【レビュー】Aukey USB-C 4Portハブ HDMIアダプタは大画面出力に重宝するぞ!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

MacBook 12インチ、アツいですね〜(笑)

とうとう部長は12インチ、買いましたな。

http://nabi1080.com/gadget/mac/macbook/53078

しかも、goriさんの汗の染み込んだ唯一無二のレア機を手に入れたとあって、相当部長は興奮しているようですよ(笑)

まあ、だいぶ前から話は聞いてたんですれども、当然誰にも言えるはずもないわけで・・・

でもよかったねー、ブチョ(^^)

MacBook 12インチは周辺機器が命!

MacBook 12インチは、USB-Cポートが一つしかないのは周知のことですのが、外部接続の機器類を接続するには、当然ほとんどがアダプタを必要とします。

今回もまた、Aukeyさんから「USB-C 4ポートハブ+HDMIアダプタ」をサンプル提供いただいたので、レビューしていきましょう!

ただのハブと侮るなかれ、これは相当質感も良く、デスクトップで使うには使い勝手が良さそうだぞ!

Aukey USB-C USB3.0 4ポート ハブ HDMIポート付き CB-C34

CB-C3409

届いたUSB-C専用のハブはこちら。

USB3.0ポートが3つ、HDMIアダプタポートが1つ、搭載されております。

 

CB-C3401

本体はアルミ製で手触りはMacBookそっくりで適度に鈍く光沢もあって、質感バッチリ。

 

CB-C3403

そして、このハブは珍しくおむすび型の筒状になっています。

こうやって、安定して自立させることができます。

 

CB-C3402

底の部分には、HDMI出力用のアダプタポートが1つ。

ここに、HDMIケーブルを接続して、大画面テレビや大型モニターに画面出力が可能です。

 

CB-C3407

手に持ってみました。

印象としては、かなり大きめのUSBハブといった印象。ひんやりとしたアルミの質感で触りごごちは悪くないです。

 

CB-C3410

もはや見慣れた、USB-Cコネクター。このままMacBook 12インチに繋いでみましょう。

MacBook 12インチにつないでみた

USB-Cポートにこのハブを接続すると、

CB-C3404

緑色のパイロットLEDが点灯します。

Aukeyの機器は、多くの危機にこの緑色のが搭載され、通電状態が一目で確認できて便利。

LEDの色もいいですね。

 

CB-C3406

HDMIケーブルを接続して、テレビに繋いでみることにします。

すると・・・

 

CB-C3405

すると、何も設定しなくても、画面がテレビにミラーリングされました。

我が家のテレビは42インチですが、解像度もテレビに合わせてかなり大きくなっています。

USBハブの部分は、テーブルトップではデバイスの抜き差しに最適な角度

ハブの部分は、本体がおむすび型なので、テーブルトップでは非常に抜き差しするのが楽で邪魔にならない工夫が施されています。

CB-C3408

この状態なら、抜き差しの際は、ハブをちょっと手で押さえておいて、斜め手前方向から脱着が可能。

使ってみると、非常に便利で、常に自分の机の上にでも置いておけば、かなり便利なんじゃないかと思います。

さいごに

手に取ると、そのアルミのシルバーな質感は、MacBook 12インチにも調和の取れたデザイン。

しかも操作性も非常に良く、1台持っているとかなり作業が楽になる製品だと実感できます。

外部出力でテレビに映したり、大型外部モニターにMacBookの画面をデュアルディスプレイにする機会の多い方は、是非オススメです。

あ、Amazonビデオをテレビに映して、映画を見るのにも最適ですよー!!

【驚愕】MacBook 12インチにACアダプタで、「5V3A充電」できたことが発覚!

こんにちは。ACアダプタやモバイルバッテリーでMacBookを充電することに目覚めたちゃぼP(@chabo0429)です。

今日はですね・・・

本当にまったくの偶然なんですが、凄い発見をしてしまったので、ご報告です。

これからご紹介するのはあくまで事例であって、皆さんに積極的にお勧めする話題ではないのですが、小型で高性能なACアダプタを持ち歩いてMacBook 12インチを充電することに命を賭けている私としては、黙っていることがどうしてもできないので、記事にします。

MacBook 12インチに使えるサードパーティーのACアダプタは、「5V2.4A」が上限

これまで様々なACアダプターを紹介してきたのですが、

Surface3とMacBook12インチを充電可能ACアダプタはコレだ!

どれも、充電できる電力は「5V2.4A」での充電が上限値でした。

これ以上に急速充電できるACアダプタは、私の知る限り、今のところMacBookに標準で添付されているApple純正のACアダプタ、もしくはAnkerの「PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」のみで、これらはどちらも「USB-PD」という規格に対応したACアダプタです。

USB-PD規格とは

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

つまり、USB-PD規格のアダプタ以外は、頑張っても「5V2.4A」の充電にしか対応しておらず、モバイルバッテリーも含めれば、Ankerの「PowerCore+ 20100」が唯一「5V3A」に対応しているのみでした。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

そこで、ACアダプタもいろいろな種類が手元に溜まってきたので、もう一度検証をしようと、ダメ元で試してみたのです。まあ、ダメ元ですから、再確認の意味で。

で、1月にタイムセールでゲットした、「Aukey PA-T2」という機種を試すことにしました。

Aukey PA-T2も定格「5V2.4A」だが・・・

AC_adapter02

こちらは3ポートのUSB充電アダプターなのですが、内一つのポートが「QuickCharge2.0」という急速充電に対応しているポートを備えていて、Androidの「QuickCharge」に対応しているスマホなどには急速充電が可能になっています。

他の2つのポートは、接続機器を自動で認識して、最適な電流供給をしてくれるポート(Aiポート)になっていて、iPhoneなら1A、MacBookなら2.4A、という感じで電流量を自動調節されます。

AC_adapter03

一番左のオレンジのポートが「QuickCharge2.0」ポート。右2つの緑色のポートがAiポートになっています。

本体側面を見ると、

AC_adapter01

出力は1ポートあたり2.4AがMAXです。

まあそうだよねーと思いながらも、ここに、ワットチェッカーを接続し、USBケーブルを接続してみました。

このUSBケーブルは、実は前回モバイルバッテリーで検証した「Anker PowerCore+ 20100」に添付されていたケーブル。

実は、これ以外のUSB-C変換ケーブルだと、PowerCore+ 20100で3Aが出なかったので、これを繋ぎました。

その様子がこれです。

AC_adapter05

ACアダプタからワットチェッカーを介して、USBケーブルが繋がれ、MacBookに繋がっています。

で、よーく見てくださいね。

ワットチェッカーの部分。

 

 

 

 

 

AC_adapter06

!!!!!

え、ウソ!?

3A充電出来とるやん!!!!!

マジっすか。。。

 

そうなんです。このACアダプタだと、5V3Aで充電出来てしまうんです。

但し、ケーブルもいろいろと試してみましたが、このPowerCore+ 20100に添付されていたケーブルのみ3Aで充電出来ました。

おそらく、ケーブルの抵抗値が異なるのでしょう。

他のもっと太いケーブルは2.4Aが上限でしたので、おそらく本当に意図されない使い方なんだと思います。

 

第一、先ほど確認した仕様の通り、定格は「MAX2.4A」なので、これを使い続けることでアダプタやMacBook側が故障してしまう可能性もあり、最悪発煙などのリスクもありますから、積極的にオススメはしません。

しませんが、ちょっと私はこれからちょっとこれでモバイル充電で使ってみるつもりです。

理屈上、PowerCore+ 20100と同じ充電速度をキープできるはずですから。

しかも電池容量の制約がないので、フル充電も可能(時間は5時間以上かかるでしょうが)です。

 

ちなみにこの「Aukey PA-T2」は現在日本では在庫切れ。

一応メーカーもページを載せておきますが、日本のAmazonからも製品ページが削除されていて、購入することができません。

販売元のいつも御世話になっているAukeyジャパンさんに確認したところ、再販の予定はあるものの、在庫がいつ入るかわからないとのことでした。

どうしてもすぐに購入するなら海外から購入するしかありませんが、送料が高くつきますので、それはそれで大変そう。

しかも、ケーブルはAnkerのモバイルバッテリーに添付されていたケーブルですので、こちらも単体での購入はできず、PowerCore+ 20100を購入するか、市販のUSB-Cケーブルを探すしかありませんが、そのケーブルで3A充電できるかは微妙なところ。

何せ、我が家のケーブルは、コレ1本を除いて全滅でしたから・・・

最後に

ということで、今現在このアダプタを購入するのはかなり難しくなっていますが、再販の際は一つ購入して、MacBook 12インチのお供にするのもいいかもしれないですね。

再販の予定などわかれば、このサイト上でお知らせしたいと思います。

あ、この記事の内容については、メーカー公式の仕様を外れた動作になっていますので、もし試すとしても自己責任となります。

ちゃぼPも一切責任を負えないので、宜しくお願い致します。

【レビュー】MacBook12インチにSDカードを挿すならコレ一択!コンパクトなハブ紹介!

こんにちは。MacBook 12インチ野郎ちゃぼP(@chabo0429)です。

私は日頃より、MacBook 12インチでブログを執筆していますが、すべての作業がMacBookのみで完結するのであれば、こんなにラクなことはありません。

ところが私のPCライフはそんなに簡単ではないわけで、例えば・・・

「写真を撮って、MacBookに取り込む」

という作業が必ずといっていいほど入ります。

 

ところがここで問題が!!

