【レビュー】MacBook12インチと相性バッチリ!USB-PD充電対応モバイルバッテリーRAVPower 20100mAh

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

愛機のMacBook 12インチを充電するためのモバイルバッテリー、これまで色々と試してきたちゃぼPですけれども、

【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

とにかく最近のモバイルバッテリーは性能が良くなって、しかも低価格なんですよね。MacBook12インチはそもそもバッテリーの持ちは良いほうだと思うんですけど、それでも外出先で使う時には何らかの充電する手段を持っておきたいというもの。

様々なバッテリーを試したんですけど、一点不満がありました。それは「USB-PD」充電ができないということでした。。。

「RAVPower 20100mAh」は待望のUSB-PD充電可能!

そしたら出ましたよ、PD(Power Delivery)対応のモバイルバッテリーがさ。

今回はRAVPowerさんのご厚意でバッテリーを提供いただくことが出来たのですが、もうこれ、速攻レギュラー決定でございます。

通常のUSBポートが2ポート、入力用のMicroUSBポートに加えてUSB-Cポートが備わっているのは、これまでのRAVPowerのバッテリーと同じですが、今回のこのバッテリーはUSB-CポートからPower Deliveryの電源供給が出来ます。

 

USB-Cケーブルがこのバッテリーには付属しています。Power Deliveryで充電を行う場合は、通常のUSB5Vではなく、9Vとか12Vとか、より高電圧で電気が流れます。なので対応したケーブルを使うことが必要ですので、注意してくださいね。

早速、MacBook 12インチに繋いでみた

なんでそんなにPower Deliveryにこだわるのかと言えば、急速充電が可能ということに尽きます。

そんなことを考えていたら、ちょうどMacBookがこんな状態になりました。

バッテリー残量5%のカラカラ状態です。ここから新しいRAVPowerをUSB-Cで繋いでみます。

 

どれくらいで充電が終わるのか、ストップウォッチを起動しておきます。

 

モバイルバッテリーの残量を示すインジケータは4つ点灯の満タン状態。この状態でケーブルを繋ぐと・・・

 

出ました、30W!

純正の充電器と同じ電力をシッカリ供給してます。スゲー!

前回のPD非対応のバッテリーでは、4時間弱の時間をかけて、80%まで充電できていたのだけれど、このバッテリーではどれくらい時間がかかるのかな・・・

 

えっ!?

 

2時間半でフル充電しちゃったよっ!

これがPDの威力かあ・・・

実は、この時間中ちょっと外出していたので、最初の30分位しか画面が点灯していませんでしたが、それでも帰ってきたらMacBookが100%になってました。これは本当にスゴイことですよね。

 

しかも、バッテリーのインジケータは2つ。まだまだ残っていますよ。どんだけなんだ!!

しかもこのバッテリーは「USBハブ」にもなるらしい

このバッテリー、ハイパワーなだけじゃなくて、説明によるとハブにもなるんだって。スマホや外部メモリをこのバッテリー経由で読み込むことができるそう。

ということで、iPhoneをバッテリーに接続します。

 

この状態で、モバイルバッテリーのボタンを2回押しします。

 

バッチリ認識されました。スゲー・・・

バッテリーの充電もUSB-PDで出来るよ!

そして極めつけはこのモバイルバッテリー自体の充電もPDで出来るということ。

これもRAVPowerのPD対応充電器なんですけど、コレ自体はモバイルバッテリーに付属していません。私は別の製品を買った際についてきていたので手元にありました。

 

USB-C専用のACアダプタです。こういったものを使うと、4時間ほどでバッテリーをフル充電できるようです。

MacBook用の純正ACアダプタでも大丈夫だと思いますが、やはり純正品は高価ですので、このあたりのものでも大丈夫だと思います。

さいごに。

予想していたことではありますが、PD対応になっただけで、充電スピードが劇的に改善します。やはりバッテリーは容量だけではなく、電圧は非常に重要な給電能力の要素だということを改めて実感します。

MacBookの30Wモデルであれば、純正のACアダプタからの充電とほぼ同じスピードで充電が出来てしまう、恐ろしいモバイルバッテリーです。

これはMacBook 12インチを使っている方には本当にオススメします。バックパックであれば重さも気になりませんよ〜!!

【レビュー】MacBook12インチにSDカードを挿すならコレ一択!コンパクトなハブ紹介!

こんにちは。MacBook 12インチ野郎ちゃぼP(@chabo0429)です。

私は日頃より、MacBook 12インチでブログを執筆していますが、すべての作業がMacBookのみで完結するのであれば、こんなにラクなことはありません。

ところが私のPCライフはそんなに簡単ではないわけで、例えば・・・

「写真を撮って、MacBookに取り込む」

という作業が必ずといっていいほど入ります。

 

ところがここで問題が!!

USB-Cポートをひとつしか持たないMacBook 12インチには、デジカメとコミュニケーションを取るためのポートがありません。

MacBook 12インチにSDカードが直接挿せたら超便利ですが、そんなことは出来るハズもなく・・・

 

実は先日、レビューをしたiPhone6/6s用のITG Full Coverと一緒に、KODAWARIさんから、MacBook 12インチ用の5-in-1ハブをサンプル提供いただいておりました。

さっそくこのハブを数日間いろいろと使ってみたところ、ハブとしての性能やトータルのポテンシャルがとても高く、MacBook 12インチの機動性をさらに高める結果になりましたので、今回は実際の使用感も含めて、レビューをさせていただきたいと思います。

「PATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hub for MacBook」の外観について

まず今回、発売前にもかかわらずサンプルで提供いただけたKODAWARIさんには、本当に感謝でいっぱいです。この場を借りて心より御礼申し上げたいと思います。

その感謝の気持ちを表して、アツイレビューをお届けしたいと思います!

 

5in1_HUB01

届いたハブ本体のパッケージがこちら。黒基調のモノトーンパッケージで、上部に「PATCHWORKS」の金色のロゴがあしらわれています。とてもスッキリとしていて高級感のあるデザインです。

本体写真の下には「USB Type-C 5-in-1 HUB」の文字と、対応するメディアの種類が書き添えられています。

 

5in1_HUB02

裏面には、メディアを装着した写真とともに、大きく対応メディアが記載されています。

そして黄色く「パススルー充電」の記載が!

そうです、このハブの最大の特徴の一つが、「USB-PD規格で充電しながら使える」ことなのです。

USB-PD規格については、以下のページを参照

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

(ちなみにこの記事、だいぶ前に書いたんですが、地味に人気です↑)

MacBook 12インチでは、通常のUSB規格(5V)での充電ではなく、USB-PD規格という、より高圧での充電方式を採用しています。

当然発熱や発火のキケンがあるので、ACアダプタやケーブル、また途中に存在する機器類もUSB-PDに対応していないとこの高い電圧での充電はできないのですが、このハブはそのUSB-PD規格に完全対応!

ハブを使用しながらも、この14.5V2A(29W)という高い電力でそのままMacBookへ送電し、急速充電することが可能です。

このMacBook 12インチの利点を損なわないのが嬉しいですね!

 

5in1_HUB03

本体を箱から出してみたところです。本体色はシルバーのみ。

左から、USB-Cポート、SDカードスロット、その上部にMicroSDカードスロット、そしてUSB3.0ポートが2つ並びます。

そして、何と言っても目を惹くのは、その薄さです。

 

5in1_HUB10

MacBook 12インチも薄いですが、こうして比較してみてもその薄さが際立ちます。

ほとんどUSBポート分の厚さしかありません。

 

5in1_HUB09

そして反対側はどうなっているかというと、MacBook 12インチに接続されるコネクタが一つだけ。

MacBook本体に、ハブが密着する形で装着されるため、USB-Cコネクタ以外は存在しません。

 

5in1_HUB04

MacBook 純正の29w ACアダプタから、USB-Cケーブルを接続すると、青い小さなLEDが点灯します。

ちなみに、このハブはバスパワーでも動作するので、USB-Cケーブルを接続しなくても、ハブ本体をMacBookに接続すると、同じようにこのLEDが点灯します。

通電状態が一目で確認できて、とても親切な設計になっています。

実際に機器類を接続してみる

せっかくなので、このハブに搭載されている5つ全てのポートに、メディアやケーブルを接続してみました。

5in1_HUB05

一番左はApple純正のUSB-Cケーブル、隣はSDカードとMicroSDカード。続いてUSBメモリにAnkerのLightningケーブルです。

これだけ一度に挿すことができるので、メディア間のデータの移動はスムーズに行えます。

 

5in1_HUB06

本体にハブを装着したところ。充電用のUSB-C、3つのメディアとiPhoneがつながってこの大きさです。

まるでMacBookに拡張スロットが突然現れたかのように、一体感が半端ありません(笑)

 

5in1_HUB07

きちんと、SDカード、MicroSDカード、USBメモリの3つのメディアが認識されていますね。

ただし、これらのメディアを外すときは、このアイコンもしくはFinderの画面から「メディアの取り出し」をそれぞれ行ってくださいね。でないとデータが壊れてしまう可能性がありますから。

試しにiPhoneのiOSアップデートを行ってみた

先日Ankerより提供を受けた、Lightningケーブルを用いてiPhoneを繋いでみましたが、iPhoneの充電は問題なく行えるようです。

Anker PowerLine+ Lightningケーブルのレビューはこちら

【レビュー】Anker PowerLine+ Lightningケーブルはナイロンケーブルの決定版!

