【レビュー】超軽量4Port USB充電器「iClever 4ポート」出張行くならコレじゃない!?

気がつけば、我が家はUSB充電器だらけになってしまった。

気がつけばiPhoneやMacBook 12インチ、それからモバイルバッテリーにモバイルルータ、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンなど、USB経由で充電するものばかり。

USB経由で充電しないものは、EOS 80Dのバッテリーくらいか。

ともかく、ワタシの周りにはUSB充電しなければならない機器たちが溢れている。

で、当然のことながら、USB充電器もいろいろあって、とにかく軽くて小さく、効率の良いものが一番なのであるが、これまで量販店の店頭で購入したUSB充電器は価格もソコソコする割には高性能とは言い難かったのだった。

以来ワタシはAmazonで購入したAnkerのPowerPortシリーズを使っていたのである。とにかくAnkerの製品は、USB充電器に限らず、モバイルバッテリーなど他の製品についても信頼性や完成度も抜群だ。

だが、そんなAnkerの牙城を崩すかのごとく、先日hisgadgetさんから、サンプル提供頂いたiCleverの2PortUSB充電器がトンデモ性能を発揮したのを目の当たりにしてしまう。

【レビュー】たった2,000円のiClever 2ポート USB充電器がとんでもないシロモノだった!

この2Portの充電器、AnkerのPowerPort2よりも軽いくせに、出力は高いというトンデモ仕様だった。

以来、私の普段持ち歩く「ひらくPCバッグmini」には常にこの充電器が入ることとなった。喫茶店だろうが新幹線だろうが、コレがあればバッテリーの減ったガジェットもすばやく急速充電が可能だ。なんてスバラシイ!!

そんなhisgadgetさんから、今度は同じモデルの4Portのモデルを提供頂いたので、レビューしてみたいと思う!

iClever 4ポート USB充電器 8A 40W IC-TC04

まずは、外観。

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先に提供された2Portのモデルと並べてみると、2port分大きくなっているのが分かる。色も微妙に違って、若干4Portの方はクリーム色だ。

 

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外観的にはどちらもほとんど同じデザインで、Ankerのものよりスッキリした印象だ。

 

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左がAnkerのモデルで、右がiCleverのモデルだ。全体的にAnkerの方が丸みを帯びていて、前面ベゼルがグレーのデザインでマット調になっている。最上部には充電状態を示すLEDが常備。

一方のiCleverの方はと言うと、LEDの類は無しでベゼルもなく、エッジが直線的だ。

 

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同じ4Portのモデル同士、AnkerとiCleverの仕様を比べてみた。

コレが全く同じで、出力はどちらもMax8Aとのことのようだ。1Portあたりの最大出力は2.4Aだから、同時にすべてのポートで2.4Aを供給することはできないが、それほどヘビーな使い方をすることもないので、充分な容量を持っている。

iCleverの方は、USBの内部に青色のLEDが施されていた

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どうせならと、Ankerの充電器とiCleverの充電器をOAタップに並べて挿してみた。コレだけあると、合計12個のUSB機器を充電できる。まあ、そんなことはしないけれど(笑)

 

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おお、LEDがこんなところに隠れていたか!イルミネージョン的な感じで特に充電状態を示すものではないけれど、さり気なく通電状態を示すこのデザインは結構好きだ。

給電能力を測定してみた!

外観には少々の違いはあれど、重要なのはやっぱり性能だ。いくら安くても、性能の低いUSB充電器なら二度と使うことはないだろう。デスクの引き出しにたくさん眠っている「使わないガジェット」の一つになってしまうに違いない。

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これは、AnkerのPowerPort4にMacBook 12インチを接続して充電しているところ。うーん、辛うじて2Aが出ている状態で、コレだとちょっとMacBookの充電には力不足な感じがする。もちろん、iPhoneの充電には何の不足もないのだが。

 

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そして、これがiCleverの充電器。2.24Aがシッカリと出ている。MacBookの充電には言うまでもなくUSB-PDで充電するに越したことはないが、コレだけの給電能力を持っているなら、緊急用としてこの充電器を使うことはアリなんじゃないかと思う。

うーん、iCleaver、恐るべしだ。

重さの比較

そして最後に重さの比較だ。やはりUSB充電器はバッグに忍ばせておくものである以上、軽いに越したことはない。

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Ankerの方はというと、139gだった。まあ、こんなものかというところかな。決して「重い」と感じるレベルではない。むしろ4Portの充電器としてはメチャメチャコンパクトで軽いと言える。

 

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ところがだ。なんとiCleverの方はたった127gしかない。

Ankerより給電能力は高いのに、Ankerより軽い。なんということでしょう~(笑)