USB-Cポートをひとつしか持たないMacBook 12インチには、デジカメとコミュニケーションを取るためのポートがありません。

MacBook 12インチにSDカードが直接挿せたら超便利ですが、そんなことは出来るハズもなく・・・

 

実は先日、レビューをしたiPhone6/6s用のITG Full Coverと一緒に、KODAWARIさんから、MacBook 12インチ用の5-in-1ハブをサンプル提供いただいておりました。

さっそくこのハブを数日間いろいろと使ってみたところ、ハブとしての性能やトータルのポテンシャルがとても高く、MacBook 12インチの機動性をさらに高める結果になりましたので、今回は実際の使用感も含めて、レビューをさせていただきたいと思います。

「PATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hub for MacBook」の外観について

まず今回、発売前にもかかわらずサンプルで提供いただけたKODAWARIさんには、本当に感謝でいっぱいです。この場を借りて心より御礼申し上げたいと思います。

その感謝の気持ちを表して、アツイレビューをお届けしたいと思います!

 

5in1_HUB01

届いたハブ本体のパッケージがこちら。黒基調のモノトーンパッケージで、上部に「PATCHWORKS」の金色のロゴがあしらわれています。とてもスッキリとしていて高級感のあるデザインです。

本体写真の下には「USB Type-C 5-in-1 HUB」の文字と、対応するメディアの種類が書き添えられています。

 

5in1_HUB02

裏面には、メディアを装着した写真とともに、大きく対応メディアが記載されています。

そして黄色く「パススルー充電」の記載が!

そうです、このハブの最大の特徴の一つが、「USB-PD規格で充電しながら使える」ことなのです。

USB-PD規格については、以下のページを参照

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

(ちなみにこの記事、だいぶ前に書いたんですが、地味に人気です↑)

MacBook 12インチでは、通常のUSB規格(5V)での充電ではなく、USB-PD規格という、より高圧での充電方式を採用しています。

当然発熱や発火のキケンがあるので、ACアダプタやケーブル、また途中に存在する機器類もUSB-PDに対応していないとこの高い電圧での充電はできないのですが、このハブはそのUSB-PD規格に完全対応!

ハブを使用しながらも、この14.5V2A(29W)という高い電力でそのままMacBookへ送電し、急速充電することが可能です。

このMacBook 12インチの利点を損なわないのが嬉しいですね!

 

5in1_HUB03

本体を箱から出してみたところです。本体色はシルバーのみ。

左から、USB-Cポート、SDカードスロット、その上部にMicroSDカードスロット、そしてUSB3.0ポートが2つ並びます。

そして、何と言っても目を惹くのは、その薄さです。

 

5in1_HUB10

MacBook 12インチも薄いですが、こうして比較してみてもその薄さが際立ちます。

ほとんどUSBポート分の厚さしかありません。

 

5in1_HUB09

そして反対側はどうなっているかというと、MacBook 12インチに接続されるコネクタが一つだけ。

MacBook本体に、ハブが密着する形で装着されるため、USB-Cコネクタ以外は存在しません。

 

5in1_HUB04

MacBook 純正の29w ACアダプタから、USB-Cケーブルを接続すると、青い小さなLEDが点灯します。

ちなみに、このハブはバスパワーでも動作するので、USB-Cケーブルを接続しなくても、ハブ本体をMacBookに接続すると、同じようにこのLEDが点灯します。

通電状態が一目で確認できて、とても親切な設計になっています。

実際に機器類を接続してみる

せっかくなので、このハブに搭載されている5つ全てのポートに、メディアやケーブルを接続してみました。

5in1_HUB05

一番左はApple純正のUSB-Cケーブル、隣はSDカードとMicroSDカード。続いてUSBメモリにAnkerのLightningケーブルです。

これだけ一度に挿すことができるので、メディア間のデータの移動はスムーズに行えます。

 

5in1_HUB06

本体にハブを装着したところ。充電用のUSB-C、3つのメディアとiPhoneがつながってこの大きさです。

まるでMacBookに拡張スロットが突然現れたかのように、一体感が半端ありません(笑)

 

5in1_HUB07

きちんと、SDカード、MicroSDカード、USBメモリの3つのメディアが認識されていますね。

ただし、これらのメディアを外すときは、このアイコンもしくはFinderの画面から「メディアの取り出し」をそれぞれ行ってくださいね。でないとデータが壊れてしまう可能性がありますから。

試しにiPhoneのiOSアップデートを行ってみた

先日Ankerより提供を受けた、Lightningケーブルを用いてiPhoneを繋いでみましたが、iPhoneの充電は問題なく行えるようです。

Anker PowerLine+ Lightningケーブルのレビューはこちら

【レビュー】Anker PowerLine+ Lightningケーブルはナイロンケーブルの決定版!

ではデータ通信に関してはどうでしょう。

ちょうどiOSのアップデートが来ていましたので、最新iOS(9.3.2)へのアップデートをiTunes経由で行ってみることにしました。

5in1_HUB08

iTunesを開くと、何も問題なくiPhoneを認識。すかさずフルバックアップを取って、iOSのアップデートを開始してしばらく放置すると、上の写真のようにiOSが書き換えられてゆきます。

 

iOS_version01

iPhoneが勝手に再起動し、iOSのバージョンを確認すると、きちんと最新のOSにアップデートされていることが確認できました。

USBポートの通信に関しても、全く問題ないようです。

デジカメ愛用者なら、SDカードスロットはすごく便利だ

そして、ブログを書く上で最高に便利なのが、実はSDカードスロット。

私はブログ上に、デジタル一眼レフで撮影した写真を多く掲載しています。

5in1_HUB12

デジタル一眼レフカメラからスムーズに画像データを取り込むことは、作業効率に大きく影響する

デジタルカメラは記録メディアとしてSDカードを使用している場合が多いですが、撮影した写真の取り込みは主に2通りあります。

一つはUSB経由。これはカメラ本体とパソコンをケーブルで接続する方法。

そしてもう一つはSDカードをそのままパソコンに挿してしまう方法です。

USB経由だと、当然のことながらカメラをパソコンの近くに持ってきてケーブルを接続する必要があります。

これが意外に面倒(笑)

特に三脚などに固定された状態のカメラをパソコンに繋ぐには、三脚からカメラを外して・・・というひと手間が加わります。

 

5in1_HUB014

カメラにUSBケーブルを繋いで吸い出すこともできるけれど・・・

ところがSDカードでのデータ移動であれば、カメラの横にあるスロットカバーを開けて、コイン1枚ほどの大きさのメディアを抜き取るだけ。

あとはこのハブにメディアを挿して、MacBookのUSB-Cに挿すだけです。

 

やってみるとこれが実にストレスフリー。

地味な点ではありますが、これは実際にMacBookを長く使ってみないとなかなか気付かない点ではないかと思います。

 

5in1_HUB13

やっぱりSDカードだけで取り込む方が断然ラク〜(笑)

やはり、使い方によってはUSBだけでは少しインターフェースが足りないということのようです。

また、そのほかのSDカードやMicroSDカードスロットの使い道としては、カーオーディオやAndroidスマホへの音楽データの移動が考えられますね。

最近のカーナビはほとんどがSDカードを使っていますし、Androidはいわずもがな、ですから。

この機能で、このサイズ感。考え方によっては「MacBook 12インチの付属品」といえるかもしれない

MacBook 12インチは、USB-C端子ひとつのみの搭載マシンということで有名な(?)マシンですが、やはり拡張性という面は実際の利用シーンでは必要不可欠な部分がいろいろと出てきます。

そうなると、アダプタを使って・・・という使い方が想定されるわけなのですが、せっかくMacBookの薄い筺体を手に入れても、周辺機器が嵩張るようではその利点を生かしきれません。

ACアダプター、バッテリー、ケーブル、、、

一緒に持ち歩くものはできるだけコンパクトでデザインの良いもの。何より性能や品質が高いものがベストです。

この度KODAWARIさんより提供を受けたこのPATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hubは、ほとんどジャストにMacBookの薄さにフィットし、質感やデザインもMacBookにそろえられているので、所有満足度がとても高いです。

しかも、そのコンパクトさは、ちょっとしたポーチなどに入れて持ち運ぶのに、全く邪魔にならないレベルなのですから驚きます。

 

5in1_HUB11

ちなみに私は愛用するひらくPCバッグminiに入れて毎日持ち歩いているが、一番小さなメッシュポケットにもスッキリ収納される薄さ!

この優れたデザイン性、利便性、携帯性を三拍子兼ね備えたハブなら、もはやMacBookの付属品として言ってしまってもいいんじゃないかと思ってしまいます。

それくらい、違和感の感じないハブに仕上がっていますよ。

最後に

今回紹介した「PATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hub」は、なんと昨日(20日)発売開始です。というかたった今気づきました(笑)

ハブとしては少し価格は張るものかもしれませんが、デザイン性や利便性を求めるMacBook 12インチ愛用者には、これ以上にないといってもいいくらいのデキの良さに仕上がっています。

特にデジカメを愛用する人には必携といってもいいこのアイテム、あなたのバッグに一つ、忍ばせてみるのはいかがでしょうか!

 

株式会社KODAWARIの店舗「SHOW CASE」でも様々なアクセサリの情報を発信中!

