宅のPCで作業して翌日また職場に持ってゆく」という使い方をすることも多いはずだ。

しかも、充電しながら作業が行えるため、長時間の作業も全く支障がない。

 

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この、PC側のコネクタだが、本当にしっかりと作られていて、ガタツキなどはまるでナシ。しっかりとPCに差し込むことが出来、力をかけないと抜けない。

実はこれが非常に重要で、USBメモリなどを接続したまま作業をしている途中にココが外れてしまうと、最悪データが吹っ飛ぶ。「何時間もかけて作業した労苦が水の泡・・・」なんということになりかねない。

それに、ちょっとケーブル部分は出っ張ってしまうが、ハブ本体とPC接続端子が離れているため、メモリやUSBケーブルをハブから抜き差ししたいときに、いちいちハブをPCから外さなくて済む。これも大きなメリットだ。

さいごに。

このハブの最大のメリットは、何と言ってもそのデザインとしっかり作られていることからの継続的に使用することへの安心感、そして機器を使いながらの充電が可能な点だ。

機能性としては既存の他メーカーのものから特筆すべきものはないものの、そのしっかりとした作りは作業に安心感をもたらし、作業に集中できるものだ。

これはUSB-Cを採用する新型のMacBookでは非常に重要なファクターだと思う。

 

「社外品は信頼性がイマイチだし・・・」と考える人もいるだろうし、新型MacBook Proを手に入れた人の中にも、アダプタに迷っている人がいるかもしれない。

だがこのアダプタは少なくとも使ってみた限りそのような心配はなさそうだ。

ボディー色に合わせて、スペースグレイ、シルバー、ゴルード、ローズゴールドと各色揃え、相性バッチリなハブで、周辺機器もオシャレにカスタマイズ、あなたもいかがだろう!

【レビュー】Anker PowerCore 26800は2系統入力で充電時間短縮の大容量バッテリーだぞ!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

モバイルバッテリーは、いくつも試してきたワタシですが、色々と製品によってコンセプトが異なるので面白いですね。

最近は容量はガッツリ割り切って、「外出先でiPhoneを1回充電できればいいでしょ」って感じで軽量コンパクトのもの、逆に大容量でたくさんの電子機器をいっぺんに充電できるものの2極化が進行しているような気がします。

今回はAnkerさんから「PowerCore 26800」という、超モンスター級のモバイルバッテリーを提供いただくことが出来ましたので、これまでレビューしたバッテリーとの比較も交えてレビューしていきたいと思います!

ちゃぼP所有の大容量バッテリーたち

大容量のバッテリーはワタシも既に2つほど持っております、ハイ。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

こちらはMacBook 12インチの充電のために購入した「Anker PowerCore+ 20100」ですね。連載でご紹介したのですが、筐体がアルミで出来れていて高級感溢れます。ただ、ちょっと重たいなーというのが気がかりなところ。

でも、USB-Cで充電できる数少ないバッテリーです。

 

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

そんで、こっちがRAVPowerのバッテリー。筐体はプラスチックですが、これもUSB-Cで充電できるMacBook 12インチに対応したモバイルバッテリーです。しかも軽いので、もっぱら普段持ち歩くのはこちらです。

この2つのバッテリーの容量はどちらも20100mAhでして、外出先でMacBook 12インチを充電するには充分な容量を持っています。しかも3A充電が出来ますので、電源のないところでもかなりMacBookを延命することが可能なんですね。

ただ、どちらのバッテリーも、バッテリーの容量が大きい分、バッテリー自体を充電するのに時間がかかります。

 

今回届いた「Anker PowerCore 26800」はその上をゆく、26800mAhという容量。これだけの容量がありますと、バッテリーを充電するのに一晩でも終わらない可能性が出てきます。

ところがそんな不便をAnkerさんはウルトラCで解決してきました。

Anker PowerCore 26800は2系統入力!

今回新発売となったAnker PowerCore 26800はこんな外観と付属品で届きました。

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筐体はプラスチックですが、かなり大型のバッテリーです。

 

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MicroUSBケーブルが2本付属しています。普通1本ですよね?なんで2本なのかというと・・・

 

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なんとInputのところに2つもMicroUSBのポートがあります。このバッテリーは、2本のケーブルから充電することが可能なのです。

 

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1本2A×2本の計4Aでの充電が可能!たしかにコレなら、充電早そう!!

これなら夜に充電を開始して、翌朝まだ終わってないってことはなさそうですね。

20100mAhのモバイルバッテリーと比較してみた

折角なので、この大きなモバイルバッテリーを、ワタシの今まで使ってきたモバイルバッテリーと比較してみましょう。

まずは、「Anker PowerCore+ 20100」との比較。

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横幅はPowerCore 26800の方が広いです。PowerCore+ 20100は縦長なんですよね。

 

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PowerCore+ 20100の重量は473gでした。結構ズッシリ来ます。

 

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対するPowerCore 26800の重量は、498g。その差約20g弱というところでしょうか。持った感じはほとんど同じ重さです。容量が6700mAhも違うのに、ほとんど重さが同じなんですね。電池の進化は恐ろしい・・・

 

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こちらはRAVPower 20100との比較ですが、横幅はほぼ同じ。縦が若干PowerCore 26800の方が長いです。ただもはやコレは誤差の範囲と言ってもいいくらいですね。

PowerCore 26800は3台同時充電が可能

そしてこの大容量のバッテリー、多くのガジェット持ちにはウレシイ3台同時充電が可能です。

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3つのポート合計で6Aまで、1ポートあたり最大3Aまで対応しています。USB-Cではありませんが、充分MacBook 12インチも充電可能ですね!

 

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ちゃんと「ひらくPCバッグmini」のバッテリーポケットにも収まります。このバッテリーもスゴイけど、このバッグもスゲー・・・

さいごに。

今回はAnkerさんから提供いただいたこのバッテリーでしたが、これも3A充電ができるんですよねー。

またちょっとMacBookを使って充電対決、やってみましょうかね?

MacBook 12インチはバッテリーの持ちがそもそもいいので、ホントにこういう優れたモバイルバッテリーがあると無敵です。あー、無敵でステキですね!!

【レビュー】超軽量4Port USB充電器「iClever 4ポート」出張行くならコレじゃない!?

気がつけば、我が家はUSB充電器だらけになってしまった。

気がつけばiPhoneやMacBook 12インチ、それからモバイルバッテリーにモバイルルータ、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンなど、USB経由で充電するものばかり。

USB経由で充電しないものは、EOS 80Dのバッテリーくらいか。

ともかく、ワタシの周りにはUSB充電しなければならない機器たちが溢れている。

で、当然のことながら、USB充電器もいろいろあって、とにかく軽くて小さく、効率の良いものが一番なのであるが、これまで量販店の店頭で購入したUSB充電器は価格もソコソコする割には高性能とは言い難かったのだった。

以来ワタシはAmazonで購入したAnkerのPowerPortシリーズを使っていたのである。とにかくAnkerの製品は、USB充電器に限らず、モバイルバッテリーなど他の製品についても信頼性や完成度も抜群だ。

だが、そんなAnkerの牙城を崩すかのごとく、先日hisgadgetさんから、サンプル提供頂いたiCleverの2PortUSB充電器がトンデモ性能を発揮したのを目の当たりにしてしまう。

【レビュー】たった2,000円のiClever 2ポート USB充電器がとんでもないシロモノだった!

