【レビュー】MacBook12インチと相性バッチリ!USB-PD充電対応モバイルバッテリーRAVPower 20100mAh

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

愛機のMacBook 12インチを充電するためのモバイルバッテリー、これまで色々と試してきたちゃぼPですけれども、

【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

とにかく最近のモバイルバッテリーは性能が良くなって、しかも低価格なんですよね。MacBook12インチはそもそもバッテリーの持ちは良いほうだと思うんですけど、それでも外出先で使う時には何らかの充電する手段を持っておきたいというもの。

様々なバッテリーを試したんですけど、一点不満がありました。それは「USB-PD」充電ができないということでした。。。

「RAVPower 20100mAh」は待望のUSB-PD充電可能!

そしたら出ましたよ、PD(Power Delivery)対応のモバイルバッテリーがさ。

今回はRAVPowerさんのご厚意でバッテリーを提供いただくことが出来たのですが、もうこれ、速攻レギュラー決定でございます。

通常のUSBポートが2ポート、入力用のMicroUSBポートに加えてUSB-Cポートが備わっているのは、これまでのRAVPowerのバッテリーと同じですが、今回のこのバッテリーはUSB-CポートからPower Deliveryの電源供給が出来ます。

 

USB-Cケーブルがこのバッテリーには付属しています。Power Deliveryで充電を行う場合は、通常のUSB5Vではなく、9Vとか12Vとか、より高電圧で電気が流れます。なので対応したケーブルを使うことが必要ですので、注意してくださいね。

早速、MacBook 12インチに繋いでみた

なんでそんなにPower Deliveryにこだわるのかと言えば、急速充電が可能ということに尽きます。

そんなことを考えていたら、ちょうどMacBookがこんな状態になりました。

バッテリー残量5%のカラカラ状態です。ここから新しいRAVPowerをUSB-Cで繋いでみます。

 

どれくらいで充電が終わるのか、ストップウォッチを起動しておきます。

 

モバイルバッテリーの残量を示すインジケータは4つ点灯の満タン状態。この状態でケーブルを繋ぐと・・・

 

出ました、30W!

純正の充電器と同じ電力をシッカリ供給してます。スゲー!

前回のPD非対応のバッテリーでは、4時間弱の時間をかけて、80%まで充電できていたのだけれど、このバッテリーではどれくらい時間がかかるのかな・・・

 

えっ!?

 

2時間半でフル充電しちゃったよっ!

これがPDの威力かあ・・・

実は、この時間中ちょっと外出していたので、最初の30分位しか画面が点灯していませんでしたが、それでも帰ってきたらMacBookが100%になってました。これは本当にスゴイことですよね。

 

しかも、バッテリーのインジケータは2つ。まだまだ残っていますよ。どんだけなんだ!!

しかもこのバッテリーは「USBハブ」にもなるらしい

このバッテリー、ハイパワーなだけじゃなくて、説明によるとハブにもなるんだって。スマホや外部メモリをこのバッテリー経由で読み込むことができるそう。

ということで、iPhoneをバッテリーに接続します。

 

この状態で、モバイルバッテリーのボタンを2回押しします。

 

バッチリ認識されました。スゲー・・・

バッテリーの充電もUSB-PDで出来るよ!

そして極めつけはこのモバイルバッテリー自体の充電もPDで出来るということ。

これもRAVPowerのPD対応充電器なんですけど、コレ自体はモバイルバッテリーに付属していません。私は別の製品を買った際についてきていたので手元にありました。

 

USB-C専用のACアダプタです。こういったものを使うと、4時間ほどでバッテリーをフル充電できるようです。

MacBook用の純正ACアダプタでも大丈夫だと思いますが、やはり純正品は高価ですので、このあたりのものでも大丈夫だと思います。

さいごに。

予想していたことではありますが、PD対応になっただけで、充電スピードが劇的に改善します。やはりバッテリーは容量だけではなく、電圧は非常に重要な給電能力の要素だということを改めて実感します。

MacBookの30Wモデルであれば、純正のACアダプタからの充電とほぼ同じスピードで充電が出来てしまう、恐ろしいモバイルバッテリーです。

これはMacBook 12インチを使っている方には本当にオススメします。バックパックであれば重さも気になりませんよ〜!!

iPhoneにもMacBookにも充電できる!モバイルバッテリーは用途によって使い分けよう

私はいつもモバイルバッテリーを持ち歩いている。

何故なら、持ち歩くガジェットたちは、突然「バッテリーがないから充電して!」と叫び出すからだ。

便利なものは確かに動いていればスバラシイが、バッテリーがなくなってしまっては何も機能しない。一旦バッテリーを使い切ってしまえば、充電できなければタダの高価な金属の塊でしかないのだ。

 

そこで重要になってくるのがモバイルバッテリー。

今では多種多様なモバイルバッテリーが各社から発売されているが、持ち歩く荷物を少しでも軽くするためにも、できるだけモバイルバッテリーは小型の物を持ち歩きたいものだ。iPhone一つを充電するために、iPhoneの何倍も大きなモバイルバッテリーを持ち歩くのは、決して効率的とはいえないからだ。

そこで今日は、用途に合わせたモバイルバッテリーの選び方について、考えていきたいと思う。

重要なのは「重さ」と「容量」

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モバイルバッテリーには必ず「容量」というものが記載されている。

バッテリー内部には二次電池(充電可能な蓄電池)が内蔵されていて、コレを「セル」と呼ぶ。

これらは最近ではリチウムイオンを使われていることが多く、継ぎ足し充電を行ううちに、セルが劣化して電圧が減少し、結果として接続する機器に対して充電可能な容量が減少する「メモリー効果」が少なくなるようになっている。

また、セルの信頼性の問題もあって、最近ではパナソニック製のセルを使用していることも多いようだ。

 

ここで重要になってくるのがバッテリーの「重さ」「容量」だ。

重さについては、小さい方がいいに越したことはないが、軽いということはその分内蔵されているセルが小さいということであって、当然充電できる量も少なくなる。

そこで、持ち歩く対象の機器別に、最適なモバイルバッテリーを考えてみたので、紹介したい。

「スマホ1台、一日持てばいい」なら、小型のモノがオススメ

充電する端末がスマホ1台、しかも1回出来ればいい、もしくは一日持てばいいという事なら、小さいものを一つカバンに放り込んでおけばことが足りる。

容量の表記としては、「5,000mAh〜10,000mAh」くらいのものがあれば充分だろう。

 

↑コレなんかは、スティック型で形状も丸く、かさばらない。女性のバッグに入れておいても違和感がないし、スマホの緊急用バッテリーにはピッタリだ。

 

↑上のAnkerのものよりちょっと大きめだが、容量は若干多めの6700mAh。2.1A出力に対応していて、iPadにも充電が可能だ。これも「一日用」としてはいい感じで使えるだろう。

「毎日充電するのが面倒」という人に

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スマホをはじめ、PCやAppleWatchなどのウェアラブル端末、Bluetoothイヤホンなど、充電が必要なガジェットは増加の一途を辿っている。私とて家に帰ってから、少なくとも4つのガジェットを充電器に繋ぐ日々を送っているのだ。

そんななかで、モバイルバッテリーの充電まで毎日するのはハッキリ言ってメンドクサイ。これ以上、枕元で充電中のLEDをピカピカさせたまま眠りたくはない。

そこで、毎日充電しなくて済み、且つ小型のもの、ということでオススメしたいもの。それが容量「10,000mAh〜15,000mAh」の範囲のバッテリーだ。

 

↑容量は10,000mAhだが大きさはとってもコンパクト。iPhoneなら3〜4回フル充電が可能で、出力は最大2.4Aと高く、当然iPadにも充電可能。おまけに安い。これなら毎日充電する必要が無いだろう。

 

↑更に大容量の13,000mAh。これにはUSBポートが2つ付いていて、2台の端末を同時充電ができる。iPhoneとiPadを同時に充電、何ていう技も可能だ。仕事にもバリバリiPadを使う人でも、コレがあれば安心じゃないだろうか。

ちなみに、以前私がレビューした記事がこちらです。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

「MacBookだって充電したい!」という欲張りな人向け

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さて、ココからはちょっとオタク玄人向けな世界に入り込んでくるが、MacBookを充電したいという人がまれに存在する。

