auショップの顧客アンケート誘導から、今後のマーケティング方式の変貌を予測する

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

今日、とあるauショップがこんなビラを来店した顧客へ配布したということで、Twitterで炎上しているというニュースを目にしました、

どう思いますか?

って聞くまでもないですねえ。というかちょっと考えればどうなるかわかりそうなものだけど・・・

「アンケートを取って顧客の意見を聞く」というのはマーケティングの王道だけど・・

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アンケートを取って直接ユーザーの意見を聞き、それに対して対応するというやり方は、いわゆるマーケティングの王道で、かなり昔からやられている方法ですね。

例えば、飲食店のテーブルにおいてある「アナタの意見を聞かせてください!必ず当社の社長にお届けします!」みたいな、目安箱的なものって、かなり昔からありましたが、あれも同じやり方です。

 

でも、今回のように数字欲しさにこんなことをやってしまうのは、つまりそれは「親方」からの強いプレッシャーで周りが見えなくなり、「来月の数字が悪かったら、オタクの店、ペナルティーでiPhoneの割当減らすから!」・・と言ったかどうかは不明ですが(笑)相当キツイプレッシャーがあったんじゃないかと推測します。

あまりご存知でない方がいるかもしれませんので、念のために補足しておきますと、いわゆるケータイのキャリアショップ(ドコモショップとかauショップとか)って、キャリア直営のお店ではありません。

いわゆる契約代理店なので、コンビニのフランチャイズ方式に似ているかもしれませんね。だから「KDDIから怒られちゃう」なんて言葉を書いてしまったんでしょうね。

 

直営店なら、おそらくこんな事はしないでしょう。その場合は店長はキャリアの社員になるでしょうから、バレたら左遷されちゃいますしね。

ただ、全国にあまたあるショップを直営するには膨大なコストも手間もかかりますから、こういった方式にしているんでしょうが、こういうやり方が今後の製品、サービスの小売にそぐわなくなる可能性があるんじゃないかと思っています。

そもそも、ネットが発達して、製品はAmazonで買ったほうが安くなる場合もありますし、サービスだってネットで申し込みすれば店舗に足を運ばなくてイイわけですし、わからないことがあったら「チャット」でサポートに連絡すればすべて問題解決ですしね。

マーケティング方式が変わっていく予感

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これからのマーケティングは、提供した製品やサービスを享受した人たち(ユーザー)から直接声を聞くのではなくて、その行動パターンから、満足したのか、不満だったのかを拾ってゆく方法で自社の提供する製品・サービスの価値を図っていく方法に移行していくのではないかと個人的には思っています。

消費者の行動パターンは複雑になり、人による趣向も多様化して、従来の方法ではなかなか画一的な条件のもとに定量化された数値を集めにくくなってきているのが実態です。

昨今話題のIoTを使った情報収集や、スマホの位置情報、電子決済などの情報がこれら新しいマーケティングの情報源となって、ますます私達の生活が見えない何かに監視されるようでちょっと不愉快なこともありますが・・・