【レビュー】PeakDesign「Everyday Backpack」開封レビューその2〜機動性抜群!出張にも旅行にも持っていけるぞ!

早速毎日使いまくっているPeakDesignの「Everyday Backpack」。前回はバッグ本体の収納を中心に開封レビューしましたが、今回はその2回目です。

【レビュー】PeakDesign「Everyday Backpack」開封レビューその1〜カッコいい究極のカメラバッグ!

今回は驚くべき機能性を紹介しようと思います。

ベルトでガッチリ体に固定できる!

脅威の収納力でカメラやレンズ、PCに日用品とたくさんのモノを持ち運ぶことができるバックパックですが、このバッグのポテンシャルはそんなものじゃありません。

バックパックはたくさんこの世に存在しますが、人が背負って歩く以上、何かを優先すれば何かを犠牲にするもの。

デザイン優先なら、チェストベルトやウエストベルトは省略するかもしれないし、三脚収納の機能も省かれてしまうかもしれませんね。

「Everyday Backpack」はどうでしょう?

何気にバックパックに大事なチェストベルト。

 

なんか特徴的なバックルですが、ベルトの途中で脱着するのではなく、ショルダーベルトに直接ストッパーを引っ掛けます。

 

外す時は、バックルについている紐の部分を横に引っ張ります。

 

すると、ショルダーベルトからバックルがはずれて、

 

簡単にチェストベルトをはずせます。簡単でとても便利です。

 

そしてこのショルダーベルトがとっても特徴的なんですが、

ベルトについているバックルの紐を上に引っ張ると、ベルトがスルスルと長くなります。背負うときやバッグを下ろす時に簡単にベルトを長くできて、ホント便利なんです。

 

長くなったベルトを短くする時は、ベルトの先端の部分を下に向けて引っ張ります。

 

すると、これまたベルトが簡単に短くなって、手を離すとそこで固定されます。こんなに簡単にベルトを長くしたり短くしたりすることができるバックパック、見たことない!

 

チェストベルトをかけたら、ガッチリ体に固定されます。コレなら厚着をしても簡単にベルトの長さを調整できて、スバラシイ機動性ですな!

ちなみにこの画期的なベルトのギミック、特許申請中とのことみたいですよ。

もちろんウエストベルトも搭載だ!

荷物が多い時は、腰の位置でもガッチリホールドしたいものですが、正直ウエストベルトが省略されているバックパックは多いですよね。

でも心配ご無用。このバックパックもモチロンウエストベルト完備です。

サイドポケットの下の部分の穴から、ベルトを引っ張り出します。

 

出てきたベルトは、ちょっと太めのベルトに大きめのバックルが付いていました。

 

ベルトの輪っかにバックルの先端の溝の部分を引っ掛けて、

 

これでしっかりとウエスト位置でもバックを支持することが可能です。

 

サイドポケットには、キーホルダーも隠されていました。キーリングにホルダーを引っ掛けておいて、

 

大切な鍵を引っ掛けておくことが可能。私はクルマのスペアキーをここに引っ掛けています。

三脚も、寝袋も、スーツケースにも

カメラバックとしては欠かせない三脚の収納。このバッグでももちろん収納が付いています。

これまたサイドポケットの中に隠されていた細めのストラップ。

 

サイドポケットに三脚の脚を一本挿し込んだら、三脚全体をこのストラップでぐるりと回して、バッグ背面の輪っかに引っ掛けます。

 

バンガードのトラベル三脚もコレでシッカリと固定されました。コレがあるとないのでは、やっぱり撮影の機動力に差が出ちゃうんだよね。

 

と、コレだけかと思うなかれ、バッグの前面の最下部にポケットが。

 

ここに隠れていたストラップが2本。ここにはバッグに入らない大きめのモノを固定しておくことが可能です。試しに寝袋を固定してみました。使う頻度はそれほど多くはないかもしれませんが、これならお花見やピクニック用のシートも固定できちゃいますね!

 

背当て部分にベルクとテープで閉じられているホールを発見。これは向こう側に貫通しています。

 

これはスーツケースに搭載するためのホールでした。出張や旅行に重宝しそうですよ!

さいごに。

もう、ホントにコレでもかというくらい収納と独自の機能性を備えたバックパックです。

価格は3万ちょっとするんで、決して安くはないのですが、コレだけの機能と収納、オリジナリティを備えているのですから、納得です。カッコいいし!というか、安くても使い勝手の悪いものは結局使わなくなっちゃうんで、少々高くても、愛着の持てる良い物を買うことをオススメします。

それでいくつバッグを無駄にしたことか(笑)

 

ということで、カメラを持ち運ぶ人にも、アウトドアな人にも、普段の通勤や出張、プライベートでも使える絶賛にオススメできるバックパックです。

春になったら、コレを持って何処かに行こうっと!(笑)

 

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【レビュー】PeakDesign「Everyday Backpack」開封レビューその1〜カッコいい究極のカメラバッグ!

