こんにちは。MacBook 12インチ野郎ちゃぼP(@chabo0429)です。
私は日頃より、MacBook 12インチでブログを執筆していますが、すべての作業がMacBookのみで完結するのであれば、こんなにラクなことはありません。
ところが私のPCライフはそんなに簡単ではないわけで、例えば・・・
「写真を撮って、MacBookに取り込む」
という作業が必ずといっていいほど入ります。
ところがここで問題が!!
USB-Cポートをひとつしか持たないMacBook 12インチには、デジカメとコミュニケーションを取るためのポートがありません。
MacBook 12インチにSDカードが直接挿せたら超便利ですが、そんなことは出来るハズもなく・・・
実は先日、レビューをしたiPhone6/6s用のITG Full Coverと一緒に、KODAWARIさんから、MacBook 12インチ用の5-in-1ハブをサンプル提供いただいておりました。
さっそくこのハブを数日間いろいろと使ってみたところ、ハブとしての性能やトータルのポテンシャルがとても高く、MacBook 12インチの機動性をさらに高める結果になりましたので、今回は実際の使用感も含めて、レビューをさせていただきたいと思います。
「PATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hub for MacBook」の外観について
まず今回、発売前にもかかわらずサンプルで提供いただけたKODAWARIさんには、本当に感謝でいっぱいです。この場を借りて心より御礼申し上げたいと思います。
その感謝の気持ちを表して、アツイレビューをお届けしたいと思います!
届いたハブ本体のパッケージがこちら。黒基調のモノトーンパッケージで、上部に「PATCHWORKS」の金色のロゴがあしらわれています。とてもスッキリとしていて高級感のあるデザインです。
本体写真の下には「USB Type-C 5-in-1 HUB」の文字と、対応するメディアの種類が書き添えられています。
裏面には、メディアを装着した写真とともに、大きく対応メディアが記載されています。
そして黄色く「パススルー充電」の記載が!
そうです、このハブの最大の特徴の一つが、「USB-PD規格で充電しながら使える」ことなのです。
USB-PD規格については、以下のページを参照
【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて
(ちなみにこの記事、だいぶ前に書いたんですが、地味に人気です↑)
MacBook 12インチでは、通常のUSB規格(5V)での充電ではなく、USB-PD規格という、より高圧での充電方式を採用しています。
当然発熱や発火のキケンがあるので、ACアダプタやケーブル、また途中に存在する機器類もUSB-PDに対応していないとこの高い電圧での充電はできないのですが、このハブはそのUSB-PD規格に完全対応!
ハブを使用しながらも、この14.5V2A(29W)という高い電力でそのままMacBookへ送電し、急速充電することが可能です。
このMacBook 12インチの利点を損なわないのが嬉しいですね!
本体を箱から出してみたところです。本体色はシルバーのみ。
左から、USB-Cポート、SDカードスロット、その上部にMicroSDカードスロット、そしてUSB3.0ポートが2つ並びます。
そして、何と言っても目を惹くのは、その薄さです。
MacBook 12インチも薄いですが、こうして比較してみてもその薄さが際立ちます。
ほとんどUSBポート分の厚さしかありません。
そして反対側はどうなっているかというと、MacBook 12インチに接続されるコネクタが一つだけ。
MacBook本体に、ハブが密着する形で装着されるため、USB-Cコネクタ以外は存在しません。
MacBook 純正の29w ACアダプタから、USB-Cケーブルを接続すると、青い小さなLEDが点灯します。
ちなみに、このハブはバスパワーでも動作するので、USB-Cケーブルを接続しなくても、ハブ本体をMacBookに接続すると、同じようにこのLEDが点灯します。
通電状態が一目で確認できて、とても親切な設計になっています。
実際に機器類を接続してみる
せっかくなので、このハブに搭載されている5つ全てのポートに、メディアやケーブルを接続してみました。
一番左はApple純正のUSB-Cケーブル、隣はSDカードとMicroSDカード。続いてUSBメモリにAnkerのLightningケーブルです。
これだけ一度に挿すことができるので、メディア間のデータの移動はスムーズに行えます。
本体にハブを装着したところ。充電用のUSB-C、3つのメディアとiPhoneがつながってこの大きさです。
まるでMacBookに拡張スロットが突然現れたかのように、一体感が半端ありません(笑)
きちんと、SDカード、MicroSDカード、USBメモリの3つのメディアが認識されていますね。
ただし、これらのメディアを外すときは、このアイコンもしくはFinderの画面から「メディアの取り出し」をそれぞれ行ってくださいね。でないとデータが壊れてしまう可能性がありますから。
試しにiPhoneのiOSアップデートを行ってみた
先日Ankerより提供を受けた、Lightningケーブルを用いてiPhoneを繋いでみましたが、iPhoneの充電は問題なく行えるようです。
Anker PowerLine+ Lightningケーブルのレビューはこちら
【レビュー】Anker PowerLine+ Lightningケーブルはナイロンケーブルの決定版!