まさに我々素人には理解不能なのであるが、外でMacBookをモバイルバッテリーで充電しようとは普通の人は考えないものだ。

だがそんなことに情熱を燃やして連載まで書いている人もいて、

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/destiny

全く変なやつだと鼻でせせら笑いたいという気持ちが満載な今日このごろだが、とにかくMacBook 12インチは消費電力が少ない分、モバイルバッテリーでの充電が可能という便利なPCであることは事実である。

そんな人達のために最適なバッテリーの容量は、やはり「20,000mAh以上」ということになってくる。

そしてもう一つ、最低でも2.4A以上の給電能力、できれば3.0Aでの充電が可能なものが好ましい。そうしないと、MacBookの状態によっては充電状態にならずに、役に立たなくなる恐れが有るのだ。

 

↑容量26800mAhのマンモスバッテリー。USBポートは3つあり、バッテリーを充電するためのポートも2つある。容量を最大限活用して、複数の端末をガンガン充電したい人向けのバッテリーだ。ちなみに給電能力は最大2.4Aなので、MacBookを接続する場合には条件がつく。

以前レビューした記事はこちらだ。

【レビュー】Anker PowerCore 26800は2系統入力で充電時間短縮の大容量バッテリーだぞ!

「3A給電&USB-Cポート付き」のMacBookに最適なバッテリー

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MacBook 12インチは充電用ポートがUSB-Cを採用していて、通常のMicroUSBケーブルでは充電できない。

だが、ありがたいことに、モバイルバッテリーの中にはUSB-Cポートを搭載したものも存在してくれているのだ。

 

↑コレが発売された時には速攻ポチってしまったバッテリー。3A給電にも対応していて、USB-Cポート装備で形もオシャレ。ちょっと縦長で重たいが、まさにMacBookのためのバッテリーと言う感じがする。

このバッテリーのレビュー記事はこちら。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

 

↑コレはRAVPowerというメーカーのバッテリーで、買い増した。コイツも同じく3A対応&USB-Cポート装備だが、QuickChargeという急速充電機能を搭載している。バッテリーは大容量になればなるほど、バッテリー自体の充電にも時間がかかるものだが、QuickChargeに対応した充電器を併用することで劇的に充電時間を短縮することができるスグレモノだ。

こちらのレビュー記事はこちら。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

収納性もしっかり考えよう!

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バッテリー自体の容量が大きくなると、当然大型になり、それを持ち運ぶ際に邪魔になるようでは困る。

20,000mAh以上の容量のバッテリーだと、余裕でスマホの大きさを超えてしまうため、ポケットに入れて持ち運ぶのは現実的ではない。

私はひらくPCバッグminiにバッテリーを入れて持ち運んでいるが、このバッグはホントに優れたバッグで、その収納力だけでなく、モバイルバッテリー専用のポケットも備えており、しかも外側のポケットにケーブルを出すことでバッグを開かなくてもスマホの充電が出来てしまう。

【レビュー】ひらくPCバッグminiにMacBookとデジタル一眼レフを入れて持ち歩こう!

モバイルバッテリーは、常に持ち歩くものなので、やはり収納性も合わせて考えて、自分の最適なモバイルバッテリーを選んで欲しいゾ!

さいごに。

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iPhoneにiPad、MacBookとモバイルルータ・・・

それぞれ充電する端子の規格が異なったり、容量もバラバラというガジェットには、それぞれ適したケーブルやアダプタを用意しなければならないのだが、どうしてこうも規格が違うんだろうと悩まされることもしばしばだ。

だが、用途に応じてバッテリーを選び、相互変換できるケーブルやアダプタを一緒に持ち運べば、案外荷物は少なくて済むことも多い。

 

この秋発売の新型MacBook Proについては、消費電力が大きいため、モバイルバッテリーでの充電は難しいかもしれない。だが、12インチのMacBookは充分モバイルバッテリーでも充電可能なため、モバイルでガンガンMacBookを使う人には揃えておいて損はないアイテムだと、ここ1年MacBookを手にしてからつくづく思う。

自分のライフスタイルの合わせたモバイルバッテリーを手にして、快適なモバイルライフを満喫するのはとても素晴らしい。特にMacBookを使っている人にはオススメだー!

【レビュー】バッテリー上がりにも対処できるモバイルバッテリー PrimAcc ジャンプスターター

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

モバイルバッテリーって、本当に最近は数多くのメーカーから発売されているんですが、ぶっちゃけどれがイイのかわからなくなりますよね・・・

そして、量販店に並んでいるものとAmazonで売れているものは違ったりします。

昔、量販店で売られているものを購入したことがありましたが、容量も少ない割に高価で、しかもすぐにダメになりました(笑)

 

それ以来、専らAmazonでしかバッテリーは買わないことにしていますが、ブログを始めてからというもの、サンプル品などが送られてくることも多くなり、今ではモバイルバッテリーだらけです。

どうすんだ、そんな電池ばっかり持って!

って声が聞こえてきそうです。いくつか知り合いとかに譲ったりしたんですが、減らないんだよねぇ。ま、停電になったときにはしばらくスマホだけは使えるということで、災害対策にもなるし、イイよね!(無理やりだな、オイ!)

PrimAcc ジャンプスターター モバイルバッテリー13600mAh

今回もサンプル品のレビューとなりますが、LivSenseDirectさんから送られてきたモノがコイツです。

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「・・・・・」

へ?このままAmazonの箱に入ってきたんですけど、

ちゃぼP、しばし呆然。

ランチボックスを頼んだ覚えはないんですが・・・

 

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あ、ちゃんと入ってた(笑)

っつか、厳重だなオイ!

しかもデカイし。

 

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何やら色々入ってますよ。

そうそう、これってクルマの緊急用バッテリーチャージもできるんだよね。

 

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付属品がモバイルバッテリーの範疇を超えてます(笑)

クルマのバッテリーに繋ぐためのブースターケーブル、それからノートPCを充電するためのアダプター、あとはMicroUSBケーブルと、バッテリー本体を充電するためのACアダプタ、シガライターから充電できるDCアダプターです。

外観

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本体は巨大です。一応容量は13600mAhなので、それほど大容量というわけではないですが、このバッテリーはクルマのバッテリー(12V)の緊急チャージが行なえます。そのためのブースト回路を内蔵しているため大型になっていると思われます。

あ、くれぐれもクルマのバッテリーが上がってしまい、エンジンが始動できなくなったときに対応できるモバイルバッテリーなので、クルマのバッテリー自体の充電は出来ません。

 

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端子類は左から、ノートPC用の充電用ポート、LEDライトスイッチ、USB×2ポート、モバイルバッテリーの充電用ポート、電源スイッチです。

上部にバックライト付きの液晶画面があります。

 

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液晶窓には電池残量、あとは出力電圧を表示できるようになっています。

ノートPCを充電する際の電圧を3段階で設定できるようになっています。

 

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LEDライトは緊急時の照明になります。かなり明るいです。

 

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出力電圧は、USBポートは5V/2.1A、ノートPC用ポートは12V/16V/19Vの3段階が設定可能。モバイルバッテリー自体の充電は、専用のAC/DCアダプターでのみ可能でUSB経由では出来ません。

 

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「もし、クルマのバッテリーが上がってしまったら・・・」

付属のケーブルを専用のポートに挿して、クルマのバッテリーに接続します。まだ試していませんが、バッテリーが上がる状況はできれば回避したいものです。

もしものために、こういったものをクルマに積んで置くと良いかもしれませんね。

Anker PowerCore+ 13400と大きさを比較!

このモバイルバッテリーの容量は「13600mAh」です。手持ちのAnkerのモバイルバッテリーで容量の近いものはというと、

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

ありました。PowerCore+ 13400です。これが容量的には一番近い。

ということで並べてみました。

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違いすぎる(笑)

ほとんど半分の大きさですね。

 

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高さに至ってはほぼ半分です。普段持ち歩くには、通常のモバイルバッテリーのほうが良さそう。

あくまでクルマに積んでおいて、緊急用としてのバッテリーという使い方が正しいのでしょうね。

ノートPCを充電してみる

このモバイルバッテリーには、ノートPCを充電するためのポートとケーブル、変換コネクタが付属しています。

残念ながら、MacBookを充電するための変換コネクタは付属していませんが、自宅にあったWindowsのPCの充電ポートに試しに挿し込んでみました。

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8種類の変換コネクタの中から、サイズが合致するものをケーブルの先端に取り付け、PCのACアダプターポートに接続します。

 

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ちゃんと充電モードになりました!