この2Portの充電器、AnkerのPowerPort2よりも軽いくせに、出力は高いというトンデモ仕様だった。

以来、私の普段持ち歩く「ひらくPCバッグmini」には常にこの充電器が入ることとなった。喫茶店だろうが新幹線だろうが、コレがあればバッテリーの減ったガジェットもすばやく急速充電が可能だ。なんてスバラシイ!!

そんなhisgadgetさんから、今度は同じモデルの4Portのモデルを提供頂いたので、レビューしてみたいと思う!

iClever 4ポート USB充電器 8A 40W IC-TC04

まずは、外観。

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先に提供された2Portのモデルと並べてみると、2port分大きくなっているのが分かる。色も微妙に違って、若干4Portの方はクリーム色だ。

 

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外観的にはどちらもほとんど同じデザインで、Ankerのものよりスッキリした印象だ。

 

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左がAnkerのモデルで、右がiCleverのモデルだ。全体的にAnkerの方が丸みを帯びていて、前面ベゼルがグレーのデザインでマット調になっている。最上部には充電状態を示すLEDが常備。

一方のiCleverの方はと言うと、LEDの類は無しでベゼルもなく、エッジが直線的だ。

 

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同じ4Portのモデル同士、AnkerとiCleverの仕様を比べてみた。

コレが全く同じで、出力はどちらもMax8Aとのことのようだ。1Portあたりの最大出力は2.4Aだから、同時にすべてのポートで2.4Aを供給することはできないが、それほどヘビーな使い方をすることもないので、充分な容量を持っている。

iCleverの方は、USBの内部に青色のLEDが施されていた

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どうせならと、Ankerの充電器とiCleverの充電器をOAタップに並べて挿してみた。コレだけあると、合計12個のUSB機器を充電できる。まあ、そんなことはしないけれど(笑)

 

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おお、LEDがこんなところに隠れていたか!イルミネージョン的な感じで特に充電状態を示すものではないけれど、さり気なく通電状態を示すこのデザインは結構好きだ。

給電能力を測定してみた!

外観には少々の違いはあれど、重要なのはやっぱり性能だ。いくら安くても、性能の低いUSB充電器なら二度と使うことはないだろう。デスクの引き出しにたくさん眠っている「使わないガジェット」の一つになってしまうに違いない。

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これは、AnkerのPowerPort4にMacBook 12インチを接続して充電しているところ。うーん、辛うじて2Aが出ている状態で、コレだとちょっとMacBookの充電には力不足な感じがする。もちろん、iPhoneの充電には何の不足もないのだが。

 

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そして、これがiCleverの充電器。2.24Aがシッカリと出ている。MacBookの充電には言うまでもなくUSB-PDで充電するに越したことはないが、コレだけの給電能力を持っているなら、緊急用としてこの充電器を使うことはアリなんじゃないかと思う。

うーん、iCleaver、恐るべしだ。

重さの比較

そして最後に重さの比較だ。やはりUSB充電器はバッグに忍ばせておくものである以上、軽いに越したことはない。

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Ankerの方はというと、139gだった。まあ、こんなものかというところかな。決して「重い」と感じるレベルではない。むしろ4Portの充電器としてはメチャメチャコンパクトで軽いと言える。

 

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ところがだ。なんとiCleverの方はたった127gしかない。

Ankerより給電能力は高いのに、Ankerより軽い。なんということでしょう~(笑)

なんか、ここまで来ると、別にAnkerを選ぶ必要がない気がしてくる。スゲー。

さいごに。

hisgadgetさんはいつもこんな優秀なガジェットをワタシに提供してくれるので、その度に驚かされることが多い。

ワタシはこういった小型の「ナイスなガジェット」が大好きなので、気に入ったものがあるとさっさとバッグの中身を入れ替えてしまう癖を持っているが、お陰で今回のこの充電器が晴れて「ひらくPCバッグ」のレギュラーガジェットとなった。

喫茶店など外出先で電源を取ることが多い人や、出張で宿泊先のホテルで幾つかのガジェットを充電する人には、ハッキリ言ってiCleverのUSB充電器をオススメする。

だって、能力が高くて小型軽量。コレだけで充分魅力的じゃないですか??

【レビュー】たった2,000円のiClever 2ポート USB充電器がとんでもないシロモノだった!

驚きというものは、意外に身近に転がっていたりする。

私はいつもサンプル品の提供でお世話になっているhisgadgetさんから、数日前一通のメールを受け取った。

内容はサンプル提供の申し入れ。モノは2ポートのUSB充電器だった。

2ポートのUSB充電器はもう複数持っているし、お断りしようかとも思ったが、レビューを見るとすこぶる評判が良い製品のようで、USアマゾンではトップセールの製品らしい。

価格も2,000円弱でそれほどの性能をまとっているとも思えなかったから、最初はあまり乗り気ではなかったが、これが意外な結末を招くことになろうとは、この時点では知る由もない。

Clever 2ポート USB充電器 4.8A 24W「IC-TC02」

これが届いた商品、「IC-TC02」の姿である。

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何の変哲もないUSB2ポートの充電器の外観だ。筐体はプラスチックで表面はツルリとしており、いかにも廉価な、それこそコンビニに売っている「非常用の」充電器に思えた。

 

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両ポートとも2.4Aの充電に対応している。そして、

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コンセントもコンパクトに折りたためる。確かにこのくらいの大きさの充電器で、両ポート2.4Aに同時に充電可能なのはあまり数はでていない。だが、全く無いわけではない。

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

もう随分前、昨年の10月にAnkerから発売されている2ポートのUSB充電器は既に手元にあった。これも当然の事ながら両ポート同時に2.4Aでの充電に対応していて、片手にすっぽり収まるサイズ。

私は出張時に持っていくポーチの中には常にこれを入れていたし、いまでもそうしている。

だから、それと見た目もほとんど一緒だし、「所詮2番煎じか・・」としか思えなかった。

Anker PowerPort 2とiClever IC-TC02

私はとりあえず、ふたつを並べて比較してみることにした。

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角のRやUSB端子側の色使いはAnkerの方がちょっぴりオシャレだ。この分野の定番といえば真っ先にAnkerが思いつく。ここでもやっぱりAnkerが勝るか・・・と私はテンションもそこそこだ。

 

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Ankerの方はというと、USB端子の上にLED点灯部があり、急速充電時は緑色、1A程度の充電であれば青く光るという演出も備えている。一方のIC-TC02の方は、USB端子の中に青いLEDが点灯するが、通電状態を示すだけの青いパイロットランプだ。

ここでもやっぱりAnkerの作りの良さが目立ってしまった。やれやれ。

お約束の電圧、電流の測定を行ってみた・・・

私は机の中からワットチェッカーを取り出して、どの程度出力アンペアに差があるかを調べてみることにした。

仕様上はどちらも2.4A。殆どの場合は規格ギリギリの値が出ることはなく、0.3A程度低い値が検出されるのが経験上知り得た結果だ。

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まずはAnkerをMacBook 12インチに繋ぐ。急速充電の緑のLEDが点灯する。ここにワットチェッカーを挟んでみる。

 

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結果は2.10A。予想通りの結果だ。これでも性能充分。ちなみにケーブルについてはAnkerのPowerCore+20100に付属のケーブルで測定。最大で3A近い出力を叩き出せるケーブルだから、ケーブルがボトルネックになることはないはずだ。

 

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続いてIC-TC02。青いLEDが点灯している。端末を接続していようがいまいが、LEDはただ青く光るだけだ。

ところが、次の瞬間、私は驚きの光景を目にする。

 

 

 

 

 

 

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なんと、規格を大きく上回る2.70Aが出力されているではないか!!!

