【レビュー】ひらくPCバッグminiにMacBookとデジタル一眼レフを入れて持ち歩こう!

巷で大騒ぎとなっている「ひらくPCバッグmini」登場の話題、皆さんご存知ですか?

コレです。

もうね、大人気で、速攻売り切れになりました。

今回は「ブラック」「オリーブグレー」「ブラウン」と3色展開だったのですが、まず発売してすぐにブラウンが完売。

続いてブラックが無くなり、間をおかずしてオリーブグレーが無くなって、初回出荷分が完売してしまいました。

ある程度の在庫は用意されていたとは思うんですが、それをはるかに上回る売れ行き。すごいですねえ(笑)

2/24現在、ブラックカラー4月28日出荷、ブラウンカラー4月28日出荷、オリーブグレーカラー5月19日出荷予定で次回出荷分の予約受付を行っているようです。

いやーすごいです。いしたにさんすごい。

ひらくPCバッグminiは実に考え抜かれたデザイン

元のモデル「ひらくPCバッグ」が2世代にわたってとても好評で、ブロガーさんやYoutuberさん御用達のバッグとなっていたので、このminiバージョンが発売になって、すごい盛りあがっています。

瀬戸さんも3回にわたって動画を公開されています。

ひらくPCバッグは横から見ると二等辺三角形になっていて、ふたを開けたまま自立する、テーブルの上に置いたまま、サッと必要なものが取り出せるとその利便性が大好評だったようです。

とは言ってみるものの、実はちゃぼP、持っていませんでした。

というのも、ちょっとサイズが大きかったんですね。ひらくPCバッグはMacBook Pro 15inchが入ります。

部長もこちらでレビューしています

http://nabi1080.com/review/sample/27434

勿論、MacBookでなくても、Windowsでも相当大きなPCでも入っちゃうと思いますが、私が持っているMacBook 12inchやSurface3などを入れるのなら、もう少し小さいものでもよかったので、見送っていたわけです。

 

そこへ、miniバージョンの登場。見ると縦長になって、機能性はそのままにいい感じで小さくなっております。

miniなんで当然小さいのですが、瀬戸さんも触れられていますが、実は面積だけで言うと、実は小さくありません。

これってデザインのマジックって言うんでしょうか、普段私たちは「横幅」を自分ひとり分で意識して生活してますよね。

電車に乗れば自分ひとり分の座席幅を確保したいですし、クルマの後部座席に3人座ると狭いと感じるのは自分の幅を狭めないといけないからだと思うんですよね。

ところが大勢の中で自分のスペースを確保する場合は、特に込み合う電車や行列に並んでいるときとか、必要以上にスペースを取ってしまうことは気がひけますよね。

 

先代のひらくPCバッグは横に長かったため、電車の中で膝の上に乗せてひらくにはちょっと使いにくいという声があったようです。

でも、このひらくPCバッグminiはひとり分の横幅ジャスト!

何の気兼ねなく電車のロングシートに座って中を開けます。

その分縦に大きくなっていますが、それなのに「小さくなった」と感じさせてしまうところがすごいです。

それでは、どれだけすごいか、外観から紹介していきましょう。

外観

ひらくPCバッグmini01

売り切れ寸前に滑り込みセーフで注文し、届いたものがコチラ。カラーはオリーブグレーです。ご覧の通り、縦長です。カラーも落ち着いたグレーでいい感じです。

ブラウンがいいかな?と最初は思っていたのですが、悩んでいるうちに完売(笑)

結局このオリーブグレーをポチって受付メールを受け取った10分後には全色売り切れになってました。

Twitterでいしたにさんがブラック完売のお知らせを流していて、これはヤバいと思って急いでポチりました。あのツイートがなかったら間に合わなかった(笑)

ひらくPCバッグmini02

ショルダーベルトはよくこういったカバンについているような硬めのナイロン製ではありません。材質は布製です。これはちょっと新鮮でした。

だいたい今までのカバンはナイロンのものでしたからねえ。あれ、肩に食い込んで痛くなるんですよね。

ひらくPCバッグmini03

こんな感じで、とても柔らかいです。これなら肩にかけていても痛くならないんじゃないかと思います。

ひらくPCバッグmini04

中を開けると、PC収納用スペースと、その前にポケットが一つ。内側の両サイドにポケットがあります。

一方のフラップ側部分にはファスナーで閉じられるメッシュポケットが二つ。小さなポケットのファスナー部で折れ曲がるようになっていて、小さなメッシュポケットに良く取り出す小物などを入れておけば、フラップを全開にしなくても取り出せて便利!