ちなみにこのノートPCのACアダプタは19Vの出力だったので、バッテリー側の出力を19Vにセットして充電したのですが、ココに関しては、まったく動作保証が取れているわけではないので、どのPCのでもイケるというわけではありません。

電圧設定などを間違うと、機器が破損するというリスクを承知の上で試すことをオススメします!

さいごに。

これまでモバイルバッテリーは持ち歩くもの、できるだけコンパクトでかさばらない物を選んできましたが、クルマのバッテリーブースターを兼ねた製品ははじめてでした。

ま、最近はバッテリーが上がるというシチュエーションも少なくなりましたし、ウチのクルマはライトがつけっぱなしだと警告音がなって自動的に消えるので、操作ミスでバッテリー上がりになってしまうことはおそらくありません。

ですが、バッテリーが古くなると、突然エンジンがかからなくなることがあります。特に寒い冬はバッテリーの出力が弱くなる事があるので、注意が必要です。

そんなときに威力を発揮するモバイルバッテリーを一つ車に積んでおくと、安心かもしれませんね!

【レビュー】Anker PowerCore 26800は2系統入力で充電時間短縮の大容量バッテリーだぞ!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

モバイルバッテリーは、いくつも試してきたワタシですが、色々と製品によってコンセプトが異なるので面白いですね。

最近は容量はガッツリ割り切って、「外出先でiPhoneを1回充電できればいいでしょ」って感じで軽量コンパクトのもの、逆に大容量でたくさんの電子機器をいっぺんに充電できるものの2極化が進行しているような気がします。

今回はAnkerさんから「PowerCore 26800」という、超モンスター級のモバイルバッテリーを提供いただくことが出来ましたので、これまでレビューしたバッテリーとの比較も交えてレビューしていきたいと思います!

ちゃぼP所有の大容量バッテリーたち

大容量のバッテリーはワタシも既に2つほど持っております、ハイ。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

こちらはMacBook 12インチの充電のために購入した「Anker PowerCore+ 20100」ですね。連載でご紹介したのですが、筐体がアルミで出来れていて高級感溢れます。ただ、ちょっと重たいなーというのが気がかりなところ。

でも、USB-Cで充電できる数少ないバッテリーです。

 

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

そんで、こっちがRAVPowerのバッテリー。筐体はプラスチックですが、これもUSB-Cで充電できるMacBook 12インチに対応したモバイルバッテリーです。しかも軽いので、もっぱら普段持ち歩くのはこちらです。

この2つのバッテリーの容量はどちらも20100mAhでして、外出先でMacBook 12インチを充電するには充分な容量を持っています。しかも3A充電が出来ますので、電源のないところでもかなりMacBookを延命することが可能なんですね。

ただ、どちらのバッテリーも、バッテリーの容量が大きい分、バッテリー自体を充電するのに時間がかかります。

 

今回届いた「Anker PowerCore 26800」はその上をゆく、26800mAhという容量。これだけの容量がありますと、バッテリーを充電するのに一晩でも終わらない可能性が出てきます。

ところがそんな不便をAnkerさんはウルトラCで解決してきました。

Anker PowerCore 26800は2系統入力!

今回新発売となったAnker PowerCore 26800はこんな外観と付属品で届きました。

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筐体はプラスチックですが、かなり大型のバッテリーです。

 

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MicroUSBケーブルが2本付属しています。普通1本ですよね?なんで2本なのかというと・・・

 

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なんとInputのところに2つもMicroUSBのポートがあります。このバッテリーは、2本のケーブルから充電することが可能なのです。

 

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1本2A×2本の計4Aでの充電が可能!たしかにコレなら、充電早そう!!

これなら夜に充電を開始して、翌朝まだ終わってないってことはなさそうですね。

20100mAhのモバイルバッテリーと比較してみた

折角なので、この大きなモバイルバッテリーを、ワタシの今まで使ってきたモバイルバッテリーと比較してみましょう。

まずは、「Anker PowerCore+ 20100」との比較。

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横幅はPowerCore 26800の方が広いです。PowerCore+ 20100は縦長なんですよね。

 

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PowerCore+ 20100の重量は473gでした。結構ズッシリ来ます。

 

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対するPowerCore 26800の重量は、498g。その差約20g弱というところでしょうか。持った感じはほとんど同じ重さです。容量が6700mAhも違うのに、ほとんど重さが同じなんですね。電池の進化は恐ろしい・・・

 

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こちらはRAVPower 20100との比較ですが、横幅はほぼ同じ。縦が若干PowerCore 26800の方が長いです。ただもはやコレは誤差の範囲と言ってもいいくらいですね。

PowerCore 26800は3台同時充電が可能

そしてこの大容量のバッテリー、多くのガジェット持ちにはウレシイ3台同時充電が可能です。

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3つのポート合計で6Aまで、1ポートあたり最大3Aまで対応しています。USB-Cではありませんが、充分MacBook 12インチも充電可能ですね!

 

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ちゃんと「ひらくPCバッグmini」のバッテリーポケットにも収まります。このバッテリーもスゴイけど、このバッグもスゲー・・・

さいごに。

今回はAnkerさんから提供いただいたこのバッテリーでしたが、これも3A充電ができるんですよねー。

またちょっとMacBookを使って充電対決、やってみましょうかね?

MacBook 12インチはバッテリーの持ちがそもそもいいので、ホントにこういう優れたモバイルバッテリーがあると無敵です。あー、無敵でステキですね!!

【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

2こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

今日もベッドに寝転がりながら、MacBook 12インチを前に記事を書いている私だが、実はテーブルのほうに視線をやると、複数の大容量モバイルバッテリーが幾つか積み上がっている。

これまで、いろいろとモバイルバッテリーに関しては、連載記事も含めてたくさんの比較記事を書いてきたつもりである。

「Anker PowerCore 10400」のレビュー記事

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

 

「Anker PowerCore 10400」と「Anker PowerCore+ 13400」の比較レビュー

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

 

「Anker PowerCore+ 13400」の検証記事

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

 

大好評の「MacBook 12インチの運命」連載シリーズ

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/destiny

今後もMacBook 12インチを使い続けてゆく私にとって、必ずひらくPCバッグminiにモバイルバッテリーは常に携帯しておきたい。MacBook 12インチはバッテリーの持ちは非常に良いが、外出先で「環境に依存せず」充電ができるというのは大きな安心を手に入れるようなものだ。

考えてみてほしい。スマホは電池が切れたら一切の通信が行えず、もちろん電話もネットもアウトである。暇つぶしの音楽が聴けなくなる、Youtubeのお笑い動画が見れなくなるだけならただ我慢すれば事は済む。

だが、あなたの周りの人は、「あなたが電池切れを起こしている」ということを知らない。電話をしても繋がらないということは、もしかすると「何か事故にでもあったのでは?」と不安になるに違いない。

だからモバイルバッテリーを持ち歩き、「保険」を手にいれるわけだ。iPhoneの電池マークが赤くなっても、カバンに入れたバッテリーを繋げば、家に帰るまでくらいなら十分だ。あなたが「音信不通」になる心配は解消される。

 

MacBookはどうだろう。MacBookはPCなので、スマホほど外部と通信することが常に求められるわけではない。ぶっちゃけ電池切れになっても、私なんかはさしずめ「ブログが書けなくなる」くらいなものだ。

SNSはスマホで見ることができるし、元々電話ではないから、もし電池切れを起こしたところで、誰も気づかない。

だが、毎日の日課になっているブログの記事を書く作業というのは、外出先でちょっと時間があれば出来ればやっておきたい。ブログ書きの作業は、スマホでは無理だ。モブログというスタイルもあるが、私には「老眼が進行している」という決定的な弱点がある。そして何よりスマホの小さな画面では記事のイメージがわかない。

メモ帳の小さなスペースに記事を書くのと、大きな大学ノートに記事を書くのと、どちらがクオリティの高い記事が書けるかというのと似ているかもしれない。私は断然大学ノート派である。

