【レビュー】Nikon 40mmMicroはガジェットブロガーに最適レンズだ!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

部長に日々Messengerで勧められていたマクロレンズですが、そりゃずっと欲しいと思っておりましたよ。

そして、ついに我が家にマクロレンズがやってきました!

早速レビューしていきましょう!

Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G 外観チェック

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これが私がチョイスした「Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」だ。

これはDXフォーマット専用のレンズで、D5500などのAPS-Cクラスのカメラ用のレンズ。価格もお求め安くなっていて、ありがたーいレンズなのだ。

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

レンズ本体の他に、フード、キャリングポーチが付属している。

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早速カメラに装着してみた。D5500は一眼レフカメラにしては非常に小型だが、このレンズも小型でとても可愛く、そして軽い。

これなら、本田翼ちゃんのNikon1のCMのように、気軽にカメラを持ち出して、花を接写!なんてことがD5500でもできてしまう(笑)

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付属のフードは丸型だが、バヨネット式なので簡単に取り付けが出来る。

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横から見たところ。とてもコンパクトでf2.8のマイクロレンズ(Nikonではマクロレンズのことを「マイクロレンズ」という)とは思えないくらい小さい。ちなみにフィルター径は52mm。

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上部には距離計が付いている。最短撮影距離は16.3cm。これはカメラセンサー部からの距離を指す。

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上のスイッチはフォーカスモード切替用。「M」はマニュアル。「M/A」はオートフォーカス使用中にマニュアルでフォーカスを合わせることができる。

例えば一旦AFで中心にフォーカスを合わせて、隣の被写体にピントを合わせる際に、 MFでピントリングを回し、フォーカスを合わせることができる。

接写時の微妙なピント修正はマニュアルが使えると心強い。

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このポーチ、しっかりしていて、とても使いやすそう。

室内での撮影例

早速、撮影例を幾つかご紹介。

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まずは、レンズを撮影してみた。これでもかなり寄っているが・・・

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ここまで寄ることができる。この時どんな感じで撮影しているかというと、

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ガン見である(笑)

ちなみにこのレンズは手振れ補正は付いていないので、三脚はやはり重宝する。

【レビュー】Amazonベーシックカーボン三脚、軽量高機能で超オススメ!

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参考までに、18-140mmレンズの望遠端で最短まで寄ったところ。

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全然違う(笑)

もう、その距離感と言ったら、遠くから初恋の人を見ている中学生と、映画館でカレシの肩に頭を乗せて甘えている恋人くらい違う。

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イヤホンの「R」にピントを合わせると、その前後は強烈にボケる。マクロレンズはこのように被写界深度が浅く撮影できるのが特徴で、被写体を際立たせることができて素晴らしい。

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時計の文字盤すら、「7」だけ強調することができてしまう。

びっくりドンキー編

部長の真似で、びっくりドンキーへ行ってみた。

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ここからさらに寄ってみる。

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部長には「寄りすぎて何のメニューかわからない」と言われてしまった。

それほどに寄れる。まあ、料理でここまで寄る必要もないが、ガジェット系ではこれは大きなアドバンテージになるだろう(笑)

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これ、結構気に入っているショット。明るいレンズは印象が全く異なるねー。

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カプチーノの泡とコーヒーカップの縁の境目にピントを合わせた。手前のカップの縁がすでにボッケボケだ。

2本目のレンズとしてオススメ

こんな感じでこれから大活躍しそうなレンズ。

標準ズームの18-140mmのレンズは普段使いにはとても便利なので、メインはこちらになると思うが、こちらは接写と簡単なスナップなどでもいい感じで背景をぼかせるので、完璧な使い分けができそうだ。

標準ズームやキットレンズは持っているけど、次のレンズはどうしようか迷う場合は、こんなマクロレンズを選ぶのもアリだと思う。

小さく軽いにもかかわらず、簡単に雰囲気のある写真を撮れるので、ぜひ候補の一つに加えてみてはどうだろう。

18-140mmのレンズレビューはこちら

【レビュー】AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは普段使いに最適レンズ!

