【驚愕】MacBook 12インチにACアダプタで、「5V3A充電」できたことが発覚!

こんにちは。ACアダプタやモバイルバッテリーでMacBookを充電することに目覚めたちゃぼP(@chabo0429)です。

今日はですね・・・

本当にまったくの偶然なんですが、凄い発見をしてしまったので、ご報告です。

これからご紹介するのはあくまで事例であって、皆さんに積極的にお勧めする話題ではないのですが、小型で高性能なACアダプタを持ち歩いてMacBook 12インチを充電することに命を賭けている私としては、黙っていることがどうしてもできないので、記事にします。

MacBook 12インチに使えるサードパーティーのACアダプタは、「5V2.4A」が上限

これまで様々なACアダプターを紹介してきたのですが、

Surface3とMacBook12インチを充電可能ACアダプタはコレだ!

どれも、充電できる電力は「5V2.4A」での充電が上限値でした。

これ以上に急速充電できるACアダプタは、私の知る限り、今のところMacBookに標準で添付されているApple純正のACアダプタ、もしくはAnkerの「PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery」のみで、これらはどちらも「USB-PD」という規格に対応したACアダプタです。

USB-PD規格とは

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

つまり、USB-PD規格のアダプタ以外は、頑張っても「5V2.4A」の充電にしか対応しておらず、モバイルバッテリーも含めれば、Ankerの「PowerCore+ 20100」が唯一「5V3A」に対応しているのみでした。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

そこで、ACアダプタもいろいろな種類が手元に溜まってきたので、もう一度検証をしようと、ダメ元で試してみたのです。まあ、ダメ元ですから、再確認の意味で。

で、1月にタイムセールでゲットした、「Aukey PA-T2」という機種を試すことにしました。

Aukey PA-T2も定格「5V2.4A」だが・・・

AC_adapter02

こちらは3ポートのUSB充電アダプターなのですが、内一つのポートが「QuickCharge2.0」という急速充電に対応しているポートを備えていて、Androidの「QuickCharge」に対応しているスマホなどには急速充電が可能になっています。

他の2つのポートは、接続機器を自動で認識して、最適な電流供給をしてくれるポート(Aiポート)になっていて、iPhoneなら1A、MacBookなら2.4A、という感じで電流量を自動調節されます。

AC_adapter03

一番左のオレンジのポートが「QuickCharge2.0」ポート。右2つの緑色のポートがAiポートになっています。

本体側面を見ると、

AC_adapter01

出力は1ポートあたり2.4AがMAXです。

まあそうだよねーと思いながらも、ここに、ワットチェッカーを接続し、USBケーブルを接続してみました。

このUSBケーブルは、実は前回モバイルバッテリーで検証した「Anker PowerCore+ 20100」に添付されていたケーブル。

実は、これ以外のUSB-C変換ケーブルだと、PowerCore+ 20100で3Aが出なかったので、これを繋ぎました。

その様子がこれです。

AC_adapter05

ACアダプタからワットチェッカーを介して、USBケーブルが繋がれ、MacBookに繋がっています。

で、よーく見てくださいね。

ワットチェッカーの部分。

 

 

 

 

 

AC_adapter06

!!!!!

え、ウソ!?

3A充電出来とるやん!!!!!

マジっすか。。。

 

そうなんです。このACアダプタだと、5V3Aで充電出来てしまうんです。

但し、ケーブルもいろいろと試してみましたが、このPowerCore+ 20100に添付されていたケーブルのみ3Aで充電出来ました。

おそらく、ケーブルの抵抗値が異なるのでしょう。

他のもっと太いケーブルは2.4Aが上限でしたので、おそらく本当に意図されない使い方なんだと思います。

 

第一、先ほど確認した仕様の通り、定格は「MAX2.4A」なので、これを使い続けることでアダプタやMacBook側が故障してしまう可能性もあり、最悪発煙などのリスクもありますから、積極的にオススメはしません。