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

生きていれば、毎日が新しい日々の連続である。

 

MacBook 12インチを手にしてから半年近く。

私はほぼ毎日この優れたパソコンを使ってブログを書いている。

 

その日起こったことや手元に届く様々なガジェットのレビュー、新製品や新サービスの情報、そしておよそ役に立たないようなつぶやきに近い雑記たち。

それらの中には駄作も多いが、私にとっては紛れもなく新しく生み出されたものであった。

 

この半年間、私はこのMacBookの画面と対峙をしながら、拙い文章を書き綴ってきて、一つの結論に達したことがある。

それは・・・

 

「MacBook 12インチは私にとって最高の相棒だ」

 

ということだ。

何が最高か、という点に於いては細かくはここでは触れない。

これまで折に触れそのことについて書いてきたし、この機体が持つポテンシャルは、とにかく私の普段の使い方の中ではとにかくベストであるということなのだ。

 

そしてこの連載では、モバイルマシーンとしての避けては通れない、電源レスの外出先で如何にしてこのマシーンを使い続けるか。つまり「バッテリーを如何にして長持ちさせることができるか」ということに焦点を当ててきた。

前回の連載第3回では、「Anker PowerCore+ 13400」がサイズ感、重量感、性能ともに非常にバランスに優れ、十分に外出先での非常電源として威力を発揮することを実証することができたと思っている。

【連載】MacBook 12インチの運命(3)〜Anker PowerCore+13400は凄い奴だった

だが、物語には続きがある。

連載初回の終わりにひっそりと届いていた、一通のメールが、その扉を開けることになる。

「Anker PoweCore+ 20100」〜満を持して〜

PowerCore+2010008

それは来るべきして来た。

Amazonからのタイムセールの知らせ。これはもう逃げることができなかった。

横長の大きめの本体と、USB-CケーブルとMicroUSBケーブル。

これが「Anker PowerCore+ 20100」の全容だ。

PowerCore+2010009

PowerCore+13400と同様、10個のLEDによるバッテリーインジケーター搭載。

こればボタンを兼ねているが、これは後にこのバッテリーの重要な役割を担うことになる。

PowerCore+2010010

そして、通常のUSBポートの隣に、USB-Cポートが存在する。

これは、バッテリー本体の充電用、そして、ここに接続されるMacBookへの給電用ポートを兼ねている。

 

私は、期待に胸を膨らませ、ゆっくりとケーブルをここに繋ぎ、検証の準備を始めた。

USB-A →USB-C 充電開始

 

PowerCore+2010011

バッテリー残量LEDは10個点灯。もちろんフル充電の状態だ。

PowerCore+2010002

ストップウォッチで計時を開始する。

PowerCore+20100_charge01

MacBookの電池残量は前回と同じ5%で開始。

起動しているアプリ等出来るだけ条件を同じにしてある。

ここで充電完了までの時間は6時間25分と出ている。

PowerCore+13400の時は、7時間37分だった。この時点で約1時間以上の時間短縮となっている。

そして・・・

PowerCore+2010001

出力アンペアは2.86A

3A充電の開始だ!

念願の3A充電がここに火蓋を切ったのだ!

充電完了

PowerCore+2010003

PowerCore+ 20100のバッテリーが尽きた時、4時間20分の時間が経過していた。

PowerCore+2010004

充電総容量は12,360mAh

PowerCore+ 13400の時は、8,048mAh。実に4,000mAh以上の実容量増である。

そして、MacBookの方はというと、

PowerCore+20100_charge02

なんと81%。81%まで回復したのだ。

PoweCore+ 13400の時はというと、

PowerCore_Charge13

43%だった。右側のグラフに注目してほしい。

明らかにPoweCore+ 20100の方が急な上昇曲線を描いているのがわかる。

つまりこれが「3A充電」の威力だ。

USB-C →USB-C 充電開始

PowerCore+2010006

今度は、USB-C – USB-Cケーブルを繋いでみる。

この時、注意しなければならないのは、ケーブルを接続する前に、LEDの光るボタンを押して電源を入れてから、ケーブルを挿すということ。

そうしないと、MacBookから電流が逆流してしまうのだ。

PowerCore+2010005

ストップウォッチで計時開始。

PowerCore+20100_charge03

充電完了までの時間は、5時間49分となっている。

充電完了

PowerCore+2010007

バッテリーが空になるまで、USB-Aケーブルを使うより、約5分ほど早かった

PowerCore+20100_charge04

MacBookのバッテリーは80%まで回復

実はこの時若干PCの負荷が高く、先ほどよりバッテリーを消費しながら使用したので、単純に比較はできないが、充電完了までの時間に5分の差が出たことを考えると、若干ではあるが、「USB-C→USB-C」の方が充電効率は良かったものと思われる。

これが3A充電の実力だ!

この3機種のバッテリーの検証結果を以下の表にまとめてみた。

[table id=9 /]

この結果をどう捉えるかは、皆さんにお任せしたいが、間違い無く、MacBook 12インチをモバイルバッテリーで使う際は、このPowerCore+ 20100に大きなアドバンテージがあることがわかる。

次回予告

さあ、これで環境は整った。

俺には、実はもうひとつ、考えていることがある。

それは・・・

 

いやいや、それはまだ胸にしまっておこう。

次回はおそらく最終回となるこの連載シリーズは、最高のコラボレーションで幕を閉じるだろう。

どうか楽しみに待っていてくれ!!

【レビュー】MacBook 12インチをマルチディスプレイにするVGA変換アダプターを紹介する!

MacBook 12インチ。

それはUSB-Cポートが一つしか搭載されていない、これまでにないパソコンと言っていい。

だが、周辺機器や外部モニターを接続するシチュエーションは、パソコンである限り必ず訪れる。

 

例えば会社で使うなら。

プロジェクターに繋ぐことも当然あり得る。

そして、プロジェクターにはVGA出力する場合も多い。

 

例えばMacBook 12インチを自宅のデスクで使うとき。

デスクにはディスプレイが置いてある。

だが、旧型のディスプレイなら、HDMIやMini-Displayポートを備えないものもあるはずだ。

 

MacBook_VGA07

そろそろ買い換えなくては・・・とは思っている。昔ながらのVGA接続のみ。年季入りすぎ!

 

最新型のMacBook 12インチに旧型のディスプレイを繋いで拡張デスクトップ環境を作り出す。

そんな時に役に立つアイテムを、Aukeyさんがサンプル提供してくれた。

今日はそんなお役立ちデバイスを紹介したい!

Aukey USB-C to VGA 変換アダプター CB-C38

今回、Aukeyさんから届いたアダプターはこれだ。

MacBook_VGA03

実にシンプルではあるが、白いUSB-C端子を備えたケーブル部分と、シルバー色のVGA(メス)コネクタが一体となった変換アダプターだ。

質感も、MacBookを意識しているのか、アルミの筐体になっていて、よくありがちなプラスチックな感じがしないのもGOOD。

MacBook_VGA04

見慣れたVGAコネクタ15pinだ。

これなら、プロジェクターにでもすんなりとMacBook 12インチの画面を映し出すことが出来る。

MacBook_VGA05

拡張したいモニターにつながるVGAケーブルを用意した。

正確には、モニターはWindowsのPCにつながっているので、このケーブルはVGA切替器に繋がっている。

MacBook_VGA06

しっかりとコネクタを繋ぐ。

固定用のネジ穴は、このアダプターにはないので使わない。

MacBook_VGA08

こんな感じでVGA切替器に繋いでみた。

青いコネクタのケーブルがモニターにつながるケーブル。黒い2本のケーブルがWindowsPCと、今回新たに接続する、MacBook 12インチにつながるケーブルだ。

MacBook_VGA02

VGAコネクタの接続が終わったら、MacBook 12インチのUSB-Cポートに接続する。

ただ、サクッと繋ぐだけ。実に簡単だ。

ちなみに充電は同時には行えないので、充分に電池容量がある状態で接続しよう。

MacBook_VGA09

VGA切替器の緑のLEDが点灯しているのが、オンラインになっているポートを示す。

赤いLEDは、選択されているポート。

現在2番が選択されているが、これが今回のMacBookだ。

モニターに最適な解像度を設定しよう

旧型のモニターは、最近のモニターのようにFull-HDや4Kといった高解像度に対応していない場合が多い。

MacBookを接続すると、モニターの対応していない解像度で出力されてしまう場合があるので、そんな時は「システム環境設定」の「ディスプレイ」の項目から、モニターが対応する解像度に設定変更を行う。

VGA_kakuchou01

こちらは本体側のディスプレイ設定の画面。

「デフォルト」で問題ない。

VGA_kakuchou02

そしてこちらが外部モニター側。モニターが対応する解像度に変更する。

ちなみに「1024×768」がこのモニターの最大のポテンシャル。

いつの時代のモニターを使っているんだ!(笑)

 

設定が終わった状態で、Chromeを2枚それぞれの画面に表示してみると・・・

MacBook_VGA01

こんな感じ。

はっきり言って、外部モニターとRetinaの映りが違いすぎる。

こんな引きの写真でも全然違うなぁ。改めてこうやって見ると、さすがにそろそろモニターのリプレイスの時期が来ていることが実感させられる。うぅ。。。

あとがき。

ま、これだけ古いディスプレイを使い続けるのか、という問題は別にして、特に会社などで使うモニターは未だにVGAというシチュエーションも多いと思う。

MacBook 12インチの画面は美しいが、そうは言っても作業領域は限界があるし、MacBook Pro 15インチのように広大なデスクトップ領域があるわけではないので、一つの画面に2枚のウインドウを並べて作業する、というのはちょっと非効率だ。

 

こんな時には思い切って二つのディスプレイを並べてしまった方がいいかもしれない。

メインのRetinaにはブログ作成画面、外部モニター側には写真を並べ、ブログに写真を挿入する時は、サクッとマウスで右から左へドラッグするだけ。これは実に便利だと感心した。

 

一度に表示できる範囲が広がるということは、作業効率を上げるということにつながる。

「自宅にモニターはあるけど、MacBookはUSB-Cだし、、」と思っている方がいたら、こんなアダプターを使って作業領域を広げてみるのも悪くないのではないだろうか。

【連載】MacBook 12インチの運命(3)〜Anker PowerCore+13400は凄い奴だった

前回は、「Anker PowerCore 10400」で検証を行った。

【連載】MacBook 12インチの運命(2)〜PowerCore 10400の開いた道

 

だが、私はずっと、気にしていたんだ。

だって、奴はほとんどPowerCore 10400と同じサイズなのに、容量が3000mAhも多くなっているんだから。

それは「PowerCore+ 13400」という名前で鮮烈デビューを飾っていた。

 

名前も「PowerCore」から「PowerCore+」へとグレードアップしている。

よく見ると、「VoltageBoost」という、接続したケーブルの抵抗を検知して出力電圧を自動調整する機能が追加になっているようだった。

 

何個もモバイルバッテリーを持っていても仕方ない。

そう思っていたが、どうしてもこの新しい「PowerCore+ 13400」を欲しいものリストから削除できずにいた。

何度も削除しようと思ったのさ。それがおそらく正しい行動だ。

 

だが・・・

 

バッテリーのセルがパナソニック製となり、ほとんど同じサイズで容量アップ、しかも新しい機能が追加になって見た目も刷新されたバッテリーを、優柔不断な私の欲しいものリストから削除できる訳もなく・・・

第2章 アルミの精悍な顔立ちで、奴はやってきた

気づいたら、見慣れたアマゾンの箱が奴は私の家のリビングに届いていた。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

俺は後悔なんかしてないさ。

見た目もカッコよくなって、こんなに小さいのに、13400mAhなんて信じられるかい?