 

Nikon ニュートラルカラーフィルターNC 52mm NC-52
ニコン
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Nikon Capture NX-D は簡単レタッチ、使い勝手も良いおススメ純正アプリ

Nikon D5500を購入した際に、パソコンにインストールしたアプリがありまして、それが意外と高性能かつ簡単操作で使えたので、紹介します。

部長ナビさんは、Adobe LightRoomというアプリを使用して、レタッチ(トーンカーブ補正)を行っていると聞きつけ、これはイイんじゃなかろうか、と思いました。

http://nabi1080.com/camera/photopr/50026

まあ、Photoshopを使えばこういったことはもちろんできると思いますが、これはその簡易版というか、もっと簡単手軽に扱えるツールなのだと思います。

で、ここでふと思い出したことが。

D5500に限らず、デジカメやプリンターを購入すると、ワタクシの場合、メーカーから出しているフリーのユーティリティやアプリをインストールする癖がありまして、今回も幾つかインストールを行っていたのを思い出しました。

その中に、部長さんがやっているような簡単にレタッチが行えて、しかもいい感じで使えるものがあったので、紹介してみたいと思います。

芸術的な写真だって作れちゃう、その名は「Capture NX-D」

これ、基本コントラストと明るさを補正するものだと思うんですが、色味まで変えてくれて写真の感じがすごく変わるんです。

Nikon純正アプリですが、これ、フリーソフトなんです。Windows版、Mac版と両方ありまして、上記のダウンロードページからダウンロードしてインストールできます。

そして、おそらくNikonのカメラ使用を前提としているのだと思いますが、スマホや他のメーカーのカメラで撮影した画像をレタッチすることが可能でした。ただ、この辺は自己責任ということでお願いします。

(特にインストール時にシリアル番号登録などは求められませんでした)

さて、どんな感じの操作感なのか。行ってみましょう!

アプリを起動して、写真を選んでレタッチ

まずは、インストール後にアプリを起動します。Launchpadにある「Nikon Software」-「Capture NX-D」を起動します。

Caputure NX-D

起動したら、表示メニューから、「編集結果比較」を選択します。

Capture NX-D

続いて、右側ペインの「レベルとトーンカーブ」を選択します。

Capture NX-D

下側に撮影した写真のサムネイルが並んでいるので、ダブルクリックすると、メイン画面にこのように表示されます。

編集前

画面左側が編集前、右側が編集後です。ここの、右下のトーンカーブの部分をクリックして調整してみると、

編集後

右側の画面が明るくなったのがわかると思います。右下のトーンカーブが変わってますね。

正直、これが何を意味しているのかはっきりとは私はわかりません(笑)多分、明度とか、コントラストなんだと思いますが、、

試してに、拡大してみると、

拡大

暗かった木の枝々が細かく描写されているがわかります。

編集が終わったら、右側の画面上で右クリックして、ファイル変換を選びます。

ファイル変換

続いて、名前を付けて保存すればOKです。

ファイル保存

簡単でしょ?(笑)

いくつかサンプルを紹介

サンプル1

編集前

夕焼け

編集後

夕焼け

サンプル2

編集前

夕焼け

編集後

夕焼け

サンプル3

編集前

雲海

編集後

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サンプル4

編集前

荒島岳

編集後

荒島岳

 

いかがでしょう。もしかすると手持ちの写真がもしかしたら全く違う写真になるかもしれない・・・かもしれません(笑)

是非お試しあれ!

【レビュー】AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは普段使いに最適レンズ!

