こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。
先日は新開発の超絶静かなCanonの18-135mm USMレンズを紹介したが、レンズを買ったら合わせて買わなきゃならないものがレンズプロテクターだ。
http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/camera/5813
フィルム時代から、レンズフィルターに関してはケンコーが有名だったので、「Pro1デジタル」にしようかと思ったものの、探してみるとなんともいい具合のレンズプロテクターがあることが分かったので、ちょっとお値段は高めだが買ってみた。今日はそのプロテクターの紹介だ!
「MARUMI カメラ用フィルター EXUS レンズプロテクト」は帯電防止仕様
今回購入したものはこちら。
マルミ光機から発売されている「EXUSレンズプロテクト」。18-135mmはフィルター径67mmなので67mmのサイズを一つ、それからEFS60mmマクロレンズ用に52mmも購入した。
このフィルターのスバラシイ機能の一つが「帯電防止コーティング」を施していること。つまり静電気を帯びないので、ホコリをプロテクター表面に寄せ付けない仕様になっている。
一眼レフカメラはどうしてもレンズの面積が大きいため、常に表面に付着するホコリには気を払わねばならず、ブロワーはどこへ行っても必需品だ。
そしてそのホコリは、ほとんどが静電気で付着するものなので、これが軽減されるというのはとっても嬉しい。もちろんその他の汚れ(指紋などの油汚れなど)も防ぎ、且つ撥水加工が施されている。
本体を出してみると、リングの部分にはゴールドの文字で「EXUS Lens Protect」という文字と、フィルター径が刻印されている。
緑色にコーティングされたガラス面は乱反射を抑える加工がしてある。リングの切り込みもしっかりしていて、レンズキャップをはめ込んでも外れてしまうようなことはない。
見た目からして非常に高品質に作られているという感じがする。
これが最高にアツい撥水効果だ!
実際、帯電防止加工のおかげで、細かいホコリが付着することが非常に少ないのだが、撥水効果がどの程度のものなのか、ちょっと実験してみることにした。
フィルターの中心部に水滴を落としてみた。強力な撥水効果のおかげで、見事に水玉が表面張力を発揮して丸い玉になっている。
これをブロワーを使って吹き飛ばしてみる。すると・・・
あっという間に水玉がどこかに行ってしまった。あれれ?どこに行ったんだ?
と思ったら、リングの部分に飛んでいた。しかもガラス面には筋や痕すら残していない。これはスゴイ撥水力だ!
言うまでもないが、実際にレンズに装着した際はリング部分の水分はきちんと拭き取っておこう。精密機器には水は大敵である。
レンズに装着すると、金色の文字が一層映える。
さすが日本製、品質は最高であると感じる。MADE IN JAPANの文字が誇らしい限りだ。
さいごに。
一眼レフのレンズは、レンズ自体がそれだけで高度に調整された完成品であるため、本来レンズ保護の目的のためにガラスの板を追加することは避けたほうが良いという議論になることがある。
確かに、プロテクターとはいえ反射防止コーティングなどが施されたレンズプロテクターは光学的にごく僅かではあるが撮影画像に何らかの影響を及ぼす可能性はある。
だが、素人カメラマンである私にとっては、それほどこだわるほどのことでもなく、それよりむしろレンズのガラス面保護や乱反射を抑えるという効果の方が得られる効果が大きい。
しかもこの撥水力と帯電防止という仕様について言えばアッパレという他ない。それほどに実際外でカメラを使う際のことを考えられているレンズプロテクターだ。
「レンズプロテクター」なんて、レンズを守るためのタダのガラス板だと思うことなかれ、是非EXUSレンズプロテクターを装着して、その品質に触れて欲しいと思う。きっとプロテクターに対する考え方が変わると思うゾ!
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