これだけで14W近い出力が出ている。たった2,000円の安物充電器が、なんと3A近い充電を行っているという現実がそこにはあった!

びっくり仰天。それはこのことを言うのだろう。なんともいい意味で裏切られた感がある。

ただ一点、規格上の数値を上回る出力が出ていて大丈夫なのか・・・?と一片の不安が残るのはこの際忘れておこう。

重さは性能と反比例??

ついでにほとんど大きさも形も同じ両者の重さも比較してみた。

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Ankerは105g。まあこれも充分だ。普段持ち歩くには何の苦もなく邪魔にもなる大きさでもない。

ところがだ。

 

 

 

 

 

 

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IC-TC02は86g!!20g程も軽いのである。

3A出力が出せる充電器がたった86gしかないという事実に脅威すら覚える。

なるほど、アメリカで売れるはずだ。小さく軽い高性能充電器。デザインは安っぽいが、実用性はピカイチというところか。もっとも電圧測定まで行っている人は少なかろうが・・・

さいごに。

これだけ小さな充電器で3A充電ができるということは、私にとってショックだ。

Ankerは素晴らしい充電器やバッテリーを世に送り出しているし、その地位はこの業界では既に確固たるものがある。

この「iClever」というメーカーはそれほど有名ではないが、最近ではイヤホンやモバイルスピーカーなど、本当に使いやすく、且つパフォマンスの高い商品を、しかも低価格で世に送り出してきている。

 

3A充電ができれば、MacBook 12インチなら充電が可能だし、純正のACアダプタを外出先で忘れた際のために、これをバッグに一つ忍ばせておけば何の不自由もないだろう。

それくらいの価値がこのたった2,000円弱の四角いアダプタにはある。まさに羊の皮を被った狼。あなたのカバンに一つ忍ばせておいても、きっと損はない。

iPhone6にUgreen 3100mAhのバッテリーケースをつけて使ってみました

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

每日持ち歩くiPhoneですが、日中に通信や通話を頻繁に行っていると、夕方くらいにはバッテリーが心許なくなってきます。

もちろん私のひらくPCバッグminiにはモバイルバッテリーが常備されているので、そこから充電すればよいのですが、休日にはバッグを持ち歩かない日もあります。

実は一度試してみたいと思っていた、iPhone用のバッテリー内蔵ケースを、今回Ugreenさんから提供いただくことができましたので、実際に装着して使ってみました。

毎回モバイルバッテリーを繋がずとも充電ができる便利なケース

今回提供いただいたのは、3100mAhのバッテリーを内蔵したケースです。

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iPhone用のケースにふさわしく、白い箱に入って届きました。本体の周囲はパープル色ですね。

 

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今回のケースはiPhone6/6s用です。しっかりとMade for iPhoneのロゴが記載されていました。

 

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本体裏面に、バッテリー残量を4段階で示す白色LEDと、iPhoneへ電気を供給するオンオフを行うボタンが装備されています。このボタンを押すことで、iPhoneへの充電が開始されます。

 

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LEDの上部には、収納式のスタンドを装備。これはiPhoneで動画を観る時などに便利そう!

 

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同梱されていたものは、充電用のUSBケーブルと、イヤホン接続用のアジャスターケーブルでした。

 

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iPhoneが装着される内側の最下部には、Lightning端子、左右にはそれぞれスピーカーとマイク用の穴が開いています。

 

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これは外側から見たところですが、左側にはイヤホンジャック用の穴が開けられ、充電用のコネクタはLightningではなく、MicroUSBになっています。

iPhoneを装着してみた

早速、iPhoneにケースを装着してみます。

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最初にLightningコネクタにiPhoneを差し込み、上部を「グイッ」とはめ込むようにすれば装着可能。パープルの側面部分はTPU素材になっているので、簡単にハマります。

 

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電源ボタンの押し心地も良好!

 

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サイレント切り替えスイッチも綺麗に繰り抜かれていて、操作もしやすいですよ〜。

 

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スタンドを立てれば、こんなふうに手軽に卓上ミニテレビになります。スピーカーからの音が前面に出るようになるので、ケースを装着しない場合よりも音が明瞭に聞こえてきます。これはかなりいいですねえ〜。

 

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イヤホンジャック部分は、ケースから本体のイヤホンジャックまでの距離が遠いので、先ほどの同梱品のアジャスターケーブルを使って有線イヤホンを装着しなければなりません。

 

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Softbankセレクションのイヤホンもちゃんと装着することができました!

ただ、常にアジャスターケーブルを持ち歩かなければいけないのが、少し面倒かな?

 

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モチロン、データ通信可能なMicroUSBケーブルを使えば、きちんとiTunesからも認識されて、そのままデータの同期が可能です。

ワンタッチで充電スタート!

今日一日iPhoneを使って、電池残量が37%。通話や動画視聴、SNSなどを酷使するととてもここまでバッテリーは持ちませんが、今日はそれほどバッテリーを消費する使い方をしませんでした。

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この状態ではまだ充電は開始されていません。

 

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裏側の充電スイッチボタンを押すと・・・

 

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電池アイコンが緑色に変わり、充電開始です!

ちなみに、バッテリーが100%になるか、ケース内のバッテリーの残量がゼロになるまで充電をストップさせることはできません。(ケースを外せば止まりますが)

この状態からiPhoneのバッテリーが100%になった時点で、ケースのバッテリー残量を示すインジケータの4つのうち、2つ分消費していました。これならかなり余裕ですね。ハードな使いかたをする人も、1日は余裕で持つのではないでしょうか。

気になる重量は?

ここがやっぱり一番気になるところ。iPhoneはせっかく薄く、軽いスマホなのに、このケースを装着することでかなり厚みが増すのと、重量が増えてしまいます。

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ケースの重量は108g。うーん、ケースだけで100g超えですか。。

 

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iPhoneを装着すると、実に244gになってしまいます。私はiPhoneに「KODAWARI ITG Full Cover」を装着しているので、その重さも込になります。この重量を許容できるかが、このケースを使い続けるかの分かれ道になりそうな気がしますね。

「KODAWARI ITG Full Cover」のレビュー記事

【レビュー】KODAWARI iPhone 6/6s用 ITG Full Coverの美しさに脱帽

 

ちなみに、厚さもほとんど倍になってしまいます。長さも2cmほど増しますし、胸ポケットに入れると、かなりはみ出ます(笑)

さいごに

初めて使ってみたバッテリー付きのiPhone用ケースですが、夕方になってくると、電池が心細くなることはかなりの頻度で発生するので、そんな時には特にケーブルの接続もせずにiPhoneの充電が行えるのは非常に便利と感じました。

製品は中国製のようですが、完成度は非常に高く、チープさは感じません。

 

あとはやっぱり大きさと重さですかね・・・

かなり重量が増えること、それから厚みと長さが増すので、ひと世代前のスマホを持ち歩いているような感覚に陥ります。

每日のようにヘビーな使い方をする人にとっては、かなりの便利アイテムになるんじゃないでしょうかねえ。ただ、それほどヘビーな使い方をしないのであれば、特に必要ないアイテムだと個人的には思います。

ご自分のライフスタイルに合わせて、每日のように電池が不足するという方にはかなり便利なアイテムになること間違いなし!