 

先輩のPowerCore 10400に敬意を表して、ここはもう一度同じ条件で、我がMacBook 12インチを充電してみようじゃないか。

じゃなきゃフェアじゃないさ。

充電開始

MacBook 12インチの設定はそのままだ。

電池残量が同じように5%まで減ったところで、ケーブルを繋いだ。

PowerCore_Charge01

リング状の電池残量LEDは花火のように丸く白く光っている。

当然満充電状態だ。

USBケーブルをPowerCore+13400とMacBookへ。

そしてストップウォッチで計時を開始する。

 

PowerCore_Charge12

見ての通りだ。これが充電を開始して7分後のアクティビティーモニターだ。

充電完了までの時間は「7時間37分」と表示されている。

思い出して欲しい。下は前回のPowerCore 10400で充電を開始した時の同じ画面だ。

PowerCore_Charge10

おさらいだが、同じ条件の時、PowerCore 10400の時は、充電完了まで「14時間23分」かかると出ていた。

つまり、新しいPowerCore+ 13400は、PowerCore 10400の約半分の時間でフル充電が可能ということ。

バッテリー容量の問題があるので、7時間経過する前にバッテリーが尽きてしまうけれど、これは出力は約2倍になっているということを意味している。

 

私は狂喜乱舞した。

ここまでの性能の違いを見せつけられるとは・・・

どれくらいまでMacBookの電池は回復するのか。

そして、そのスピードは、、、

 

私はひたすら待った。

夜が更けても、彼は精一杯エネルギーを出し切るまで、充電をやめなかったから。

PowerCore+ 13400での充電結果

そしてついに、電池残量がゼロに近づいてきた。

PowerCore_Charge03

約3時間半。充電に要した時間はPowerCore 10400とほとんど変わらない。

だが、奴が燃え尽きる瞬間に画面を見た。

 

PowerCore_Charge13

充電残量は5%→43%まで回復した。

前回のPowerCore 10400の時はというと、

PowerCore_Charge11

24%までの回復に留まったのだから、同じ時間充電して、約2倍弱の充電に成功している。

右側のグラフを見れば、下のPowerCore 10400の充電曲線に比べて、上のPowerCore+ 13400の充電曲線は急になっていて、より大きい電力で充電を行ったことがわかる。

ワットチェッカーを見てみると、

PowerCore_Charge02

電流は2.29Aを叩き出し、充電容量は「8048mAh」と表示されていた。

 

凄い。

ほとんど同じサイズで、これほどまでに充電効率が改善するとは。

技術の進歩のスピードは目を瞠るものがある。

これで外出先でバッテリーの心配などせずに、思いっきりMacBookを使うことができる。

 

そう思った。

そう思っていたのだ。

この物語に続きがあることなど、誰一人として気づきもしていなかったのだ。

そう、誰も。

次回予告

現役最強と思われた「PowerCore+ 13400」のバッテリー。

だが、運命の先には、思いもしない出来事が待ち受けているものである。

次回、MacBook 12インチにとって、最高のモバイルバッテリーが陽の目を見る。

こうして、扉は少しずつ開かれてゆくのだ。

【連載】MacBook 12インチの運命(2)〜PowerCore 10400の開いた道

そのメールは、見慣れたAmazonからのメールだった。

いわゆる、タイムセールのお知らせというヤツだ。

Amazonでは、毎日日替わりで特選商品を限定数に限り、特別価格で販売している。

 

その中で、まるで私の心を見透かすかのように、奴は新しいモバイルバッテリーを勧めてきたのだ。

 

それがコイツだ。

「Anker PowerCore+ 20100」。

容量は、私が所有している、「Anker PowerCore+ 13400」倍近い容量のバッテリーだ。

これによって、当然大きさは大きくなる。本体の細さは幾分細くなるが、長さがおよそ倍だ。

私の普段持ち歩く「ひらくPCバッグmini」のモバイルバッテリー用ポケットには当然収まりきらない。

上半分が露出してしまう形になる。

 

但し・・・

このバッテリーには他にない機能がある。

その一つが、「USB-C」ポートの搭載だ。

USB-Cから、USB-Cへの充電が可能になるのだ。

これは私が密かにずっと待ち望んでいたことだ。

 

そして、もう一つの機能。

それは「3A充電」である。

これまで様々な高性能のモバイルバッテリーを使ってきたが、どれも「2.4A充電」が限界だった。

これは散々今まで検証してきた通りだ。

 

それが3Aになる。

ちなみに、純正のACアダプタの電源供給能力は29W。今までのバッテリーは5V2.4Aだったから、供給能力はどんなに行っても12Wが限界だ。

それがこのバッテリーだと、5V3Aで15Wと、純正アダプタの半分以上の電源供給が可能になる。

これは刮目すべき機能だ。

 

私は心躍った。

「USB-Cポート搭載」と「3A充電」。

これだけで、このアダプターは十分魅力的で、購入に至る動機になった。

 

しかも、今日だけタイムセール中。

標準価格が5,999円のところ、4,799円で購入できる。

しかも私はポイントでその分を賄えたので、支払いの必要もない。

なにも迷う必要など、もうないのだ。

 

なに?

サイズ?重さ?

もう、そんなことはどうでもよかった。

第1章 モバイルバッテリーで初めてPCを充電したときのこと

はやる気持ちを抑えながら、私は、一旦冷静になってみることにした。

衝動買いは失敗も多い。

何しろモバイルバッテリーだけで幾つも持っているのだ。

「充電耐用回数500回」とか、そこまで行く遥か手前で新しいバッテリーを購入しているから、どのバッテリーもほとんど新品だ。

 

まずは冷静な気持ちになって、今までのモバイルバッテリーでの充電がそれほど非力であったのかを再度確認してみることにした。

 

既に購入したモバイルバッテリーたち。

それが「PowerCore 10400」と「PowerCore+ 13400」である。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

この二つを使って、MacBook 12インチをどの程度まで充電できるのかを試してみることにした。

下準備

なるべく条件を同じにするため、まずMacBookの画面の照度、スクリーンセーバの停止、起動するアプリケーションを同じする。

アプリケーションはChrome画面1枚、(タブはブログ画面、ブログ編集画面、Analyticsの3枚)、メールアプリ、LINE、Messangerだ。これに充電状況を確認するため、「アクティビティモニター」を常時起動状態にした。

PowerCore_Charge09

「画面解像度、輝度はデフォルト」の状態

PowerCore_Charge08

ディスプレイが消灯しないように、スリープ状態に入る設定を解除

PowerCore_Charge14

スクリーンセーバーをオフ

この状態で、まずは「PowerCore 10400」で充電を行った。

ちなみに、USB-AからUSB-Cへの変換ケーブルは、Ankerの下記のものを利用した。

PowerCore 10400での充電結果

まず、電池残量が5%になるまで、電源をつながずに作業を行う。

PowerCore_Charge15

この状態で、「PowerCore 10400」を接続する。

PowerCore_Charge10

充電完了までの時間は「14時間23分」と出た。

この時、ストップウォッチをスタート。

PowerCore_Charge04

バッテリーの充電は満タンだ。

そして、出ている電源出力はというと、

PowerCore_Charge05

5V2A程度だった。

そして、モバイルバッテリーのLEDがすべて消灯した時、

PowerCore_Charge06

3時間33分後であった。

これで充電できた容量は、

PowerCore_Charge07

6890mAhだった。10400mAhからは3,510mAh少ない値だった。

これでどれだけの充電が行えたかというと、

PowerCore_Charge11

24%残量。5%→24%なので、約19%分の充電しかできないこととなった。

ちなみに、一番右側が充電の様子を示すグラフだ。

かなりなだらかなグラフになっていることがわかるだろう。

これだと、かなりゆっくりな充電となってしまうため、若干心許なく感じてしまうところだ。

次回予告

次回は、次のモバイルバッテリー、「PowerCore+ 13400」での充電結果を示していきたい。

乞うご期待だ!

