こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。
先日、Facebookで謎の写真をアップしましたが(笑)
なんでテスターなんかを使っていたかといいますと、
どうしても実現したかったのが、コイツです。
コレ、デイズのステアリングに装着するためのスイッチなんですが、オートクルーズのコントロールをするためのスイッチです。
当然、純正品なので日産のディーラーで注文して購入しました。
実は、デイズはこれまでクルーズコントロールのモデルが存在しなかったのですが、つい先月くらいにターボモデルにクルーズコントロールが標準装備されました。
ということは・・・
そうです。純正のコントローラがパーツとして購入できるということなんですね。
ただ、このコントローラを装着すれば、クルコンが動作するようになるわけではありません。
クルコンの機能自体、標準装備車でなければ当然装備されていないわけなので、ただスイッチを付けたところで、イミテーションにしかなりません。
標準のクルコンを動かすためには、コンビネーションメーターなどを交換すれば動くようになるとは思いますが・・・そこまでやってしまうとかなりの出費になりますし、なによりクルコンはPivotのものがもうちゃんと付いています。
というわけで、このステアリングスイッチを使って、Pivotを操れたら最高じゃん!!という野望のもとに突如始まったこのプロジェクトですが(大袈裟すぎるわ!)実はやらなきゃいけないことが結構あります。
あ、それからこれから説明する内容はあくまで自己責任の範疇です。純正部品、Pivot製品含め、改造を施しますので保証等が効かなくなる可能性があるばかりか、ご動作を起こした場合の対処方法も自己責任です。もしマネをされる方がいるとしたら、ちゃぼPもその辺の責任負えませんので、御理解の上チャレンジするようにしてくださいね!
Pivotをステアリングスイッチで操るために・・・
現時点で、純正クルーズコントロールに非対応の私のデイズで、やらなきゃいけないことが幾つかあります。
- ステアリングスイッチを手に入れる(これは完了)
- スイッチの構造を理解する(どうやってボタンの信号を処理しているか)
- 信号を車体に伝えるために、スパイラルケーブルを交換する
- Pivot側のコントローラを改造する
- 配線して接続する
これだけあります。なかでも3と4はかなりの難敵です。果たして乗り越えられるでしょうか。
と、悩んでいても始まらないので、まずは簡単なところから手を付けます。1の手に入れたステアリングスイッチユニットは、日産から購入しました。パーツ番号は「25550-6A00K」です。日産のディーラーさんに伝えれば取り寄せてくれます。販売価格は約7,000円ほどでした。
そして、スイッチに接続するための配線を作るのと、ソケットを作ります。
ハーネス類は、0.3sqという細いケーブルを使います。そのため、細線に対応した電工ペンチを用意します。これは、エーモンの電工ペンチですが、ワイヤストリッパー機能もついているタイプです。
スイッチ側に使用するソケットハウジングは日本航空電子工業製のIL-AG5-6S-S3C1という型番のものが適合します。ソケットに挿すためのコンタクトはIL-AG5-C1-5000です。
こんな感じです。
次に、スパイラルケーブルにつながるソケットに挿すためのコンタクトを作ります。
自動車は、ステアリングの中にある電装品(ホーンやエアバッグも含む)に電気信号を伝えるためにハンドルの後ろ側にスパイラルケーブルというものが入っています。
ハンドルはクルクル回転しますので、普通のケーブルを這わせただけでは、ケーブルが絡まって切れてしまいます。それを回避するために、複数のケーブルを板状にしたフラットケーブルをハンドルの周りに巻き尺のように巻きつけたような部品があります。これがスパイラルケーブルです。メーカーによって呼び方が若干異なりますが、「ケーブルリール」や「クロックスプリング」というものも同じものを指します。
このスパイラルケーブル側のコンタクトは住友電装製TSシリーズ 8100-3624というもの用意して、電工ペンチで圧着します。
青いケーブルと赤いケーブルにコンタクトを付けました。オレンジの線はイルミネーション用なので、既存のオーディオ用のステアリングスイッチのイルミケーブルから分岐させるためのタップが付いてます。黒はアースです。
さて、ここまで出来たら、いよいよ難敵に挑みます・・・
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