そんな方におすすめなガジェットの紹介でした!

Ugreen iPhone 6 6S 対応 3100mAh ケース型バッテリー 150% バッテリー容量を追加 Apple認証(Made for iPhone取得) モバイルバッテリー

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【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

2こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

今日もベッドに寝転がりながら、MacBook 12インチを前に記事を書いている私だが、実はテーブルのほうに視線をやると、複数の大容量モバイルバッテリーが幾つか積み上がっている。

これまで、いろいろとモバイルバッテリーに関しては、連載記事も含めてたくさんの比較記事を書いてきたつもりである。

「Anker PowerCore 10400」のレビュー記事

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

 

「Anker PowerCore 10400」と「Anker PowerCore+ 13400」の比較レビュー

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

 

「Anker PowerCore+ 13400」の検証記事

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

 

大好評の「MacBook 12インチの運命」連載シリーズ

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/destiny

今後もMacBook 12インチを使い続けてゆく私にとって、必ずひらくPCバッグminiにモバイルバッテリーは常に携帯しておきたい。MacBook 12インチはバッテリーの持ちは非常に良いが、外出先で「環境に依存せず」充電ができるというのは大きな安心を手に入れるようなものだ。

考えてみてほしい。スマホは電池が切れたら一切の通信が行えず、もちろん電話もネットもアウトである。暇つぶしの音楽が聴けなくなる、Youtubeのお笑い動画が見れなくなるだけならただ我慢すれば事は済む。

だが、あなたの周りの人は、「あなたが電池切れを起こしている」ということを知らない。電話をしても繋がらないということは、もしかすると「何か事故にでもあったのでは?」と不安になるに違いない。

だからモバイルバッテリーを持ち歩き、「保険」を手にいれるわけだ。iPhoneの電池マークが赤くなっても、カバンに入れたバッテリーを繋げば、家に帰るまでくらいなら十分だ。あなたが「音信不通」になる心配は解消される。

 

MacBookはどうだろう。MacBookはPCなので、スマホほど外部と通信することが常に求められるわけではない。ぶっちゃけ電池切れになっても、私なんかはさしずめ「ブログが書けなくなる」くらいなものだ。

SNSはスマホで見ることができるし、元々電話ではないから、もし電池切れを起こしたところで、誰も気づかない。

だが、毎日の日課になっているブログの記事を書く作業というのは、外出先でちょっと時間があれば出来ればやっておきたい。ブログ書きの作業は、スマホでは無理だ。モブログというスタイルもあるが、私には「老眼が進行している」という決定的な弱点がある。そして何よりスマホの小さな画面では記事のイメージがわかない。

メモ帳の小さなスペースに記事を書くのと、大きな大学ノートに記事を書くのと、どちらがクオリティの高い記事が書けるかというのと似ているかもしれない。私は断然大学ノート派である。

 

そして何より、レビュー記事を多く書く私にとって、一眼レフNikon D5500で撮影した写真を加工し、リサイズしてブログに配置する作業はスマホではできない。無理だ。だから喫茶店に30分いる時間ができたら、私はMacBookを開く。

そんなMacBookの生命線のバッテリーとて、長く使えば電池も減る。運よく近くに電源コンセントがあれば良いが、なければその時点で万事休す。家に帰るまではブログの管理画面を開くことすらできないのだ。

と、前置きが長くなったが、相棒MacBook 12インチを外に連れ出す私にとって、最適なモバイルバッテリーを考えてみたので、ちょっとまとめてみたいと思う。

重量やサイズを重視するなら、「Anker PowerCore+ 13400」

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

Anker PowerCore+ 13400は二つ折りの財布サイズである。このバッテリーの最大のメリットはその形状と大きさと重量だ。

長財布と二つ折り財布をイメージしていただくとわかりやすいかもしれない。PowerCore+13400は二つ折り財布で、20000mAhを超えるバッテリーは長財布だ。

イメージしてほしい。カバンに長財布を入れておくのと、ポケットに二つ折り財布を入れて歩く。これは圧倒的に携帯性に差がある。

 

当然小型のバッテリーは容量が少ないので持続時間も短いが、MacBook 12インチは元々のバッテリーが長持ちなので、実はそれほど外で充電を行う機会が多くはない。

2.4Aでの充電、持続時間の短さを許容し、あくまで「緊急用」と割り切れって使うのであれば、「二つ折り財布」の13000mAhクラスのバッテリーを忍ばせておくのは決して悪い選択ではない。

ちなみに、Anker以外にも、国産のCheeroがほぼ同じサイズのダンボーバッテリーを販売している。長年モバイルバッテリーを作り続けているメーカーだけに、信頼性は実証されているので、デザインも含めて購入の際は候補に入れておくのも悪くないゾ!

 

あなたがバックパック使いなら、充電を最大限に行える「Anker PowerCore+ 20100」を選ぼう

最近は20,000mAh超える容量を持つモバイルバッテリーが増えてきたが、スマホやタブレットを充電するにはいささかオーバースペック気味と私は思う。やっぱりこの容量を存分に生かせるのは、より多くのエネルギー消費を必要とするPCだろう。

モバイルバッテリーで充電できるPCはそれほど多くはない。MacBook 12インチはそんな貴重なマシンの一つだ。

このAnker PowerCore+ 20100に関しては、特徴的なのがその細長い形状と洗練されたデザイン。正直重量は軽くはない。筐体もアルミなので、ズッシリくる。

せっかくMacBook 12インチは薄型軽量なのに、こいつをカバンに入れた瞬間に重量がドカンと増す。うーん、これはちょっと悩む。

もしあなたが、バックパックを常に背中に背負っている人なら、それは十分に許容できるレベルかもしれない。何せ、このバッテリーのセル(電池本体)は安心のパナソニック製だ。

耐久性や信頼性を重視する、MacBook 12インチ野郎には最適なバッテリーだと断言できる。

検証の詳細は、「MacBook 12インチの運命」をご覧いただきたい。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

重量、利便性、持続時間の三拍子揃ったバッテリーなら「RAVPower 20100mAh」で決まり!