こんにちは。ちゃぼPです。

先日購入したニコンのデジタル一眼レフカメラ「D5500」ですが、標準ズームのレンズキットで購入し、ウキウキな気分でパシャパシャ色んなものを撮っていたのですが、ちょっと物足りない感が・・・

「もうちょっと寄りたい、ああ、君にもっと近づきたいよ〜」

そうなんです。もう少しだけ望遠が欲しい。

ファインダーを覗いてそう私は呟いたのです。

三つのレンズキット

Nikon D5500は、三つのレンズキットが存在します。

  1. D5500 + 18-55mm ズームレンズキット
  2. D5500 + 18-55mm + 55-300mm ダブルレンズキット
  3. D5500 + 18-140mm ズームレンズキット

私がカメラ本体とセットとして購入したのは「1」です。

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

誤解のないように言っておきますが、18-55mmのレンズは、キットレンズにしては非常に良くできています。新しいだけあって、手振れ補正も進化していて、とてもコンパクトなレンズです。

写りもクリアで明るく、単体で購入したら1万円ちょっとですが、その価格とは思えないほど良いデキです。

ただ、望遠端が55mm。これは風景ばかり撮影しているのであればいいのですが、もうちょっと寄りたい時に寄れません。

そこで、ちょっと欲をかいて、もう少し寄れる、中望遠程度のレンズがないか探してみることにしました。

一本で広角域から中望遠までカバーするレンズ

55mmまでのズームは既にありますので、55-300mmなどを追加で購入すれば良い、と当初は考えましたが、外でレンズを付け替えるのは結構面倒な作業。

ちょっと望遠で撮影したいと思った時に、カメラからレンズを外し、交換レンズのキャップを外して装着、外したレンズにキャップをはめてカバンに収納する、という作業はちょっとしんどいと思いました。

それに、常に予備のレンズを持ち歩かなければならないのは重量的にも機動性を損ないます。

 

そこで一本で広角から中望遠までをカバーできる写りの良いレンズを探すことにしました。

ただし、カメラを購入したばかりなので、あまり高価なものは望めません。SIGMAの18-200mmなども検討しましたが、常用レンズは純正がいいかな?と思い、

「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」

を選ぶことにしたのです。

 

ん?

んん??

ちょっと上に戻って・・

Nikon D5500は、三つのレンズキットが存在します。

  1. D5500 + 18-55mm ズームレンズキット
  2. D5500 + 18-55mm + 55-300mm ダブルレンズキット
  3. D5500 + 18-140mm ズームレンズキット

私がカメラ本体とセットとして購入したのは「1」です。

Noォーーーーーーーーーー!!!

最初から「3」買っときゃよかったじゃん!!

ちゃんと調べないで買うと、こういうことになります(笑)

サイズ・重量

まあ、過ぎてしまったことは仕方ないこと。改めて18-140mmレンズを手に入れました。

比較写真はコチラ。

比較写真

親と子ほど違いますね(笑)

ちなみに重さも倍以上違います。キャップ付きで、18-55mmは約230g、18-140mmが約540gです。ん〜、デジイチをコンデジ並みに持ち歩きたい人にとっては、ちょっとこの重さの違いは受け入れ難いかもしれません。

しかも、18-55mmの写りは良いですからね。この辺は自分が何を一番優先するかをよく考えてから購入した方が良さそうです。

撮影映像比較

屋内での撮影

まずは、部屋の中で、同じ画角、同じ設定で撮影してみました。基本的にマクロシーンモードで撮影しましたが、条件が同じになるようにしています。

どちらも焦点距離18mm f4 1/125 ISO1400です。

18-55mm

18-55mmレンズ

18-140mm

18-140mmレンズ

ちょっと、18-140mmの方が暗く写ってますね。

続いて、焦点距離55mmでの比較です。18-55mmレンズはテレ端になります。

18-55mm

18-55mmレンズ 55mm f5.6 1/125 ISO2500

18-140mm

18-140mmレンズ 55mm f4.8 1/125 ISO2500

ここで、やはり違いが出ます。18-55mmレンズは、「18-55mm f/3.5-5.6G」ですから、テレ端でf5.6が解放の明るさです。

対して、18-140mmレンズは、「18-140mm f/3.5-5.6G」ですので、55mm付近での解放f値は4.8程度になり、若干明るく撮れます。

最後に18-140mmのテレ端での撮影。

18-140mm

18-140mmレンズ 140mm f5.6 1/80 ISO3200

ここでやっとf5.6ですが、やはりちょっと暗くなり、ISOが上がってしまいました。でもそれほど画面が荒れていないので、私的には大満足!

