【レビュー】iPhone Xにピッタリのワイヤレス充電器!RAVPower Qi 急速充電

こんにちは。ちゃぼ(@chabo0429)です。

いや〜、iPhone X、使い倒している今日このごろでございます。ホームボタンのないiPhoneは斬新だと思いましたが、操作も普通に慣れてしまって、この前ヤマダ電機に行った時にGalaxyの端末を触ってたんですが、

無意識に下から上にスワイプ(笑)

すでにしっかりとiPhone Xの操作が染み付いてしまったようでございます。

で、今日はというと、RAVPowerさんからワイヤレス充電器の提供をいただきましたので、レビューしてみたいと思いますよっ!

RAVPower ワイヤレス充電器

今回提供いただいたのは、Qiというワイヤレス充電に対応した充電器で、クレードルタイプのもの。

ワイヤレス充電器には大きく分けて2種類あって、パッドタイプ(上に載せるタイプ)と、クレードルタイプ(立てかけるタイプ)がありますが、今回の製品はクレードルタイプ。

パッドタイプは、ちょっとスマホに腕が当たったりするとズレてしまって、知らないうちに充電が止まってしまっていたりするのですが、クレードルタイプはその心配がありません。

実際使ってみると、コレはかなり便利に使えます。

 

表面はマットなラバー素材になっていて、手触りはサラサラです。

すべり止めにもなって、非常に使い勝手が良いです。

 

スマホの底に当たる部分は、微妙にアールが付いていて、立てかけたスマホが脱落しないように考えられています。

オシャレで利便性も両立している素晴らしい設計ですね!

 

コネクタは背面にMicroUSB端子が一つだけ。ちなみにMicroUSBケーブルは付属しています。

 

底の部分についても、ラバー素材でこちらもすべり止め機構になっています。

デスクの上やベッドサイドに置いても、クレードルが意図せず移動してしまう恐れがとても少ないです。

 

そして、オシャレなのが、この白いリング状のLED。充電が始まると、ここがボワボワっと言う感じでホタルのように優しく明滅します。

LEDの発光部は底面の淵の部分なので、真っ暗の寝室で使っても、眩しくなく、非常に好感が持てます。

iPhone Xを置いて充電してみた!

早速iPhoneを置いて充電してみました。

So Beautiful!

なんか純正みたいなオシャレ感を醸し出しちゃってますねえ(笑)

まったくiPhoneがガタつくこともなく、安定感抜群そのものです。

 

先程のアールの部分がしっかりiPhoneをホールドしてくれています。これなら充電中に本体が滑ってずり落ちてしまうことはないでしょう。

 

そしてもちろん、横置き充電にも対応。YoutubeやAbemaTVを見ながら、充電もスマートに行なえますよっ!

 

この充電器はQuickChargeに対応した充電器となっていて、通常はUSBは5V対応なのですが、こちらは9Vでの充電が可能。

電圧が高いということは、それだけ充電時間が短くて済むということですが、ここで注意なのはUSB充電器のほうがQuickChargeに対応していないといけないということ。

通常の5V/1Aや5V/2AのACアダプタだと、5Vまでしか出ませんので、そこは対応している充電器を用意してください。

充電時間は?

ワイヤレス充電なんて、やっぱり時間がかかるんじゃないの?というふうに思われるかと思いますが、この充電器は意外にもハイパワーで、思ったより充電には時間がかかりませんでした。

バッテリー残量10%からフル充電までの様子を、動画で公開しましたので、検証の模様は是非こちらの動画を参考にしていただけると嬉しいです!

さいごに。

いや〜、ワイヤレス充電、使ってみてわかったことですが、超絶便利ですね^^

もちろん、ケーブルを繋いだほうが充電に時間がかからないのは仕方のないことですが、それほど急がないのであれば、充分ワイヤレスだけで充電できます。

もう、ケーブル繋ぐ充電には戻れなくなりそう(笑)

 

というわけで、これからはコイツをベッドサイドに置いて、毎日iPhoneを充電してゆきたいと思います。

ワイヤレス充電器で速度が出ないという悩みを持っている方はぜひこの充電器、試してみてください。

早いですからっ!

【レビュー】電動ポンプ内蔵!Sableエアーベッドが快適な夏のベッドに早変わり!