ではデータ通信に関してはどうでしょう。

ちょうどiOSのアップデートが来ていましたので、最新iOS(9.3.2)へのアップデートをiTunes経由で行ってみることにしました。

5in1_HUB08

iTunesを開くと、何も問題なくiPhoneを認識。すかさずフルバックアップを取って、iOSのアップデートを開始してしばらく放置すると、上の写真のようにiOSが書き換えられてゆきます。

 

iOS_version01

iPhoneが勝手に再起動し、iOSのバージョンを確認すると、きちんと最新のOSにアップデートされていることが確認できました。

USBポートの通信に関しても、全く問題ないようです。

デジカメ愛用者なら、SDカードスロットはすごく便利だ

そして、ブログを書く上で最高に便利なのが、実はSDカードスロット。

私はブログ上に、デジタル一眼レフで撮影した写真を多く掲載しています。

5in1_HUB12

デジタル一眼レフカメラからスムーズに画像データを取り込むことは、作業効率に大きく影響する

デジタルカメラは記録メディアとしてSDカードを使用している場合が多いですが、撮影した写真の取り込みは主に2通りあります。

一つはUSB経由。これはカメラ本体とパソコンをケーブルで接続する方法。

そしてもう一つはSDカードをそのままパソコンに挿してしまう方法です。

USB経由だと、当然のことながらカメラをパソコンの近くに持ってきてケーブルを接続する必要があります。

これが意外に面倒(笑)

特に三脚などに固定された状態のカメラをパソコンに繋ぐには、三脚からカメラを外して・・・というひと手間が加わります。

 

5in1_HUB014

カメラにUSBケーブルを繋いで吸い出すこともできるけれど・・・

ところがSDカードでのデータ移動であれば、カメラの横にあるスロットカバーを開けて、コイン1枚ほどの大きさのメディアを抜き取るだけ。

あとはこのハブにメディアを挿して、MacBookのUSB-Cに挿すだけです。

 

やってみるとこれが実にストレスフリー。

地味な点ではありますが、これは実際にMacBookを長く使ってみないとなかなか気付かない点ではないかと思います。

 

5in1_HUB13

やっぱりSDカードだけで取り込む方が断然ラク〜(笑)

やはり、使い方によってはUSBだけでは少しインターフェースが足りないということのようです。

また、そのほかのSDカードやMicroSDカードスロットの使い道としては、カーオーディオやAndroidスマホへの音楽データの移動が考えられますね。

最近のカーナビはほとんどがSDカードを使っていますし、Androidはいわずもがな、ですから。

この機能で、このサイズ感。考え方によっては「MacBook 12インチの付属品」といえるかもしれない

MacBook 12インチは、USB-C端子ひとつのみの搭載マシンということで有名な(?)マシンですが、やはり拡張性という面は実際の利用シーンでは必要不可欠な部分がいろいろと出てきます。

そうなると、アダプタを使って・・・という使い方が想定されるわけなのですが、せっかくMacBookの薄い筺体を手に入れても、周辺機器が嵩張るようではその利点を生かしきれません。

ACアダプター、バッテリー、ケーブル、、、

一緒に持ち歩くものはできるだけコンパクトでデザインの良いもの。何より性能や品質が高いものがベストです。

この度KODAWARIさんより提供を受けたこのPATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hubは、ほとんどジャストにMacBookの薄さにフィットし、質感やデザインもMacBookにそろえられているので、所有満足度がとても高いです。

しかも、そのコンパクトさは、ちょっとしたポーチなどに入れて持ち運ぶのに、全く邪魔にならないレベルなのですから驚きます。

 

5in1_HUB11

ちなみに私は愛用するひらくPCバッグminiに入れて毎日持ち歩いているが、一番小さなメッシュポケットにもスッキリ収納される薄さ!

この優れたデザイン性、利便性、携帯性を三拍子兼ね備えたハブなら、もはやMacBookの付属品として言ってしまってもいいんじゃないかと思ってしまいます。

それくらい、違和感の感じないハブに仕上がっていますよ。

最後に

今回紹介した「PATCHWORKS USB Type-C 5-in-1 Hub」は、なんと昨日(20日)発売開始です。というかたった今気づきました(笑)

ハブとしては少し価格は張るものかもしれませんが、デザイン性や利便性を求めるMacBook 12インチ愛用者には、これ以上にないといってもいいくらいのデキの良さに仕上がっています。

特にデジカメを愛用する人には必携といってもいいこのアイテム、あなたのバッグに一つ、忍ばせてみるのはいかがでしょうか!

 

株式会社KODAWARIの店舗「SHOW CASE」でも様々なアクセサリの情報を発信中!

PCスタンドを使って、MacBookでの作業も肩こりから解放だ!

こんにちは。MacBook 12インチ野郎ちゃぼP(@chabo0429)です。

MacBook 12インチはもうこれまで散々と激賞してきた私ではございますが、この度部長より新たに提案がありました。

 

というのも、「PCスタンドを買ったらどうよ」というもの。

いやー、私はMacBookを膝の上で使うことが多いですし、「今のままで十分だよ。満足してる」って答えました。

私のPC環境は狭くて、自宅でサーバなどを運用している関係もあり、デスクトップのようにMacBookを使おうにも、キーボードも買わないといけないですし、モニターも・・・ということになると結構な出費です。

 

でも、彼は続けます。

「いや、体にかかる負担が違うよ。今までMacBookを上から覗き込むようにして使っていた目線が、スタンドを使うと、まっすぐ前を向いて使うことになるから、肩こりとかが減るんだよ」

 

何を隠そう、私は肩こり症の頭痛持ち。

これはちょっと考えてみる余地がありそう・・・

ここから物語は急展開を迎えることになります。

スタンドが 見慣れた箱で 宅急便

なんか韻を踏んでますけど特に意味なし

 

とある日、いつも配達に来るヤマト運輸さんがインターホンを押します。

その爽やかな笑顔で、私は右手に印鑑を持ち、少し大きめの荷物を受け取ります。

中を開けると、そこに入っていたものは・・・

PCスタンド01

ん?なんかちょっとピンボケしているな(笑)

というか、これは何だ?なんか見覚えがあるような・・・

 

 

http://nabi1080.com/review/macaccessory/28026

あー!これだこれ(笑)

なんか微妙にメーカー名が違いますが、箱も中身も一緒です。

何と、PCスタンドが届いてしまいました。私はこの4月の忙しさにかまけて、どうやら知らないうちにポチってしまっていたようです。

PCスタンド02

このように、「人間工学に基づいて設計されたPCスタンド」と書かれている・・・かはわかりませんが、絵からは眼、首、肩、腕、手首に負担がかかっているものが軽減されるであろう内容が見て取れます。

本当かどうかはこれからしばらく使ってみてわかっていくことでしょうが、とりあえず、せっかくなので、開けてみましょう。

外観

PCスタンド04

ほう。これはアルミの削り出し感満載のまさにMacBookのためのスタンドという感じですね。

箱を持った時に思いましたが、結構な重みがあります。多分足に落としたら骨折しますので、置き場所に注意です。

PCスタンド05

ここがPCを載せる部分。真ん中のマークが部長のとは微妙に違いますね。でもモノは多分一緒です。

PCスタンド06

この刻印も微妙に違います。なんかちょっとこの刻印も雑な感じがしますが、別にこだわるところでもないので、まあ良しとしましょう。

PCスタンド07

PCを載せる台の部分の滑り止めのゴム足です。両面テープでくっついているだけなので、粘着が剥がれてきたら、両面テープでくっつけることができそうです。

PCスタンド08

ここは、PCを乗せる際に支点となる台の一番下の部分。ゴム製のクッションが貼り付けてあります。微妙に斜めになってますが(笑)

これがないと、思いっきりPCが傷つくと思いますので、気をつけてくださいね。

背面の大きな穴にスピーカーのケーブルを通そう

このPCスタンドの背面部分には大きな穴が空いています。

この台の下の空間は考えてみれば無駄なスペースです。私はデスクの上にあったスピーカーをここに置いてみることにしました。

と言っても何年も前に数千円で購入したもの。ウーハーも一応ついていて、それなりの音はいいです。

PCスタンド10

こんな感じで中央にウーハー、その両脇にスピーカーを置きます。

PCスタンド09

そして、ACやオーディオケーブル類を、背面の大きな穴に通してみました。

そして完成

最後にMacBookを台の上に置き、イヤホンジャックにスピーカーのジャックをさせば完成です。

PCスタンド11

こんな感じで、青いLEDがいい感じにスタンドの中で光っていい感じです。

PCスタンド12

スピーカー近影。これで音楽を聴きながら、ブログを書くことができます。

今の所、すごい快適です!!

ところで、、

勘の良い方、気づきましたか?

このマウスの横にあるキーボードらしきものは何だ?

ちゃぼPは激賞MacBook 12インチ搭載ペタペタキーボードをこよなく愛してるのに、なぜキーボードを持っているの?

しかもなんかAppleぽくね?