屋外での撮影

次の4枚は全て18-55mmで撮影しました。

18-55mm

18-55mm

18mmワイド端

18-55mm

18-55mm

55mmテレ端

続いて4枚、今度は18-140mmで同じアングルで撮影しました。

18-140mm

18-140mm

18mmワイド端

18-140mm

18-140mm

140mmテレ端

実は、レンズを付け替えている間にちょっと曇ってきてしまったので、ちょっと写り方が変わってしまいましたが、やはり望遠にすると、山や雲、屋根などが違った表情を見せますね。

色の出方も両者でちょっと違うような気がします。18-140mmの方がコントラストが強めに出ているでしょうか。この辺は好みもあると思いますが、良いレンズだと思います。

最後に近接撮影

両レンズはいわゆるマクロレンズではないので、それほど近くに寄って撮影はできません。

18-55mmレンズは最短25cm、18-140mmは最短45cmです。

それぞれをテレ端状態にして、寄れるだけ寄ると、このように撮れます。

18-55mm 55mm

18-55mm

18-140mm 140mm

18-140mm

接写は難しいレンズですが、望遠端を使うと、かなり大きく撮影できるので、これでブツ撮りなどこなしていければ良いですね。

最後に

今回はレンズの選択にもう少し慎重になればよかったと反省しきりですが、思わぬところで比較できたのは結果オーライです(笑)

ちなみに、風景だとイマイチわかりにくいかもしれませんので、140mmというのはどれくらい大きくズームできるか、分かりやすい絵を2枚ほど。

18mm

ああ、サイゼリヤあるよ。でもちょっと遠いよねー。

・・・

・・

140mm

ここまで寄れるぞ!いやー、これはイイね!

小さな文字までくっきりです。

これくらいの望遠があると、スナップはもちろん、遠くの山や動物も行けちゃいますね。

結果、大満足でした!

D5500本体、レンズキット

AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRレンズ単体

【レビュー】カメラだけを持って出かけるなら、Loweproショルダーバッグがおススメ

こんにちは。ちゃぼPです。

Nikonのデジタル一眼レフを購入して、どのようにカメラを持ち運ぶかということを少し悩みました。

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

 

当初、カメラは裸で持ち歩けば良いかな?と考えていたのですが、ちょいとレンズを望遠のものに変更したこともあって、裸で持ち歩くのはちょっと抵抗が出てきました。

重量はだいたい1キロぐらいなので大したことはないですが、レンズが大きくなった分、「水濡れ」「ぶつけて破損」なんていうことになると大変ですので、対策せねばなりませんよね。

新しいレンズの大きさはこちら

http://nabi1080.com/camera/lens/49928

(新しいレンズのレビューは別途記事にする予定ですので、お楽しみに!)