こんにちは。ちゃぼ(@chabo0429)です。

毎日本当に暑い日々が続きますね。体調など崩していませんでしょうか。

私はというと、もうエアコン無しではとても寝られない日々を過ごしておりますが、いつもモバイルバッテリーやジャンプスターターなどでお世話になっているRAVPowerさんから、エアーベッドというなんとも涼し気な商品の提供がありましたので、早速試してみることにしました!

Sableエアーベッド ダブルサイズ 電動ポンプ内蔵 SA-HF005

なんと、今回提供頂いたものはダブルサイズのエアーベッドということで、超巨大です。

届いた箱はこちら。

Sableというブランドの商品のようですが、かなり大きめの箱に入って届きました。

 

ツインサイズで約3分でふくらませることが出来るとのこと。

 

ちゃんと電動ポンプが内蔵されています。そう言えば、子供の頃に子供用のプールを足踏み式のポンプで膨らましていたことがありましたね〜。あれは面倒でした(笑)

開封!

ということで、早速開封。

ほうほう、左の黒い部分が電動ポンプですか。こちらをACコンセントに繋ぎます。

右側のエア抜き口を開くと空気を抜けるようです。

 

ちなみに電動ポンプのスイッチは、右側に回転させるとベッドへ空気を充填することが出来、左側に回転させると逆に空気を強制的に抜くことが出来るようです。早くベッドを収納したい時は便利ですね!

 

さてさて、ベッド本体は当然のことながら最初はベッタンコです。

早速ポンプのスイッチを入れてみましょう。

 

すると掃除機の音のような轟音とともに、一気に空気が送り込まれます。この音ですと、夜は近所迷惑になるので操作しないほうが良さそうです。

 

開始後2分経過でこのくらいの膨らみになります。結構デカイという印象が・・・

 

公称どおり、約3分エア満タンとなりました。とにかくダブルサイズなのでデカイですし、厚みもありますからかなりの存在感です。

常に膨らませておくと邪魔になりそうです(笑)

 

高さは約50センチ程になります。寝相の悪い人は落ちたら怪我をしそうな高さですが、ダブルサイズですので大概の人は大丈夫でしょう。(笑)それくらいデカイです。

 

よく学校の体育館などにあった体操の時に使うマットに似てます。

 

ただ、基本的にこれは中身が空気ですので、運動はしないほうが良さそうです。おそらく穴が開いてしまいますので・・・(汗)

さいごに。

私は全く知りませんでしたが、結構このエアーベッドというのが最近流行りのようで、色々なメーカーから出ているようですね。

昔、ウォーターベッドというのが流行りましたが、あれは水なんで基本据え置き型でしたね。それに比べるとこちらは空気ですから、必要ない時には空気を抜いて、しまっておくことが出来ます。

一晩寝てみたのですが、寝心地も悪くありません。ただ、空気を十分に入れない状態で長時間横たわると、腰が痛くなりますので、充分に空気を入れた状態で使うことをオススメしますよ!

 

さすが、RAVPowerさんから提供頂いた製品、作りもしっかりしていて利便性も良好です。来客の多いご家庭などにオススメです!!

【レビュー】MacBook12インチと相性バッチリ!USB-PD充電対応モバイルバッテリーRAVPower 20100mAh

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

愛機のMacBook 12インチを充電するためのモバイルバッテリー、これまで色々と試してきたちゃぼPですけれども、

【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

とにかく最近のモバイルバッテリーは性能が良くなって、しかも低価格なんですよね。MacBook12インチはそもそもバッテリーの持ちは良いほうだと思うんですけど、それでも外出先で使う時には何らかの充電する手段を持っておきたいというもの。

様々なバッテリーを試したんですけど、一点不満がありました。それは「USB-PD」充電ができないということでした。。。

「RAVPower 20100mAh」は待望のUSB-PD充電可能!