ではデータ通信に関してはどうでしょう。
ちょうどiOSのアップデートが来ていましたので、最新iOS(9.3.2)へのアップデートをiTunes経由で行ってみることにしました。
iTunesを開くと、何も問題なくiPhoneを認識。すかさずフルバックアップを取って、iOSのアップデートを開始してしばらく放置すると、上の写真のようにiOSが書き換えられてゆきます。
iPhoneが勝手に再起動し、iOSのバージョンを確認すると、きちんと最新のOSにアップデートされていることが確認できました。
USBポートの通信に関しても、全く問題ないようです。
デジカメ愛用者なら、SDカードスロットはすごく便利だ
そして、ブログを書く上で最高に便利なのが、実はSDカードスロット。
私はブログ上に、デジタル一眼レフで撮影した写真を多く掲載しています。
デジタル一眼レフカメラからスムーズに画像データを取り込むことは、作業効率に大きく影響する
デジタルカメラは記録メディアとしてSDカードを使用している場合が多いですが、撮影した写真の取り込みは主に2通りあります。
一つはUSB経由。これはカメラ本体とパソコンをケーブルで接続する方法。
そしてもう一つはSDカードをそのままパソコンに挿してしまう方法です。
USB経由だと、当然のことながらカメラをパソコンの近くに持ってきてケーブルを接続する必要があります。
これが意外に面倒(笑)
特に三脚などに固定された状態のカメラをパソコンに繋ぐには、三脚からカメラを外して・・・というひと手間が加わります。
カメラにUSBケーブルを繋いで吸い出すこともできるけれど・・・
ところがSDカードでのデータ移動であれば、カメラの横にあるスロットカバーを開けて、コイン1枚ほどの大きさのメディアを抜き取るだけ。
あとはこのハブにメディアを挿して、MacBookのUSB-Cに挿すだけです。
やってみるとこれが実にストレスフリー。
地味な点ではありますが、これは実際にMacBookを長く使ってみないとなかなか気付かない点ではないかと思います。
やっぱりSDカードだけで取り込む方が断然ラク〜(笑)
やはり、使い方によってはUSBだけでは少しインターフェースが足りないということのようです。
また、そのほかのSDカードやMicroSDカードスロットの使い道としては、カーオーディオやAndroidスマホへの音楽データの移動が考えられますね。
最近のカーナビはほとんどがSDカードを使っていますし、Androidはいわずもがな、ですから。
この機能で、このサイズ感。考え方によっては「MacBook 12インチの付属品」といえるかもしれない
MacBook 12インチは、USB-C端子ひとつのみの搭載マシンということで有名な(?)マシンですが、やはり拡張性という面は実際の利用シーンでは必要不可欠な部分がいろいろと出てきます。
そうなると、アダプタを使って・・・という使い方が想定されるわけなのですが、せっかくMacBookの薄い筺体を手に入れても、周辺機器が嵩張るようではその利点を生かしきれません。
ACアダプター、バッテリー、ケーブル、、、
一緒に持ち歩くものはできるだけコンパクトでデザインの良いもの。何より性能や品質が高いものがベストです。
この度KODAWARIさんより提供を受けたこのPATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hubは、ほとんどジャストにMacBookの薄さにフィットし、質感やデザインもMacBookにそろえられているので、所有満足度がとても高いです。
しかも、そのコンパクトさは、ちょっとしたポーチなどに入れて持ち運ぶのに、全く邪魔にならないレベルなのですから驚きます。
ちなみに私は愛用するひらくPCバッグminiに入れて毎日持ち歩いているが、一番小さなメッシュポケットにもスッキリ収納される薄さ!
この優れたデザイン性、利便性、携帯性を三拍子兼ね備えたハブなら、もはやMacBookの付属品として言ってしまってもいいんじゃないかと思ってしまいます。
それくらい、違和感の感じないハブに仕上がっていますよ。
最後に
今回紹介した「PATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hub」は、なんと昨日(20日)発売開始です。というかたった今気づきました(笑)
ハブとしては少し価格は張るものかもしれませんが、デザイン性や利便性を求めるMacBook 12インチ愛用者には、これ以上にないといってもいいくらいのデキの良さに仕上がっています。
特にデジカメを愛用する人には必携といってもいいこのアイテム、あなたのバッグに一つ、忍ばせてみるのはいかがでしょうか!
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