 

実はこれは部長に譲ってもらいました。

これは前モデルの「Apple Wireless Keyboard」で、電池を入れて動くヤツです。

先日部長から送られた、

【レビュー】Magic Trackpad2はMacBookでの精密な作業に最適なガジェット

このMagic Trackpad 2ですが、結局私が買い取ることになりました(笑)

部長はすでにMagicKeyboardを購入済みで、こいつはここしばらく使っていないということで、一緒にキーボードも送ってもらったというわけです。

 

Magic Trackpad 2の方は、まだいまいち使い道が定まっていないですが、このキーボードはすごく打ちやすいですね。

剛性もあって、同じくらいのキーストロークがある安物WindowsPCのキーボードなんかとはちょっと作りが違います。

こんな感じで、これからちょっとしばらくこのスタイルで使ってみたいと思います。

 

というか、もうちょっといいPCデスクが欲しくなりますねえ。もうこのデスクは10年選手ですしね。そうなると外部モニターとかになるのかな・・・いやいや、画面は1つでいい・・・

出会いは突然に〜iPhoneとMacBookに恋する予感

とある、会社の中での出来事。

ちゃぼP、業務後に休憩ルームでコーヒーを飲んでいました。

すると同僚のT氏が目の前に座り、ご自身で使っておられるEXPERIAを眺めながら難しい顔をしています。

 

ちゃぼP「どうしたの?」

T氏「なんか最近調子悪いんだよねー、このケータイ」

ちゃぼP「どう調子悪いの?」

T氏「フリーズが多くて、電源も切れなくなるのよ」

 

うーむ。ちゃぼPもiPhone 4sを持つ前は、Android持ちだったから、そのストレスはよく知っております。

昔私が持っていたAndroidもフリーズばかりで、いざ電話をかけようとすればフリーズするし、もうその時点でストレスMAX。

たまらず、ガラケーと2台持ちという暴挙に出た記憶が・・・

 

でもそれにしたって、あれから何年も経つし、だいぶ改善されているんじゃないの?

そう思って、素直に質問をぶつけてみた。

 

ちゃぼP「そんなに今でもフリーズするの?」

T氏「もう2年近く使っているからねえ。古いから仕方ないよ」

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

一枚の写真

ちゃぼP「そうなの。あのさ、ちょっとこれを見て欲しいんだけど」

そう言って、私は一枚の写真を見せた。

Apple02

T氏「・・・なに、これ・・・」

ちゃぼP「ん?iPhoneだよ?」

T氏はキョトンとしている。

 

T氏「いや、それはわかるけど・・・この下のは・・」

ちゃぼPああ、同じ色のパソコンだよ

敢えて、「MacBook」の名前はまだ出さないのである。

 

T氏「これ、いいね・・・」

ちゃぼP「そうかなぁ。普通のパソコンだよ。Appleだから、MacBookになっちゃうけどね

私は、彼が長年Windowsを使ってきたことを知っている。

 

T氏「いいなあ・・これ」

ちゃぼP「そう?それよりさ、スマホ、iPhoneにしたら?ちょうど、今iPhone SEが出たばかりだし、SIMフリーもあるよ」

そう言って、2枚目の写真を見せる。

Apple01

ちゃぼP「これはiPhone6だけどね。画面はRetinaだから、綺麗だよ」

T氏「あ、ああ・・うん。そう・・だね・・」

T氏は目が泳いでいる。

次の言葉

ちゃぼPは既に次の写真を用意して、彼の次の言葉を待っている。

T氏MacBookの写真はないの?」

ちゃぼP「ん?ああ、あるよ。確か・・・」

私は用意していた写真を探すふりをしてから、彼にiPhoneの画面で見せる。

Apple04

T氏「キ、キレイだ・・これは?」

ちゃぼP「これはMacBookの画面を撮影したものだよ」

T氏「・・・そうなんだ・・・」

 

そして、たたみかけるように、私は次々とMacBookの写真を見せ続けた。

Apple06

Apple05

Apple03

ここまで見せて、すっかり黙りこくっていた彼は、

「MacBookか・・」

とつぶやいて、帰り支度を始めた。

 

ちゃぼPiPhoneなら、MacBookとの相性もバッチリだし、この機会にパソコンも入れ替えるのもアリかもね」

T氏「ん?ああ、そう・・かもしれないね・・」

エピローグ

彼は、会社を出て、何故か家とは反対側の方向に向かって歩き出した。

私はそれを見送りながら、彼の進む先に、家電量販店があることに気づいた。

 

春の桜が満開を過ぎ、花吹雪が舞う今、おそらく彼の心も春の風が吹いている。

出会いは突然の風の中。

彼の心に突然訪れた出会いは、余韻だけを残して静かに夜の福井の街に消えていったのだった。

(完)

 

※この物語はフィクションです。実在の人物とは関係は一切ございませんので、ご了承ください。

メインPCをWIndowsからMacに移行して3カ月経って変わったこと

早いもので、もうすぐ4月ですね。

冬も終わり、桜の季節が訪れようとしています。

 

昨年の冬の初めから比べて、ちゃぼPのPC環境は大きく変わりました。

そして、ブログも少しずつではありながらも成長しています。

今日はちょっと振り返りも兼ねて、書いてみたいと思います。

サイトへのアクセス数について

まあ、PV(ページビュー)数に関しては、全然大したことありません。

部長のサイトで14万PV(すごいよねぇ笑)で、今も毎月ガンガン伸びてますけど、それは部長のキャラクターでもあり、作風でもあり、サイトの雰囲気でもあるので、私は私で、自分らしいサイト作りを頑張りたいと思います。

ただ、PVに関しては、もう少し皆さんに公表できるような数字になったら、お伝えしたいなあと思っています。

今の段階では具体的な数字は伏せますが、直近3カ月で倍増(!)しているので、このペースを維持できればいいんだけどなー・・・そんなうまくはいかないか(笑)

横着せずに、内容を私らしく、愚直につくっていくしかないですね。

MacBookを手に入れてから3カ月経った

そうなんですよね、MacBook 12インチを購入したのが昨年の12月。

【レビュー】Surface3とMacBook 12inch Retina、どっちを選ぶ?

あれからもう3カ月経ちました。というか、まだ3カ月しかたってないのね・・。

もうしばらく使っているような気がしますが、毎日開いているからでしょうか。

それまではSurface3をメインでブログを書いてましたが、それに比べると、ブログのような長文をタイプするのは、やはりMacBookは最適だと思えます。

Surface3はとても素晴らしいコンピュータですが、どちらかと言うとタブレットとしての使用に力点が置かれている製品に思えます。

【レビュー】私がSurface3を愛用するいくつかの理由

上の記事は、Surface3に関して書いたレビュー記事です。

このコンピュータは、パソコンとして使うシーンも勿論外出先では充分にアリです。

ただ、家の中で使うのであれば、わざわざマグネット脱着式のキーボードを使ってタイピングするより、しっかりと大きな画面、大きなキートップを持つキーボードを使って打った方が、身体的にも負担が少ないです。

見逃せない、MacBookの「トラックパッド」

また、MacBookに関しては、大きく追従性のよいトラックパッドの秀逸さも見逃せません。

Surface3のタイプカバーにも一応トラックパッドはついていますが、本当に「一応ついている」と言う感じで、あれでポインタの操作をしようとすると、ストレス溜まりまくります。

それだったら、タッチセンサー搭載の本体の画面に、直接タッチしてしまったほうがずっとラクです。

WindowsとMacでは、OSから操作性から、何から何まで違いますが、ハードウェアに関して言えば、このトラックパッドの有無は、本当に大きいです。

完成度が高いので、あまりカスタマイズ欲が湧かない

こんなのタダの個人の感想やん!と言われそうですが、実際そうなんだから仕方ないんです。

画面はRetinaでキレイですし、標準の壁紙が美しいので、ずっとこの壁紙のままですね。

img01

Windowsの時は必ず自分で好きな壁紙に変えていたのですが、今はそういう欲が湧きません。

歳でしょうか?(笑)

Windowsはなんというか、そのままだとなかなか所有欲を満たしてくれないので、それを満足させるために、いろいろとカスタマイズをしていたような気がしますが、まあ、それも無駄と言えば無駄ですしねえ。

あと、本体にカバーとかスキンシールとか、部長は貼ってますけれども、僕はいいかなあ・・・

なんとなくですけど、純正のアルミ削り出し感丸出しがいいんですよね。iPhoneは落とすとアレなんで、カバーつけてますけど。

喫茶店に行くことが増えた

そんなん、ちゃぼPだけやろ!

と、言われそうですね。いや、でも本当に増えました。多分ひらくPCバッグminiのおかげだと思います。

これに、MacBook 12インチ、D5500、モバイルルータ、モバイルバッテリーを入れたら、本当に何の心配もなくブログ書き書きできちゃうんですよ。

私のよく行くビリオンコーヒーは居心地もいいので、ついつい寄ってしまいます。

そして、テーブルの上に「ひらPmini」を置いて、モバイルルータの電源入れて、パソコン開けば即席の書斎が完成です。

SE-5000HR01

特にこの、「テーブルの上にバッグを置く」と言うところがミソです。

足元に置いたら意味ないんです。このバッグはね。

アダプタとケーブルが増えた

USB-C一つしかありませんので、当然と言えば当然ですが、アダプタやケーブルがどんどん溜ってゆきます。

最初はMopoの充電対応のUSB-Cアダプタを購入したのですが、

MacBook 12インチで充電とUSB同時利用のアダプタが超便利!