さーてさて。

お待たせしました。私の超お気に入りのバックバックのレビューです。

その名もPeakDesign「Everyday Backpack」。これはマジでデザインも機動性も最高かもしれない。とてもすべての機能を1回のレビューでお伝えできないので、2回に分けてお届けしたいと思います。

トップのフラップから

とにかく、このバッグの優れているところは、その収納性とデザインと機動性に尽きます。というか、バックパックならどれも譲れない重要な要素なんですが、なかなか全部を網羅したバッグってないんですよねえ・・・

まずは全体のフォルムから。丈夫な繊維のなめらかな肌触りでとてもさわり心地が良いです。しかもこの色がなんとも言えずオトナな雰囲気。クッションも分厚く、大切なカメラを守ってくれる作りになっています。もう、これだけで欲しくなる。うん、無理もない、俺。

 

早速上のフラップを開けてみましょう。どうやって開くかというと、この金属の取手を下に引っ張ります。

 

すると、「カチャ」と音がしてロックが外れます。

 

実はこの取っ手部分が、マグネットとロック機構を両方備えた作りになってまして、こうやって上に引くと・・・

 

伸びるんです!

 

これは横から見たところ。切り欠きがバッグ側の溝にハマるようになっているのです。

 

しっかりハマってますね。マグネット併用式なので、取っ手を近づけると、吸い寄せられるように「カチャ」っとハマります。スゴく扱いやすいです。いちいちファスナー開けたりしなくていいんだよね。

サイドからのアクセス

次に、サイドからのアクセスです。と言うかこのバッグ、実はメインのアクセスはサイドです。カメラや保護すべきガジェットたちは、主にサイドから出し入れします。

両サイドにあるファスナーは止水ファスナーになっていて、雨が侵入しないようになっています。勿論本体も撥水加工がされています。

 

両側のファスナーを全開にすると、完全に左右から向こう側が見渡せます(笑)

 

余裕で腕が通せます。吹き抜け状態。

ちなみに仕切りはベルクロで付いた3枚のパーティションプレートのみ。ところが、このパーティションプレートがまたスゴイ。

 

こんな形で途中で折り返すことができるプレートなんです。つまり、バックパックを使いながら、必要に応じて仕切りを簡単に増やす事ができます。いちいちベルクロテープを剥がして、パーティションを追加して、、、なんてことはもうしなくて良くなるのです。

 

そして更に、こうやってボックスを作ることができます。例えばバッグの右側にレンズ、その上にブロワーなどを置いて、レンズを取り出す場面があったら、サッとパーティションを起こして、向う側にあるレンズを取り出すことが可能。無茶苦茶画期的過ぎる・・・

 

ちなみに私は普段通勤に使うつもりなので、3枚のパーティションプレートをすべて折り返し、縦一列の空間を作ることにしました。ここに何を入れるかというと、

 

傘です(笑)

北陸の冬に折り畳み傘は欠かせません。でもこれなら無理なく、他のガジェットに干渉もせずに安心して傘を持ち運べますね。

 

両サイドのファスナーの内側にはポケットが装備されています。ここに入っているのは、モバイルバッテリーとカール式充電ケーブル、扇子、ボールペンですね。

 

おっと、下にモバイルルータが隠れてました。片方だけでコレだけ入ります。

 

カール式のケーブルを使えば、バッグを背負ったままiPhoneの充電が可能。ちなみに使っているカール式のケーブルはLightning,MicroUSB兼用のものです。

次に逆側のポケット。

こっちもいっぱい入ってます(笑)

クリーニンググロス、カメラ用予備バッテリー一つ、バッテリー用充電器、SDカード、マンフロットのPIXI、レンズペン。多いですがちゃんと入ります。

 

さて、メインの気室のパーティションの向こう側には傘が入ってますが、手前には3箇所収納スペースがあります。

 

一つ目(一番下)にはブロワーとクロス、二つ目(中間)にはEOSM5、三つ目(一番上)にはポーチを入れました。

このポーチはハクバのもので、

USB-Cケーブルやハブ、USBメモリ

 

ACアダプタやリール式のLightningケーブルなどが余裕で入ります。

元々はカラビナ付きのコンデジ用ケースのようでしたが、サイズがちょうどよかったので近所のケーズデンキで購入しました。

PCやタブレットももちろん独立ポケット

続いて大切なPC用スペース。バッグトップのファスナーを開くと、

ここにもポケットがあって、頻繁に出し入れする比較的薄いものを入れておくと便利。ワタシの場合は社員証や名刺入れなどを入れています。

 

そして、手前にある仕切りをめくると、

 

ちゃんとPCを収納することが可能。15インチまで対応です。

という感じで、コレだけでもかなり優れたバックパックであることがお分かりいただけると思いますが、実はこんなものでは終わりません。

その他にも考え抜かれたギミックが満載。そちらはまた次回の「その2」でご紹介したいと思います。

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