こんにちは。ちゃぼP(@chabop0429)です。
いよいよ今回は「コスパの良いワイヤレスイヤホン特集」の第3弾、本命の登場だ。
これまで5000円以下という条件の下、二つのワイヤレスイヤホンをレビューしたが、
第1弾
第2弾
どちらもそれぞれ特性があり、廉価ながらも使い勝手も良い製品に仕上がっていた。
1つ目の1byoneのイヤホンは普段使いに最適で音質はフラットなイヤホン、2つ目のMpowのイヤホンは主にジョギングなどスポーツ向け、その軽量さとケーブルの煩わしさもなく低音も厚めに出してくれるイヤホン。
Bluetoothのワイヤレスイヤホンといえば、一昔前は1万円は覚悟したものだったし、選択肢も限られていたが、時代は変わったもので、このどちらも5000円以下とは思えないクオリティだ。
ところが、今回紹介するイヤホンは、形状は一番大型ながら、音質は群を抜いている。この製品は「私は断然、音楽をしっかり聴きたい!」という人向けのイヤホンである。
iClever QY8 Bluetooth 4.1 ノイズキャンセリングヘッドホン
まず開封して驚くのはイヤホン本体の大きさ。
これはデカイ!こんなのを耳につけたら、重みで落っこちるか、耳が痛くなって早々に外してしまうかになりはしないか?
最初はそう思った。思っていたが・・・
ところがどっこい、裏面を返すと、ラバー製のイヤーパッドとイヤーピース別になっていて、しっかりとこのイヤホンを耳の中にホールドしてくれるのだ。
これは良い意味、裏切られた感満載。
付属品は、充電用のMicroUSBケーブルと、大中小のイヤーパッドにイヤーピースがそれぞれ一対ずつ入っていた。オマケにケーブルが暴れないように長さ調節をする丸いクリップまで入っていた。
右側のイヤホン本体の丸い部分が電源ボタンになっていて、電源が入ると「iclever」の文字が青く光る。スマホに接続中もフラッシュするようにずっと点滅するため、その大きさとも相まってちょっと目立つかもしれない。
右側の本体側面に、ボリュームアップ・ダウン、曲送り・曲戻しを兼ねたボタン。下部に見える小さな穴が通話用マイクだ。
各ボタンには点字のような突起がそれぞれつけられているので、装着しながらの操作にも迷うことがない。
充電は左側
左側のイヤホン本体部分は、充電に関するポートが集約されている。
左側の本体側面に、MicroUSBポートのカバーが見える。ここに爪を引っ掛けてカバーを外す。若干外しにくかったが、爪をかければ大抵は外せる。ただ、ネイルをしている女性は難しいので、身近な人にとってもらおう。
カバーを外すとポートが現れる。ここにMicroUSBケーブルを差し込んで、ACアダプタやモバイルバッテリーなどにつなぐと、
右側の本体のマルチファンクションボタンが今度は赤く光る。大概のイヤホンは小さな点のようなLEDが光るだけなので、これは正直カッコいい!いやまじで。
高音質コーデックaptX、マルチペアリングにも対応
外観もかなり個性的なモデルだが、もうなんといってもこのイヤホンの長所は音質がいいこと。
実売価格3000円でこれだけの低音を鳴らしてくれるイヤホンは、ちょっとないかもしれない。
ハウジングが大きい分、想像以上の音圧で低音が鳴る。かといって高音部がこもったりすることもない。これならちょっとこいつを首に引っ掛けて聴きたい時に耳にはめて電源オン、遮音性も高くかなりの音質で、どっぷりと好きな音楽の世界に嵌まり込むことができるんだ。
しかも高音質コーデックaptX搭載でマルチペアリング対応。複数の端末に同時にペアリング可能。例えば1台はスマートフォン、もう一台はPCというような使い方が簡単にできてしまう。
これは非常に便利!便利で高音質な3000円のイヤホンだ。
今回の3部作の中で、音質ではこのイヤホンが圧勝といってもいいかもしれない。ただ、マイク部分がイヤホン本体にあるため、ちょっと通話の際は自分の声が相手に届きにくいということは言えるだろう。
街の騒音やBGMの流れている店内などでは、マイクのある右側のイヤホンを外して、口に近づけるということが、実際に使っていて何度かあった。
通話が頻繁な人は、リモコンがケーブルの途中にあるタイプのモデルの方が適しているとも言えそうだ。
比較的低廉なワイヤレスイヤホンということで、「5000円以下」という条件で私の主観により製品を3つチョイスしてみた。
「ワイヤレスイヤホンは欲しいけど、高いのはちょっと・・・」と思っている人は、こんな製品が普通にAmazonで販売されていることを記憶に留めていただけると、良いのではないかと思うぞ!?
イヤホンの使用感や音質は、人の好みにも影響するが、もし期待外れでもそれほど悔しい思いをしなくても済む価格帯。
是非一度選んでみることをお勧めする!