【連載】MacBook 12インチの運命(1)〜Aukey USB-Cケーブルが扉を開ける

それは、運命だったのかもしれない。

 

MacBook 12インチ、ディスティニー。

美しいフォルム、新開発の薄型キーボード、抜群のサイズ感、紙のように薄い本体、魅力を挙げればきりがない。

だがこのパソコンが他のパソコンと大きくその性質を異にすることがもうひとつ有る。

 

それは、「USB-C」ポートの搭載だ。

2015年、新しく発売となったMacBookからは、普通のUSBポートも、ディスプレイポートも、SDカードスロットもその薄型の筐体からは省かれた。

そして、充電用のポートすら、このMacBook 12インチには搭載されていない。

 

外部周辺機器も、メモリーカードも、本体の充電すら、たった一つだけ搭載されたこのUSB-Cポートで賄うことを宿命とされてこの世に誕生したMacBook 12インチ。

それは何を繋ごうにもアダプタを介さなければならない不便を強いるという、避けがたい現実を私たちに突きつけた。

CB-CD510

MacBookの生命の源、USB-Cポート。

 

ただ、それは裏を返せば、USB規格での充電が可能になったことを意味する。

USB規格は5Vの電圧で電気を通す。

今更言うまでもなく、USBは汎用性が非常に高く、これに合わせたACアダプタやモバイルバッテリーが星の数ほど販売されている。

 

つまり理論上、これらの機器を使って、このMacBookを充電することができるようになったのだ。

MacBook 12インチがこのUSB-Cポートを身にまとった瞬間から、こうしてモバイルで充電することを運命づけられた。

 

これは、MacBook 12インチを、最適なモバイルで充電して使うことを追い求めた男の、試行錯誤のストーリーである。

序章 MacBook 12インチ「ディスティニー計画」

それは突然のことだった。

AukeyのUSB-Cケーブル「CB-CD5」が、サンプル品として届けられた。

CB-CD505

白いパッケージに包まれたUSB-Cケーブルは、USB-Cポート同士をつなぐケーブルだ。

これまで通常のUSBポート(USB-A)から、USB-Cポートへの充電ケーブルは幾つか試した。

どれも性能良く、最大2.4Aの出力が出た。

だが、USB-C同士のケーブルを手にするのは初めてだ。

CB-CD501

パッケージの中には、高耐久ナイロン素材でできた、ちょっと太めのケーブルが入っていた。

コネクタ部分も大きめで、一見してゴツいケーブルのような印象を受ける。

CB-CD502

ケーブル部分は太いが、高耐久ナイロン素材で、ちょっとやそっとでは断線したりする心配はなさそうだ。

CB-CD503

ケーブルが太いため、このように束ねると、束ねた部分を中心に蝶のように広がることになる。

私はケーブルを前にして、これまでMacBookを毎日充電するために使用していた、純正ケーブルを手元に引き寄せた。

純正ケーブルとの比較

CB-CD509

Apple純正のUSB-Cケーブルは、iPhoneに付属しているLightningケーブルよりも若干太い。

MacBook 12インチはUSB-PD規格に対応した製品だ。

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

USB-PD規格は、より早く充電を行うため、大容量の電気を流せるようにした規格だ。

だから、ケーブルが発熱しないように太くしてある。

だが、このAukeyのケーブルは、それと比較してみても、ずっと太い。

 

しかも、今回のAukeyの高耐久ナイロンケーブルの長さは1メートル。対して純正のケーブルは倍の2メートルなのだ。

CB-CD506

コネクタ部分を並べてみると、こちらも純正と比べて大きい。

同じUSB-Cのコネクタとは思えないほどに大きさに差がある。

だが、この大きなコネクタをMacBookに挿すとき、その表情は一変する。

CB-CD508

シルバーに光るコネクタが、実に見事にMacBookにマッチしている。

MacBookのUSB-Cポートが本体左側にあるため、ロゴが逆さになってしまうのは少し残念だが、それ以外は完璧だ。

そして、実はこの大きめのコネクタは、抜き差しをするのにとても扱いやすかったのだ。

CB-CD507

もう一方をApple純正のACアダプタに繋いでみる。

コネクタは同じなので、当たり前ではあるが、バッチリと挿さる。

しかもこのケーブルの長さは1メートル。

純正のケーブルは2メートルだから、正直持ち運ぶには長すぎると感じていた。

その点もこのケーブルなら、モバイルとして持ち運ぶには最適の長さだ。

湧き上がる、「モバイル+USB-Cでの充電」への欲求

初のUSB-C同士のケーブル。

私はその高耐久ナイロン製の丈夫な作りと、スペースグレイのMacBook 12インチに素晴らしくマッチするデザイン性を目の当たりにして、このケーブルを普段持ち歩いている「ひらくPCバッグmini」に入れて、持ち運びたくなる衝動に駆られた。

このUSB-Cケーブルをモバイルバッテリーに接続し、外出先で充電しながら、MacBook 12インチを使えれば最高だ。

 

だが、それには一つ、大きな問題がある。

USB-C端子を持つモバイルバッテリーがない。

私の持っているモバイルバッテリーは、どれもAnkerのモバイルバッテリーで、とても高性能なバッテリーばかりであるが、それらは通常のUSBポートからの給電を行うタイプのものだ。

 

しかも、これらは最大2.4Aの出力性能。

ちなみにMacBook 12インチは、最低5V2.4Aの出力性能があれば、充電は行える。

それはこれまでも幾つかの検証を行って証明してきた。

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

どの結果も、試したモバイルバッテリーはMacBookを充電するには十分なスペックで、数時間MacBookの稼働時間の延命効果をもたらし、緊急時にはその効果が大いに期待できることがわかった。

ただ、惜しむらくはその充電速度はそれほど速くなく、少し高い負荷を必要とする作業をMacBookで行おうとすると、充電が追いつかずに徐々にMacBook本体のバッテリーが減少してゆくということだ。

もちろん純正のACアダプタをつなげば、USB-PDのお陰でどんな作業を行っても充電は継続され、かつ充電スピードも速い。

 

私は、この大きな差を、どうにかして埋めたかった。

モバイルバッテリーだけで、2.4A頭打ちのこの充電状況をなんとか打開できないものか・・・

 

現時点で、残念ながら、USB-PD規格に対応したモバイルバッテリーは発売されていない。

それは残念ながら、厳然たる事実だ。

 

それにUSB-PD規格は高電圧なため、これを実現しようとすれば、HyperJuiceのような高価格帯のバッテリーが必要だ。

しかも、HyperJuiceも現在MacBook 12インチ用の変換コネクタが長期欠品となっていると聞いている。

 

これは諦めるしかないのか・・・

そんな鬱々とした私の住む福井も、夜が更けていく。

外は5月としては異例の暴風に見舞われ、家の周りを「ピュー」っと風汽笛が次々にやってきては闇に消えてゆく。

 

嵐の予感。

私は静かにパソコンを閉じ、眠りについた。

ある一通のメールが、届いていることに気づかぬまま・・・

 

Aukey USB2.0 Type C to Type C ケーブル「CB-CD5」はこちらから

【レビュー】Anker PowerLine+ Lightningケーブルはナイロンケーブルの決定版!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

福井では桜の季節も終わり、すっかり暖かくなってきました。

風に誘われ、ぶらりと外に出ます。

Anker_PowerLine10

iPhone6のRetinaディスプレイ。

それはひときわ鮮やかで、くっきりと街の夜景にも映えます。

ただ、頻繁にSNSの通信や、ブラウジング、動画再生を行えば、心細くなってくるのはバッテリー。

Anker_PowerLine11

この写真はさっき撮ったばかりなので、まだたっぷり電池は残っていますが、最近スマホをいじっていると、夕方には20%を切るようになってきました。

そんな時、外では、モバイルバッテリーが本当に便利です。

これまで色々とモバイルバッテリーを試してきました。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

Ankerのモバイルバッテリーは、どれも小型でスタイリッシュなデザイン。

ひらくPCバッグminiにも私は常にAnkerのモバイルバッテリーを忍ばせています。

【レビュー】ひらくPCバッグminiにMacBookとデジタル一眼レフを入れて持ち歩こう!

iPhoneを充電するためには、Lightningケーブルが必要です。

私の持っているLightningケーブルは、白か黒のものばかり。

ここは春らしく、ちょっとカラフルなケーブルを・・・

そう思っていたところに、Ankerさんからサンプル品として、高耐久ナイロンPowerLine+ ライトニングUSBケーブルを提供いただくことができました。

早速試用してみましたので、何枚かの写真とともにご紹介してみます。

Anker PowerLine+ 高耐久ナイロンLightningケーブル外観

Anker_PowerLine01

まるで、キーケースのようなポーチに、それは入っています。

Anker_PowerLine02

Anker_PowerLine06

シックで高級感が漂うフェルト製のポーチは、ケーブルを包み込むようになっていて、フラップはマグネットで留まっています。

Anker_PowerLine03

フラップを開くと、鮮やかなレッドのケーブルが現れます。

今回のこのケーブルの長さは0.9mです。

Anker_PowerLine04

ケーブルを束ねて止められているベルクロテープは柔らかく、優しくケーブルを包みます。

Anker_PowerLine08

ケーブルのコネクター部分は、USB側に「ANKER」の文字、Lightning側にAnkerのロゴが表示されています。

黒いコネクタと、赤いケーブルのツートンカラーのコントラストがすごくカッコイイ。

Anker_PowerLine09

このケーブルの最大の特徴、高耐久ナイロン製素材で出来たケーブル部分。

Ankerのサイトには、こんな記載がありました。

外部には2重に編み込まれた高耐久ナイロン、内部には防弾ケブラー素材を使用。コネクタ部分もレーザー溶接を施し、その全てにおいて高耐久を追求しました。6, 000回以上の折り曲げテストにも耐えうる究極の高耐久ケーブルです。

絡まりにくく取り回しにも優れるナイロン製のケーブルは、耐久性も抜群なようです。

モバイルバッテリーに繋いで充電してみた

早速、iPhoneをモバイルバッテリーに繋いで充電してみます。

Anker_PowerLine15

USB側を、Anker PowerCore+13400のUSBコネクタに繋ぎます。

Anker_PowerLine07

そして、LightningコネクタをiPhoneへ。

さすが、同じAnkerのToughShellにジャストフィットで挿さります。

なんという一体感だ!!

ToughShellのレビュー記事はこちら

【レビュー】AnkerさんからiPhone6用ToughShell & GlassGuard+が届いた!完璧な一体感がスゴイぞ!