そしたら出ましたよ、PD(Power Delivery)対応のモバイルバッテリーがさ。

今回はRAVPowerさんのご厚意でバッテリーを提供いただくことが出来たのですが、もうこれ、速攻レギュラー決定でございます。

通常のUSBポートが2ポート、入力用のMicroUSBポートに加えてUSB-Cポートが備わっているのは、これまでのRAVPowerのバッテリーと同じですが、今回のこのバッテリーはUSB-CポートからPower Deliveryの電源供給が出来ます。

 

USB-Cケーブルがこのバッテリーには付属しています。Power Deliveryで充電を行う場合は、通常のUSB5Vではなく、9Vとか12Vとか、より高電圧で電気が流れます。なので対応したケーブルを使うことが必要ですので、注意してくださいね。

早速、MacBook 12インチに繋いでみた

なんでそんなにPower Deliveryにこだわるのかと言えば、急速充電が可能ということに尽きます。

そんなことを考えていたら、ちょうどMacBookがこんな状態になりました。

バッテリー残量5%のカラカラ状態です。ここから新しいRAVPowerをUSB-Cで繋いでみます。

 

どれくらいで充電が終わるのか、ストップウォッチを起動しておきます。

 

モバイルバッテリーの残量を示すインジケータは4つ点灯の満タン状態。この状態でケーブルを繋ぐと・・・

 

出ました、30W!

純正の充電器と同じ電力をシッカリ供給してます。スゲー!

前回のPD非対応のバッテリーでは、4時間弱の時間をかけて、80%まで充電できていたのだけれど、このバッテリーではどれくらい時間がかかるのかな・・・

 

えっ!?

 

2時間半でフル充電しちゃったよっ!

これがPDの威力かあ・・・

実は、この時間中ちょっと外出していたので、最初の30分位しか画面が点灯していませんでしたが、それでも帰ってきたらMacBookが100%になってました。これは本当にスゴイことですよね。

 

しかも、バッテリーのインジケータは2つ。まだまだ残っていますよ。どんだけなんだ!!

しかもこのバッテリーは「USBハブ」にもなるらしい

このバッテリー、ハイパワーなだけじゃなくて、説明によるとハブにもなるんだって。スマホや外部メモリをこのバッテリー経由で読み込むことができるそう。

ということで、iPhoneをバッテリーに接続します。

 

この状態で、モバイルバッテリーのボタンを2回押しします。

 

バッチリ認識されました。スゲー・・・

バッテリーの充電もUSB-PDで出来るよ!

そして極めつけはこのモバイルバッテリー自体の充電もPDで出来るということ。

これもRAVPowerのPD対応充電器なんですけど、コレ自体はモバイルバッテリーに付属していません。私は別の製品を買った際についてきていたので手元にありました。

 

USB-C専用のACアダプタです。こういったものを使うと、4時間ほどでバッテリーをフル充電できるようです。

MacBook用の純正ACアダプタでも大丈夫だと思いますが、やはり純正品は高価ですので、このあたりのものでも大丈夫だと思います。

さいごに。

予想していたことではありますが、PD対応になっただけで、充電スピードが劇的に改善します。やはりバッテリーは容量だけではなく、電圧は非常に重要な給電能力の要素だということを改めて実感します。

MacBookの30Wモデルであれば、純正のACアダプタからの充電とほぼ同じスピードで充電が出来てしまう、恐ろしいモバイルバッテリーです。

これはMacBook 12インチを使っている方には本当にオススメします。バックパックであれば重さも気になりませんよ〜!!

【MacBook12インチまとめ】最適なモバイルバッテリーはコレだ!

2こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

今日もベッドに寝転がりながら、MacBook 12インチを前に記事を書いている私だが、実はテーブルのほうに視線をやると、複数の大容量モバイルバッテリーが幾つか積み上がっている。

これまで、いろいろとモバイルバッテリーに関しては、連載記事も含めてたくさんの比較記事を書いてきたつもりである。

「Anker PowerCore 10400」のレビュー記事

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

 

「Anker PowerCore 10400」と「Anker PowerCore+ 13400」の比較レビュー

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

 

「Anker PowerCore+ 13400」の検証記事

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

 

大好評の「MacBook 12インチの運命」連載シリーズ

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/destiny

今後もMacBook 12インチを使い続けてゆく私にとって、必ずひらくPCバッグminiにモバイルバッテリーは常に携帯しておきたい。MacBook 12インチはバッテリーの持ちは非常に良いが、外出先で「環境に依存せず」充電ができるというのは大きな安心を手に入れるようなものだ。

考えてみてほしい。スマホは電池が切れたら一切の通信が行えず、もちろん電話もネットもアウトである。暇つぶしの音楽が聴けなくなる、Youtubeのお笑い動画が見れなくなるだけならただ我慢すれば事は済む。

だが、あなたの周りの人は、「あなたが電池切れを起こしている」ということを知らない。電話をしても繋がらないということは、もしかすると「何か事故にでもあったのでは?」と不安になるに違いない。