そして最後のバッテリーは、後発のメーカー「RAVPower」のバッテリーだ。

これは上のAnkerの同じ容量のバッテリーよりも100g近くも軽量だ。短い1mほどのUSB-Cケーブルがあるなら、これをひらくPCバッグminiに入れて持ち運ぶのは、一番ストレスのない形ではないかと現時点では思っている。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

詳しくは上の比較レビューをご覧いただきたいが、とにかくひらくPCバッグminiのモバイルバッテリー用のポケットにピッタリサイズで、それだけでレギュラー入りが決まってしまったバッテリー。

まだ使い始めてそれほど時間が経っていないが、一番気になっているのが耐久性だ。

こいつでMacBook 12インチの充電を始めると、端子のあたりを中心にして、結構熱くなる。Ankerのバッテリーではそんなことにはならないので、もしかすると時間経過とともに劣化のスピードも速いかもしれない。

この辺りはしばらく使い続けてみないとわからない部分だ。

さいごに

今私の手元にあるバッテリーは3種類だが、それぞれに特徴があるので、TPOに合わせて日々入れ替えて使うということも一つかもしれない。

外であまり使う予定のない場合は13400を、出張や外回りの利用シーンが多い時は20100を、という使い方は考えてみると実に効率的。

何れにしても、愛するMacBookをモバイルバッテリーで充電できるなんてなんて素敵な時代になったんだと感謝。ぜひ皆さんのモバイルライフの参考にしていただけると幸いである。

【連載】MacBook 12インチの運命(終)〜Anker PowerCore+ 20100 vs RAVPower 20100mAh

Anker PowerCore+ 20100。

MacBook 12インチにエネルギーを供給するモバイルバッテリーとして、その存在は絶対的なはずだった。

全ては、MacBook 12インチのために

MacBook 12インチは本当に素晴らしいモバイルコンピューターだ。

美しい画面も、薄型のキーボードも、スタイリッシュなフォルムも、何もかもが美しさに溢れ、かつ機能的。

何よりこのサイズ感は絶妙で、ちょっと腰を下ろすベンチさえあれば、コイツを膝の上に乗せて使うことができるし、モバイルルーターがあれば、どこにいたってインターネットにつながる。

 

本当に文字通り相棒のような存在のスペースグレイのMacBook 12インチ。

そんな大事な存在だから、いつでもどんな時でもバッテリーを気にしなくても済むように、モバイルバッテリーには拘ってきたつもりだ。

PowerCore+2010010

PowerCore+2010009

精悍な容姿を持ったこのバッテリーは、3A充電というハイパワーな出力を保ちながら、我が愛機をしっかり充電し続けることができる。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

 

ところが運命のいたずらというものは、実に気まぐれに訪れるものである。

同じ容量、3A充電可能でありながら、バッテリーを急速充電できるQuickCharge機能がつき、しかも100g近くも軽量なバッテリーが忽然と目の前に現れたのだ。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

このバッテリー、一般的なUSBポートも二つ搭載されているが、何と3Aで充電可能なポートは「USB-C」のみ。

私は、「ひらくPCバッグmini」に高耐久ナイロンのUSB-Cケーブルが入っていることをふと思い出した。

【連載】MacBook 12インチの運命(1)〜Aukey USB-Cケーブルが扉を開ける

そうだ。この連載の第一回でレビューしたAukeyのケーブル。これがあれば、USB-C同士の充電だって簡単なのだ。

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私は、この端子の一方を、MacBook 12インチのUSB-Cポートに差し込み、MacBookの電池残量が減るのを静かに待ったのだった。

王者の貫禄

東の空が明るくなり始めた頃、MacBookの電池残量は5%を指し示した。

私は、繋がれずにそのままになっていたUSB-Cケーブルのもう一端をAnker PowerCore+ 20100に繋いだ。

Charge_MobileBattery09

今回充電の環境をできるだけ同じにするために、私が常用しているアプリをいくつか立ち上げたままで、充電の速度を確かめることにした。

起動した主なアプリは、

  • Chrome(タブを3枚、うち1枚はGoogle Analytics)
  • メール
  • Messenger
  • LINE
  • Tweetbot
  • アクティビティモニター

の6つ。省電力設定は解除し、スクリーンセーバーはオフ。画面もスリープに入らないように、常時点灯の状態に設定してある。

しばらくすると、MacBookの画面に表示されたアクティビティモニターが充電を検知すると同時に、満充電までの残り時間を表示した。

ActivityMonitor01

満充電まで7時間21分。バッテリーを消費しながらの充電だから、このバッテリーのみでは満充電まではできないことはわかっている。

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私はストップウォッチを起動して、このままひたすらバッテリーからMacBookへエネルギーがすっかり注ぎ込まれるのを待った。

 

数時間後。

バッテリーの残量LEDが一つになり、間もなく点滅に変わる。

その瞬間のアクティビティログはこのような状態を示していた。

ActivityMonitor02

充電残量は76%である。5%から76%まで充電できたということは、実質71%分の充電が行われたことになる。

そして、

Charge_MobileBattery04

それにかかった時間は4時間16分。すでに窓の外の太陽は、山の稜線を大きく超えていた。

4時間とちょっとの時間で約70%の充電。半ば予想できていたが、これは大きな金字塔だ。

モバイルバッテリーの王者のプライドである。

挑戦者、全力の戦い

リングの反対側から現れた挑戦者。そのバッテリーの名は「RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh」と言った。

日を改めて、同じようにMacBookに繋いだケーブルを、電池残量5%の状態で今度はRAVPower モバイルバッテリー 20100mAhに繋いだ。

Charge_MobileBattery10

前回と同じく、アプリを起動して、充電を開始。アクティビティモニターにはこんな数字が表示されていた。

ActivityMonitor05

満充電までの時間は6時間15分。なんと先ほどの時間よりも1時間以上も短い

Charge_MobileBattery01

ストップウィッチをスタートさせてはみたものの、その数字に半信半疑になりながら、私は静かに「その時」を待った。

今日の福井の窓の外は梅雨時期らしい雨にがシトシト降っていた。

 

数時間後。

バッテリーのLEDが点滅を始めた。

ActivityMonitor03

なんと、80%まで充電できている!

私はストップウォッチを急いで停止させて、表示を見た。

Charge_MobileBattery02

3時間53分。驚きだった。

Ankerの時は4時間16分であったものが、RAVPowerだと3時間53分である。約20分の時間短縮である。

ちなみにアクティビティモニターを並べてみると、

ActivityMonitor04

上がAnker PowerCore+20100の充電状態を示すグラフ。わずかではあるが、途中から終盤にかけて出力が徐々に弱くなってゆくのがわかる。

一方のRAVPower モバイルバッテリー 20100mAhの方がというと、

ActivityMonitor06

このように、途中から出力が弱くなることは全くなく、安定して高出力を維持できているのがわかるだろう。

つまり、この検証によって、

  • 充電容量はMacBookのバッテリーの約4%ぶん、RAVPowerの方が多い
  • 充電速度は約20分、RAVPowerの方が多い
  • 重量は約100g、RAVPowerの方が軽い

ということが判明したのだ!