その後act2さんから高級品が送られてきて、

http://nabi1080.com/review/sample/50992

次にAukeyさんからコレが送られてきました。

【レビュー】MacBook12に有線LANを追加するハブを試す

act2のアダプタはSDが使えますし、Aukeyのアダプタは有線LANが使えますから、微妙に住み分けが出来ているようにも見えますが、まあ、USBんとこはかぶってますわね。

あと、ケーブルですが、

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

このケーブルが2本あります。

その前にMicroUSBケーブルが山ほど我が家にはあって、できればこれを流用したいと思っていたのに使えず・・

ケーブル01

使っていないケーブルが増える一方ですね・・

なんとかしたい感じですが、何かいい方法はありませんでしょうか(汗)

WindowsをMacに入れたい欲が・・

やっぱりというか、メインPCがMacBookになってしまいましたので、どうせならWindowsも入れて、デュアルOSにしたいなあ、という欲がだんだんと出てきています。

BootCampでデュアルブート、というのが王道なのかもしれませんが、MagicMouseが使えないらしいので、

http://tyomac.com/Parallels11/

これでやってみたいですね。

なぜ、Windowsを入れたいかというと、Officeを使いたいからです。

Mac用のありますが、使い勝手の点でイマイチと聞きますので、Mac用のOfficeは購入していません。

会社で長年使ってきたのはWindows用のOfficeでしたし、その辺はやはり最適化されたものがいいんじゃないかと個人的には思っているんですよね。

ただ、追加でOSとOfficeを購入するのでちょっと費用がかかります。

こちらは追々やっていきたいと思っています。

ランニングコストが3,300円程かかるように

Macになってから、利用するアプリの定額料金がかかるものがいくつか増えたので、ランニングコストが約3,300円程かかるようになりました。

まず、Dropboxのプロバージョン。これが約1,200円ほど。それにEvernoteのPlusプランが約200円。そして、Adobe Photoshop&Lightroomのプランで980円。これで約2,400円で、モバイルルータの定額が約900円なので、トータル3,300円ほどになります。

ま、モバイルルータに入っているSIMはSurface3に入っていたSIMなので、正確にはMacに移行する前から使っていましたけれど、トータルすると結構なランニングコストですね。

うーん、これ以上は増やしたくないなあ。

あとがき。

と、使い勝手から、周辺の環境、費用について、振り返ってみました。

Macはやっぱりデザインが秀逸でひときわ目を引く存在ですし、持てば所有欲を満たしてくれる魔法がかかっています。

そして使ってみるとその使い勝手の良さに「もうWindowsに戻れない」なんて、私のようになってしまう人も多数おります。

MacBookも、夏の初め頃?くらいには次期モデルが発表されるんじゃないかと言われていて、最近ニュースサイトやApple系のブログを読むのが怖くなってきてますが(笑)

ですが、Windowsしか使ったことがない、という人もたくさんいると思いますし、そういった人には特にちゃんとデメリットも知っておいてほしいと思っているので、お金がかかるなら、余計知っておいたほうがいいと考え、ちょっとまとめてみました。

少しでもパソコン選びの参考にしていただけると幸いです。

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

昨夜、私はとある計画を実行するため、充電したい気持ち必死にこらえて、刻々とMacBookの電池が減ってゆくのを眺めていた。

ああ、電池アイコンが赤くなる・・・

Anker PowerCore+13400でMacBookをどこまで使い続けられるか!

タイムセールで購入したAnker PowerCore+13400

彼にはやるべき仕事がある。

それはMacBook 12inchにそのエネルギーをすべて注ぎ込むこと。

以前、Anker PowerCore10400で検証した結果がこれだ!

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

この時は電池残量10%から48%までの約38%分を、約3時間かけて充電することができた。

後発のバッテリー、PowerCore+13400は、バッテリー容量が10,400mAhから3,000mAhアップし、さらにセルがパナソニックになって外観も一新。

外観やスペック比較はこちらを参考!

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

これは期待出来る、というか期待したいぞ(笑)

本当はHyperJuiceでやってみたいけどね。部長もMessengerで言ってたしなあ。でもそりゃあ高いから今は無理というものだ(笑)

というわけで、新しいモバイルバッテリーからMacBook 12inchの充電検証を、これより開始だ。

充電開始

昨夜はギリギリまでMacBookに充電ケーブルを挿さずに我慢した。それも、挿したくなる衝動を必死にこらえてのことだ。

そしてギリギリまで粘って電源を落として、検証を開始する時点の電池状態がこれだ。

PowerCore+13400_01

電池残量4%だ。立派に赤いアイコン。間もなくスリープ予告まで表示されている。

前回の検証の際は10%からだったので、ここまで減らすことはなかった。しまった、失敗した。くうぅ。。。

気を取り直して、早速モバイルバッテリーを繋いでみよう。

PowerCore+13400_02

AnkerのUSB-Cケーブルを使っている。これで2.4Aの出力が確保できることは確認済みだ。

PowerCore+13400_03

この通り、バッテリーのインジケータは全部点灯。フル充電状態だ。

PowerCore+13400とPowerCore10400との充電実績比較

最後のLEDが点滅に変わり、Anker君はすべてのエネルギーをMacBookへ注ぎ込んだ。その絵がこれだ。

PowerCore+13400_04

MacBookを稼働したまま、充電を継続した結果、4%→43%まで約39%まで回復している。

PowerCore10400を検証した際のアプリの動作条件とはちょっと異なる部分はあるが、大まかにまとめると以下の通りになる。

[table id=4 /]

まとめ

動作条件が全く同じではないので、単純に比較はできないが、まとめると、

  • PowerCore10400は3時間で38%回復している
  • それに対して、PowerCore+13400の方は3時間37分かけて39%の回復を見せている

この数字だけを見ると、容量の少ない10400の方が短時間に効率よく充電できているように見えるが、重要なのことは、充電時間で13400の方が37分余計に充電できているということだ。

これは、この時間中もMacBookは稼働を続けており、その間も電池が減ることに転じることなく、充電し続けており、開始から3時間37分後から初めてバッテリーは減少に転じているということだ。

つまりその分長くMacBookが長く使えるということになり、外での稼働時間が長くとれるということ。

これは紛れもなく、容量が増加したPowerCore+13400の優位性を示していると言えるだろう。

しかも、このPowerCore+13400QuickCharge2.0にも対応しており、対応の充電器さえあれば、空になったバッテリーでも早く充電ができる。これも一つの大きなメリットだ。

Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

ただし、現時点では価格差が約1,800円あり、この性能差のために、この価格差を許容できるかという部分にかかっているだろう。

その点も踏まえて、ぜひ最適なモバイルバッテリーを選んでもらいたいところだ。

私がMacBook 12インチ Retinaを使ってよかった10の真実

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

私ちゃぼPは、すでに皆さんにもお伝えしている通り、MacBook 12インチ Retinaを愛用しています。

購入したのは昨年の暮れごろでしたが、購入直後からちゃぼP大興奮状態で(笑)いろいろとレビュー記事を書いてきました。

Surface3とMacBookとの比較記事

【レビュー】Surface3とMacBook 12inch Retina、どっちを選ぶ?

バッテリーの持ち時間を検証

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

AnkerモバイルバッテリーでMacBookを充電

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

そして、部長に乗せられて始めた連載はこちら

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/aibou

などなど。

いろいろな記事を出したくなるほどMacBookを気に入っているわけで、ブログ書きに必須なツールとして、当然毎日使っています。

そこで、今回は私が何故MacBookのしかも12inch Retinaを購入し、どんな感じで使っているのかをぜひ読者の皆さんに公開したいと思います。

私はなぜ一番ロースペックで割高な12inchを選んだのか。

ベーシックモデルでもApple Storeで購入すると15万円前後もするMacBook 12inch Retina。エントリー機と言われるMacBook Airよりも数万円レベルで高額です。Apple Storeでカスタマイズでもしようものなら、20万円オーバーコース。

いくら画面が美しいRetinaだとはいえ、この時代にノートパソコンの、しかもそれほどスペックの高くないマシンに15万円も出すのはさすがに抵抗があります。いや、正確には「ありました」(笑)。

今では購入したことに、全く微塵も後悔していませんが、15万円は正直、大金ですよね。

パソコン1台にそこまで大枚をはたく必要があるのかすごく悩みました。しかも私はこれまでWindowsをメインで使ってきたし、自宅にはCore i7のノートPCとSurface3があります。

実を言うと、やはりWindowsでないことが購入に於いて最大の障壁だったかもしれません。

一応技術者の端くれなので、コマンドを書いたり、操作したりということは慣れたOSの方が都合がいい。

 

じゃあなぜ買ったんだ(笑)

必要に迫られたわけじゃないんだろう??