Anker_PowerLine12

どうですか、このベストコンビネーション。

ブラックのモバイルバッテリー、スペースグレイのiPhone、そしてフェルトポーチの間を結ぶ鮮やかな赤いナイロンケーブル。

Anker_PowerLine14

このポーチは本当によく出来ています。

ケーブルの長さが余剰なら、このポーチの中で何度か折り返して長さを調節すればいい。

今まで、スマホの充電用ケーブルになかった新しい形です。

あとがき。

この高耐久ナイロンケーブル、色もレッドとブラックのツートンでめちゃくちゃカッコイイケーブルですよねー。

今回は、高耐久ナイロン製ということで、ちょっと使ってみた感じではありますけど、ナイロン製のケーブルは折り曲げがすごく楽。

というのも、通常のケーブルは無理に折り曲げると、中で断線する危険性があって、取り扱いに気を使うんですよ。

Anker_PowerLine01

純正のLightningケーブルを同じ感じで束ねて並べてみました。

わかりますでしょうか。純正ケーブルは固く、これ以上曲げるとケーブルに負担がかかって、内部で断線する危険性が高くなるので、持ち運びにはちょっと不便でした。

そんなケーブルをコンパクトに、しかも安全にポーチに入れて持ち歩くことのできるナイロンケーブルは、とても長く使えそうなガジェットだと思います。

 

私もこれを明日からひらくPCバッグminiに入れて持ち歩くことにしました。

是非、このカッコイイケーブル、皆さんも1本いかがでしょうか。

普段持ち歩くバッグに入れても、かさばらないし、価格は1,600円ほどしますが、オススメですよ!

【レビュー】Aukey ソーラー充電器PB-P3でひらくPCバッグminiに乗せて充電したぞ

春麗らかな陽射し。

その身を凍らせていた雪をせせらぎに変え、山には息吹が戻り、鳥たちが舞い降りる。

待ちわびた春。

雪解けの水はキラキラと陽の光に反射して、まるで今年一年の朝をやっと迎えたようだ。

そして、もう少しすれば夏山登山のシーズン。

山では電気が通っていないところも多いから、スマートホンの電源確保は重要なファクターだ。

 

一方、街でも思いコートを脱ぎ捨て、みな軽装になって心も軽くなったような足取りで歩く。

だが、スマートホンの充電はうっかり1日忘れると、外では電源のある場所か、モバイルバッテリーがないと行えない。

そして記憶に新しい大震災。

突然の災害でも、もちろん電源の確保は途端に難しくなる。

僕らにとって、スマートホンは便利な道具であると同時に、大事な生命線でもある。

 

こんな私たちの生活をしっかりガードしてくれる嬉しいアイテムが、「ソーラー充電器」である。

今日は、Aukeyさんからのサンプル提供品第三弾、「Aukey ソーラーチャージャー デュアル 14W 折り畳み式 PB-P3」を絶賛紹介したい!

Aukey ソーラー充電器PB-P3 開封・外観

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ダンボールのイラスト。これも1回目のUSBハブ、2回目のBluetoothイヤホンともに同じだが、今回はちと大きめだ。

1回目のレビューはこちら

【レビュー】MacBook12に有線LANを追加するハブを試す

2回目のレビューはこちら

【レビュー】Aukey bluetoothスポーツイヤホンはランニングしながらの聴くのに最適!

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箱を開けると、ビニール袋に密閉されていた。

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箱から出すと、本体とフックが4つ、マニュアルと保証書だ。

横幅は約29cm、縦16cmとなっていて、横幅はMacBook 12インチとほぼ一緒。

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三つ折りのクラッチバッグのようになっていて、上面部分はベルクロテープで留まっている。

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開くと、充電可能容量14Wの文字と、5V2Aのポートが二つ備わっていることがわかる。

その上の23.5%というのはエネルギー効率のことだと思うが、これが良いのか悪いのかはよく分からない。

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内部のポケットの中に、USBの端子が二つ。ここに充電ケーブルを挿して、スマホなどを充電する。

ソーラー部分の質感はどうだ

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3つ折り部分を全部展開すると、大きめのソーラーパネルが2枚。

その四隅に丸カンがあって、ここにフックを引っ掛け、このパネルを陽が当たるところに吊るす。

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ブルーのソーラパーネルの質感は悪くない。

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付属のフックを引っ掛けたところ。これを窓際や、キャンプでのテントの南向きに向けてに吊るせば、かなり効率よく充電できるはずだ。

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iPhoneを充電する時は、しっかりと急速充電が行えるケーブルを選ぼう。

なんと、スタンド付き。これは吊るせるような場所がない時に便利だ!

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一見するとなんの変哲もない裏面。ちょっと丸カンの上部分が浮いているが・・・

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実はこの部分がベルクロテープで留まっていて、片方だけ剥がれるようになっている。

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このリボンの部分のベルクロを剥がして、

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本体の方に貼り付ける。すると・・・

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なんと立派にスタンドに早変わりだ。これなら、たとえ地べたにだって置くことが可能だ。

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この面を太陽に向ければ、なんの問題も無しだ!

実際に太陽の下で充電してみた

実際、雲ひとつない快晴の空の下で、iPhoneを充電してみることにした。

ちなみに季節はまだ3月。それほど日差しは強くないが、きちんと充電できるだろうか。

ここで、このソーラー充電器の外で使うことも想定して、いつものバッグに登場してもらうことにした!

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「ひらくPCバッグmini」の登場。

ちょうど三角形に立つ形が、妙にマッチしていてナイスじゃないか?

なあ、そう思わないか!?

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ひらくPCバッグminiには、フックを通す穴はないが、ショルダーベルトの付け根にうまく引っ掛けることができた。

これならずれたり、外れたりすることもなさそうだ。

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そして気になる給電能力はというと、ほぼ5V1Aが出ている。

太陽の位置はほぼ真上。その光に極力真正面に当たるように置いて計測してみたが、ちょっとずらすと、やはり給電量は低下してしまった。

できるだけ強い陽射しの元で行うことがお勧めだ。

あとがき。

キャンプに、穏やかな陽射しの公園で、そして災害時の緊急用電源として。

改めて考えてみると、ソーラー充電器は意外にも使い道がたくさんありそうな機器であることに気づかされる。

デザインもスタイリッシュでカッコよく、コンパクトにたためることができて、バッグに忍ばせておいても決して邪魔にならない。

もちろん、ひらくPCバッグminiにもすっぽりと収まる。

強い陽射しの元で充電すれば、電力もスマホを充電するには全く問題なく、家庭の電源で充電するのと遜色ないのは、正直私も驚いた。

家庭に一つ、持っておくと損はないアイテムだと実感できた優秀なガジェット。皆さんもおひとついかが?

【レビュー】MacBook12に有線LANを追加するハブを試す

僕らの手となり、様々な仕事をこなしてくれるMacBookは、時に不自由を強いられることがある。

【レビュー】Surface3とMacBook 12inch Retina、どっちを選ぶ?

時にはセキュリティを重要視するような会社での仕事。

今や喫茶店やコンビニエンスストアでも無線の電波が飛び交う程、無線LANは大衆化しているが、安定した通信と、しっかりとしたセキュリティを重要視する場所では、無線LANの使用はご法度である場合がある。

 

そして時には、出張先のビジネスホテル。

ホテルで提供されている無線LANはアクセスが集中するため、安定した通信が得られない場合も度々だ。

 

そんな場合は、ホテルの部屋に口を開けている有線LANポートが威力を発揮する。

ここに、LANケーブルをつなげれば、安定した通信が行える場合が多い。

 

だがしかし・・・

我が手中にある、MacBook 12インチは有線LANポートはおろか、フルサイズUSBポートすら省かれ、あるのはUSB-Cポートのみだ。

 

なんということだろう。

折角の高性能なコンピュータを持っているのに、無線がなければ何もできないなんて・・・

北陸の雨がそぼ降る中、忸怩たる思いを私は抱えていた。

 

そんな私の悩みを知ってかしらずか、Aukeyよりとても魅力的な製品がサンプル品としてちゃぼPの元に届けられた。

果たして、それは一体どんな製品なのであろうか。

高ぶる気持ちを抑えながら、早速、紐解いて行きたい。

その名は「Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター」

USB-Cコネクタに接続できる機器はそれほど多くはない。

USBハブですら、量販店に行けば買える、というレベルのものじゃないんだ。

以前ワタシが部長のサイトでレビューした、

http://nabi1080.com/review/sample/50992

勿論これは毎日使っている。特にSDカードが使えるのがいい。

デジイチとPCをケーブルでつなぐのは正直めんどくさい。カードを抜いてアダプタに挿し、PCに繋ぐ方がラクだ。

ただ、このようなハブやアダプターは本当に数が限られるし、それなりの値段がする。

そしてこれには、有線LANポートがない・・・

 

そこに、綺羅星のごとく、新参者が登場した!!

外観

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 02

見よ、この段ボールに印刷されただけといういかにも「余計なところにコストかけてません」感を(笑)

私は、ガジェットは好きだが、箱は別にどうでもよい。中身が大事だ。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 01

コレが中身だ。本体とマニュアル、保証書にドライバCDである。

というか、ドライバCDをずいぶん久しぶりに見た気が(笑)

ちなみにこのドライバCDは、Windowsに使う時にインストールするもののようだ。MacBookに接続する際は、必要ないようである。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 03

待望の「有線LAN」のコネクタだ。最近じゃ薄型のノートPCが増えて、めっきり有線LANポートを搭載するパソコンが少なくなってきた。

ビジネスモデルでは、まだまだ標準搭載だろうが、世にウルトラブックが流行り始めた頃から、有線LANポートが省略され始めた気がする。

無線LANのみでも、普段使いは問題ないけれど、会社内で使うなら、やっぱり有線はあった方がいい。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 04

USB3.0のポートが3つ並ぶ。これだけあれば、メモリに光学ドライブにスマホを同時に接続なんてこともできるというものだ。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 05

当然、PC接続側はUSB-C。このまま何のためらいもなく、スッとMacBookに挿せるぞ!