ただし、これらはあくまで私の充電環境下で行われた結果であり、条件によっては差が出る可能性がある。できる限り同じ条件を意識して行った検証結果ではあるが、公称値ではないということをお含み置きいただきたい。

終章

二つのモバイルバッテリー。それらは死力を尽くして戦い、そのパワーをMacBookへ注ぎ込み、今私の眼の前に文字どおり「抜け殻」のようになって眠っている。

モバイルバッテリーの王者Anker。その製品品質はいうまでもなく良好で、最近では家電分野にも進出してきたメーカーである。

だが、モバイルバッテリーは実に多くのメーカーから発売されており、徐々にではあるがMacBook 12インチを充電可能な製品も出始めてきている。

私は今回、RAVPowerというメーカーの製品を実際に使い、しばらくこちらをメインで使って行くことに決めた。

能力もさることながら、軽量なのはやはり素晴らしいことだ。

MacBookの熱い対決はこれで一旦終了となるが、これからもひらくPCバッグminiにAnkerやRAVPowerを入れながら様々な場所で充電を行い、使い勝手やそのパフォーマンスについて、レポートをお届けするつもりだ。

 

気がつくと、先ほどまで降っていた雨はいつの間にか上がっている。

これから福井も暑くなる。

夏本番を前に、熱い戦いを一足先に見せてくれた、勇者二人の記念写真をお届けしてこの連載を完結したい。

そして期待してくれた読者のみなさん、ここまで読んでくれて本当にありがとう。

 

Charge_MobileBattery06

RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

 

Anker PowerCore+ 20100 USB-C

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

私は、何の迷いもなく、Anker PowerCore+ 20100をひらくPCバッグminiに入れて持ち歩いていた。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

何もかもが快適だった。

喫茶店のテーブルの上、公園のベンチ、仕事で訪れた駅のホームで。

ひらくPCバッグminiを開けば、愛用のMacBook 12インチとサイドのポケットにモバイルルーター、そしてAnker PowerCore+ 20100が顔を出す。いつでもどこでもパソコンが使え、ネットに繋がり、バッテリーの心配もない。

こんな理想的な環境で、私はすっかり気分を良くしていた。

 

そんなある日。

何気なくAmazonのウェッブサイトを眺めていると、見たことのないモバイルバッテリーを見つけた。

 

そのメーカーの名前は「RAVPower」。なんでもUSB-Cポートを備え、3A充電が可能で、おまけにQuickCharge3.0という、最新の急速充電機構を搭載しているという製品のようだった。

私の持っているAnker PowerCore+ 20100、これも容量やUSB-Cポート、3A充電は同じだ。

だが、QuickChargeには対応していない。MacBookへの充電は5V3A(15W)で変わらないと思われる。しかし、モバイルバッテリー自体への充電も通常の5V3Aで行われるから、フル充電までにある程度の時間がかかるのだ。

これがQuickCharge3.0対応になったら、どのくらいの違いがあるのだろう。

ここでまた私の中の「ワルイ虫」が騒ぎ始めた。こうなるともう自分でも手がつけられない。自分の目で確かめずには居られなくなるのだ。

ライバルの来訪

数日後。RAVPower モバイルバッテリー 20100mAhが手元に届いていた。

RAVPOWER06

ブルーが基調のAnkerとは異なり、ライムグリーン基調のパッケージで届いたそれは、驚くほど軽かった。

 

RAVPOWER04

パッケージには「POWER YOUR LIFE」という文字が記載されている。まるで自動車メーカーのキャッチフレーズのようだ。

この文字のように、この箱の中身は私の生活にチカラを与えてくれるのだろうか。

 

RAVPOWER07

今回のモデルは、「TURBO+」というシリーズのようだ。

 

RAVPOWER01

中を開けると、板状のバッテリーが顔を覗かせる。バッテリー本体の下に、充電用のMicroUSBケーブルが2本と、メッシュ状のポーチが収まっていた。

本体外観

RAVPOWER05

本体の外観は、Ankerのアルミ製とは異なり、樹脂製。表面に「RAV POWER」の刻印が打ってある。

 

RAVPOWER02

本体の隅に、バッテリーの電源スイッチとバッテリー残量を示すインジケーターが備わっていた。

Ankerのバッテリーはリング状のスイッチで、インジケーターも10段階だったが、これは4段階だ。

 

RAVPOWER03

ポート類は全て上部に集中して配置される。左から、バッテリー充電用MicroUSBポート、バッテリー充電・給電用USB-Cポート、給電用QuickCharge2.0/3.0 USBポート、5V2.4A給電用USBポートだ。

バッテリー自体を急速充電するには、一番左のポートにMicroUSBケーブルを挿し、QuickCharge対応のACアダプタに繋げばOK。

 

RAVPOWER14

本体裏面に、充電・給電モードの上限値がそれぞれポート別に記載されている。

QCと書かれている部分が、QuickChargeに対応している部分で、最大12Vでの出力・入力が可能となっている。

QuickChargeに対応しているAndroidスマホなどを所有している場合は、かなりのスピードで充電が可能である。

Anker PowerCore+ 20100との外観比較

さあ、いよいよAnkerモバイルバッテリーとの比較をしてゆく。まずはサイズから。

RAVPOWER10

重ねた状態で真上から撮影してみた。

横幅はAnkerの方が細く、RAVPowerの方が太い。逆に長さがAnkerの方が長いのが見て取れる。

 

RAVPOWER11

横から眺めると、Ankerの方が分厚い形状になっている。この形状の違いは、のちに意外なところで影響が出てくる部分になる。

重量比較

さて、大きさについては、形状の差が若干ある程度であったが、重さはどうであろう。

RAVPOWER08

Anker PowerCore+ 20100の重量は、実に468g!

約500gの重量とは、改めてみるとかなり重たいものだと気づかされる。普段持ち歩く開くPCバッグが優秀なのと、MacBook 12インチも軽量であることから、それほどの重さは感じられないが。

続いて、RAVPower モバイルバッテリー 20100mAhの方を計量してみると・・・

 

RAVPOWER09

なんと373g!!

実にその差「95g」である。これで本当に同じ容量なのであろうか。

少し心配になる程、差がある。普段持ち歩く荷物は軽いほうがいいに決まっているので、同じ容量、性能ならどちらを持ち歩くかは、この時点で既に自明のような気もするが。

ひらくPCバッグminiに収納してみた

実はこれが一番気になるところで、普段レギュラーバッグとして毎日持ち歩くひらくPCバッグminiには、モバイルバッテリー用のサイドポケットがある。

ここにこのバッテリーがきちんと収まるのか。そして収まり具合はどうなのか。

実際に入れて試してみた。

RAVPOWER12

これがAnker PowerCore+ 20100の収納時の写真だ。ポケットにはだいぶ余裕があり、かなり上方にバッテリーが飛び出している。元々ここのポケットは、このバッテリーの半分ほどの長さのものを入れるのにちょうどよく作られているので、これは仕方のないことだが、上部がファスナーに引っかかったり、バッグの型崩れを誘発することはないので、問題なく収納可能だ。

ただ、このポケットのサイズよりもだいぶバッテリーが細いため、ポケットの中で遊びが生じ、バッテリーが倒れてきたりすることがある。これはちょっと気になる点だ。

そして、RAVPower。こちらを入れてみると・・・

 

RAVPOWER13

サイドポケットのサイズにピッタリである!