 

そして何より、レビュー記事を多く書く私にとって、一眼レフNikon D5500で撮影した写真を加工し、リサイズしてブログに配置する作業はスマホではできない。無理だ。だから喫茶店に30分いる時間ができたら、私はMacBookを開く。

そんなMacBookの生命線のバッテリーとて、長く使えば電池も減る。運よく近くに電源コンセントがあれば良いが、なければその時点で万事休す。家に帰るまではブログの管理画面を開くことすらできないのだ。

と、前置きが長くなったが、相棒MacBook 12インチを外に連れ出す私にとって、最適なモバイルバッテリーを考えてみたので、ちょっとまとめてみたいと思う。

重量やサイズを重視するなら、「Anker PowerCore+ 13400」

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

Anker PowerCore+ 13400は二つ折りの財布サイズである。このバッテリーの最大のメリットはその形状と大きさと重量だ。

長財布と二つ折り財布をイメージしていただくとわかりやすいかもしれない。PowerCore+13400は二つ折り財布で、20000mAhを超えるバッテリーは長財布だ。

イメージしてほしい。カバンに長財布を入れておくのと、ポケットに二つ折り財布を入れて歩く。これは圧倒的に携帯性に差がある。

 

当然小型のバッテリーは容量が少ないので持続時間も短いが、MacBook 12インチは元々のバッテリーが長持ちなので、実はそれほど外で充電を行う機会が多くはない。

2.4Aでの充電、持続時間の短さを許容し、あくまで「緊急用」と割り切れって使うのであれば、「二つ折り財布」の13000mAhクラスのバッテリーを忍ばせておくのは決して悪い選択ではない。

ちなみに、Anker以外にも、国産のCheeroがほぼ同じサイズのダンボーバッテリーを販売している。長年モバイルバッテリーを作り続けているメーカーだけに、信頼性は実証されているので、デザインも含めて購入の際は候補に入れておくのも悪くないゾ!

 

あなたがバックパック使いなら、充電を最大限に行える「Anker PowerCore+ 20100」を選ぼう

最近は20,000mAh超える容量を持つモバイルバッテリーが増えてきたが、スマホやタブレットを充電するにはいささかオーバースペック気味と私は思う。やっぱりこの容量を存分に生かせるのは、より多くのエネルギー消費を必要とするPCだろう。

モバイルバッテリーで充電できるPCはそれほど多くはない。MacBook 12インチはそんな貴重なマシンの一つだ。

このAnker PowerCore+ 20100に関しては、特徴的なのがその細長い形状と洗練されたデザイン。正直重量は軽くはない。筐体もアルミなので、ズッシリくる。

せっかくMacBook 12インチは薄型軽量なのに、こいつをカバンに入れた瞬間に重量がドカンと増す。うーん、これはちょっと悩む。

もしあなたが、バックパックを常に背中に背負っている人なら、それは十分に許容できるレベルかもしれない。何せ、このバッテリーのセル(電池本体)は安心のパナソニック製だ。

耐久性や信頼性を重視する、MacBook 12インチ野郎には最適なバッテリーだと断言できる。

検証の詳細は、「MacBook 12インチの運命」をご覧いただきたい。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

重量、利便性、持続時間の三拍子揃ったバッテリーなら「RAVPower 20100mAh」で決まり!

そして最後のバッテリーは、後発のメーカー「RAVPower」のバッテリーだ。

これは上のAnkerの同じ容量のバッテリーよりも100g近くも軽量だ。短い1mほどのUSB-Cケーブルがあるなら、これをひらくPCバッグminiに入れて持ち運ぶのは、一番ストレスのない形ではないかと現時点では思っている。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

詳しくは上の比較レビューをご覧いただきたいが、とにかくひらくPCバッグminiのモバイルバッテリー用のポケットにピッタリサイズで、それだけでレギュラー入りが決まってしまったバッテリー。

まだ使い始めてそれほど時間が経っていないが、一番気になっているのが耐久性だ。

こいつでMacBook 12インチの充電を始めると、端子のあたりを中心にして、結構熱くなる。Ankerのバッテリーではそんなことにはならないので、もしかすると時間経過とともに劣化のスピードも速いかもしれない。

この辺りはしばらく使い続けてみないとわからない部分だ。

さいごに

今私の手元にあるバッテリーは3種類だが、それぞれに特徴があるので、TPOに合わせて日々入れ替えて使うということも一つかもしれない。

外であまり使う予定のない場合は13400を、出張や外回りの利用シーンが多い時は20100を、という使い方は考えてみると実に効率的。

何れにしても、愛するMacBookをモバイルバッテリーで充電できるなんてなんて素敵な時代になったんだと感謝。ぜひ皆さんのモバイルライフの参考にしていただけると幸いである。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

私は、何の迷いもなく、Anker PowerCore+ 20100をひらくPCバッグminiに入れて持ち歩いていた。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

何もかもが快適だった。

喫茶店のテーブルの上、公園のベンチ、仕事で訪れた駅のホームで。

ひらくPCバッグminiを開けば、愛用のMacBook 12インチとサイドのポケットにモバイルルーター、そしてAnker PowerCore+ 20100が顔を出す。いつでもどこでもパソコンが使え、ネットに繋がり、バッテリーの心配もない。

こんな理想的な環境で、私はすっかり気分を良くしていた。

 

そんなある日。

何気なくAmazonのウェッブサイトを眺めていると、見たことのないモバイルバッテリーを見つけた。

 

そのメーカーの名前は「RAVPower」。なんでもUSB-Cポートを備え、3A充電が可能で、おまけにQuickCharge3.0という、最新の急速充電機構を搭載しているという製品のようだった。

私の持っているAnker PowerCore+ 20100、これも容量やUSB-Cポート、3A充電は同じだ。

だが、QuickChargeには対応していない。MacBookへの充電は5V3A(15W)で変わらないと思われる。しかし、モバイルバッテリー自体への充電も通常の5V3Aで行われるから、フル充電までにある程度の時間がかかるのだ。

これがQuickCharge3.0対応になったら、どのくらいの違いがあるのだろう。

ここでまた私の中の「ワルイ虫」が騒ぎ始めた。こうなるともう自分でも手がつけられない。自分の目で確かめずには居られなくなるのだ。

ライバルの来訪

数日後。RAVPower モバイルバッテリー 20100mAhが手元に届いていた。

RAVPOWER06

ブルーが基調のAnkerとは異なり、ライムグリーン基調のパッケージで届いたそれは、驚くほど軽かった。

 

RAVPOWER04

パッケージには「POWER YOUR LIFE」という文字が記載されている。まるで自動車メーカーのキャッチフレーズのようだ。

この文字のように、この箱の中身は私の生活にチカラを与えてくれるのだろうか。

 

RAVPOWER07

今回のモデルは、「TURBO+」というシリーズのようだ。

 

RAVPOWER01

中を開けると、板状のバッテリーが顔を覗かせる。バッテリー本体の下に、充電用のMicroUSBケーブルが2本と、メッシュ状のポーチが収まっていた。

本体外観

RAVPOWER05

本体の外観は、Ankerのアルミ製とは異なり、樹脂製。表面に「RAV POWER」の刻印が打ってある。

 

RAVPOWER02

本体の隅に、バッテリーの電源スイッチとバッテリー残量を示すインジケーターが備わっていた。

Ankerのバッテリーはリング状のスイッチで、インジケーターも10段階だったが、これは4段階だ。

 

RAVPOWER03

ポート類は全て上部に集中して配置される。左から、バッテリー充電用MicroUSBポート、バッテリー充電・給電用USB-Cポート、給電用QuickCharge2.0/3.0 USBポート、5V2.4A給電用USBポートだ。

バッテリー自体を急速充電するには、一番左のポートにMicroUSBケーブルを挿し、QuickCharge対応のACアダプタに繋げばOK。

 

RAVPOWER14

本体裏面に、充電・給電モードの上限値がそれぞれポート別に記載されている。

QCと書かれている部分が、QuickChargeに対応している部分で、最大12Vでの出力・入力が可能となっている。

QuickChargeに対応しているAndroidスマホなどを所有している場合は、かなりのスピードで充電が可能である。

Anker PowerCore+ 20100との外観比較

さあ、いよいよAnkerモバイルバッテリーとの比較をしてゆく。まずはサイズから。

RAVPOWER10

重ねた状態で真上から撮影してみた。

横幅はAnkerの方が細く、RAVPowerの方が太い。逆に長さがAnkerの方が長いのが見て取れる。

 

RAVPOWER11

横から眺めると、Ankerの方が分厚い形状になっている。この形状の違いは、のちに意外なところで影響が出てくる部分になる。

重量比較

さて、大きさについては、形状の差が若干ある程度であったが、重さはどうであろう。

RAVPOWER08

Anker PowerCore+ 20100の重量は、実に468g!