なんか、ここまで来ると、別にAnkerを選ぶ必要がない気がしてくる。スゲー。

さいごに。

hisgadgetさんはいつもこんな優秀なガジェットをワタシに提供してくれるので、その度に驚かされることが多い。

ワタシはこういった小型の「ナイスなガジェット」が大好きなので、気に入ったものがあるとさっさとバッグの中身を入れ替えてしまう癖を持っているが、お陰で今回のこの充電器が晴れて「ひらくPCバッグ」のレギュラーガジェットとなった。

喫茶店など外出先で電源を取ることが多い人や、出張で宿泊先のホテルで幾つかのガジェットを充電する人には、ハッキリ言ってiCleverのUSB充電器をオススメする。

だって、能力が高くて小型軽量。コレだけで充分魅力的じゃないですか??

【レビュー】たった2,000円のiClever 2ポート USB充電器がとんでもないシロモノだった!

驚きというものは、意外に身近に転がっていたりする。

私はいつもサンプル品の提供でお世話になっているhisgadgetさんから、数日前一通のメールを受け取った。

内容はサンプル提供の申し入れ。モノは2ポートのUSB充電器だった。

2ポートのUSB充電器はもう複数持っているし、お断りしようかとも思ったが、レビューを見るとすこぶる評判が良い製品のようで、USアマゾンではトップセールの製品らしい。

価格も2,000円弱でそれほどの性能をまとっているとも思えなかったから、最初はあまり乗り気ではなかったが、これが意外な結末を招くことになろうとは、この時点では知る由もない。

Clever 2ポート USB充電器 4.8A 24W「IC-TC02」

これが届いた商品、「IC-TC02」の姿である。

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何の変哲もないUSB2ポートの充電器の外観だ。筐体はプラスチックで表面はツルリとしており、いかにも廉価な、それこそコンビニに売っている「非常用の」充電器に思えた。

 

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両ポートとも2.4Aの充電に対応している。そして、

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コンセントもコンパクトに折りたためる。確かにこのくらいの大きさの充電器で、両ポート2.4Aに同時に充電可能なのはあまり数はでていない。だが、全く無いわけではない。

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

もう随分前、昨年の10月にAnkerから発売されている2ポートのUSB充電器は既に手元にあった。これも当然の事ながら両ポート同時に2.4Aでの充電に対応していて、片手にすっぽり収まるサイズ。

私は出張時に持っていくポーチの中には常にこれを入れていたし、いまでもそうしている。

だから、それと見た目もほとんど一緒だし、「所詮2番煎じか・・」としか思えなかった。

Anker PowerPort 2とiClever IC-TC02

私はとりあえず、ふたつを並べて比較してみることにした。

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角のRやUSB端子側の色使いはAnkerの方がちょっぴりオシャレだ。この分野の定番といえば真っ先にAnkerが思いつく。ここでもやっぱりAnkerが勝るか・・・と私はテンションもそこそこだ。

 

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Ankerの方はというと、USB端子の上にLED点灯部があり、急速充電時は緑色、1A程度の充電であれば青く光るという演出も備えている。一方のIC-TC02の方は、USB端子の中に青いLEDが点灯するが、通電状態を示すだけの青いパイロットランプだ。

ここでもやっぱりAnkerの作りの良さが目立ってしまった。やれやれ。

お約束の電圧、電流の測定を行ってみた・・・

私は机の中からワットチェッカーを取り出して、どの程度出力アンペアに差があるかを調べてみることにした。

仕様上はどちらも2.4A。殆どの場合は規格ギリギリの値が出ることはなく、0.3A程度低い値が検出されるのが経験上知り得た結果だ。

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まずはAnkerをMacBook 12インチに繋ぐ。急速充電の緑のLEDが点灯する。ここにワットチェッカーを挟んでみる。

 

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結果は2.10A。予想通りの結果だ。これでも性能充分。ちなみにケーブルについてはAnkerのPowerCore+20100に付属のケーブルで測定。最大で3A近い出力を叩き出せるケーブルだから、ケーブルがボトルネックになることはないはずだ。

 

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続いてIC-TC02。青いLEDが点灯している。端末を接続していようがいまいが、LEDはただ青く光るだけだ。

ところが、次の瞬間、私は驚きの光景を目にする。

 

 

 

 

 

 

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なんと、規格を大きく上回る2.70Aが出力されているではないか!!!

これだけで14W近い出力が出ている。たった2,000円の安物充電器が、なんと3A近い充電を行っているという現実がそこにはあった!

びっくり仰天。それはこのことを言うのだろう。なんともいい意味で裏切られた感がある。

ただ一点、規格上の数値を上回る出力が出ていて大丈夫なのか・・・?と一片の不安が残るのはこの際忘れておこう。

重さは性能と反比例??