 

最初のレビューの時にすごい興奮してiPhoneで写真を撮りまくって、ブログにアップしたのですが、その時にも触れましたが、このMacBookを購入する際に最大の動機となったのが「デザイン」でした。

というか、ほぼ「デザインのみ」で買ったといってもいいです。

スペックが必要、画面の大きさが必要なら、当然のことながらMacBook Proを選ぶでしょうし、コスパを求めるならMacBook Airを選んでいたでしょう。

でも先にも述べたとおり、私はそれほど必要に迫れていたわけじゃなかった。

Surface3を持っていたのだし。

実はMacBook 12inchはデジャブ

何年か前、正確にどれくらい前かは覚えていません。

映画か何か(たぶん洋画)で、すごいカッコいいノートパソコンを見ました。

薄型でキーボードは「シート」なんじゃないかってほど薄く、俳優がパタンと画面を閉じて颯爽と立ち去る。

そんな場面でした。

メーカーの名前も当然機種名も不明。ただただカッコいいノートパソコンの絵だけが脳裏に焼きつきました。

ネット検索でいろいろと考えられる文字を打ち込んで探してみたが、全くヒットするパソコンが出てこない。

途方に暮れてしまいましたが、どうしようもありません。

それっきりその経験は徐々に忘れていって、2015年。

Appleが新しく薄型新設計のMacBookを発売しました。

MacBook01

これを量販店の店頭で見た時は、もうそりゃー衝撃でした。

一気に眠っていた何年か前の記憶が蘇ってきました。

まさにあの時スクリーンの中で見たままのデザイン。しかも私の大好きなモバイルサイズ。

そうそう、私はこれまで購入したノートパソコンはほとんどB5サイズのものが多いんですね。

昔買ったレッツノートやVAIO SRやType-T、富士通のLOOX、HPのEliteBookなどなど。すべてB5サイズだ。例外はデルのInspiron8000。これはパフォーマンスを求めて買ったモンスターマシンだったがやっぱりすぐに手放した(笑)

私にはB5サイズ程度がちょうどいいようです。

そんなわけで、とにかく欲しくなったからMacBook 12inch Retinaを買いました。

これが本当の購入動機です。

で、MacBook、使ってみてどうだった?

スバリ、このMacBookの使い心地は「最高」です。

だいたいの場合において、デザインを優先されれば利便性を我慢しなくちゃいけないことはよくあります。

スリムでカッコイイ洋服を着たければ、深夜のカップラーメンは我慢しなければならないし、400馬力のスポーツカーに乗るには、荷物は最小限。燃費など二の次になってしまいます。

でもこのMacBookはこれだけ美しくカッコイイのに、使い心地も最高なのです。

では、具体的にどこがいいのかをお伝えしてみましょう。

薄くて美しくて打ちやすいキーボード

MacBook01

まずはこれ。人によってもっとキーストロークが必要な人もいると思うけれど、私にはベストなキーボード。キートップは大きく打ちやすいし、テーブルやデスクの上はもちろん、膝の上でのタイピングも余裕。

正直、これ以上のキーボードはなかなかないんじゃないかと思うってしまします。まあ、これは人それぞれだと思うので、購入を考えている人は必ず店頭で一度タイピングしてみてください。

心配していた拡張性はアダプタ持ってればどってことない

MacBook07

ご承知のように、MacBook 12inch RetinaにはUSB-Cコネクタが一つしかないです。普通のUSBもSDカードも、そのままでは何も繋げない。

でも私は外部ディスプレイなどを繋ぐことはしないし、USB機器を使うときはアダプターを使えばOK。心配するほど不便じゃなかった。

上の5ポートハブはこちらの記事でも紹介しております

【レビュー】MacBook12インチにSDカードを挿すならコレ一択!コンパクトなハブ紹介!

画面がクールビューティーで目に優しい

MacBook05

画面はRetinaディスプレイ。見た目が美しいのはひと目でわかりましたが、長時間使っていると、このディプレイの優秀さが理解できます。

とにかく目が疲れない。眼精疲労で頭痛になることが多かった私が、頭痛から解放されました。

電池が持つ

これは人によるかもしれません。私はあまり負荷のかかるような重たい作業を外で行わないので、電池はかなり持ちます。

普段使いで主に外でどんなアプリを使うかというと、Chromeでブログ書き、メール、FacebookメッセンジャーとLINE、それからNikon D5500を繋いで写真の取り込みと簡単な加工くらいです。

これくらいであれば、何も意識せずに4〜5時間は平気でしょう。

ただし、これが動画編集とかになるときっとかなり辛くなると思います。それに元々ハイパフォーマンスなCPUが載っているわけでもないので、時間もかかります。

そういったことを主な用途とする人は、逆に効率が悪く、ストレスもたまってしまうかも。

モバイルバッテリーがあれば電池の心配なし

MacBook03

モバイルバッテリーは主にスマートフォンを充電するためにみなさん持ち歩いている人が多いですが、このMacBook 12inchは、モバイルバッテリーで充電できるパソコンです。

私の持っているAnkerのモバイルバッテリーなら、確実に3時間程度は稼働時間を伸ばせるでしょう。

これがMacBook AirやProだと、USBの5V電圧に対応していないため、一般的なモバイルバッテリーでは充電できません。素直にHyper Juiceを検討するか、電源のある喫茶店を探すしかないです。

これからこのMacBookを充電するために、モバイルバッテリーを購入検討している人は、多少サイズは大きくても、10,000mAh以上の容量のもの、しかも2.4A出力に対応しているものとUSB-Cケーブルを選んでください。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

アクセサリーの数がものすごい

Apple製品の人気を証明しているのが、アクセサリー類の数です。

いろいろなサードパーティー製の周辺機器、カバーや保護フィルム、ケースなどのアクセサリーが販売されています。

街の量販店だけでなく、Amazonなどのネット店舗にも溢れるほど種類が豊富に存在します。

MacBookをはじめ、Apple製品は総じてデザインがアルミ削り出しのシンプルさを感じされるため、アクセサリー類も合わせやすいです。例えば天板におしゃれな保護シールを貼ったり、スリーブケースを揃えて個性を出してみるのも楽しいです。

私が普段使っている物はコレ

トラックパッドは神

MacBook08

これは本当にWindowsから来た私には衝撃でした。

とにかくこんなにナチュラルなトラックパッドがあったのかというくらいの追従性の良さです。

Windowsではどんな時でもマウスは必須でした。本体にも小さなトラックパッドは付いていますが、それも長時間作業には向きません。目的の場所とは別のところをクリックする、スクロールは行き過ぎる、ジェスチャーはほとんどナシ。そしてポインタを定めるのがかなりの気を使うので、疲れます。

それらが一気に解放された気分です。

モバイルルータが一つあると行動範囲が広がる

MacBook04

モバイルルータを一つ持っているだけで、確実に外出先での心配事が一つ減ります。

スマホでテザリングでもいいですが、スマホの電池の減りが本当に早いので、それはそれで弊害です。

今はMVNOのSIMも使えるSIMフリーのモバイルルータも出ているので、一つ持っておくと気持ちがラクになれます。

MVNOなら、月1,000円ほどで3GB程度まで高速通信可能です。使い切れなかったパケット分は、翌月に繰り越せるキャリアも多いです。

私の使っているモバイルルータ

【レビュー】NETGEAR AirCard AC785モバイルルータは設定簡単!

SIMはBIC SIMを使ってます

【レビュー】BIC SIMを契約すると無料で公衆無線LANに接続できるぞ!

iPhoneとの連携が信じられない

MacBook09

iPhoneを所有している人は、最大限にMacBookとの連携の素晴らしさを体感できます。

iPhoneで見ていたサイトをもっと大画面で見たいと思うことはよくあること。例えばショッピングのサイトをiPhoneで見ていて、もっと商品の詳細を確認したい時は、パソコンの画面でちゃんと見たいですよね。

 

そんな時は、何もせずにMacBookの画面のDockの端を見てみてください。

きっとそのサイトを開くためのショートカットが出ているはずです。

あとはそれをクリックするだけ。いちいちURLを打ち込んだり、ショッピングサイトのトップページを開いて検索することも必要ないのです。

とにかくデザイン最高

MacBook06

やっぱり最後はこれです。

持っているだけで所有欲を満たせます(笑)

性能が良い、デザインカッコイイ、軽くて利便性高い、という製品はたくさんありますが、所有欲を満たしてくれるかは別の要素です。

これだけで、パソコンを使って作業をするのが楽しくなります。

ブログを書き続けるためにも、大切なモチベーションの源です。

逆に不満は?

これがいいところ!というものばかりあげてしまいましたが、どんなものでも、表と裏があるように、このMacBookにも欠点はあるはずです。

それを書かないと、これから購入しようとしている人の役に立たないかな、と思ったのですが・・・

約2ヶ月ほどMacBook 12inch Retinaを使った結果、正直なところ欠点と感じることは今の所ないです。

購入前に心配していた、LTEが内蔵していないことも、拡張端子がないことも、モバイルルータやアダプタを使うことで気にならなくなってしまいました。

 

強いて挙げれば、アプリがWindowsに比べて有料でしかも結構なお値段ということでしょうか。

Apple製品との親和性の高いクラウドサービスは無料でも使えますが、容量が少なく、例えばEvernoteは有償でアップグレードしました。

EvernoteにはSkitchというブロガーの皆さんご用達のレタッチアプリがあるのですが、このクラウド同期データ通信量の無料分は月60MB。何枚かレタッチしたら、画像としてパソコンのローカルに保存ができないので、Evernoteに上げるのですが、何枚かそれをやればすぐに上限に達します。

 

これが、WindowsではSkitchからローカルに保存出来てしまうので、基本無料で使えます。

だから、コストを考えるのであれば、Windowsにはやはり勝てないでしょう。Windowsには優れたフリーソフトがたくさんありますから。

ただ、App Storeにあるどのアプリもデキは素晴らしく、安定して動いてくれます。

一度パソコンを購入したら、普通は数年使うものだと思いますし、現実的なことですから、ここはよく考えて決めることをお勧めします。

まとめ

私はこの記事を喫茶店で書き、写真を撮影したのですが、いかがでしたでしょうか。

少しはこれから買う人のために参考になったであればいいのですが。

多少高くても、愛着の持てるパソコンを長く使うか、あくまでパソコンは道具と割り切り、タスクをこなすために持ち歩くか。

買ってから後悔しないために、是非よーく検討してみてくださいね!それでは!