本体に接続する

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 06

MacBook 12インチに接続するとこんな感じになる。コネクタも緩くなく、ちょっと触れただけで抜けてしまう、というようなこともない。

ただ、惜しむらくは充電用のポートがない点だ。仕事用のデスクで使うなら、挿しっぱなしで使う場面も多いだろうから、できれば充電用のポートも備えて欲しかったところ。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 07

パソコンに接続すると、通電状態を示す緑のLEDが点灯する。小さいLEDだが、結構コレ、あると便利なんだよね。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 08

早速LANケーブルを挿してみた。特にリンクアップを示すLEDなどはないが、ちゃんと1000Baseで繋がっているぞ。

Aukey Type-C USB-C USB3.0 3ポートハブ LANアダプター 09

USBメモリが、まるで蒸気船の煙突のように聳え立つ。

こりゃーいい。安定感抜群。四角い筺体に、必要な時にブスっと挿せる取り回しの良さは圧巻だ。

ちなみに、底面は小さなゴム足が付いているから、ガタつくこともないのもうれしい点だ。

あとがき。

ちょっと使ってみての感想ではあるが、持ち歩き用と言うよりは、作業環境に常に置いておく用に向いている製品ではないかと感じた。

やはり、有線LANは移動するMacBookなどに繋いだり外したりするのは面倒だ。

むしろUSBハードディスクなど常に業務で使うようなものと、LANケーブルを常時ここに挿しておいて、MacBookを持ってきたらUSB-Cにコイツを挿し、そのままネットワークと外部ストレージを使うという方法が一番効率的に思えた。

MacBookを有線LANで使うことが出来たら、仕事で使えるんだけど・・・と考えている人には、まさにうってつけのアイテム。

MacBook 12インチ使いで拡張性に悩むそこのあなた、価格もお手頃なこのアイテムを、是非手に取ってほしいと思う!

【レビュー】Anker PowerCore 10400 はSurface3に充電できる絶妙なバッテリー

※この記事は、2015/9/13に執筆されたものを、2016/3/22に訂正・加筆を行いました。

モバイルへのあこがれ。

どこにでも高性能なノートブックを持ち歩き、喫茶店で芳しい珈琲を注文したら、窓際の席に腰を下ろす。

私の時間はここから始まる。

Surface3。

 

これまであったタブレットとPCの境界線を無きものにし、どんなライフスタイルにも対応できるようにした素晴らしいコンピュータである。

【レビュー】私がSurface3を愛用するいくつかの理由

このコンピュータには、たくさんの”知恵”が詰め込まれている。

タッチディスプレイにサーフェスペン、LTEにLED内蔵キーボードのタイプカバー。どれをとっても斬新だ。

「どうぞ、私を持ち歩いてください」と言わんばかりの性能とコンパクトさ。

だが、どんなコンピュータにも電源は必要だ。

電池が切れれば、そのすべては用を成さない。

 

そこで、私はAnkerのモバイルバッテリー、「PowerCore 10400」を購入してみたのだ。

これまでで最高のモバイルバッテリー

2015-09-13 00.16.09

これがAnker PowerCore 10400だ。二つ折り財布サイズでPowerIQ、VoltageBoostに対応。接続する機器に応じて最適な電流で充電してくれる。

これなら、意図せず不適切な機器を接続して、壊してしまう心配はない。

実際に使ってみて、サイズ感、重量、容量、機能性全てにおいて、とても満足のいくものだった。

これまでのモバイルバッテリーは、大容量のものは形状も大きく、朝カバンに入れるのをためらうほどだったが、このサイズと重さなら、何の抵抗もなくカバンに放りこめる。

 

そして、充電を試してみると、

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出力2.24A。純正ACアダプタと同じアンペアで充電が可能だ。

充電ケーブルもコンパクトに

Surface3の充電端子はMicroUSBであるが、私のスマホはiPhoneであるため、なので、Lightningケーブルも必要になる。

スマホとPCを同時に充電することもあまりないと思うので、なんとかケーブルは一本化したいと思っていた。

だがしかし、充電用のケーブルは、実はとても大事で、特に2A以上の電流になると、対応しているケーブルが限られる。

安物のケーブルは大概この急速充電には対応していないのだ。

そこで、いろいろと探し、これを購入した。

このケーブルの特徴はMicroUSBとLightning兼用ということ。

しかも四角形のリールケーブルでかさばらず、ケーブルもしっかりしていて断線しにくく作られている

MicroUSBを使う時も、Lightningコネクタが分離しないから、うっかりLightningアダプタだけ紛失、という心配も皆無だ。

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幾分ケーブルにしては高価だが、長持ちすれば充分元は取れるんじゃないだろうか。

あとがき。

このバッテリーの後継として、いくつか製品が発売されているが、今注目なのは、これだ。

容量がほぼ変わらないにもかかわらず、サイズはほとんどクレジットカードサイズ。

小さいことはいいことだ。わずか数センチ、重さ数十グラムでも気分が違う。

次に購入するなら、是非これも選択肢に加えておいてほしい。

 

心配なバッテリーがこれでクリアになれば、ますます外でのこの端末を外で使用する機会も増えるだろう。

珈琲の香りと美しい画面で、上質な時間を過ごすのも、悪くない。

 

モバイルバッテリーを使ってMacBookを充電

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

PowerCore+ 13400の記事もどうぞ!

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

昨夜、私はとある計画を実行するため、充電したい気持ち必死にこらえて、刻々とMacBookの電池が減ってゆくのを眺めていた。

ああ、電池アイコンが赤くなる・・・

Anker PowerCore+13400でMacBookをどこまで使い続けられるか!

タイムセールで購入したAnker PowerCore+13400

彼にはやるべき仕事がある。

それはMacBook 12inchにそのエネルギーをすべて注ぎ込むこと。

以前、Anker PowerCore10400で検証した結果がこれだ!

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

この時は電池残量10%から48%までの約38%分を、約3時間かけて充電することができた。

後発のバッテリー、PowerCore+13400は、バッテリー容量が10,400mAhから3,000mAhアップし、さらにセルがパナソニックになって外観も一新。

外観やスペック比較はこちらを参考!

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

これは期待出来る、というか期待したいぞ(笑)

本当はHyperJuiceでやってみたいけどね。部長もMessengerで言ってたしなあ。でもそりゃあ高いから今は無理というものだ(笑)

というわけで、新しいモバイルバッテリーからMacBook 12inchの充電検証を、これより開始だ。

充電開始

昨夜はギリギリまでMacBookに充電ケーブルを挿さずに我慢した。それも、挿したくなる衝動を必死にこらえてのことだ。

そしてギリギリまで粘って電源を落として、検証を開始する時点の電池状態がこれだ。

PowerCore+13400_01

電池残量4%だ。立派に赤いアイコン。間もなくスリープ予告まで表示されている。

前回の検証の際は10%からだったので、ここまで減らすことはなかった。しまった、失敗した。くうぅ。。。

気を取り直して、早速モバイルバッテリーを繋いでみよう。

PowerCore+13400_02

AnkerのUSB-Cケーブルを使っている。これで2.4Aの出力が確保できることは確認済みだ。

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この通り、バッテリーのインジケータは全部点灯。フル充電状態だ。

PowerCore+13400とPowerCore10400との充電実績比較

最後のLEDが点滅に変わり、Anker君はすべてのエネルギーをMacBookへ注ぎ込んだ。その絵がこれだ。

PowerCore+13400_04

MacBookを稼働したまま、充電を継続した結果、4%→43%まで約39%まで回復している。

PowerCore10400を検証した際のアプリの動作条件とはちょっと異なる部分はあるが、大まかにまとめると以下の通りになる。

[table id=4 /]

まとめ

動作条件が全く同じではないので、単純に比較はできないが、まとめると、

  • PowerCore10400は3時間で38%回復している
  • それに対して、PowerCore+13400の方は3時間37分かけて39%の回復を見せている

この数字だけを見ると、容量の少ない10400の方が短時間に効率よく充電できているように見えるが、重要なのことは、充電時間で13400の方が37分余計に充電できているということだ。

これは、この時間中もMacBookは稼働を続けており、その間も電池が減ることに転じることなく、充電し続けており、開始から3時間37分後から初めてバッテリーは減少に転じているということだ。

つまりその分長くMacBookが長く使えるということになり、外での稼働時間が長くとれるということ。

これは紛れもなく、容量が増加したPowerCore+13400の優位性を示していると言えるだろう。

しかも、このPowerCore+13400QuickCharge2.0にも対応しており、対応の充電器さえあれば、空になったバッテリーでも早く充電ができる。これも一つの大きなメリットだ。

Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

ただし、現時点では価格差が約1,800円あり、この性能差のために、この価格差を許容できるかという部分にかかっているだろう。

その点も踏まえて、ぜひ最適なモバイルバッテリーを選んでもらいたいところだ。

Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

すでにモバイルバッテリーの世界では、代表的なメーカーとして支持されているAnker。

これまで色々とモバイルバッテリーを購入して試しているが、先日購入した

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

このPowerCore+ 13400は、これまでのモバイルバッテリーとの相違点として、モバイルバッテリー本体への充電がQuickCharge2.0という規格に対応しています。

「QuickCharge」とは、米国のクアルコム(Qualcomm)の開発した充電規格で、通常はUSB経由では5Vの電圧を流すことが前提になっていますが、このQuickChargeではより大きい電圧を流すことができるようになります。

これまでは、短時間により多くの電気を運ぶために、電流量(アンペア)を大きくすることで凌いできました。最近よく見かける、「2.4A対応」の充電器というのはこの流れで各社から作られているものですが、電流を多く通すと、ACアダプタやケーブルに大きな負担をかけることになって、発熱、発火の恐れが出てきます。

それをなんとかして安全に、より多くの電力を供給できるようにしたのが、QuickChargeという規格です。

QuickCharge2.0に対応したACアダプタとして、Amazonタイムセールでゲットした「Aukey Quick Charge 2.0 ACアダプター3ポート」で充電して、ちゃんとQuickChargeで充電できるかを検証してみることにしました。