また、タブレットやペットボトルなどもフラップ半開きで取り出せますから、肩にかけたままちょっと取り出したいときにとても便利です。

ひらくPCバッグmini05

大きなメッシュポケットのほうは結構な大きさなので、いろいろなガジェット、ケーブル類が入れられます。

ひらくPCバッグmini06

ファスナーはしっかりとステッチしてあり、頑丈そうです。持ち手の部分は小さいですがつまみやすく、黒い部分が指に引っかかるようになっています。勿論ファスナーの引っかかりもありません。

ひらくPCバッグmini07

パーテーションプレートは2枚付属。用途に応じてメイン収納スペースを区切れます。お馴染みのSUPER CONSUMERのステッカーも付属。

パソコンやモバイルバッテリーを収納

まずは私のMacBook 12inchを入れてみます。

ひらくPCバッグmini08

まあ、余裕ですね(笑)

元々13inchが入るように設計されていますので、サイズも小さく、薄型の12inchは余裕で入ります。

ひらくPCバッグmini09

次に、サイドポケットにAnkerのモバイルバッテリーを入れてみます。

私の愛用するモバイルバッテリーはこちら

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

ひらくPCバッグmini10

で、ここで敢えて純正ではなく、カールコードのLightningケーブルを使います。なんでかと思いますよね?純正ケーブルじゃだめなの?って。

その理由とは・・・

ひらくPCバッグmini11

このモバイルバッテリー収納部のすぐのところに、ケーブルを通す用の穴が開いています。ここから外にケーブルを通して、iPhoneを充電できるわけですね。なので、

ひらくPCバッグmini12

ケーブルをモバイルバッテリーに繋いで、先ほどの穴からケーブルを通し、

ひらくPCバッグmini13

パンチングポケットの方にLightningケーブルを引き出します。

ひらくPCバッグmini14

ここにiPhoneを繋いで充電します。カールケーブルなので、カバンを肩に背負ったまま、あるいは電車で膝の上に抱えたまま、充電しながらiPhoneを操作することができて、しかも長さが余った分がブラブラしない!すごいでしょ?

これ、パンチングポケットの中にケーブルを出しているので、操作しない時はそのままiPhoneをパンチングポケットの中に入れて充電を続けられますし、充電が終わったら当然iPhoneを外すのですが、カールケーブルがパンチングポケットの中でゴチャゴチャしません。

昨日手持ちのケーブルを試しながらふと思いついたやり方ですが、これでiPhoneの急な電池切れにもばっちり対応できる!我ながらいい考えを思いつきました(笑)

モバイルルータや各種アダプタ類を収納

ひらくPCバッグmini15

反対側のサイドポケットにはモバイルルータを入れました。ここにはペンなどを挿して使うことも可能です。

モバイルルータの記事はこちら

【レビュー】NETGEAR AirCard AC785モバイルルータは設定簡単!

ひらくPCバッグmini17

上部の小さいメッシュポケットにはact2のHyper++ USB Type-C 5in1 Hub(ハブ)、USBメモリと、ジャパンネット銀行のワンタイムパスを入れます。

Hyper++ USB Type-C 5in1 Hubのレビュー記事は部長サイトで記事を書いてますのでよろしく!

http://nabi1080.com/review/sample/50992

ひらくPCバッグmini18

下側の大きなポケットには、デジカメ接続用のUSBケーブル、MacBook 12inch Retina用Anker製USB-Cケーブル、クリーニングクロス、OwltechのMicroUSBケーブル、SCOSCHEのLightningケーブル、Anker PowerPort 2 ACアダプタが入ります。

ケーブル、アダプタはこちらで紹介!

【レビュー】Anker PowerCore10400と仲間たち

ひらくPCバッグmini19

インナーのポケットには、名刺入れと小型のノートを入れます。

ひらくPCバッグmini20

あと、今は冬ですからあまり必要ないですが、愛用の京扇子も入れちゃいます。それと、Aukeyの自撮り棒とSenzアンブレラも入れます。

Senzアンブレラの記事はこちら

【iPhone】突然の雨をSenzアンブレラとスマホを活用して防御しよう!