約500gの重量とは、改めてみるとかなり重たいものだと気づかされる。普段持ち歩く開くPCバッグが優秀なのと、MacBook 12インチも軽量であることから、それほどの重さは感じられないが。

続いて、RAVPower モバイルバッテリー 20100mAhの方を計量してみると・・・

 

RAVPOWER09

なんと373g!!

実にその差「95g」である。これで本当に同じ容量なのであろうか。

少し心配になる程、差がある。普段持ち歩く荷物は軽いほうがいいに決まっているので、同じ容量、性能ならどちらを持ち歩くかは、この時点で既に自明のような気もするが。

ひらくPCバッグminiに収納してみた

実はこれが一番気になるところで、普段レギュラーバッグとして毎日持ち歩くひらくPCバッグminiには、モバイルバッテリー用のサイドポケットがある。

ここにこのバッテリーがきちんと収まるのか。そして収まり具合はどうなのか。

実際に入れて試してみた。

RAVPOWER12

これがAnker PowerCore+ 20100の収納時の写真だ。ポケットにはだいぶ余裕があり、かなり上方にバッテリーが飛び出している。元々ここのポケットは、このバッテリーの半分ほどの長さのものを入れるのにちょうどよく作られているので、これは仕方のないことだが、上部がファスナーに引っかかったり、バッグの型崩れを誘発することはないので、問題なく収納可能だ。

ただ、このポケットのサイズよりもだいぶバッテリーが細いため、ポケットの中で遊びが生じ、バッテリーが倒れてきたりすることがある。これはちょっと気になる点だ。

そして、RAVPower。こちらを入れてみると・・・

 

RAVPOWER13

サイドポケットのサイズにピッタリである!

ファスナーに引っかかるように見えるが、実際にフラップを閉めると全く問題なく収納できた。しかも実際にMacBookを充電する時は、このバッテリー上部にケーブルを挿すことになるので、高さの低いRAVPowerの方が使い勝手は良いのだ。

次回予告

MacBook 12インチの相棒として、無敵と思われていたAnker PowerCore +20100に強力なライバルが現れた。

事実、このRAVPowerは重さ、QuickCharge、ひらくPCバッグとの相性など、Ankerに勝っているように思われる。

この決着は、実際にMacBookを充電してみて、その性能にどのくらいの差があるのかを確かめてみなくてはつけることができない。

次回は、この2つの20100mAhのバッテリーのガチンコ充電対決の模様をお届けする。

現時点で、ちゃぼPもその勝敗の行方は知らない。

その雌雄を決する戦いは、数日後に明らかとなることだろう。

ついにその頂上決戦は火ぶたを切る。期待して結果を待て!

【レビュー】Anker PowerCore 10400 はSurface3に充電できる絶妙なバッテリー

※この記事は、2015/9/13に執筆されたものを、2016/3/22に訂正・加筆を行いました。

モバイルへのあこがれ。

どこにでも高性能なノートブックを持ち歩き、喫茶店で芳しい珈琲を注文したら、窓際の席に腰を下ろす。

私の時間はここから始まる。

Surface3。

 

これまであったタブレットとPCの境界線を無きものにし、どんなライフスタイルにも対応できるようにした素晴らしいコンピュータである。

【レビュー】私がSurface3を愛用するいくつかの理由

このコンピュータには、たくさんの”知恵”が詰め込まれている。

タッチディスプレイにサーフェスペン、LTEにLED内蔵キーボードのタイプカバー。どれをとっても斬新だ。

「どうぞ、私を持ち歩いてください」と言わんばかりの性能とコンパクトさ。

だが、どんなコンピュータにも電源は必要だ。

電池が切れれば、そのすべては用を成さない。

 

そこで、私はAnkerのモバイルバッテリー、「PowerCore 10400」を購入してみたのだ。

これまでで最高のモバイルバッテリー

2015-09-13 00.16.09

これがAnker PowerCore 10400だ。二つ折り財布サイズでPowerIQ、VoltageBoostに対応。接続する機器に応じて最適な電流で充電してくれる。

これなら、意図せず不適切な機器を接続して、壊してしまう心配はない。

実際に使ってみて、サイズ感、重量、容量、機能性全てにおいて、とても満足のいくものだった。

これまでのモバイルバッテリーは、大容量のものは形状も大きく、朝カバンに入れるのをためらうほどだったが、このサイズと重さなら、何の抵抗もなくカバンに放りこめる。

 

そして、充電を試してみると、

2015-09-13 00.49.58

出力2.24A。純正ACアダプタと同じアンペアで充電が可能だ。

充電ケーブルもコンパクトに

Surface3の充電端子はMicroUSBであるが、私のスマホはiPhoneであるため、なので、Lightningケーブルも必要になる。

スマホとPCを同時に充電することもあまりないと思うので、なんとかケーブルは一本化したいと思っていた。

だがしかし、充電用のケーブルは、実はとても大事で、特に2A以上の電流になると、対応しているケーブルが限られる。

安物のケーブルは大概この急速充電には対応していないのだ。

そこで、いろいろと探し、これを購入した。

このケーブルの特徴はMicroUSBとLightning兼用ということ。

しかも四角形のリールケーブルでかさばらず、ケーブルもしっかりしていて断線しにくく作られている

MicroUSBを使う時も、Lightningコネクタが分離しないから、うっかりLightningアダプタだけ紛失、という心配も皆無だ。

2015-09-13 00.17.04

 

2015-09-13 00.18.01

幾分ケーブルにしては高価だが、長持ちすれば充分元は取れるんじゃないだろうか。

あとがき。

このバッテリーの後継として、いくつか製品が発売されているが、今注目なのは、これだ。

容量がほぼ変わらないにもかかわらず、サイズはほとんどクレジットカードサイズ。

小さいことはいいことだ。わずか数センチ、重さ数十グラムでも気分が違う。

次に購入するなら、是非これも選択肢に加えておいてほしい。

 

心配なバッテリーがこれでクリアになれば、ますます外でのこの端末を外で使用する機会も増えるだろう。

珈琲の香りと美しい画面で、上質な時間を過ごすのも、悪くない。

 

モバイルバッテリーを使ってMacBookを充電

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

PowerCore+ 13400の記事もどうぞ!

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

ひらくPCバッグminiとLightningカールケーブルが相性バッチリ!

皆さんは、「絡み」気にならないですか??

私は本当に嫌です、絡むのね。

絡むと言っても、

酒に酔って「おいお前、なんでそんなつまらねー仕事してんだ?」と居酒屋で絡むことではなく、

ケーブルの話です(笑)

外出中にイヤホンが絡むのは本当にイライラ

特にイヤホンが絡むのはイライラしますね。

私は朝、出勤時に必ずイヤホンをしてラジオを聞きながら電車に乗ります。

そんな時にコードがなんでこうなっちゃうんだろうというくらい絡んでいることがあります。

どこがどう入ればこんな変な絡み方になるんだ?って思いません?

で、有線ケーブルが嫌になって、Bluetoothを使ってコードレスにしていたんですけど、先日のSoftbank Selectionのハイレゾ対応イヤホンを購入してから、あまりの音の良さに有線に戻しました。

SoftBankセレクション SE-5000HRは、1万円以下のイヤホンでは最高の音質!

でもやっぱり絡む〜〜笑

ま、これは仕方ないと諦めました。

せめてUSBケーブルは絡ませずに使いたい

先日ひらくPCバッグminiのレビューの際に、iPhone充電用のカールケーブルを紹介したんですけど、

【レビュー】ひらくPCバッグminiにMacBookとデジタル一眼レフを入れて持ち歩こう!