PowerCore+13400とAukey QuickCharge2.0対応3ポートACアダプタで急速充電を試す

今回、用意したACアダプタはこちら。

QuickCharge01

Aukey QuickCharge2.0対応3ポートACアダプタです。

ただ、このアダプタ、すでに販売終了なのか、Amazonからは無くなっています。

同じ機能を持つものとして、Ankerから同じくQuickCharge対応の(こちらは3.0)ACアダプタが発売されていますので、参考にしてください。

外観

QuickCharge02

一番上がQuickCharge対応のUSBポート。ここにつないだ機器が、QuickCharge対応であれば、QuickChargeモードで充電が行われます。

ちなみに、非対応のものを繋ぐと、保護回路が働いて、5V1A程度の給電になりますので、iPadやMacBookなどの消費電力の大きいものを充電する時は、最大2.4Aの出力がある下の2つのポートを使ってください。

また、残念ながら、MacBookのUSB-PD規格には非対応。あわよくば・・・と思ったんですが、やっぱり無理でした。MacBookには当然Qualcommのチップは搭載されていませんし、仕方ありません。

USB-PD規格についてはこちらを参考に

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

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QuickCharge04

コンセントプラグは折りたたみ式です。携帯に便利ですね。

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大きさは一般的なクレジットカードサイズよりだいぶ小さいです。

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QuickChargeに対応する太めのMicroUSBケーブルが付属しています。5V以上の電圧が通ることになるので、対応していないケーブルを使うと火災の恐れがありますから、くれぐれもご注意を。

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QuickChargeでは「9V2A」「12V1.5A」のいずれかで充電されることになります。

モバイルバッテリーを充電してみよう

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AnkerのPowerCore+ 13400です。これはQuickCharge対応なので、これがQuickChargeで充電できるか早速やってみます。

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まずは、ワットチェッカーをQuickChargeポートに繋ぎます。その先に先ほどのMicroUSBケーブルを繋いで、モバイルバッテリーに接続します。これで電圧を見てみましょう。

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電源コンセントに接続すると、緑色のLEDが点灯します。特に色も変わることもなく、充電が終わっても消灯しません。点きっぱなし。

QuickCharge09

電圧部分、十の位がないので、2.17になっていますが、ほぼ12Vで出力しています。電流は1.48A。ほぼ1.5Aで、「12V1.5A」できちんとQuickChargeで充電できていることがわかります。

外出先等での短い時間でのモバイルバッテリーの充電に便利

最近のモバイルバッテリーは、大容量化しているので、カラの状態だと朝までに充電が終わらないほどにかかってしまうことがあります。

それをこのQuickChargeで充電すると、だいたい4-5時間で充電可能。

夜寝る前に充電を始めれば、まずほとんど起きる前には充電が終わっているでしょう。

 

スマホにパソコン、タブレットにモバイルルーターなど、充電するガジェットが増えてくると、外出先での充電はできるだけ効率よく行いたいものです。

特に、スマホの一部はQuickChargeで充電できるものも増えてきていますね。

特に出張や外泊などが多い方は、充電時間を短くできるQuickCharge対応の充電器と対応機器で効率の良い充電環境を整えてみることも良いかもしれませんね。

【レビュー】NETGEAR AirCard AC785モバイルルータは設定簡単!

MacBookを持ち出して、外でも積極的に使っているわけですが、MacBookには、Surface3のようにLTE通信機能が搭載されていません。

そこで外では、カフェなどのWiFiサービスを利用するか、iPhoneのテザリング機能を使って通信を行うことが必要でした。

 

ただ、やっぱり無料のWiFiはセキュリティが心配だし、利用者が多いと速度が遅く、ストレスがたまることも多いのが現状。

また、スマホでのテザリングは便利ではありますが、iPhoneの設定を都度切り替える手間もあったり、何よりバッテリーが急激に減っていく問題も無視できない問題です。

そのため、今回新たにモバイルホットスポット(モバイルルーター)を使ってみることにしました。

他機種との比較

今回、私が選んだのがコレ。

NETGEAR AirCard AC785 (SIMフリー LTE モバイルルータ) AC785-100JPS
ネットギア (2015-06-20)
売り上げランキング: 3,518

ネットギアジャパンから発売されている、SIMフリーのモバイルルーターAirCard AC785です。

SIMフリーの代表格としてよく取り上げられるのが、NECプラットフォームズのAterm MR04LNあたりが売れ筋ですね。

主なAC785とMR04LNとの違いと簡単にまとめると、

[table id=3 /]

のようになっていて、全体的に機能性はMR04LNが一歩リードですが、普段特に国内での利用のみで、会社用、プライベート用としてSIMの使い分けない方は、価格の安いAC785でも十分だし、コストメリットも高いと思います。

ちなみに、ネットギアという会社はあまり日本では知名度があまりありませんが、アメリカのサンノゼにある会社で、ワールドワイドでは、ネットワーク機器のに関してはかなりのシェアを持っている会社。

製品としても十分な信頼もあり、土日も含めた365日の電話無償サポートを行っていますので、サポート面も安心なのは、特に初心者にはありがたいのではないでしょうか。

外観

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外箱と本体。カスタマサポートのフリーダイヤルも記載されていました。

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内容物は本体に充電器と充電用MicroUSBケーブルとバッテリー、説明書。

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裏蓋を開け、バッテリーを外すとSIMスロットが現れます。SIMを交換するためにはバッテリーを取り外さなければならないため、頻繁にSIMを交換することのない人に向いていると思います。

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用意したSIMはBIC SIM。もともとはSurface3のために購入したもので、SIMのサイズは「nano SIM」でした。AC785は「マイクロSIM」なのでこのままだと、使えませんねぇ。

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そこで、今回は多少強引ではありますが、SIMアダプタを使用しました。Amazonで評判の良さそうなものを選ぶことに。価格も数百円とお得です。

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今回は、nano SIM → Micro SIMへの変換アダプタを使用します。

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私の場合、ちょっとだけnano SIMのサイズがアダプタの枠に対して小さかったため、両面テープを使用して固定してみました。ちなみにこのアダプタは透明な薄いトレーが付いているため、はめ込んだSIMが脱落しにくくなっていて、とても使いやすいですよ。

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こんな感じで、SIMスロットにはめればOK。ただし、くれぐれも注意して欲しいのは、

  • SIMアダプタは、メーカー非推奨(故障する可能性がある)
  • SIMを外した状態でアダプタだけをスロットに挿入しないこと(抜けなくなる可能性がある)

ということ。もしこの方法でトラブルが発生しても、メーカーではサポートできないので要注意です。

初期設定

SIMを装着したら、最初にバッテリーの充電を行います。

付属の充電器、もしくは市販のUSB充電器(iPhoneの物でもOK)とUSB-MicroUSBケーブルを接続して充電してゆきます。

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充電中はこのような表示。充電が終わったら、電源ボタンを長押しして、電源を入れればOK。

WiFi、本体設定

まずは、液晶画面に表示されたSSID,パスワードでパソコンから無線接続を行います。

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赤枠の中が、SSID,パスワード。

接続ができたら、ブラウザを開いてアドレスバーに、

”http://netgear.aircard”と入力すると、

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管理画面を開くことができるので、サインイン欄に「password(初期値)」を入力し、サインインをクリック。

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ダッシュボートには、接続されている端末やWiFiの状態、月間使用量が表示されています。

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左メニューのWiFiを選択すると、設定されているWiFiのSSIDとパスワードが表示されるので、変更する場合は、

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オプションタブを開き、赤枠の部分を変更します。暗号化の部分は、より強固な「WPA2」を選ぶことをお勧めします。

また、周波数に関しては、2.4GHzにしか対応していない端末を使用する場合は、2.4GHzを選択する必要があるので注意。設定が終わったら、最下部の適用をクリックで完了です。

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次に、この管理画面にログインする際の管理者パスワードを変更します。

初期値は皆同じなので、変更しておいたほうが無難です。

左のメニューの設定をクリックすると、

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最下部に「管理者ログイン」欄があるので、ここで新しいパスワードを設定すればOK。

APN設定

次に、APNの設定を行います。

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メニューの「設定」「ネットワーク」「APN」を選ぶと、赤い枠の部分がありますので、これを設定します。この内容はキャリアによって異なります。私はBIC SIMなので、基本的にIIJのAPN情報を入力しました。

最後に、「有効」のラジオボタンを選択するのを忘れないように。これを忘れるといつまでたっても繋がりません。

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ちなみに、メーカーサイトでは、わかりやすい設定用の動画を公開しています。こちらもぜひ参照してくださいね。

最後にスマホアプリも入れておこう

スマホのアプリを入れておくと、通信量や接続状態、スマホからのモバイルルータの電源オフなども行えて、とても便利なので、あらかじめ入れておきましょう。

スマホでAirCardにWiFiで接続した後、アプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。

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ここで管理者パスワードを入力すると、ダッシュボード画面が表示されます。

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この画面でデバイスの電源の部分をタップすると、AirCardの電源を遠隔で落とすことが可能です。

モバイルルータをカバンなどに入れたまま、電源を落とせるので意外と便利ですよ~!

気になる速度は?

さて、これで準備は万端。

場所を移して、喫茶店で使ってみました。

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MacBook 12inchを使って、どれくらいの速度ができるでしょうか。

RBB SpeedTestを使って測定してみました。

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条件を「モバイルルータ」、回線はドコモ系なので「NTT DoCoMo」、ISPは「IIJmio」を選択。

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下り1.8M、上り9.7Mという測定結果でした。

うーん、上りはまあまあ、下りが今一歩というところですが、、環境にもよるだろうし、使える周波数がモバイルルータによっても異なるので、一概には言えないところですね。

ただ、外出先で使う分には全く問題ないレベルでした。

 

ちなみに、このルータには最大15台の端末を無線接続できるので、家族のスマホやゲーム機なども同時利用可能です。

また、充電しながらの利用もできるので、電源のある場所なら電池切れの心配もなく、非常に使い勝手の良いルータと感じました。

ちなみに、SIMフリーなので、当然海外でも使うことができるので、海外旅行の多い人は一つ持っておくと便利だと思いますよ!