で、いろいろと考えた結果、いい感じのカメラバッグを手に入れましたので、レビューしてみたいと思います。

「Lowepro ショルダー バッグ フォーマット 140 2.6L」はエントリークラスのデジイチにちょうど良い大きさ

今回私が欲しかったのは、

カメラにレンズを装着した状態できちんと収まり、且つカメラを保護する小ぶりなバッグ

でした。

とりあえず写真を撮りたいときに、カメラだけを持ち出せるようなものですね。

そこでAmazonで選んでみたのがこちら

サイズは色々とありますが、140サイズを選びました。

外観

まずは正面から。

正面

いい感じですね。ナイロンバッグですが、安っぽさは感じないです。

タグ

ハクバ写真が輸入代理店なのですね。Loweproというブランドも初めて知りました。

続いて背面。

背面

後ろにポケットがありますので、薄いものであればここに入ります。ちなみにわたしはここにレンズクロスを入れています。

背面

続いて側面。

側面

側面

両側面にもポケットが付いていて、バッテリーチャージャー、レンズキャップなどを収納できます。スマホなどを入れてもいいかもしれませんね。

上面部はというと、

上面

持ち手の部分にもポケットがあります。

内部

それでは内部を見てみましょう。

内部

ファスナーを開けるとこんな感じです。140サイズは縦に長い作りです。

他のサイズですと、横長だったりしますので、レンズのサイズやミラーレス、コンデジなどの用途で大きさを変えてみるのもいいと思います。

カメラとの大きさ比較

カメラ本体とバッグを比較比較してみましょう。

大きさ比較

こんな感じで、思ったほど大きくありません。ただし、レンズが長いので、横向きではなく、レンズが上に向くように収納します。

収納例

深さもジャストフィットな感じです。

収納例

空いている隙間にブロワーを差し込んでみました。これで、持ち歩きには完璧ですね。

ちなみに、中に仕切りが2枚と、ショルダーストラップが付属しています。

付属品

今回は、私は使用していませんが、小さなカメラを収納する場合や肩掛けしたい場合は便利ではないでしょうか?

重量

今回このカメラバッグには、

  • Nikon D5500 本体
  • AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRレンズ(67mmフィルター、フード装着)
  • バッテリーチャージャー
  • マウント、レンズキャップ
  • クリーニングクロス

を収納していますが、総重量を計ってみたところ、約1.4kgでした。持ち手部分がクッションになっていて、すごく持ちやすいです。

手持ち

軽々〜な感じ、伝わるかな〜?(笑)

どうしても一眼レフとなると持ち出すのに気合いが入りますけど、これならポンとカメラを持ち出せますし、本体保護にもなっていいのではないでしょうか。

気軽にカメラを持ち出したい人は、ぜひお試しを!

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

こんにちは。chabo(@chabo0429)です。

昨年末に新しく我が家に迎え入れられた一眼デジカメ、Nikon D5500。私にとって初めてのデジタル一眼レフカメラとなります。

実は昔、と言っても20年以上前になりますが、Nikonの一眼レフカメラを所有していました。

その当時の思い出を少し書きたいと思います。

カメラ小僧だった中学生〜高校生時代

私が中学生だった頃の話ですから、時は1980年代後半頃ですが、星が北極星を中心として円を描く写真を見て以来、chabo少年の心は写真とカメラに奪われてしまいました。(笑)

こんな写真があるのか!と、当時思った記憶があります。

そしてどうすれば撮影できるのか調べました。家のカメラで撮れるのか?

私の家にあったカメラは昔のスナップ写真用の安いカメラでした。

当然そんなカメラでは撮影できるはずもなく、こういった天体用の撮影は長時間露光ができる一眼レフカメラなのだということを知ります。

こんな写真が撮りたかった!(笑)

星は北の空に浮かぶ北極星を中心にして回っていますが、(本当は地球が回っているんだけど)このように一点を中心に星が弧を描くように軌跡を写す写真は、バルブ撮影といって、何十分も、時には数時間、シャッターを開けっぱなしにしなくてはいけません。

そうなると、一眼レフです。もう、欲しくてたまらない(笑)

でも当時の私は中学生。高価な一眼レフなど購入することなどできません。

そこで私は、一計を案じます。

バイトして購入資金を貯めるぞ!

もう少し年齢が行っていれば、バイトして貯めることもできますが、とてもそれまで待てない。せっかちな私は、当時実家がやっていた家業の手伝いをして、小遣いを貯めました。

と言っても、中学生にできることなどたかが知れていますので、駄賃もたかが知れています。

それでもコツコツと1年くらい貯めたでしょうか。

やっとまとまった十数万円の貯金ができました。

購入したのは「Nikon」だった!