ここで写っていたケーブル、サードパーティー製のもので、近所のドンキホーテで購入したもの。すごく安いものでした。

Lightningで安い・・・

・・・そう、MFI認証ではないケーブルなんです。

だから場合によっては充電できないことも。それにiPhone本体にダメージを与えてしまうようなことがあったら、悔やんでも悔やみきれません。

そこで、きちんとMFI認証をとったケーブルを購入してみました。

Yellowknife Lightning & microUSBカールケーブル外観

そしてアマゾンから届いたものがこちら!

Yellowknife Lightning & microUSB01

あまり国内では見かけないパッケージが不思議な感じ。クロスまで入ってました。

Yellowknife Lightning & microUSB07

ちゃんと裏には「Made for iPhone」のロゴが入ってます。これでやっと安心して使える(笑)

Yellowknife Lightning & microUSB02

中身を出すとこんな感じ。ケーブルの長さは1mですが、カール状になっていて、とてもコンパクト。伸ばすと1mまで伸びますけどね。

Yellowknife Lightning & microUSB03

USB端子部。少し大きめですが、持ちやすくで抜き差しがラクです。

Yellowknife Lightning & microUSB04

そして、このケーブルの最大の特徴、「MicroUSB」と「Lightning」に両対応という神仕様。構造上同時には使えませんが、ケーブルのアダプタを付けたり外したりすることで、Androidだろうが、iPhoneだろうが使えます。ひらくPCバッグminiはケーブルを外のパンチングポケットに通したらなかなか抜くのが苦労しますから、特にスマホ2台持ちの方には重宝するんじゃないでしょうか。

Yellowknife Lightning & microUSB05

こちらがLightningコネクタ装着時。

Yellowknife Lightning & microUSB06

Lightningアダプタを外すと、MicroUSBが現れます。そして、アダプタがケーブルに括られているので、アダプタを失くす心配がありません。もう、全部私の要求を満たしています(笑)

ただ、よく考えると、Android持ってないので、あまりMicroUSBは使わない・・・いやいや、使うかもしれない!・・・ということにしておく(笑)

早速バッテリーに繋いでみる

さて、早速モバイルバッテリーに繋いでみましょう。

Yellowknife Lightning & microUSB08

USBコネクタ側をモバイルバッテリーに繋いだら、

Yellowknife Lightning & microUSB09

バッグ内部のケーブル通し穴に通します。

Yellowknife Lightning & microUSB10

パンチングポケットに手を突っ込んで、多少きついですが、ケーブルのカール部分をすべて引き出します。

Yellowknife Lightning & microUSB11

無事に充電モードになり、充電が始まりました。

これならケーブルが絡む心配もなく、断線のリスクも減りそうです。

最後に

最近はAndroidとiPhoneを2台持ちしている人も多く、1本の充電ケーブルでどちらのスマホの充電にも対応してしまえる製品が増えていますね。

Cheeroからはリール式のものま販売されています。

ただ、ひらくPCバッグminiにはリール式のものが使えません。普通のコードだと長すぎるか短すぎるかになり、長いとパンチングポケットの中でケーブルが暴れてしまい、やはり絡んでしまうと思い、敢えてカールコードを探してみました。

ただ、カールコードというのは主にクルマ用で使われることが多いので、量販店にはなかなか並んでいないかもしれません。

今回のこのケーブルもAmazonですが、「ひらPミニ」使いの方は検討してみてはどうでしょうか。すごく使えますよ〜

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

こんにちは。ちゃぼPです。

今日は、久々のモバイルバッテリーネタになります。

新たに加わったガジェットは・・・

Anker PowerCore+ 13400です。

これ、実は欲しかった!(笑)

サイズはほとんど同じままに、パワーアップしたPowerCore

すっかりモバイルバッテリーの代表格となったAnkerのPowerCoreシリーズ。

私はこれまでもPowerCore 10400を使用して、様々な検証を行っていたのですが、

【レビュー】Anker PowerCore 10400 はSurface3に充電できる絶妙なバッテリー

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

後からPowerCore+(プラス)シリーズが発売され、デザインも一新されました。

すでにPowerCore 10400を所有していたため、なかなか手が出しにくかったのですが、タイムセールを実施していたのを機に、ゲットしてみました。

早速、外観から見ていきましょう!

PowerCore+ 13400 外観チェック

img01

外箱はAnkerらしい水色の箱で届きます。

img02

中を開けると下側に本体、上側にアクセサリーが入っていました。

img10

中身はこちら。本体と、キャリンポーチ、充電用のMicroUSBケーブル、説明書です。

img09

本体は、PowerCore 10400はプラスチックボディーでしたが、こちらはメタル製。Cheeroのようなアンチグレアタイプです。金属なので、ヒンヤリします。

img04

バッテリー残量を示すLEDは10段階。電源ボタンを兼ねています。ちなみにケーブルを挿してiPhoneなどを接続すると自動的にここが光り、充電を開始します。これはPowerCore 10400も同じですね。

img03

フルサイズのUSBポートが2個、本体充電用のMicroUSBポートが1個だけです。こちらもPowerCore 10400と同様、LEDライトは省略されています。使わないしね^^;

img08

iPhone6と並べてみました。とてもコンパクトですね。これで13400mAhです。

PowerCore 10400と比較

ほとんどサイズも同じのPowerCore 10400との比較をしてみましょう。

img07

左がPowerCore 10400、右がPowerCore+ 13400です。バッテリー残量を示すLEDが青4つから白10個へ変更されています。

img05

写真ではPowerCore+ 13400の方が分厚く見えますが、PowerCore 10400はエッジ部分が丸くなっているためです。厚さはほとんど一緒です。

img06

重ねてみました。横幅もほとんど同じ。うーん、これで3000mAhも容量が増えているんですからスゴイですね。

img13

PowerCore 10400を手に持つと、角が丸みを帯びているので、持ちやすい印象。

img12

PowerCore+ 13400はメタル筐体ですが、サイズ感に差はほとんど感じられません。

外観での比較結果は

さて、これからPowerCore+ 13400を使って、充電時間などの検証を行っていきたいと思いますが、外観上の比較では、

  • サイズはほとんど同じ
  • 重さはPowerCore 10400が約250g、PowerCore+ 13400が約320g約70gほど重い
  • 筐体はPowerCore 10400がプラスチック、PowerCore+ 13400がアルミ
  • セルがPowerCore+ 13400はパナソニック製に変更
  • バッテリー本体をQuickCharge2.0(9V)で充電可能(QuickCharge2.0対応充電器使用時)
  • 容量はPowerCore+ 13400が3,000mAh増加

となっています。

個人的には、MacBook 12inchがどこまで充電できるのかが一番気になります。

また、QuickChargeにも対応充電器でどれだけ充電時間を短縮できるのかも気になるところ。

次回はその辺を中心に検証する予定です。

お楽しみに!

 

個人的に注目するChargeTechのバッテリーが魅力的

今、個人的に注目しているUSのモバイルバッテリーメーカーがあります。

って、Ankerあるのにまだあるのかよ!って言わないでください(笑)

その会社は「ChargeTech」

この会社の「Portable Power Outlet」という製品

PPO-2x-ChargeTech-Large-White

これね、バッテリーからなんとAC電源が取れるんですよね。

AC電源ということは、MacBookはもちろん、他の電化製品も使えるわけですよね。

デジカメのバッテリーもいけるなーとか思ったりして。

でもね、、、日本法人がないんです。残念ながら。

手に入れるのは直販サイトから個人輸入しかない

まあ、HyperJuiceほどではないですが、値段もそこそこしますし、日本への送料も約3,000円ほど余計にかかりますので、買いませんけど、日本のAmazonで売らないかな〜

ちなみにUSのAmazonでは販売していますが、残念ながら日本への発送はできないみたいです。

残念だなあ・・・

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

前回、前々回とMacBookにおけるバッテリーの持ち時間と、モバイルバッテリー使用における充電時間について、検証を実施した。

MacBook 12inch Retinaのバッテリーの持ち時間

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

モバイルバッテリーでゼロから充電した結果

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

今回は、第三弾として、バッテリー切れを起こしかけた状態から、通常使用を継続した状態でモバイルバッテリーを使用して充電ができるか?という問題に立ち向かうべく、作業を進めたい・・・