そして、Nikon D5500は入るのか!?

そして、入るかどうか一番気がかりだったNikon D5500。果たして入るのでしょうか・・・!

ひらくPCバッグmini21

やったー!!(笑)

ちゃんと入りました。しかも結構余裕があります。D5500は小さいですからね。いろいろなレビューを見ると一眼レフは入らなかったというような記事も散見されますので、他のカメラだときついかもしれません。

元々、このひらくPCバッグminiはミラーレス一眼を入れられるように設計されているようなので、一眼レフを入れるには機種を選ぶかもしれませんね。

ひらくPCバッグmini22

ペットボトルもちゃんと入ります。これだけ入ったら充分ですよね。

ちなみに、レンズはAF-S DX MicroNIKKOR 40mm F2.8を装着していますが、18-140mmでも問題なく入ります。

ただ、これだけ入れるとレンズ2本はなかなか厳しいので、用途に分けて装着するレンズを変えて持ち歩こうと思います。

Nikon D5500とレンズについての記事はこちら

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

【レビュー】AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは普段使いに最適レンズ!

【レビュー】Nikon 40mmMicroはガジェットブロガーに最適レンズだ!

ひらくPCバッグmini26

今回入れたものをズラーっと並べてみました。MacBook 12inch Retina、Nikon D5500+40mm micro NIKKOR、Senzアンブレラ、ペットボトル1本、Anker PowerCore+ 13400、Hyper++ USB Type-C 5in1 Hub、USBメモリ、ジャパンネット銀行のワンパストークン、Anker PowerPort 2、Owlteck MicroUSBケーブル、SCOSCHEのLightningケーブル、デジカメ接続USBケーブル、Anker MacBook 12inch用USB-Cケーブル、ボールペン、京扇子、Aukeyの自撮り棒、ノート、名刺入れ、クリーニングクロスです。

〆て19点。驚愕です(笑)

細かいところに配慮されたデザイン

今回のモデルから、バッグのトップ部分に指をひっかけられる部分が追加されています。

ひらくPCバッグmini24

いわゆる持ち手ではなく、穴が貫通していないので、ここを持ってバッグを持ち運ぶことはできません。この取っ手はテーブルの上に置いたバッグをちょっと移動させるのにちょうどよい取っ手です。

この辺り、ひらくPCバッグのコンセプトに忠実な感じがします。

ひらくPCバッグmini25

そしてショルダーベルトに付けられたこの角度。斜めがけしたときにバッグ本体が体にフィットするように考えられています。自転車などに載る際にすごく安定すると思いますね。

最後に

ひらくPCバッグmini27

いかがだったでしょうか。

ひらくPCバッグminiの最大の特徴は、このように物が入った状態でフラップをオープンしても、倒れず自立するという点。

必要な時に、画家が筆や絵の具を取るように、必要なものを取り出せる、素晴らしいアイテムです。

今現在は初回出荷分が売り切れてしまったので、最短でも4月の下旬の発送となるようですが、買って損はない、非常に便利で合理的なバッグに仕上がっていますので、自分のライフスタイルをコイツで変えてみてはいかがでしょうか。

但し、このバッグを買うことで、新しくパソコンやカメラを買うことになるかも・・・(笑)

カメラスペースを保護してみました

ひらくPCバッグminiでカメラを保護せよ!

Anker PowerCore+ 13400を、高速充電「QuickCharge2.0」で充電可能!