ファスナーに引っかかるように見えるが、実際にフラップを閉めると全く問題なく収納できた。しかも実際にMacBookを充電する時は、このバッテリー上部にケーブルを挿すことになるので、高さの低いRAVPowerの方が使い勝手は良いのだ。

次回予告

MacBook 12インチの相棒として、無敵と思われていたAnker PowerCore +20100に強力なライバルが現れた。

事実、このRAVPowerは重さ、QuickCharge、ひらくPCバッグとの相性など、Ankerに勝っているように思われる。

この決着は、実際にMacBookを充電してみて、その性能にどのくらいの差があるのかを確かめてみなくてはつけることができない。

次回は、この2つの20100mAhのバッテリーのガチンコ充電対決の模様をお届けする。

現時点で、ちゃぼPもその勝敗の行方は知らない。

その雌雄を決する戦いは、数日後に明らかとなることだろう。

ついにその頂上決戦は火ぶたを切る。期待して結果を待て!

【レビュー】Anker PowerPort+ 5 USB-Cは、USB-PDでMacBook 12インチを急速充電可能!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

今日は、待望のACアダプタが我が家にやってきたので紹介したい。

その名は、「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」

何が待望だったのかというと、それはズバリ、USB-PD規格に対応したサードパーティー製のACアダプタであるということに尽きる。

2.4A充電のUSB ACアダプターは様々なメーカーから販売されているが、USB-PD規格に対応しているものは私の知る限りではこれまでなかった。

うーん、もしかしたらあったのかもしれないが、私は見つけることができずにいた。

そこでやっぱりやってくれたのは、Ankerだった!

 

USB-PDとは、通常5VであるUSB規格の電圧が、より高い電圧で供給されるため、その分急速充電が可能になる規格のことだ。詳しくは以前解説してみた記事があるので、参考にしてみてほしい。

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

2015年モデルのMacBook 12インチは、このUSB-PD規格に対応している。当然標準添付の純正ACアダプタはこのUSB-PDに対応しているアダプタな訳だが、今まで社外品として見かけることがなかった。

USB-C規格自体が、現時点ではマイノリティーな規格であり、MacBook 12インチの他では、一部のスマートフォンで採用している程度である。

次期MacBookでは、このUSB-C規格が全面的に採用されるという情報もあるし、Windowsでも秋に発売される予定のASUS製最新型ZENBOOKでも採用されるとの噂だが、それでも「まだまだこれから」というのが現状で、iPhoneのLightningや、AndroidやSurfaceなどを中心としたMicroUSBなどど比較すると、量販店の店頭でもほとんど見かけない。

そして、PD規格対応となるともっと見かけない。そんな中で対応品を発売してきたAnkerはサスガである。

外観

さて前置きが長くなった。早速パッケージの外観から紹介しよう。

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C01

これがその「Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」のパッケージである。

すっきりとしたパッケージは、いつものAnkerという感じで絶大な安心感がある。頼もしい限り。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C02

箱のトップに、しっかりと「Power Delivery」の文字が。

そうだ、これを待っていたぞ!!

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C04

箱を開けると本体が早速顔を出す。一見するとモバイルバッテリーという感じだが、

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C03

小箱を開くと、ACコードが入っていて、これがACアダプタだということに気づかされる。

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C05

実は本体は樹脂製で、その分重量は軽い。ただ、サイズはかなり大きめで、5ポートを備えたUSB充電器の中でも比較的大型の部類だ。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C07

背面の刻印には、きちんと「USB-PD Output」の文字が表示されており、

  1. 5V3A (15W)
  2. 9V3A (27W)
  3. 15V2A (30W)
  4. 20V1.5A (35W)

の4つの給電モードが示されている。

ちなみにMacBook 12インチは3番の30Wでの充電が対応。純正ACアダプタは29Wなので、Ankerの方が1W程度大きいが、これはほぼ誤差の範囲であろう。

なお、通常のUSBポートは、5V2.4Aの出力となっている。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C08

さていよいよ本体正面がこちら。

下には見慣れたUSB-Aポートが4つ。そして最上部に「USB PD」と書かれたUSB-Cポートが青い縁取りをされて異彩を放つ。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C06

本体の背面部、ACケーブルが挿さる部分は2pinのいわゆる「メガネケーブル」が挿さるようになっている。

ここに添付のコードを挿し、電源コンセントに繋いで電源を得るわけだが、実はこのコード、かなり太く、また長いためまず外への持ち運びという点では機動力が全くナシ。

そこで、ちょっとこんなものを手に入れてみた。

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C09

これは同じ2pinのメガネケーブルだが、見ての通り、ケーブルの長さが極端に短い。

もし仮にこのアダプタを外に持ち出したり、家で使う場合に電源コンセントの近くに置くつもりなら、こう言った短いコードにして使うと、その利便性が飛躍的に向上する。

もっとも、こういったケーブルを標準品以外のものに変更して大丈夫なのか、という心配がある。ただ、PSEマークを取得しているものだし、まず日本のメーカー製のものであれば大丈夫だろう。

持ち運びするのであれば、やはりこう言ったケーブルは1本、持っておくと便利だ。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C10

これを装着すると、こんな形になる、コードの背面側はL字型になっていて、設置場所によっては上方にコードを伸ばして、その上のコンセントにつなぎたい場面もあるだろう。そんな時には非常に便利なコードで、何より場所をとらない。狭い机の上なら重宝するに違いない。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C13

早速、USB-Cケーブル、そしてPower IQポートには、2本のUSBケーブルを挿してみた。

このアダプタ全体の給電能力は、何と実に60Wであるため、その半分をMacBookに使うとしても、残り30Wも使えることになる。

iPhone 1台が約5Wなので、その能力は十分すぎるほどだ。

純正29Wアダプタとのサイズ比較

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C11

純正アダプタと比べると、その大きさの違いは明らか。

横幅で約2倍、縦幅で1.5倍ほどある。MacBookを充電するならこのコンパクトな純正アダプタがベストだが、こいつはUSB-Cポートが一つしか搭載されていないので、iPhoneその他の充電は行えないのだ。

それがこのアダプタ1台で賄える。このユーザビリティー意識した商品を前にして、素直に素晴らしいと思ってしまった。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C12

続いて正面から。こうしてみると、いかにこのAnkerのアダプタが大きめに作られているかお分かり頂けると思う。

実際に充電してみた

今回は、MacBookの充電には純正のUSB-Cケーブルを使い、iPhoneの充電には、同じくAnkerのPowerLine+ Lightningケーブルを使用する。Lightningケーブルに関しては、以下の記事を参照されたし。

【レビュー】Anker PowerLine+ Lightningケーブルはナイロンケーブルの決定版!

さて早速、ケーブルをMacBookとiPhoneに繋いでみた。

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C14

ACコードをコンセントに挿し、充電を開始してみたが、果たしてきちんと30Wで充電されているのだろうか。

 

%0AAnker PowerPort+ 5 USB-C15

MacBook側の充電状況を示す部分には、しっかりと「30W」との表示。純正アダプタと全く同じ値を示した。

やっとこれで、MacBook、iPhoneを含めた「充電ステーション」がひとつのアダプターで完結することができる。何とも気持ちがいい!!