ついでにほとんど大きさも形も同じ両者の重さも比較してみた。

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Ankerは105g。まあこれも充分だ。普段持ち歩くには何の苦もなく邪魔にもなる大きさでもない。

ところがだ。

 

 

 

 

 

 

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IC-TC02は86g!!20g程も軽いのである。

3A出力が出せる充電器がたった86gしかないという事実に脅威すら覚える。

なるほど、アメリカで売れるはずだ。小さく軽い高性能充電器。デザインは安っぽいが、実用性はピカイチというところか。もっとも電圧測定まで行っている人は少なかろうが・・・

さいごに。

これだけ小さな充電器で3A充電ができるということは、私にとってショックだ。

Ankerは素晴らしい充電器やバッテリーを世に送り出しているし、その地位はこの業界では既に確固たるものがある。

この「iClever」というメーカーはそれほど有名ではないが、最近ではイヤホンやモバイルスピーカーなど、本当に使いやすく、且つパフォマンスの高い商品を、しかも低価格で世に送り出してきている。

 

3A充電ができれば、MacBook 12インチなら充電が可能だし、純正のACアダプタを外出先で忘れた際のために、これをバッグに一つ忍ばせておけば何の不自由もないだろう。

それくらいの価値がこのたった2,000円弱の四角いアダプタにはある。まさに羊の皮を被った狼。あなたのカバンに一つ忍ばせておいても、きっと損はない。

【レビュー】iClever Bluetoothスピーカー IC-BTS04がメッチャかっこいい!

自分の部屋でBGMを流してリラックスする瞬間はとても大切だ。

だが、iPhoneのスピーカーは小さい。決して悪い音質ではないが、ステレオではないし、ちょっと物足りない時もあるだろう。

今回、hisgadgetさんより、ポータブルのBluetoothスピーカーを提供していただいて、実際に試してみたところ、とてもカッコいい外観と、適度なサイズ、そして音質もクリアで良好だったので、ご紹介してみたいと思う。

「iClever Bluetoothスピーカー IC-BTS04」の薄いデザインは、Bluetoothスピーカーにはあまり見られない薄さ

まず、到着した外箱がコレだ。

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もう、これだけで本体の薄さを充分に予想させるほど薄い。以前紹介した1byoneのBluetoothスピーカーは奥行きが大きめにとってあり、卓上の目覚まし時計のような形をしていたが、本製品はどうだろう。

 

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おー!やっぱり薄い!

昔の携帯ラジオ(表現が古すぎる!)のような形状で、これならアウトドアに持って行くにも邪魔にならないのではないだろうか。

付属品はストラップと充電用MicroUSBケーブル、有線スピーカーとして使うための3.5φのステレオケーブルが添付されていた。

 

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本体の質感も極めて良好。マットなメタル調でサビにも強い。このスピーカーは、最近では当たり前になりつつある防水機構で、屋外やバスルームなど水の多い環境でもバッチリ使える。

 

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手に持った感じも、よくプラスチックを多用した低価格の製品に見られるような安っぽさは全く無い。しかも角の処理などがいい感じでされていて、持ちやすい。これなら、パッとカバンに入れて、出張の時にホテルで音楽を聴くにも最適な感じがする。

側面には充電用のポート類

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側面にはラバー製のカバーが取り付けられている。

 

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カバーの縁はパッキンになっていて、これを開くと中には充電用のMicroUSBポートとイヤホンコネクタが顔を出す。

このスピーカーは完全防水ではないから、水没などは避けなければいけないが、きちんとカバーを閉めていれば、シャワーがかかったり、突然の雨に濡れたりするくらいは全く問題無いだろう。

 

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本体上部に、操作用のボタンがまとめられている。

一番左が電源ボタン。その右は再生・一時停止ボタンだ。真中のボタンにはLEDが内蔵されていて、ペアリング中は青く光るようになっている。もちろんハンズフリー通話対応なので、電話がかかってきた時にこのボタンを押すと電話を受けて会話を始めることも可能だ。

一番右にある<>のボタンは、曲の順送りと逆戻し、長押しでボリュームのアップダウンが可能。

ボタンも押しやすく、LEDで状態がひと目でわかるので、誤操作の心配も無用だ。

さいごに。

自宅の自分の部屋では、BGMを聴くときはほぼこのスピーカーで事足りるようになってしまった。

薄い割にはきちんと低音も鳴り、ベッドサイドに置いても邪魔にならない大きさ。しかも外にも持ち出せ、且つ防水仕様と、非の打ち所がないスピーカーだ。

価格も手頃なので、屋内でキッチンやバスルーム、屋外ではキャンプやバーベキューなどに使う頻度が多い人は1台持って置くと幸せになれること間違い無しの製品。これはオススメだぞー!