しませんが、ちょっと私はこれからちょっとこれでモバイル充電で使ってみるつもりです。

理屈上、PowerCore+ 20100と同じ充電速度をキープできるはずですから。

しかも電池容量の制約がないので、フル充電も可能(時間は5時間以上かかるでしょうが)です。

 

ちなみにこの「Aukey PA-T2」は現在日本では在庫切れ。

一応メーカーもページを載せておきますが、日本のAmazonからも製品ページが削除されていて、購入することができません。

販売元のいつも御世話になっているAukeyジャパンさんに確認したところ、再販の予定はあるものの、在庫がいつ入るかわからないとのことでした。

どうしてもすぐに購入するなら海外から購入するしかありませんが、送料が高くつきますので、それはそれで大変そう。

しかも、ケーブルはAnkerのモバイルバッテリーに添付されていたケーブルですので、こちらも単体での購入はできず、PowerCore+ 20100を購入するか、市販のUSB-Cケーブルを探すしかありませんが、そのケーブルで3A充電できるかは微妙なところ。

何せ、我が家のケーブルは、コレ1本を除いて全滅でしたから・・・

最後に

ということで、今現在このアダプタを購入するのはかなり難しくなっていますが、再販の際は一つ購入して、MacBook 12インチのお供にするのもいいかもしれないですね。

再販の予定などわかれば、このサイト上でお知らせしたいと思います。

あ、この記事の内容については、メーカー公式の仕様を外れた動作になっていますので、もし試すとしても自己責任となります。

ちゃぼPも一切責任を負えないので、宜しくお願い致します。

Surface3とMacBook12インチを充電可能ACアダプタはコレだ!

※この記事は、2016/4/13にSurface3及びMacBook12インチ充電可能なACアダプタに内容を修正、加筆を行っています。ご了承ください。

Surface3から、大きくそれまでのSurfaceと変わった点として、MicroUSBでの充電が可能になったことが挙げられます。

このことが持つ意味は非常に大きく、つまりこれまでスマホ用に揃えていたモバイルバッテリーやACアダプタ、特に持ち歩き用の携帯できるタイプのガジェットをそのまま使えることになり、パソコンを持ち歩くこと=荷物が増えるという感覚を非常に和らげるものだと思っています。

また、MacBook12インチに関しても、純正外のACアダプタとUSB-Cケーブルにて充電がおこなるようになりました。

 

非常に優れたデバイスたちですが、外に持ち出すとなれば、充電するためのACアダプタやケーブルも持ち歩くことになり、特に純正のACアダプタは比較的大型のものが多いですよね。

そこで、サードパーティー製とはなりますが、私の気に入った非常に優れたACアダプタたちを紹介します。

AC-USB充電器の給電能力について確認が重要!

AC-USB充電器については、店頭にたくさんの製品が並んでいます。どれも同じような製品に見えますが、Surface3やMacBook12インチを充電するともなると、特に注意しなければならない点があります。

というのも量販店などに売っている小型のアダプタは1Aのもの(iPhone純正のAC充電器と同じサイズのサイコロ状の大きさは大体これ)は、大きな電力を必要とするSurface3やMacBook12インチでは到底容量が足りません。

見分け方は、「OUTPUT:2.4A」と書いているものです。

ACアダプタ23

ここには、合計五つのACアダプタが並んでいます。

左から、「ChargeTeck Fast Charge Dual USB Wall Charger」「STAYERホールディングス USB ACアダプタ 2ポート」「Anker PowerPort 2」「Anker PowerPort 4」「Aukey 充電器 Quick Charge 2.0 超急速充電対応 USB充電器」です。

それでは、一つずつ見ていきましょう!