さいごに

結果的に大満足のAnkerの「Anker PowerPort+ 5 USB-C」であるが、ひとつだけネックがあるとすれば、やはりそれはその「大きさ」であろう。

なにしろ体積で言うと、純正のACアダプタの約3倍もあろうかという大きさである。

さすがにこれは持ち歩くことはなかなか厳しい。

そこで我が家では自室のベッドサイドでの充電専用として使うことにし、純正のアダプタの方を持ち歩き用とすることにした。

 

純正のアクセサリー類はやはり高価だ。故にこういったサードパーティーが求めやすい価格で販売してくれるのは個人的にも非常に助かっている。

荷物を減らすために、自宅用、職場用、持ち運び用と、アダプタをそろえる方も多いのではないかと思うが、特に自宅用としてこのAnker PowerPort+ 5 USB-Cを一つ持っておくと、手持ちのガジェットはすべてここに繋いで就寝すればOK。いちいちカバンからアダプタを取り出したりせずに済み、実にストレスフリーだ。

すでに毎日私が寝ている間に大切なガジェットにエネルギーを供給してくれているレギュラーアイテムとなっている。

MacBook 12インチ使いの御仁なら、便利になること間違いなしのこの製品。この機会に買い求めておいてはいかがだろう!

 

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【レビュー】QC3.0対応 USBチェッカーはケーブルの性能計測に必須なアイテムだ!

MacBookなどに接続するACアダプターやモバイルバッテリー。

これらの性能を評価するのに欠かせないのが、その「給電能力」だ。

ただ、アダプターやバッテリーに電圧計や電流計のインジケーターがついているわけではないので、正確な給電能力はなかなか計測することができない。

 

そこで重宝するのが「USBチェッカー」というアイテム。

USBコネクタに接続する機器であれば、簡単にそこを通る電流と電圧を計測することができる、とても便利なものなのだが、

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

この連載でも使用している便利なルートアールのワットチェッカー、一つ問題があった。

 

それは「Quick Charge」に対応していないということ。

Quick Chargeとは、米国のクアルコム(Qualcomm)というメーカーが開発した、急速充電を可能にする技術のことを指すが、電流(アンペア)を増やすのではなくて、電圧(ボルト)を上げることに対応していることがポイント。

つまり、通常5Vで流れるUSBの電圧が、9Vや12Vなどになったりするのだ。

参考記事

だがここで一つ注意点。

このQuick Chargeという技術。これは電気を送るACアダプタやモバイルバッテリーと、それを受け取るスマホなどの端末の両方がQuick Chargeに対応していないと、その充電スピードは発揮されない。

今のところスマホはiPhoneなので、この技術には非対応だが、最近手に入れたアダプタやモバイルバッテリー。実はこれに対応しているものが多くなってきたのだ。

【連載】MacBook 12インチの運命(3)〜Anker PowerCore+13400は凄い奴だった

このAnker PowerCore+ 13400のバッテリー。実はこれを充電する場合に、Quick Chargeに対応する。

そこで今回はきちんとQuick Chargeに対応したUSBチェッカーを用意したというわけだ。

waves QC3.0 USB チェッカー外観

非常にシンプルな箱に入って届いたUSBチェッカーがこちら。

QC3.0 USB01

なんとも外観もシンプルだ。シンプルすぎてちょっと心配になるくらいシンプルな作り。

 

QC3.0 USB11

背面の刻印を見てみる。上がこれまで使ってきたルートアールのUSBチェッカー。

対応している電圧は3-7V。電流が0.05-3.5Aまでとなっている。Quick Chargeは9Vや12Vなので、対応範囲外となる。

対して下の今回届いたUSBチェッカーは、電圧が3-30V、電流は0-5.1A。Quick Chargeに完全対応しているのだ。

 

QC3.0 USB02

給電される側のMacBookやiPhoneなどに繋がる側のポートは通常のUSB-Aタイプ。実はUSB-Cにも対応しているものがないか探したのでが、残念ながら見つけることができなかった。

 

QC3.0 USB03

こちらがACアダプタやモバイルバッテリーに接続する側のポート。USB-Aタイプだが、両面刺しに対応していて、どちら向きでも挿すことが可能だ。

実はこれが非常に便利で、挿す向きが決まっていると場所によっては表示画面が下を向いてしまい、表示を確認することが難しい場面に遭遇することがある。

この両面挿しによって、使い勝手が向上すること間違いなしである。

通常モードとQuick Chargeモードの比較

それでは、実際にモバイルバッテリーを充電する際の電力を計測してみよう。

まずは、通常モードでの充電を行った場合の表示がこちら。

QC3.0 USB04

電圧は5.15V、電流が0.97Aだ。右上に消費電力が表示されているが、およそ5Wである。

繋いでいるモバイルバッテリーは13400mAhの容量を持つが、5Wの電力ではフル充電までかなりの時間がかかると思われる。カラになったバッテリーを充電し始めて、翌朝にも終わっていない、なんてことはできれば避けたいものだ。

そこで、USBチェッカーをACアダプタの「Quick Chargeポート」に繋ぎ直してみる。すると・・・

QC3.0 USB05

バッチリ電圧は12.1V!消費電力はおよそ18Wなので、先ほどと比べて3倍強の電力を供給できていることが確認できる。

これなら、大容量のバッテリーでも、比較的短時間に充電できるだろう。

やはり、MacBookを充電できるような大容量のモバイルバッテリーを使うなら、バッテリーへの充電速度も速いものがとても便利だ。

両面挿しは実に便利

このチェッカーの特徴の一つが、両面挿しだ。

QC3.0 USB07

AnkerのPowerCore+ 20100にチェッカーを挿したところだが、このバッテリーを裏返して挿し直すと・・・

QC3.0 USB08

全く同じ格好で挿すことができるのだ!

細かいことではあるが、いざ使ってみると、これが実に都合がいい。

壁のコンセントに挿したACアダプタの向きは変えられないことも多いから、電力計測がすごく楽になるのだ。

なんと、ケーブルの抵抗値も表示できるぞ

実は、MacBookをモバイルバッテリーで充電する際に、使用するケーブルによって充電速度が異なることがわかった。

同じ条件で充電を行っても、2.4Aでしか充電できないケーブルと、3Aで充電を行うケーブルがあったのだが、このUSBチェッカーを使うと、抵抗の計測も行ってくれる。

QC3.0 USB10

これは2.4Aで充電を行うケーブルを接続して、MacBookを充電しているところだ。

右上に2.23Ωという数字が表示されている。私は電気の専門家ではないので、これが何を意味しているのか実はよくわかっていないが、試しに3Aで充電できるケーブルを接続してみると・・・

 

QC3.0 USB09

先ほどの抵抗値よりも明らかに減って、1.87Ωとなっている。

このように、ケーブルの性能を測るのにも、お手軽なチェッカーであるのも素晴らしいと思う。

さいごに

USBのワットチェッカーは、通常の生活をしていればあまり必要性を感じないもかもしれない。

だがモバイルバッテリーやそれに接続するケーブルなどは最適なものを選びたい。

MacBookを外に持ち出して使う、モバイラーとしてはどうしても避けては通れないところだ。

 

ところが、市販のガジェットの詳細な性能というものは商品説明などに記載されていないこともあって、「買ってみないとわからない」というのが実情でもある。

そんなガジェットの性能をしっかりと把握しておくことは、外で作業を行うときの貴重な安心材料だ。

今回紹介したwaves QC3.0 USB チェッカーは、外でのパソコンのバッテリーの充電が必須なモバイラーや、少しでも効率の良い充電環境を作りたい方にはとても便利なアイテムではないだろうか。

この機会に1台、導入してみてはどうだろう!