だからモバイルバッテリーを持ち歩き、「保険」を手にいれるわけだ。iPhoneの電池マークが赤くなっても、カバンに入れたバッテリーを繋げば、家に帰るまでくらいなら十分だ。あなたが「音信不通」になる心配は解消される。

 

MacBookはどうだろう。MacBookはPCなので、スマホほど外部と通信することが常に求められるわけではない。ぶっちゃけ電池切れになっても、私なんかはさしずめ「ブログが書けなくなる」くらいなものだ。

SNSはスマホで見ることができるし、元々電話ではないから、もし電池切れを起こしたところで、誰も気づかない。

だが、毎日の日課になっているブログの記事を書く作業というのは、外出先でちょっと時間があれば出来ればやっておきたい。ブログ書きの作業は、スマホでは無理だ。モブログというスタイルもあるが、私には「老眼が進行している」という決定的な弱点がある。そして何よりスマホの小さな画面では記事のイメージがわかない。

メモ帳の小さなスペースに記事を書くのと、大きな大学ノートに記事を書くのと、どちらがクオリティの高い記事が書けるかというのと似ているかもしれない。私は断然大学ノート派である。

 

そして何より、レビュー記事を多く書く私にとって、一眼レフNikon D5500で撮影した写真を加工し、リサイズしてブログに配置する作業はスマホではできない。無理だ。だから喫茶店に30分いる時間ができたら、私はMacBookを開く。

そんなMacBookの生命線のバッテリーとて、長く使えば電池も減る。運よく近くに電源コンセントがあれば良いが、なければその時点で万事休す。家に帰るまではブログの管理画面を開くことすらできないのだ。

と、前置きが長くなったが、相棒MacBook 12インチを外に連れ出す私にとって、最適なモバイルバッテリーを考えてみたので、ちょっとまとめてみたいと思う。

重量やサイズを重視するなら、「Anker PowerCore+ 13400」

Anker PowerCore+13400でMacBook 12インチを充電した結果が驚愕!

Anker PowerCore+ 13400は二つ折りの財布サイズである。このバッテリーの最大のメリットはその形状と大きさと重量だ。

長財布と二つ折り財布をイメージしていただくとわかりやすいかもしれない。PowerCore+13400は二つ折り財布で、20000mAhを超えるバッテリーは長財布だ。

イメージしてほしい。カバンに長財布を入れておくのと、ポケットに二つ折り財布を入れて歩く。これは圧倒的に携帯性に差がある。

 

当然小型のバッテリーは容量が少ないので持続時間も短いが、MacBook 12インチは元々のバッテリーが長持ちなので、実はそれほど外で充電を行う機会が多くはない。

2.4Aでの充電、持続時間の短さを許容し、あくまで「緊急用」と割り切れって使うのであれば、「二つ折り財布」の13000mAhクラスのバッテリーを忍ばせておくのは決して悪い選択ではない。

ちなみに、Anker以外にも、国産のCheeroがほぼ同じサイズのダンボーバッテリーを販売している。長年モバイルバッテリーを作り続けているメーカーだけに、信頼性は実証されているので、デザインも含めて購入の際は候補に入れておくのも悪くないゾ!

 

あなたがバックパック使いなら、充電を最大限に行える「Anker PowerCore+ 20100」を選ぼう

最近は20,000mAh超える容量を持つモバイルバッテリーが増えてきたが、スマホやタブレットを充電するにはいささかオーバースペック気味と私は思う。やっぱりこの容量を存分に生かせるのは、より多くのエネルギー消費を必要とするPCだろう。

モバイルバッテリーで充電できるPCはそれほど多くはない。MacBook 12インチはそんな貴重なマシンの一つだ。

このAnker PowerCore+ 20100に関しては、特徴的なのがその細長い形状と洗練されたデザイン。正直重量は軽くはない。筐体もアルミなので、ズッシリくる。

せっかくMacBook 12インチは薄型軽量なのに、こいつをカバンに入れた瞬間に重量がドカンと増す。うーん、これはちょっと悩む。

もしあなたが、バックパックを常に背中に背負っている人なら、それは十分に許容できるレベルかもしれない。何せ、このバッテリーのセル(電池本体)は安心のパナソニック製だ。

耐久性や信頼性を重視する、MacBook 12インチ野郎には最適なバッテリーだと断言できる。

検証の詳細は、「MacBook 12インチの運命」をご覧いただきたい。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

重量、利便性、持続時間の三拍子揃ったバッテリーなら「RAVPower 20100mAh」で決まり!