MacBookのUSB-Cケーブル不具合対策品が届いたみたいですよ

先日部長からのメッセージで風雲急を告げたちゃぼPの純正USB-Cケーブルですが、

MacBook12インチのUSB-Cケーブル交換プログラム、未交換の人は交換しておこう!

早速Appleサポートへ連絡してケーブルの交換手続きを行いました。

連絡は、チャットで行ったのですが、とてもスムーズで必要最低限なやりとりですみましたから、煩わしくなくていいですね。

電話だと待たされたり、担当者が途中で変わって最初から説明するのがしんどかったりします。

 

住所など必要な情報を伝えて、最後に受付番号をもらって終了。

その日のうちに発送完了のメールが届きました。素晴らしい対応ですね。

翌日には代替品到着

さて、代替え品がヤマトさんで届きました。

USB-Cケーブル01

こんな感じの茶封筒に入ってました。ZM661-02973がパーツナンバーのようです。

USB-Cケーブル02

中を開けると、ビニール袋に入れられてました。

USB-Cケーブル03

左が対策品。右は今までのケーブルです。うーん、見た目変わらんですね。

USB-Cケーブル04

同じく左が対策品で右が交換前のもの。コネクタも変わりません。ほっと一安心ですね。

で、例のごとくルーペでシリアル番号が入っているか、見てみました(笑)

USB-Cケーブル05

当たり前ですが、ちゃんとシリアル番号が入ってます。

 

福井の雨は上がった。

かくして、かき乱された私の心は、平穏を取り戻したのであった・・(笑)

番外編

そうそう、この度、カメ仙人さんが部長のサイトスタッフに加入しましたね!

http://nabi1080.com/adviser/staff/50840

カメ仙人さんはプロのカメラマンさんなのですが、私も色々と教えてもらっています。

幸せですね。しかも私の写真を褒めてくださることがあるんです。

何かプロでも何でもない私の写真をねえ。

すごいことです。ホント。

 

そんなカメ仙人さんですが、スタッフ加入に当たって、先ほどTwitterのDMでお話ししていましたが、何か買わされるんじゃないかと、おびえていました(笑)

安心してください。多分そうなりますよ!(笑)

だって私をみてください。一眼レフ買って、レンズ買って、マクロ買ってんですよ?

今までiPhoneばかりだったのに、「レンズ沼」とかワケわかんないとこにハマってんですよ?

去年の暮れまではこんなことになるとは微塵も思っていませんでした。

あっ、そういえば・・・

おみくじ

正月に引いたおみくじ。

「師匠の手によって磨き上げられ・・」

「思いがけない・・」

何か当たってる気がする・・

MacBook12インチのUSB-Cケーブル交換プログラム、未交換の人は交換しておこう!

福井に惑いの雨が降る。

しとしとと、ぐずる子供のような雨模様の昨日、部長からとあるメッセージが届けられたのである。

その内容とは・・・

MacBook 12inchに同梱のUSB-Cケーブルに疑いが向けられる

部長からの緊急連絡の第一報は以下の通り。

「12インチのUSB-Cケーブル交換プログラム開始の記事出したけど、gori.me見た?」

であった。

http://nabi1080.com/news/gori-me/gori-me-news/50762

情報元はgori.meさんなので、信ぴょう性の高い情報であることは間違いなさそうだが、ちゃぼPは生憎早くに休んでしまったため、知ったのは春一番吹きすさぶ、今日になってしまったのだった。

これは、一大事。早速gori.meさんの情報をもとに我が手元にあるケーブルの調査を開始する。

12インチ型MacBookユーザー、必見!Apple、「USB-C 充電ケーブル交換プログラム」を発表

ケーブルの中ほどにグレーの文字でシリアル番号が刻印されているらしい。

というか、文字が小さすぎて、老眼の入ったちゃぼPは調べるだけでも四苦八苦な所業なのである。

ルーペを片手に、文字が刻印されている箇所を探していくと・・・

ケーブル交換プログラム01

あった。目を皿のようにした結果、私はそれをやっと見つけたのである。

ここに、シリアル番号が刻印されていれば、この問題は私にとっては関連性がないことになる。

この「China」の右側がその場所なのだ。

もう少し、引いてみないとよく分からない。

少しだけ、引いてみることにする。

 

 

 

ケーブル交換プログラム02

 

 

 

 

惑いの雨が降る。

かくして私のケーブルはめでたく交換対象品となったのだった。

今日は日曜日。

ここ福井では春一番が吹き荒れた。

私の心は、春の嵐のようにひときわ乱れたのだった。

追記

代替品が届きましたよ

MacBookのUSB-Cケーブル不具合対策品が届いたみたいですよ

【連載】俺の相棒(終)~夢の続き

それぞれの思い

わたしの名前はレティーナ。

ご主人のところに来て、もうすぐ2ヶ月。早いものです。

一緒に生活をしてみて、いろいろなことがわかってきました。

 

毎日、わたしはご主人とともに行動しています。

彼は、毎朝充電の終わったわたしをカバンに入れ、お仕事に行きます。

残念ながら、お仕事中わたしを使うことはできないようですが、嬉しいことに、お仕事が終わったら、彼は真っ先にわたしを開き、ひたすらブログを書きます。

内容が思いつかない時は、何かブツブツと独り言を云っていますが、そんな時はあえて聞こえないふりをしています。

そして、せめてもの癒しにと、スクリーンセーバーという機能を使って、わたしに保存されている数々の天体や、風景の写真を見せるのです。

 

—–

あれからもうすぐ2ヶ月。

我が家にMacBookがやってきてからあっという間に時間が過ぎた。

MacBookを使ってみて、改めてこのコンピュータの優れたところに気づかされる。

 

キーボードのタッチは軽やかに、トラックパッドの動きは滑らかに。

彼女は思った通りの動きを実現してくれる。

私は彼女のことを、親しみを込めて「レティーナ」と呼んでいる。

彼女はコンピュータだから人間のような意志や感情はないが、本当はあるのではないかと錯覚してしまうほど、私の動きに実によく反応してくれる。

 

その上、バッテリーは長持ちだし、その軽さゆえに気軽に外にも持ち出すことができる。

デジタルカメラとの連携もとてもスムーズで、カメラをケーブルでつないだ瞬間に写真がクラウドに同期されてゆく。

何においても、使い勝手は最高の相棒だ。

 

だが、私の心には、どうしても引っかかっていることがある。

それはあの日見た夢の結末。

なぜ、あの時、あんな夢を見たのか。

そして私を手招きしたのは、本当に母だったのか。

あれ以来、毎晩のように夢の続きを見たいと思いながら床につき、次の朝にそれが叶わなかったことを知る。

 

—–

最近、ご主人は毎朝、少し悲しげな表情を浮かべます。

毎朝充電ケーブルを抜き、わたしをカバンに詰め込む時、少しだけその悲しさがわたしに伝わってきます。

あなたがなぜ悲しくなるのか、理由はわかっています。

ごめんなさい。わたしにもう少し力があれば、あの夢の続きを見せてあげられるのですが。

そして、わたしに感情がないと思っているあなたに、この気持ちをどうにかして伝えたいと思っています。

今夜、あなたにもう一度、気持ちを伝えられるか頑張ってみます。

 

—–

雪の日

福井の今日の天候は、雪。

昼過ぎから時折強く降り、夜になってその勢いはますます強くなっていく。

辺りの音が雪に吸収され、いつもよりしんと静まり返っている。

 

今日はたくさん写真を撮ってきた。

雪化粧を始めた私の住む周辺の街並みも、いろいろな姿を見せてくれる。

福井の雪景色

夢の途中

家路へ送る駅

私はこれらをレティーナに取り込み、若干の加工をして、ブログへアップした。

素人の写真だけれど、これらはある意味私の記録写真でもある。

 

とても充実した気分だ。

レティーナを、普段はデスクの上で充電するが、今日は不思議な充実感の中、相棒を枕元に置いて充電を開始した。

私は雪がしんしんと降る福井で、レティーナの画面を閉じ、眠りについたのだった。

 

明日は、いい日になるだろう。

なんとなく、そんな気がした。

エピローグ

顔を洗い、身支度を整える。

いつもと同じようにコーヒーを入れて、出勤の準備だ。

ふと、レティーナを手に取ると、電源が切れていなかった。

 

「なぜだろう?」

 

私は朝の忙しない時間の中で、画面を開いてみた。

画面を開くとそこには・・・

白いAppleのマークが、しばらくの間表示され、なぜだか消えようとしなかった。

 

外には昨夜降り積もったたくさんの雪が積もっている。

ふと窓の外を見上げると、雪雲の切れ間から、綺麗な朝焼けが見えた。

私は急いでカメラを取り出して、1枚だけ、撮影した。

朝焼け

仕事から帰宅した後、その写真をレティーナへ取り込む。

 

そして写真を見てハッとした。

それは、紛れもなくあの夢の中の風景と同じだった。

場所も時間も、すべて異なる風景のはずなのに、そこに映る綺麗な朝焼けの紅は、母と見た風景と同じだった。

 

私は涙が溢れた。

やっと、私は母と巡り会えた気がした。

 

涙に滲む画面を見ながら、レティーナの画面に反射して映る私の顔が、ほんの少しだけ優しく笑っているように見えた。

そして、それを映すレティーナがまるで感情を持っているかのように、愛おしい存在に思えた。

 