あれは年末商戦真っ只中の新宿。当時もヨドバシカメラは新宿で一番大きなカメラ店で、隣に今はなきカメラのさくらやがあって、購入前も何度も足を運びました。もちろんカメラに触るため(笑)

その中でひときわ異彩を放つ、当時注目された機種がありました。

その機種がコレ。

世界初の8000分の1秒シャッターを実現した、Nikon F-801です。このCM、覚えている方も多いのではないでしょうか。

今でもカッコイイですね。

当時の一眼レフは無骨なデザインが多かったですが、丸みを帯びたボディーと小気味良いシャッター音、液晶やファインダーに表示される洗練された露出計など、明らかに他の機種とは一線を画すもので、これが欲しかった。でも当時ボディーだけで10万円(笑)

でも、諦めきれなかったので、お年玉とか色々足して、レンズ、ストロボ、三脚、バッグ込みで17万円に値切って新宿のさくらやで買いました。当時接客してくれたのは福森さんという店員さん。今でも覚えてます。

 

買った時はそりゃもう嬉しかったですね。本当に、カメラを抱いて寝ました(笑)

それからというもの、本当に色々と写真を撮りました。

近くの公園に行っては、水鳥を撮ったり、色々な街の風景を撮ったり。

それは高校生になっても続いたのですが、当然一眼レフなんてプロの持つ機材でしたから、変人扱いでしたね。(笑)ま、承知の上なんだけどね。

 

寒い夜に毛布をかぶりながら三脚を立て、星の写真を撮っては失敗の連続だったのも今となっては良き思い出。

当時は当然、フイルムカメラですから、現像するまでちゃんと撮れているかわかりません。

通常撮影のシャッター速度なら自動で露出を合わせてくれますが、バルブ撮影は、手計算です。

長時間露光用のISO(感度)の低いフイルムを買い、シャッターを長時間開けるためにシャッタレリーズをつけて、星座早見盤を手にして星の位置を確かめ、なるべく周囲に外灯などの明かりがない場所を選びます。

 

三脚を立てて、ストップウォッチを手に、一発勝負の撮影です。シャッターを開放して10分、20分、30分・・・

よしココだ!と思ってシャッターを閉じて現像に出すと全く写ってなかったり、逆に感光してしまっていたり。

そんなことは、今なら液晶画面ですぐに確認できるので、本当に昔話になってしまいましたね。

そんなことをよくやっていたものです。

重量との戦い

一眼レフは、当時としても大きく、そして重かった(笑)

カメラを持ち出すときは気合と体力が必要でした。ストロボを装着すると、3kgぐらいはあったんじゃないでしょうか。

最初は写真を撮ることが楽しかったので、あまり気にしていませんでしたが、まあ、若かりし頃ですので、他にも色々と興味が出たりすると、だんだんとこのカメラの重さが辛くなってきました。

持ち出す機会も減り、ついにはカメラを売却することになります。

ここで私とNikonは一旦お別れです。

時代はデジタルカメラ全盛に

その後は皆さんもご存知の通り、カメラはデジタル全盛の時代を迎えます。

以前、銀塩フイルムメーカーだった富士フイルム、コダック、コニカカラーのうち、今でもあるのは富士フイルムだけ。コニカカラーはコニカミノルタとして社名はありますが、カメラ事業はソニーに譲ってしまいましたね。

デジタル時代になってからのカメラは、どちらかというと家電や映像機器を作っていたメーカーの方が進んでいたような気がします、カシオのEXILIM、パナソニックのLUMIX、キャノンのEOS、などですね。あ、キャノンは銀塩時代からEOSでしたねえ。

特に、2000年代初頭のコンパクトデジタルカメラの発展はすごかったですね。私も初めて手にした時は、こんなに小さくて、こんなによく撮れて、しかもフイルムが要らないなんて夢のようだと思いましたから、何度も買い換えた記憶があります。

旅行などに行っても、ポケットから出して気軽に撮影できて、ちゃんと撮れるデジカメは本当に便利でした。

iPhoneの登場

その後、徐々にですが、デジタルカメラは携帯電話に搭載されるようになります。

当時、ケータイについているカメラはオマケのようなもので、「一応撮れる」くらいの画質でしたから、デジカメの優位性は変わらないなと思っていました。

ところが、AppleからiPhoneが登場して事態は一変します。

これは未だにそうですが、iPhoneの撮影の美しさは廉価なコンパクトデジタルカメラは敵わないと思います。よくもあんな小さなレンズで高画質な写真が撮れるものだと感心します。