そして最後のバッテリーは、後発のメーカー「RAVPower」のバッテリーだ。

これは上のAnkerの同じ容量のバッテリーよりも100g近くも軽量だ。短い1mほどのUSB-Cケーブルがあるなら、これをひらくPCバッグminiに入れて持ち運ぶのは、一番ストレスのない形ではないかと現時点では思っている。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

詳しくは上の比較レビューをご覧いただきたいが、とにかくひらくPCバッグminiのモバイルバッテリー用のポケットにピッタリサイズで、それだけでレギュラー入りが決まってしまったバッテリー。

まだ使い始めてそれほど時間が経っていないが、一番気になっているのが耐久性だ。

こいつでMacBook 12インチの充電を始めると、端子のあたりを中心にして、結構熱くなる。Ankerのバッテリーではそんなことにはならないので、もしかすると時間経過とともに劣化のスピードも速いかもしれない。

この辺りはしばらく使い続けてみないとわからない部分だ。

さいごに

今私の手元にあるバッテリーは3種類だが、それぞれに特徴があるので、TPOに合わせて日々入れ替えて使うということも一つかもしれない。

外であまり使う予定のない場合は13400を、出張や外回りの利用シーンが多い時は20100を、という使い方は考えてみると実に効率的。

何れにしても、愛するMacBookをモバイルバッテリーで充電できるなんてなんて素敵な時代になったんだと感謝。ぜひ皆さんのモバイルライフの参考にしていただけると幸いである。

【連載】MacBook 12インチの運命(5)〜徹底比較!Ankerにライバル出現!RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh

私は、何の迷いもなく、Anker PowerCore+ 20100をひらくPCバッグminiに入れて持ち歩いていた。

【連載】MacBook 12インチの運命(4)〜Anker PowerCore+20100が衝撃の事実を告げる

何もかもが快適だった。

喫茶店のテーブルの上、公園のベンチ、仕事で訪れた駅のホームで。

ひらくPCバッグminiを開けば、愛用のMacBook 12インチとサイドのポケットにモバイルルーター、そしてAnker PowerCore+ 20100が顔を出す。いつでもどこでもパソコンが使え、ネットに繋がり、バッテリーの心配もない。

こんな理想的な環境で、私はすっかり気分を良くしていた。

 

そんなある日。

何気なくAmazonのウェッブサイトを眺めていると、見たことのないモバイルバッテリーを見つけた。

 

そのメーカーの名前は「RAVPower」。なんでもUSB-Cポートを備え、3A充電が可能で、おまけにQuickCharge3.0という、最新の急速充電機構を搭載しているという製品のようだった。

私の持っているAnker PowerCore+ 20100、これも容量やUSB-Cポート、3A充電は同じだ。

だが、QuickChargeには対応していない。MacBookへの充電は5V3A(15W)で変わらないと思われる。しかし、モバイルバッテリー自体への充電も通常の5V3Aで行われるから、フル充電までにある程度の時間がかかるのだ。

これがQuickCharge3.0対応になったら、どのくらいの違いがあるのだろう。

ここでまた私の中の「ワルイ虫」が騒ぎ始めた。こうなるともう自分でも手がつけられない。自分の目で確かめずには居られなくなるのだ。

ライバルの来訪

数日後。RAVPower モバイルバッテリー 20100mAhが手元に届いていた。

RAVPOWER06

ブルーが基調のAnkerとは異なり、ライムグリーン基調のパッケージで届いたそれは、驚くほど軽かった。

 

RAVPOWER04

パッケージには「POWER YOUR LIFE」という文字が記載されている。まるで自動車メーカーのキャッチフレーズのようだ。

この文字のように、この箱の中身は私の生活にチカラを与えてくれるのだろうか。

 

RAVPOWER07

今回のモデルは、「TURBO+」というシリーズのようだ。

 

RAVPOWER01

中を開けると、板状のバッテリーが顔を覗かせる。バッテリー本体の下に、充電用のMicroUSBケーブルが2本と、メッシュ状のポーチが収まっていた。

本体外観

RAVPOWER05

本体の外観は、Ankerのアルミ製とは異なり、樹脂製。表面に「RAV POWER」の刻印が打ってある。

 

