こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。
SoundPEATSさんからのサンプル提供では、これまでいくつもの良質なイヤホンやアクションカメラなどを提供いただいてきた。
どれも低価格ながら完成度の高い製品で、いつもびっくりさせられる私だが、ことイヤホンに関して言えば、「Q20」の音質は非常に高いというべきだろう。
3000円台という価格に見合わず、重厚な低音の広がりを再現してくれるイヤホンは、本当に高いワイヤレスイヤホンを購入するかどうかを躊躇わせるのに充分なポテンシャルを秘めている。
このQ20は、現時点では最新の製品となると思うが、それよりちょっと前に発売されていた「Q12」というモデル。こちらも提供いただいたので、レビューしたい。やっぱり前の機種だということもあって、音はそれほど良くないのだろうな・・・
SoundPEATS「Q12」外観
まずは外観。
とにかくSoundPEATSのイヤホンは付属品が多いイメージがある。お決まりのハードケースに3サイズのイヤーピースとイヤーフック、MicroUSB充電ケーブルは一般的だが、
この服などに留めるクリップと、余分なケーブルを短くまとめるためのアジャスターまで付いている。元々それほどケーブル長など長くないのに、だ。
このアジャスター、どこかで見たことがあるな・・・と思ったら、「Jaybird X2」のレビューの時に同梱されていたものにとても良く似ている。
X2は2万円を超える「高級品」だが、それと同じアジャスターまで入っているとは思わなかった。
おそらく、このQ12が平型のいわゆる「きしめんケーブル」であるために、アジャスターがつけられたに違いない。もともとこの形状のケーブルは絡まりにくいものだが、スポーツ中のイヤホンとして利用する際は、どこかに引っ掛けてしまう恐れもあろう。細かい配慮はやはり嬉しいものだ。
リモコンは3ボタン式。真ん中が他のワイヤレスイヤホンと同じく、マルチファンクションボタンだ。電源オン時はマルチファンクションボタンの隣のLEDが青く点滅する。
充電はリモコン部から行う。充電中はLEDが赤く光るようだ。
この添付品のハードケースがとても使いやすいのだ!
Q20の時も添付されていたハードケース。
実はコレがとっても使いやすい。簡素な作りの、質感的には薄いスポンジを固めたような感じでお世辞にも高価な感じはしないものの、非常に軽い上にハードケースなので、イヤホン本体をしっかりガードしてくれる。
コレにイヤホンをしまってバッグに放り込んで満員電車で押されたとしても、少なくともイヤホンは無事だと思われる(笑)それくらい小さく、且つ便利。
収納はマグネットで
これもQ20と同じといえば同じだが、このQ12もイヤホンハウジング部の背中がマグネットを搭載している。
このシルバーの丸い部分がマグネットだ。コレを背中合わせにすると・・・
ピタッとくっつく。こうして見ると何かトンボかカマキリの頭のようだが、このくっつきは首から下げている時にはとても便利で、イヤホンの片方が後ろに行ってしまったりということがない。
ただ、Q20のように、マグネットスイッチになっている訳ではなく、あくまでスイッチはリモコンのマルチファンクションボタン長押しで入れる。マグネットもそれほど強力でもないので、そのあたりは注意されたし。
音質について
さて、注目の音質についてだが・・・
これが実に私好み。私はクラシック音楽もよく聴くので、高音の透き通った感じがとても好きだ。このQ12は高音が非常に透き通って聞こえ、Jaybird X2に迫るほどのクリアさを実現している。
apt-Xコーデック対応なので、ノイズも低減されており、しかもQ20ほどではないが低音もシッカリと鳴ってくれる。非常にバランスの良い音質を備えているのだ。
実は私の今のところ、レギュラーイヤホンはコイツになっている。オールマイティーな音質は通勤時の電車の中で使うにはとても心地がよく、本体も軽量なため、いつもこれを首に下げて歩いている。
もちろん低音重視な人は、Q20の方が好みという人もいるだろうし、人それぞれではあると思うが、クリアな音質を最も重視する人には、Q12の方が私はオススメしたい!
いやー、いくつもワイヤレスイヤホンを試してきたが、それぞれ個性があって聴き比べるのもとても楽しい。その中でも、クリアで自然な音質を楽しみたいなら、やっぱりQ12だ。是非皆さんにも体験して欲しいイヤホンの一つだぞ!
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