1.ChargeTeck Fast Charge Dual USB Wall Charger

ACアダプタ02

前面には2.4A出力可能なUSBポートが二つ。

ACアダプタ03

背面には、折りたたみ式のACプラグがあります。給電能力は「DC5V,2.4A」と記載されています。

これは二つのUSBポート合計で2.4Aという意味です。ですから、1台パソコンを充電している時に、もう一つのUSBポートを使うと、給電能力が落ちます。

ACアダプタ04

給電能力は低めではありますが、ケーブル1本のみの充電なら、きちんとSurface3やMacBook12インチを充電可能です。

ACアダプタ05

ちなみに、電源コンセントに差し込むと、白いパイロットLEDが点灯します。

2.STAYERホールディングス USB ACアダプタ 2ポート

ACアダプタ06

こちらも先ほどと同様、2ポートのUSB差し込み口があります。相違しているのは、下のポートは1A上限。iPhoneやスマホには最適でしょう。

パソコンは上のポートを使います。

ACアダプタ07

こちらも先ほど同様、「DC5V,2.4A」と記載がありますね。これも二つのポート合計です。

ACアダプタ08

プラグは折りたたみ式です。

ACアダプタ09

こちらも非常にコンパクトに持ち歩けます。

3.Anker PowerPort 2 / 4

ACアダプタ14

こちらはAmazonでベストセラー商品。

2ポートモデルと4ポートモデルがあります。私はこれを、4ポートモデルは出張用、2ポートモデルは普段持ち歩き用にしています。ちょっとの大きさの違いですが、カバンの中で嵩張りません。

ACアダプタ15

どちらもプラグは折りたたみ式。

ACアダプタ16

PowerPort2の方は、2つのUSBポートは両方とも同時に2.4A出力対応。

PowerPort4の方は、4つのUSBポートは合計で8Aまで出力対応。パソコンを4台同時に充電しなければ問題ありません。

4.Aukey 充電器 Quick Charge 2.0 超急速充電対応 USB充電器

ACアダプタ10

こちらは3PortのUSBを内蔵していて、一番上はPowerCharge2.0に対応しています。

ACアダプタ11

プラグはもちろん、折りたたみ可能。

ACアダプタ12

ちなみに一番上のPowerCharge規格に関しては、iPhoneなど、非対応の機器をつなぐと、逆に充電スピードが遅くなります、

対応機器を繋いだ場合はこちら

Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

下二つは、2.4A出力ですので、通常は下の2つを使います。

ACアダプタ13

電源コンセントにつなぐと、パイロットLEDが光ります。

電圧をそれぞれ計測してみました

1.ChargeTeck Fast Charge Dual USB Wall Charger

 

結果:5.15v 2.28A = 11.74w

ACアダプタ22

2.STAYERホールディングス USB ACアダプタ 2ポート

結果:4.98v 2.28A = 11.35w

ACアダプタ21

3.「Anker PowerPort 2/4」

結果:5.03v 2.28A = 11.46w

ACアダプタ19

4.Aukey 充電器 Quick Charge 2.0 超急速充電対応 USB充電器

結果:5.03v 2.28A = 11.46w

ACアダプタ20

という結果になりました。すべての製品で、2.28Aの高出力が確認できました。

最後に大きさ比較

どれも小型な製品ですが、横から一列で見るとこんな感じの大きさになります。

ACアダプタ24

前の二つは圧倒的にコンパクトですが、充電時はかなり本体が熱くなり、しかも2.4A機器を充電すると、他のデバイスの充電が容量的に足りなくなります。

余裕を見れば、Ankerなどのものを選択する方がいいと思います。

 

いかがでしょうか。こういったアダプタが一つカバンに入っているだけで、かなり充電の自由度が上がります。

ぜひ一つ購入してみてください。オススメです!

ちなみに普段持ち歩いているのは、AnkerのPowerPort2、出張時は同じくPowerPort4、家では主にAukeyのものを使っています。

購入のリンクは以下からどうぞ!

1.Aukey USB充電器 2ポート

※ChargeTeck Fast Charge Dual USB Wall Chargerは日本未発売

2.STAYERホールディングス USB ACアダプタ 2ポート

STAYERホールディングス USB ACアダプタ 2ポート 2.4A ブラック STAC24BK
STAYERホールディングス (2014-12-09)
売り上げランキング: 132,591

3.Anker PowerPort 2/4

 

4.Aukey 充電器 Quick Charge 2.0 超急速充電対応 USB充電器

※販売終了。後継はこちら

 

こちらの記事も是非ご覧ください!

【レビュー】私がSurface3を愛用するいくつかの理由

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