RAVPOWER02

本体の隅に、バッテリーの電源スイッチとバッテリー残量を示すインジケーターが備わっていた。

Ankerのバッテリーはリング状のスイッチで、インジケーターも10段階だったが、これは4段階だ。

 

RAVPOWER03

ポート類は全て上部に集中して配置される。左から、バッテリー充電用MicroUSBポート、バッテリー充電・給電用USB-Cポート、給電用QuickCharge2.0/3.0 USBポート、5V2.4A給電用USBポートだ。

バッテリー自体を急速充電するには、一番左のポートにMicroUSBケーブルを挿し、QuickCharge対応のACアダプタに繋げばOK。

 

RAVPOWER14

本体裏面に、充電・給電モードの上限値がそれぞれポート別に記載されている。

QCと書かれている部分が、QuickChargeに対応している部分で、最大12Vでの出力・入力が可能となっている。

QuickChargeに対応しているAndroidスマホなどを所有している場合は、かなりのスピードで充電が可能である。

Anker PowerCore+ 20100との外観比較

さあ、いよいよAnkerモバイルバッテリーとの比較をしてゆく。まずはサイズから。

RAVPOWER10

重ねた状態で真上から撮影してみた。

横幅はAnkerの方が細く、RAVPowerの方が太い。逆に長さがAnkerの方が長いのが見て取れる。

 

RAVPOWER11

横から眺めると、Ankerの方が分厚い形状になっている。この形状の違いは、のちに意外なところで影響が出てくる部分になる。

重量比較

さて、大きさについては、形状の差が若干ある程度であったが、重さはどうであろう。

RAVPOWER08

Anker PowerCore+ 20100の重量は、実に468g!

約500gの重量とは、改めてみるとかなり重たいものだと気づかされる。普段持ち歩く開くPCバッグが優秀なのと、MacBook 12インチも軽量であることから、それほどの重さは感じられないが。

続いて、RAVPower モバイルバッテリー 20100mAhの方を計量してみると・・・

 

RAVPOWER09

なんと373g!!

実にその差「95g」である。これで本当に同じ容量なのであろうか。

少し心配になる程、差がある。普段持ち歩く荷物は軽いほうがいいに決まっているので、同じ容量、性能ならどちらを持ち歩くかは、この時点で既に自明のような気もするが。

ひらくPCバッグminiに収納してみた

実はこれが一番気になるところで、普段レギュラーバッグとして毎日持ち歩くひらくPCバッグminiには、モバイルバッテリー用のサイドポケットがある。

ここにこのバッテリーがきちんと収まるのか。そして収まり具合はどうなのか。

実際に入れて試してみた。

RAVPOWER12

これがAnker PowerCore+ 20100の収納時の写真だ。ポケットにはだいぶ余裕があり、かなり上方にバッテリーが飛び出している。元々ここのポケットは、このバッテリーの半分ほどの長さのものを入れるのにちょうどよく作られているので、これは仕方のないことだが、上部がファスナーに引っかかったり、バッグの型崩れを誘発することはないので、問題なく収納可能だ。

ただ、このポケットのサイズよりもだいぶバッテリーが細いため、ポケットの中で遊びが生じ、バッテリーが倒れてきたりすることがある。これはちょっと気になる点だ。

そして、RAVPower。こちらを入れてみると・・・

 

RAVPOWER13

サイドポケットのサイズにピッタリである!

ファスナーに引っかかるように見えるが、実際にフラップを閉めると全く問題なく収納できた。しかも実際にMacBookを充電する時は、このバッテリー上部にケーブルを挿すことになるので、高さの低いRAVPowerの方が使い勝手は良いのだ。

次回予告

MacBook 12インチの相棒として、無敵と思われていたAnker PowerCore +20100に強力なライバルが現れた。

事実、このRAVPowerは重さ、QuickCharge、ひらくPCバッグとの相性など、Ankerに勝っているように思われる。

この決着は、実際にMacBookを充電してみて、その性能にどのくらいの差があるのかを確かめてみなくてはつけることができない。

次回は、この2つの20100mAhのバッテリーのガチンコ充電対決の模様をお届けする。

現時点で、ちゃぼPもその勝敗の行方は知らない。

その雌雄を決する戦いは、数日後に明らかとなることだろう。

ついにその頂上決戦は火ぶたを切る。期待して結果を待て!