「君が私にこの朝焼けを見せてくれたのかい?」

私は彼女に向かって問いかけた。

彼女は何も言わなかった。

 

「これから、たくさんの思い出を一緒に作ってゆこう」

私は彼女にもう一度、問いかけた。

彼女は、少しだけ、画面が明るくして見せたような気がした。

(完)

御礼

最後まで連載「俺の相棒」シリーズをお読みいただき、誠にありがとうございました。

私もこのような展開になるとは最初は思っていませんでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

書いている私も、まったく先の読めない展開に、ドキドキの連続だったのは内緒ですが、このような機会を与えてくださった部長ナビさんをはじめ、アクセスいただきました皆様には深く御礼申し上げます。

次回、いつになるかはわかりませんが、もし可能であれば、また連載シリーズを続けて行きたいと思っております。

是非その時までお楽しみにしていただけると幸いです。

【連載】俺の相棒(6)~告白

Memory

「わたしの名前はApple MacBook 12inch。シリアルナンバー C02PT7xxxxxx」。

びっくりさせたのなら、ごめんなさい。

わたしには、最初に目を開けたら、必ずご主人に自己紹介するように、プログラムされているのです。

 

ご主人は、わたしのことを、親しみを込めて、「レティーナ」と呼びます。

彼は、わたしにとても優しくしてくれます。

画面やキーボードに指紋が付いたら、清潔なクロスで綺麗に拭き取ってくれますし、すごくたくさんの仕事をご依頼される時も、きちんとモバイルバッテリーでエネルギー補給をしてくれます。

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

 

わたしのご主人は、いわゆるブロガーというふうに世間では言われているようで、特に最近になって親しくしているのが、盛岡の学校の先生のようです。

わたしを通して、毎日のようにSNSでメッセージの交換をしています。

ご主人が先日わたしのことを紹介したブログの記事を、その先生はとっても褒めてくださいました。

【レビュー】Surface3とMacBook 12inch Retina、どっちを選ぶ?

http://nabi1080.com/review/macreview/43582

この先生のところでは、わたしの兄弟たちが多く活躍してくれているようで、とっても嬉しいです。

MacBook Proや、iPad、iPhone、それにApple Watch。

どれもわたしを産んでくれたAppleのエンジニアたちが心を込めて作り出した作品です。

故郷

わたしの故郷はAppleというところです。

そこから生まれたわたしの兄弟たちもたくさんいます。

iPhone、MacBook Pro、MacBook Air、iMac、Mac Pro、iPad、Apple Watch・・・

この他にも現役を退いた先輩たちも入れると、とてもたくさんの素晴らしいコンピュータたちがここから生まれました。

 

わたしは、そんな故郷がとても大好きです。

仲間が乱暴に扱われたりするととても悲しくなります。

ですから、どうか皆さん、もし可能でしたら、できるだけ丁寧に私たちを扱ってほしいです。

これはわたしからのお願いです。

 

わたしはご主人のところにやってきてから、お友達ができました。

本格的なデジタルカメラというもので、Nikonという名前が書いてあります。

AppleのiPhoneやiPadにも、同じデジタルカメラの機能が付いていますが、この大きなカメラはとても素晴らしい写真をわたしに送ってきます。

それらはご主人が心を込めて撮影した写真たちです。わたしもとても大好きです。

ですから、大切にわたしの中に保管しています。

 

ご主人はわたしを通して、今日もブログを書いています。

ご主人がわたしに与えたお仕事で、余計な心配を抱えることのないように、一生懸命頑張らなければと思っていますが、わたしはコンピュータですから、いつかはお別れするときが来てしまうのがとても悲しいです。

でも、それは、今は考えずにおきます。

悲しい顔は、「レティーナ」の画面にふさわしくありませんから。

 

そうそう、最後にもうひとつ。

ご主人さま、宅配便で運ばれてきたわたしを、最初に受け取る時に夢を見ていましたよね?

その中で、あなたを導いていたのは、あなたのお母さまでしたか?

わたしは、あなたのお母さまの顔がわかりませんので、顔はうまく描けなかったのです。

ごめんなさい。

 

でもきっと、あなたの優しさは、ちゃんとお母さまに届いています。

安心してくださいね。

次回予告

まさかのMacBookからの告白。

あの夢の正体は彼女「レティーナ」の創作だったのか!?

主人ちゃぼPは、彼女の告白にまだ気付いていない。

彼女の告白をどうやって目にし、受け入れて行くのか・・・

次回予告タイトル、「夢の続き」に乞うご期待!!

【連載】俺の相棒(5)~夢と現実の間に

遥かなる夢の面影

低い潅木が辺りを埋め尽くす。

気がつくと私は朝靄が立ち込める湿地のようなところにいて、足元には潅木の間に細く長い木道が伸びており、その先は朝靄の中に消えていてよく見えない。

何かに誘われるように、木道の上をゆっくりと歩き出すと、ところどころに小川が流れていて、その水面は鏡のように穏やかだ。

遥かなる夢の面影

Photo by (c)Tomo.Yun

昔、この風景をどこかで見たことがある。

そう思いながら歩いていくと、朝靄の中で手招きをする人がいる。

顔はよく見えないが、私の名を呼び、手招きするその姿は、多分母だ。

そうだ、ここは家族で子供の頃に訪れた尾瀬の景色だ。

そう思ったら、なぜだか急に嬉しくなって、一目散に手招きをする母の方へ駆け寄った・・・

 

「宅配便です」

 

インターホン越しのリアルな声で私はベッドの上で目を覚ます。

私は夢を見ていた。

とても懐かしい、決して戻ることのない子供の頃の夢を。

 

寝ぼけ眼のまま玄関先で荷物を受け取り、そばに置いた。

外はすでにもう昼前。

昨晩は更新するつもりだったブログの内容について、あーでもない、こーでもないと考えを巡らせた挙句、結局記事を投稿しないまま寝てしまった。

 

今日は休日。

忙しない平日の朝と違い、いつもよりゆっくりと時間が流れる。

私は、顔を洗い、コーヒーを入れ、トーストを焼いた。

 

テレビを見ながら、焼いたトーストを頬張る。

文字どおり、「雲が晴れた」ように、外は良い天気だ。

私の気分は明るく、清々しく、軽やかだ。

 

そして・・・

先ほど受け取った宅配便の荷物。

三日前に悩んだ末に出た結論。

「心の欲するままに」新たに迎え入れることにした「新しい相棒」が中に入っているはずだ。

 

「さてと」

私は声に出して立ち上がり、先ほどの荷物を手元に引き寄せ、梱包を解き始めた。

箱の中身

そこには白い箱と、そこに描かれる特徴的な本体の写真がある。

まるで貴重品を扱うような手つきで箱を開け、丁寧に中身を取り出す。

 

MacBook 12inch Retina スペースグレイ

 

「こんにちは。これからどうぞよろしくね。」

彼女はそんな風に話しかけてくれた気がした。

 

窓の外のいつもと変わらぬ風景は、すでに陽も高くなり、一層明るさを増していた。

真冬だというのに、ぐんぐんと暖かくなってゆく。

 

「こちらこそ、よろしく。」

私はそう言って、USB-Cケーブルをそっと彼女のコネクターに挿し、最初の充電を始めた。

次回予告

遂に、MacBook 12inch Retinaと対面したちゃぼP。

彼は小春日和の陽気の中、高ぶる感情を抑えながらも新しい相棒との未来に期待を隠しきれないでいる。

だが、今朝見た夢は途中で終わっている。あれはただの記憶の気まぐれからなる夢だったのか?

物語はまだ終わらない。次なる彼に待ち受ける未来は一体何なのか?

因縁と宿命に導かれるかのように展開する彼の未来を、どうか次回も見届けて欲しい!!

【連載】俺の相棒(4)~ベテルギウスの赤い光

葛藤

指先が震えている。

まるで何かから逃れるように帰ってきた私は、気持ちを落ち着かせるために一杯のコーヒーを淹れた。

キリマンジャロの豊潤な香りが、私の高ぶる感情をさすってくれるかのように、鼻腔の中を駆け抜ける。

 

誰かにこの気持ちを打ち明けるべきか、否か。

誰かに打ち明けるとすれば、盛岡で教鞭をとる彼だ。

だが、彼は迷いもなく云うだろう。

 

「ブロガーなら、迷う意味がない」と。

 

そんなことは言うまでもなく分かる。

人間というものは、正しいことや間違っていることは誰でもわかるのだ。

どの道を選択するか。

それが、その人の個性であり、矛盾であり、過ちであり、人生だ。

その選択こそが、それぞれの別の未来を創り上げる。

 

Surface3を目の前に置き、今更ながら「ただいま」と云った。

彼は、いつも通りログイン画面を表示したまま、「おかえり、どうだった?」と云った気がした。

 

返す言葉がない。

 

たかがパソコンだ。道具じゃないか。

何を使おうが、人をだますわけじゃない。

だが、言葉を返せなかった。

 

ゆっくりとパスワードを入力して、見慣れたデスクトップを表示させる。

ブラウザを起動し、世の中のニュースや、例の教師のブログを眺めたりして時間が経つのをゆっくりと噛みしめた。

世の中は普通に回っている。いつも通りだ。

 

その中で、私だけが動揺している。

ああ、何故出かけてしまったんだろう。

そして、何故出会ってしまったんだろう・・・

 

