新幹線の座席は窓側が良いのか、それとも通路側がいいのか、という考察

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

突然ですが、皆さんは新幹線や特急に乗ることはありますか?

ワタシは主にクライアントさんが東京である場合が多いので、それなりに東京への出張があります。

 

いまさら言うまでもないですが、福井は田舎でございまして、未だ新幹線が開通しておりません。

数年後、東京オリンピックの少しあとくらいに、現在金沢まで開通している北陸新幹線が福井まで乗り入れてくる予定ではありますが、現時点で東京に行くには在来線(北陸線)の特急で米原まで出て、東海道新幹線のひかりに乗り継ぐ方法が福井では一般的です。

同じように金沢まで出てから北陸新幹線に乗り継ぐ方法もありますが、北陸新幹線はトンネルが多く、ケイタイの電波が届かない区間が多いのです。

 

別にプライベートでしたらそれでもまあいいのですが、仕事で移動している時は結構頻繁に電話がかかってきたりします。

繋がらないのであれば最初から繋がらなければいいのに、着信して通話を開始した途端に切れてしまったり、かけなおしてもなかなか繋がらないということが常でして、これ以上のストレスはありません。

料金もちょっとだけ金沢周りの方が高いので、仕事では専ら米原周りを使います。東海道新幹線はトンネルに入っても電波が切れることがありません。さすがニッポンの大動脈、設備投資にかけている額が違うんでしょう(笑)

 

そんな新幹線、座席を指定するときにいつも迷うことがあります。それは・・・

「指定する席を窓側にするのか、通路側にするのか」

ということです。

「窓側」の利点

旅

ワタシはだいたい窓側を取るんです。座席。

なぜならやっぱり「景色を楽しみたいから」。でも夜の電車なら別に見るものもありませんし、窓側じゃなくても良いんですよね。

それに、乗車時間が2時間を超えますので、ずっと席に座ったままということはありません。トイレにも行きたくなります。

 

ところが、隣の通路側の座席に座っている人がいる場合、これとっても気を遣います。

東海道新幹線はビジネス客が多いため、仕事をしている人も多いのですが、だいたい仕事をしている人はテーブルを倒して、ノートパソコンを広げている人が多いのです。

いや、悪いわけではないんですよ。新幹線の中はある意味落ち着いて仕事ができる空間でもありますから。

でもやっぱり気を遣いますよね。仕事の邪魔しちゃ悪いし、でもトイレには行きたいし。

だから、「スミマセン」と声をかけてテーブルを上げてもらいます。仕事している人はだいたい快く応じてくれます。トイレから帰ってきたらもう一回同じことをしなきゃいけないので、なんか申し訳なくなってしまいますが。

 

で、もっと困るのが「寝ちゃってる人」

先日隣に座っていたサラリーマンは思いっきり足を投げ出して熟睡してしまっていました。しかもテーブルを倒して。これはもう、どうやっても跨いで通ることは不可能。

仕方なく、ちょっと大きめの声で「スミマセン!」と言って通してもらうんですが、用を足して戻ってきてもまた熟睡(笑)

コレにはちょっと参りますね。ま、お仕事でお疲れなんだと思いますから仕方ないんでしょうけど、「そういう人こそ窓側なんじゃないの?」ってちょっと思います。

もしかすると窓側がいっぱいだったのかもしれませんけど、なにかJRさんももう少し対策考えてくれないかな?きっと同じことを思っている人は多いハズ!?

「通路側」の利点

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通路側になれば自分の生理行動で他人に気を遣う必要はなくなります。その点はかなり気楽です。

景色もまあ、別に興味がなければ見えなくても困りませんし。

ただ、やっぱりちょっと制約があって、普通車ですと電源コンセントが使えないんです。

グリーン車ですと各座席に電源コンセントがあるのですが、当然そんな贅沢を会社が許してくれるはずもなく、スマホやノートパソコンを調子に乗って使っているとバッテリー切れを起こし、「充電したくても出来ない」という状況に。

ま、モバイルバッテリーで急場は凌げるかも、ですが、コレって結構大きなデメリットですよね。

で結局どこの座席が一番いいの?

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ワタシなりに考えてみたんですけど、「一番良い」席というのは、「車両の進行方向一番前の通路側」なんじゃないかと思います。

良い席というのはあくまでも「他人に余計な気を使わずに済み、且つデメリットの少ない」という視点で考えた場合です。景色重視、快適さ重視ならまた答えは変わるでしょう。

なぜ「一番前の通路側」なのか。

 

実は新幹線の一番前と一番後ろの各一列はちょうどデッキと客室を仕切る壁の部分にテーブルとコンセントが設置されているのです。

ですから、横一列の5席分のコンセントがあります。ですから通路側に座っていてもコンセントはしっかり使えます。

しかも車両中間部の座席に比べちょっとスペースが広く取ってあって、足元もゆったり出来ます。

スペースが広いですから、テーブルをたためば窓側の人がトイレに立つときもそれほど気を使わずに通すことが出来るという塩梅です。

ね?いい事ずくめでしょ?(笑)

 

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「じゃあ、後ろ側でもいいじゃん!」って思ったアナタ。

一番後ろの席は、自分の後ろが居ませんから、リクライニングも気兼ねなく目一杯倒せますし、たしかに良いことはあります。コンセントも座席の後ろになってしまいますが、コードを伸ばせば充分に届きます。

 

ですが、最近の新幹線は外国からの旅行者が多いのです。

彼らは巨大なスーツケースをその一番後ろの座席と壁の間に置いて自分の座席に移動します。当然網棚には入らない大きさなので、ほかに置くスペースがなく、仕方なくそうしているのだと思いますが、そのおかげでリクライニングがほとんど倒せないケースがあるのです。

そうなるともう、2時間直角に近い座席に座って過ごすことになって、気分もゲンナリ。寝ることも儘なりません。これはかなり苦痛です。

なので、お客さんの数が多いのは分かるんですが、JR東海さんももう少しきめ細やかなサービスに気を配って欲しいなとちょっと思ってしまいます。関西空港などに向かう特急列車などには「スーツケース用スペース」を設けられた車両もありますしね。

 

というわけで、今回はJRさんへの一ビジネスマン(兼素人ブロガー)からのお願いでした〜