と思ったのだが、その前にきちんと明らかにしておきたいことがある。

ああ、とても大切なことだ。それは「愛情」と「友情」の違いと同じくらい重要なことだ。

その重要なこととは・・・

「給電」と「充電」の違いについてである。

消費電力が大きい機器ほど充電のハードルは高い

もちろん「給電」「充電」の違いくらい知っている、という人は華麗にスルーして欲しい!本文は長いが大したことは書いてないから!(笑)

例えば、iPhone。iPhoneをモバイルバッテリーにつなげば、大概のバッテリーは「充電」を行ってくれる。

そもそもiPhoneに標準で付属しているあの小さくて四角い充電器、ホワイトキューブ野郎はとてもコンパクトでイケメン君であるが、給電能力はそれほど高いものではない。

iPhone ACアダプタ

これが噂のホワイトキューブ野郎(別名iPhoneのACアダプタ)。最初に見た時はその小ささにビックリ!

iPhone ACアダプタ

ちょっと見にくいが、「Output:5V1A」の文字が記載されているのがわかる。なぜ、5Vなのかというと、USB規格の上限が5Vと決まっているからだ

写真にあるように、このiPhone用のACアダプタの裏面に「Output:5V 1A」と記載されている。

これを消費電力に換算すると「5V×1A=5W」で5Wの給電能力を有することがわかる。

 

つまり、iPhoneのような携帯端末は、よほど負荷のかかる処理を継続して行わない限り、「5W」の充電器で充電できるということ。

ちなみに、身の回りにある電化製品の一般的な消費電力の目安を示す一覧があったので、参考にしていただくとイメージしやすいかもしれない。

これは蛇足だけれど、よく見かけるノートパソコンなどの電化製品に付属する黒いACアダプタには「INPUT:100-240V」と書かれている製品も多い。これは海外では200Vを超えるような電圧で電力供給されているところも多いため、それに対応させたACアダプタにこういった記載がある。これには、部品の共通化を行ってコストダウンを行うメーカーの事情もあるんじゃないかと勝手に想像している。違っていたらゴメンなさい。

DynabookのACアダプタ

東芝DynabookのACアダプタ。日本国内は100V電源なのだが、ACアダプタは240Vまで対応。

但し、気をつけなければいけないのは、日本国内向けの電源コードは2極の細めのケーブルが多いが、これは日本国内の電圧にしか対応していない場合が多い。つまりACアダプタが海外仕様に対応していても、それにつながるコードが対応していないというケースだ。

一般的に電圧が高ければ、当然それを流すだけの容量(太さ)に耐えうるケーブルが必要になる。もし能力が不足していると、加熱を起こして最悪の場合発煙、発火を起こして火災に至る危険が!

もし海外に日本で購入した電化製品を持って行く場合は、安易にACアダプタが対応しているから大丈夫と思わずに、メーカーなどに確認してから持ち出すことをお勧めしたい。

 

話を元に戻そう。

つまり、スマートデバイスはそれほど電力を消費しないということだ。だからこそあの小さな四角いイケメン野郎(別名iPhoneのACアダプタ、、しつこい)でも充電が可能なわけだ。

パソコンはスマホに比べて消費電力が高い

では、パソコンはどうだろう。例えば、MacBook Pro 15inchの消費電力を見てみよう。

MacBook ProのACアダプタ

このように、ACアダプタは85Wの給電能力を有している。つまり、パソコン本体はそれほどの電力を消費するということであり、同時にそれなりのバッテリーを搭載しているということになる。

MacBook Pro 15inchは画面も大きく、Retinaであり、CPUやメモリもパフォーマンスの高いスペックになるため、多くの電力を消費するというわけだ。

部長ナビ氏が購入した「Hyper Juice」という製品はこういったハイパフォーマンス機にさえ電力供給を行える特別なバッテリーだということなのだ。

続いて、同じくAppleのMacBook 12inch Retinaの仕様を見てみよう。

MacBook 12のACアダプタ

ACアダプタの電力供給能力は「29W」とある。先ほどのProと比較すると、数値上実に約3倍の開きがある。つまり、それほどに省電力であり、裏返すとパフォーマンスにも差があるということだ。

MacBook Proは動画編集もできるほどのスペックだが、MacBook 12inch Retinaはそれには向かない。不適だ。私は動画はやらないので、スペックに不満がないけれど、パソコンの使い道については人それぞれなので、よーく検討して欲しいところ。

高速で充電できるUSB-PD規格

2015年、USB Power Deliveryという新しい規格が普及し始めた。これは、これまでUSBには5Vの電圧でしか電気を流せなかったものを、12Vや20Vといったより大きな電圧で電気を流し、最大100Wの電力を供給することが可能な新しい規格のことだ。

参考

これまで5Vでチョロチョロと充電していたものを、一気に電圧を上げて効率よく電気を流せるようにしたということで、MacBook 12inch Retinaはこれを採用している。

付属のACアダプタは当然これに対応しているので、急速充電が可能だ。

MacBook 12のACアダプタ

MacBook 12inch RetinaのACアダプタには「USB PD」の文字が表示されている。出力は14.5V2Aなので、14.5V×2A=29Wとなる。

Anker PowerCore 10400

Ankerのモバイルバッテリー「PoweCore 10400」には「Output:5V3A」と表示がある。つまり最大出力は、5V×3A=15Wとなり、USB-PD準拠の標準ACアダプタのおよそ半分の出力となる。

私の知る限り、まだモバイルバッテリーと呼ばれる製品の中にこれに対応した製品がない。例のHyper Juiceからは対応済みのケーブルも発売されているようだが、今まで私たちが気軽に購入してきた軽量小型のモバイルバッテリーには存在しない。すでにMacBook 12inch Retinaが発売されて半年以上経っているので、そろそろ出て欲しいと思うところだが、流す電圧が高くなるので、保安面でクリアすべき点が多いと推測される。
とはいえ、時間の問題と思われるので、今後に期待したいところ。

そしてこのMacBook 12inch Retina。もちろん5Vの充電にも対応している。これは素直に嬉しい点で、通常のUSB5Vの電圧でも、アンペア数さえ確保できれば、USB機器から充電可能なのだ。

給電モードと充電モード

パソコンの画面右上のバッテリーマークを見て欲しい。付属のACアダプタを繋いで充電している時は、このような表示になっていると思う。

USB-PD充電時

バッテリーアイコンは、白い背景に黒い雷マークが表示されている。これは充電モードになっているということを意味していて、つまりある程度の負荷をかけた状態(Youtubeを再生したり、エンコードや動画編集をしたり、ゲームを行ったりという場合)でも、USB-PDモードで充電を行っているので、パソコンが消費する電力を上回って電力を供給でき、充電モードが継続される。

対して、モバイルバッテリーはUSB-PD非対応。なので、おとなしく使っている時はパソコンの消費電力が低いので、充電モードになるが、重い作業をしたり、メモリを大きく使うような(重たいアプリはメモリ(RAM)を多く使う。メモリは電力が供給されて動作するので、使用量が多ければそれだけ電気を食う)処理をすれば途端にモバイルバッテリーからの電力供給量を上回り、充電はできなくなる

つまり、この状態が「給電モード」だ。

この状態では下の図のように、

バッテリー給電時

充電できませんと表示され、電池マークが黒く塗りつぶされた状態になる。

パソコンの電力使用量が、アダプタからの供給量を上回っているわけだから、当然バッテリーは少しずつ減っていく。

供給量はゼロではないので、減り方は緩やかにはなるが、そのままだと決して増えることはない。

給電中のアクティビティモニター

給電状態の時は充電残量が徐々に減ってゆくが、負荷を減らすと充電状態に切り替わる。

モバイルバッテリーからの電流量計測

モバイルバッテリーから充電する場合は、5V2.28A、約13W程度で出力しているようだ

MacBook 12inch Retinaの充電に関する情報が少ない

MacBook 12inch Retinaを購入するにあたって、非常に興味があり、且つ知りたかった情報はこの充電に関する部分だった。

いくつかのブログなどでレビュー記事が出ていたものの、例えば、A社のモバイルバッテリーでは充電できるが、B社のものではNG、といった記事があったかと思えば、別の記事では同じバッテリーでNGと書いてあったりした。

私が知りたかった情報は、

  1. MacBook 12inch Retinaをそもそも充電するために必要なバッテリー側のスペック
  2. パソコン使用中にバッテリーを接続して充電できるのか
  3. できるとするなら、どのような条件がつくのか

ということだった。つまり定量的な情報が欲しかった。

特に3.については、とどのつまり充電できるか否かはパソコン側でどれだけの処理を行うかということにかかっている、ということが、今回パソコンを手にして初めてわかったというわけだ。

 

同じように購入検討をしている方にとって、モバイル用途で考えている人も多いはず。外で頻繁に作業をする前提のユーザーも多いと思うし、モバイルバッテリーでの充電可否はこの機種を選ぶ際の重要なファクターにもなると思うので、こんな記事でも皆さんの役に立ったらと思った次第。

さて、長くなってしまったので、次回、いよいよその「パソコンを使いながら、充電ができるか、そしてできるのならどれくらい稼働時間を確保できるか」という点についてまとめたいと思うので、もう少し待って欲しい!