私は、それまでコンパクトデジカメを何台も買い換えてきましたが、iPhoneに機種変更してからは、それを止めてしまいました。

それにiPhoneは利便性のことも実によく考えられていますよね。撮った瞬間にiCloudやDropboxといったクラウドに写真がアップされるので、パソコンやタブレットなどの端末との共有も本当に簡単です。

たいていの撮影なら、iPhoneで十分!

そう思っていた2015年の暮れに転機がまたもや訪れます。

それは部長ナビとの出会い

もう、これは晴天の霹靂というか、全く一眼レフなど買うこともないと思っていましたから。そころがこの写真。

冬空の富士山

これは出張で新幹線で移動中に車内からiPhoneで撮影した写真です。

気がついたら、かなり静岡を走行していまして、富士山はすでに後ろの方に遠ざかっていたので、どうしようかと思ったのですが、せっかくだから撮影してみたのです。

結構デジタルズームを効かせて、なんとか撮れたので、ブログにアップしたところ、部長ナビさんが、

「これ、残念だなー、デジイチだとちゃんと撮れるのになー」

ここから、私の元にデジタル一眼レフがやってくる運命の歯車が動き出すとは思いもせず・・・

キャノンとニコン

さて、その後も色々部長ナビさんからデジイチ購入の催促が(笑)

ハマるとあのレンズ、このレンズとディープな世界にハマることは分かりきっていたので、結構躊躇したのですが、部長ナビさんはじめ色々な方のアドバイスなどもあり、購入することになりました。

部長ナビさんや「部長ナビのページ」スタッフの皆さんはキャノン一色でしたから、キャノンでもいいかな、と思っていたのですが、昔手放したニコン機の思い出が蘇ります。

なんとなく、やっぱり愛着があるのです。当時のレンズなど持っているわけではないのですが、持っていれば、今のカメラでも使えるのですね。AFなどは効かないと思いますけど。

結局その後色々あって(笑)最終的に懐かしいニコン機を手にすることになりました。

詳細な顛末はこちらにありますので、お時間がある方は読んでみてください。

http://nabi1080.com/category/series/mensnikon

最後にNikon D5500で撮影した写真を紹介します

まだ購入して全ての機能を使い倒していないので、詳しい機能などについては別の機会ということで、今回は年始に何枚か撮影したものをご紹介します。

2016-01-01 12.26.54

撮影モード:風景 1/500 f11 ISO:250 露出補正なし

2016-01-01 15.40.35

撮影モード:風景 1/500 f11 ISO:400 露出補正なし

2016-01-01 15.44.29

撮影モード:マニュアル 1/250 f36 ISO:100 露出補正なし

2016-01-01 15.54.11

撮影モード:シャッタースピード優先 1/10 f9 ISO:100 露出補正なし

2016-01-01 16.20.39

撮影モード:夕焼け 1/800 f9 ISO:200 露出補正なし

2016-01-01 16.21.42

撮影モード:夕焼け 1/1250 f10 ISO:200 露出補正なし

色々なシーンモードが便利

このカメラには色々な撮影モードが標準搭載されていますので、それらを使えば、デジタル一眼が初めてな方でも、かなりクリアで美しい写真が撮れると思います。

また、この機種は非常に軽量で、キットレンズ18-55mmを装着していますが、重量は合わせて700gほどですので、本当に気軽に持ち出せます。

これからデジカメを購入検討している方は、思い切ってデジタル一眼レフも視野に入れることもアリではないでしょうか。

価格的にも、ハイスペックなコンパクトデジタルカメラもそこそこしますし、ミラーレス一眼も携帯性は素晴らしいですが、価格はそれなりに高く、またレンズの数もこれからといったところですので、ぜひこの機会に購入を検討してみてくださいね。