子供がイヤイヤをするように、私は目を閉じ頭を振ってパソコンを閉じた。

これ以上、今考えても答えは出ないと思えたのだ。

ひとすじのひかり

ソファーで横になってひと眠りし、支度をしてスポーツジムへ出かけた。

こんな時は体を動かすに限る。

ダンベルを揚げ、ランニングマシンで息が切れるほど、走った。

 

おもては先ほどまで冬の嵐に包まれていたが、束の間の冬の星空が覗いている。

北陸の空は、こんなことがよくある。

ふと窓の外を見ると、オリオン座が煌々と光っている。

なんでも、オリオン座で赤く輝くベテルギウスは、星の寿命なんだと云う話を聞いたことがある。

600光年も離れているから、今見ている光は、実は平安時代頃の光で、すでに爆発して星自体が無くなっているかもしれないと。

壮大な話だ、儚い話だ、などという他愛もないことをぼんやりと考えながら、走った。

ベテルギウス

そう言えば昔、星の写真を撮りたくて、寒空の下で天体撮影を行ったものだ。

もし、今あの星がすでに無くなっているのだとすると、実体のないものを一生懸命追いかけていたということか・・・

だが、もし仮にわれわれの住む地球のような星が他にあったとして、遠くから地球を見ていたら、その地球は果たしていつごろの地球の姿なんだろう。

 

実体。

それは目の前にあるようで、実は存在しないのかもしれない。

見て、触って感じ、「存在する」と「証明したこと」にしているが、とどのつまり、時間というものも、空間というものも、この掌でつかむことすらできないでいる。

それが人間の限界なのだ。

私は、はたと我に返り、ランニングマシンの「停止」ボタンを押した。

 

所詮、人間は考えることしかできない生き物だ。

神から絶対的な正解を常に与えられ、それに沿って生きることなどできない。

心の欲するままに、生きること。

それが結局は自分の幸せに繋がり、自分が幸せになることで、人も幸せにできる。

 

そうなのだ。

人間など、それくらいのことしかできんのだ。

ほんの少し、勇気が生まれた。

次回予告

オリオン座を眺めながら何かを感じ取ったちゃぼP。

先ほどまで悩みの分だけ重くなっていた彼のクルマは、少しだけ軽くなりスピードが上がる。

いよいよ感動クライマックスの幕開け、自分を信じて歩き始めるちゃぼPの第一歩に、乞うご期待!!

【連載】俺の相棒(3)~心、此処にあらず

誘い

今年の福井は雪が少ない。

例年と比べると温暖で、冬の嵐もどこかへ行ってしまったのではないかと錯覚するようだ。

 

Surface3。

そんな福井で、私は此奴にSIMカードを入れ、バリバリと使い始めた。

そう、彼は私の新しい相棒。

 

時にはPC、時にはタブレット。

まるでスーツとカジュアルをスマートに着こなす、オトナのオトコそのもの。

その所作は、繊細で確実だ。

 

そんな彼に、幽かな不満もなかった。

ないつもりだった。

 

私は部長ナビという、遠く離れた北国の学校教師とひょんなことから知り合いとなり、

得意のワードプレスのサポートを行うことになった。

 

彼は、Macを使っていた。

MacBook Pro 15inch Retinaモデル。

こいつはAppleの出すノートブックコンピュータでは最強の機体だ。

 

私にはすでに新しい相棒がいる。

彼はよく働いてくれるし、不満もない。

それに、Windowsに慣れ親しんだ私は、最初からMacBookは相棒となりうる対象から外していた。

だが、そんなことは御構い無しに、その北国の教師は毎日のようにMacBookの素晴らしさを自分のブログに綴っている。

 

そんなにいいものなのだろうか。

私の心は幽かに揺れた。

だが、こんなに機動性に優れたSurfaceよりも、素晴らしいという彼の言葉は、俄かに信じがたい。

そんな私の思いは、ただし、確信ではなく、ゆらゆらと風に揺らめく蛍のように頼りない。

 

「とりあえず、一度会ってくるよ」

 

私は、相棒であるSurface3にそう言い置き、電気店へと足を運ぶことにした。

頼りない、私の気持ちを、確信に変えるために。

心、此処にあらず

吹き荒れる、風

福井では、MacBookなど置かれているような店舗は数少ない。

都会ではないから、そもそも需要がないのだ。

そんな中、一抹の不安を抱えた私はMacBookを取り扱う電気店へと降り立った。

 

入り口の方から順番にパソコンを眺めてゆく。

私は最初からMacBookに触れるのが怖かった。

その気持ちは、まるでひたすら片思いを続ける女性と対面して、愛想笑いを浮かべられるのを恐れているかのようだった。

気後れをしながらMacBookコーナーたどり着いた私は、恐る恐るMacBookに手を触れた。

 

その瞬間。

私の体は電気に打たれたように、硬直した。

なんだ、このタッチ感は!

何なんだ、この美しさは!

いっぺんに私は「彼女」の虜になってしまった。

 

性能とか、拡張性とか、もうそんなものはどうでもよかった。

今まで散々不便だ、使いにくい、スペックが足りない、電池が持たない・・

歴代のパソコン達にそんな難癖をつけていた私は、自らの不明を恥じた。

 

いけない。

こんなに鼓動が高まった状態で、これ以上彼女に触れたら、私の心は溶けてしまう。

私は突然に怖くなって、かぶりを振って店を後にした。

 

今は、ただ、落ち着こう・・

それだけを自分に言い聞かせ、エスカレーターを駆け下りた。

 

表に出ると、穏やかだった福井の空が、

山の方から暗くなって、俄かに風が強くなっていた。

今夜は嵐になるだろう。

兎に角、家に帰ろう。

それだけを考えるように、車に乗り込み、エンジンをかけた。

次回予告

足早に店を後にするちゃぼP。

その心は乱れに乱れ、冷静ではとてもいられない。

同時に例年になく穏やかだった福井の空が、俄かに暗くなって、とうとう嵐となる。

次回、やっとの思いで家にたどり着くちゃぼPの行動は・・?

急転直下のちゃぼPの心の葛藤に乞うご期待!!

【連載】俺の相棒(2)~出会いと別れ

それぞれの旅

人にはそれぞれ、居場所というものが必要だ。

そして誰かに必要とされること。

どれだけ経済的に満たされていようが、人が羨むような生活をしていようが、人に必要とされない生活は辛すぎる。

それはパソコンも同じことだ。

 

別れはいつも辛いものだが、新しい相棒を求める気持ちになってしまった以上、長年連れ添ったパソコンにはきちんと礼節を持ってお別れを言うことにしたかった。

私は勝手だ。

今から思えば、別れは新しい出会いの始まりとも言うし、お互い悪いことでもないはずと、半分自分自身に言い訳をしたかったのかもしれない。

 

私はこれまで進んできた道について改めて考えた。

人間にとって、パソコンというものは所詮道具でしかない。

道具そのものに意味があるわけではなく、それで何をやるかが重要だった。

 

ブログを始めてしまった今、私には、私の考えや行動に寄り添ってくれる新しい「相棒」が必要だ。

思ったこと、考えたことを、キーボードやマウスを通じて、遅滞なく受け入れ、表示してくれる道具。

それが私の望むものだったのだ。

いくつかの相棒候補

量販店の店頭や、ネット通販サイトで私は新しい相棒を探した。

最近では「パソコン」というものの定義があいまいになりつつある。

パソコンと言えば昔は「デスクトップ型」と「ノート型」から選ぶのが普通だった。

ところが、今はタブレットのような薄い端末にキーボードがくっついて、それでパソコンとほとんど同じことができたりするような時代になった。

 

これまで、私のそばには常にWindowsのパソコンがあった。

ネットサーフィンする時も、メールを書くときも、プログラムを作るときも、そこにはツーボタンマウスのパソコンがあった。

特に不満はなかったから、当然同じWindowsのパソコンを探した。

 

最初に手にしたのはWindowsのタブレット。

デザインも良く、タッチパネルで、おまけに衝撃的な安さだった。

 

だが、、

こいつは致命的に動きが遅い。

電源を入れて、しばらくはいい。

ところがしばらくすると極端に反応が返ってこなくなる。

まるで、糸の切れたマリオネットのように。

これには堪らず、お別れすることになった。

何事にも縁がなかったということはあるのだ。

 

そして、次に出会った相手は、MicrosoftのSurface3。

これは素晴らしかった。

意のままに反応するタッチパネル、薄くても丈夫でしっかりとタイピングを受け止めるキーボード。動きもキビキビ・・とまではいかないが、十分に使える本体性能。

そしてMVNOのSIMが使えてモバイルバッテリーでも充電できる!モバイル性能、最高だ!

やっと思い描いていた理想の相棒に巡り会えた。

心の底からそう思った。

 

そう、最初はそう思っていたのだ。

ところが、私はこの後、予想もつかない時の荒波に巻き込まれていくことになる。

この時点で、私はその事実に、まだ気づいていないのだった。

次回予告

動き出した時間の歯車は、Surface3という大きなターミナルでゆっくりと止まるかに見えた。

雪の舞う福井で静かに羽を畳むかに見えたちゃぼPに、突如猛烈な風が吹き付ける!

孤独な相棒探しの旅に風雲急を告げる!

次回、大波に翻弄されながらも、必死に抗うちゃぼPの姿に乞うご期待!!