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

普段持ち歩いているiPhoneとSurface3は、使い方によってはバッテリーが持ちません。

なので、バッテリーが少なくなってきた時に、手軽に充電できるというだけで、ストレスが軽減されます。

PCだけならまだいいですが、スマホは電池がなくなると特に大変ですよね!

そんなことにならないように、普段カバンに忍ばせている充電グッズを紹介したいと思います。

 

また、こちらの記事もよろしくお願いします。

 

重要なのは重量とサイズ。毎日持ち歩くモバイルバッテリーはこれで決まり!

容量の大きいモバイルバッテリーは、形も大きくなり、重量も増えます。

あまり重いバッテリーは毎日持ち歩くのは辛くなってくるので、できるだけ軽量で、かさばらないものがいいですよね。

その点このAnker PowerCore 10400はベストなサイズ、形と重量です。

PowerCore10400

材質はプラスチックですが、マットな感じで指紋が目立ちません。その点もGoodです。

Anker独自の機能、「PowerIQ」と「VoltageBoost」に対応しています。接続する機器に最適な電流量で充電します。

ちなみにこれを購入する前は同じAnkerの16,000 mAhのものを持っていました。サイズの比較をしてみましょう。

 

Anker16000

横幅はかなり違いますね。

容量が違うので当然ですが、この差は携帯する際にかなり取り回しに影響しますね。

表面も16,000の方は光沢仕上げです。美しいんですが、やはり指紋は目立ちますし、意外と滑ります。

 

anker16000-size

横幅はPowerCore10,400の方が広いです。16,000の方はLED照明がついています。この辺は緊急で使う方は必要かもしれません。ちなみにchaboはあまり使いませんでした。

 

電源の取れるところでは、AC充電しよう

喫茶店で充電できるところが最近増えていますが、電源の取れるところではAC充電したいですよね。充電スピードも違いますし、ゆっくりと作業が出来ます。

こちらもAnkerさんのものを購入しました。同じく「PowerIQ」と「VoltageBoost」に対応しています。また、スピード充電しているときはLEDが緑に光ります。

 

Anker AC

こちらもとてもコンパクトです。ACプラグ部分は折りたたみ式ですから、邪魔になりません。

このアダプタの容量は24Wですから、2.4Aの充電が2ポート同時に出来ます。このサイズですごいですね。

 

ケーブルもこだわりたい!

充電ケーブルは急速充電に対応しているものを選ぶことが大切です。そうしないと、せっかくバッテリーや充電器が急速充電に対応していても、急速充電が行われません。

純正のケーブルでもいいのかもしれませんが、携帯する前提なので、それ用の適したものを色々と検討し、選んだのは、こちら。

 

scoche lightning

scoche microusb

上がiPhone用のLightningケーブル、下はSurface3用のMicroUSBケーブルです。

 

それぞれLightningとMicroUSBですが、リール部分が丸ではなく、スクエア型になっています。これにより、端子部分がむき出しにならず、収まりもよく、ケーブルに無理な負担をかけることもありません。

 

scoche

こんな感じで収納出来ます。あまりこういうケーブル、売ってないんですよね。

 

これらをフェルトのポーチに入れて持ち歩くのですが、ベストなポーチが!

 

2015-10-24 22.40.14

ジャストフィットでした!

ちなみに重さは合計で470gほどでした。軽くはありませんが、負担に感じるほどではありません。

これをカバンに入れっぱなしにしておけば、充電の心配から開放されて、外でも思う存分ネットが出来ます。

参考にしてみてくださいね。

 

Ankerのモバイルバッテリーはこちらから

[amazonjs asin=”B00Y05BQ9A” locale=”JP” title=”Anker PowerCore 10400 (10400mAh 2ポート 大容量 モバイルバッテリー) iPhone / iPad / Xperia / Galaxy / Android各種他対応 マット仕上げ コンパクトサイズ トラベルポーチ付属【PowerIQ & VoltageBoost搭載】 (ブラック)”]

 

AnkerのUSB充電器はこちらから

[amazonjs asin=”B012VNEFI6″ locale=”JP” title=”Anker PowerPort 2 (24W 2ポート USB急速充電器 折畳式プラグ搭載) iPhone 6s / 6 / 6 Plus、iPad Pro、iPad Air 2 / mini 3、 Galaxy S6 / S6 Edge / Edge+ 他対応 【PowerIQ & VoltageBoost搭載】 (ホワイト)”]

 

USB充電ケーブルはこちらから

For Apple Device

[amazonjs asin=”B00EENOXIO” locale=”JP” title=”【国内正規代理店品】 SCOSCHE 充電&データ転送ケーブル RETRACTABLE CHRG & SYNC CBL W/KEYCHAIN FOR NEW APPLE DEVICES (BLUE) I2BOXBL”]

For MicroUSB

[amazonjs asin=”B00FCK2E7A” locale=”JP” title=”【国内正規代理店品】 SCOSCHE 充電ケーブル BOX STYLE MICRO USB RETRACTABLE CABLE (BLACK) MBOX”]

 

フェルトポーチはこちらのケースに付属です

[amazonjs asin=”B00P5XACG4″ locale=”JP” title=”Inateck Microsoft Surface Pro 3用保護ケース Surface PRO 3 タブレットPC(第3世代)専用カバー”]

【レビュー】Anker PowerPort 2/4のサイズ、性能、デザインが秀逸だ!

先日のスレでAnkerの2種類のACアダプタを紹介しました。

今日はその2種類のアダプタを入手しましたので、それぞれのサイズや使用感について、レビューしてみたいと思います。

 

先日の記事はこちら。

Surface3とMacBook12インチを充電可能ACアダプタはコレだ!

 

出張用と普段持ち歩き用にそれぞれAmazonで購入してしまいました笑

PowerCore 10400も合わせて、そろそろAnkerだらけとなってきました。

でも使う人のことをを考えられた製品で、実に使いやすいですね。コンセントプラグ部分は折りたたみになっていますし、急速充電モードの場合はLEDの色が変わって教えてくれます。特にiPhoneやSurfae3の充電状況は、本体にLEDのようなものがないので、充電が終わったか分からなかったのですが、こちらは充電が終わると緑のLEDから青のLEDに変わって教えてくれます。これが地味に便利です。

 

大きさはどれくらい違う?

せっかく2種類ありますので、まずは大きさの比較から。

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結構な違いがあります。4portの方は、普段持ち歩くには少し大きいかな。

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2ポートの方は二回りほど小さいでしょうか。これならちょっとしたポーチなどにも入ります。

急速充電のときは

給電が0.8Aを超えると、急速充電モードになるようで、LEDが緑に光ります。まずは通常モード。

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青い光が綺麗です。ただし、夜中だと少し眩しいので目に入らないところのほうがいいかも。

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急速充電モードです。綺麗な緑のLEDが点灯します。ちなみにケーブルはオウルテックの急速充電ケーブルです。2.4A対応のものを購入しないと、せっかくアダプタが対応していても、急速充電モードになりません。

PowerCore 10400と並べてみる

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PowerCoreもコンパクトなバッテリーですが、それと比べても小さいです。これさえあればちょっとした出先でも充電できるし、喫茶店など電源が取れる場所では家と同じ充電環境が作れます。

外での充電が頻繁で且つ複数のデバイスを持ち歩くような方は、しっかりとしたものを選ぶすることを強くお勧めします。