すでにモバイルバッテリーの世界では、代表的なメーカーとして支持されているAnker。

これまで色々とモバイルバッテリーを購入して試しているが、先日購入した

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

このPowerCore+ 13400は、これまでのモバイルバッテリーとの相違点として、モバイルバッテリー本体への充電がQuickCharge2.0という規格に対応しています。

「QuickCharge」とは、米国のクアルコム(Qualcomm)の開発した充電規格で、通常はUSB経由では5Vの電圧を流すことが前提になっていますが、このQuickChargeではより大きい電圧を流すことができるようになります。

これまでは、短時間により多くの電気を運ぶために、電流量(アンペア)を大きくすることで凌いできました。最近よく見かける、「2.4A対応」の充電器というのはこの流れで各社から作られているものですが、電流を多く通すと、ACアダプタやケーブルに大きな負担をかけることになって、発熱、発火の恐れが出てきます。

それをなんとかして安全に、より多くの電力を供給できるようにしたのが、QuickChargeという規格です。

QuickCharge2.0に対応したACアダプタとして、Amazonタイムセールでゲットした「Aukey Quick Charge 2.0 ACアダプター3ポート」で充電して、ちゃんとQuickChargeで充電できるかを検証してみることにしました。

PowerCore+13400とAukey QuickCharge2.0対応3ポートACアダプタで急速充電を試す

今回、用意したACアダプタはこちら。

QuickCharge01

Aukey QuickCharge2.0対応3ポートACアダプタです。

ただ、このアダプタ、すでに販売終了なのか、Amazonからは無くなっています。

同じ機能を持つものとして、Ankerから同じくQuickCharge対応の(こちらは3.0)ACアダプタが発売されていますので、参考にしてください。

外観

QuickCharge02

一番上がQuickCharge対応のUSBポート。ここにつないだ機器が、QuickCharge対応であれば、QuickChargeモードで充電が行われます。

ちなみに、非対応のものを繋ぐと、保護回路が働いて、5V1A程度の給電になりますので、iPadやMacBookなどの消費電力の大きいものを充電する時は、最大2.4Aの出力がある下の2つのポートを使ってください。

また、残念ながら、MacBookのUSB-PD規格には非対応。あわよくば・・・と思ったんですが、やっぱり無理でした。MacBookには当然Qualcommのチップは搭載されていませんし、仕方ありません。

USB-PD規格についてはこちらを参考に

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

QuickCharge03

QuickCharge04

コンセントプラグは折りたたみ式です。携帯に便利ですね。

QuickCharge05

大きさは一般的なクレジットカードサイズよりだいぶ小さいです。

QuickCharge06

QuickChargeに対応する太めのMicroUSBケーブルが付属しています。5V以上の電圧が通ることになるので、対応していないケーブルを使うと火災の恐れがありますから、くれぐれもご注意を。

QuickCharge11

QuickChargeでは「9V2A」「12V1.5A」のいずれかで充電されることになります。

モバイルバッテリーを充電してみよう

QuickCharge07

AnkerのPowerCore+ 13400です。これはQuickCharge対応なので、これがQuickChargeで充電できるか早速やってみます。

QuickCharge08

まずは、ワットチェッカーをQuickChargeポートに繋ぎます。その先に先ほどのMicroUSBケーブルを繋いで、モバイルバッテリーに接続します。これで電圧を見てみましょう。

QuickCharge10

電源コンセントに接続すると、緑色のLEDが点灯します。特に色も変わることもなく、充電が終わっても消灯しません。点きっぱなし。

QuickCharge09

電圧部分、十の位がないので、2.17になっていますが、ほぼ12Vで出力しています。電流は1.48A。ほぼ1.5Aで、「12V1.5A」できちんとQuickChargeで充電できていることがわかります。

外出先等での短い時間でのモバイルバッテリーの充電に便利

最近のモバイルバッテリーは、大容量化しているので、カラの状態だと朝までに充電が終わらないほどにかかってしまうことがあります。

それをこのQuickChargeで充電すると、だいたい4-5時間で充電可能。

夜寝る前に充電を始めれば、まずほとんど起きる前には充電が終わっているでしょう。

 

スマホにパソコン、タブレットにモバイルルーターなど、充電するガジェットが増えてくると、外出先での充電はできるだけ効率よく行いたいものです。

特に、スマホの一部はQuickChargeで充電できるものも増えてきていますね。

特に出張や外泊などが多い方は、充電時間を短くできるQuickCharge対応の充電器と対応機器で効率の良い充電環境を整えてみることも良いかもしれませんね。

私がMacBook 12インチ Retinaを使ってよかった10の真実

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)です。

私ちゃぼPは、すでに皆さんにもお伝えしている通り、MacBook 12インチ Retinaを愛用しています。

購入したのは昨年の暮れごろでしたが、購入直後からちゃぼP大興奮状態で(笑)いろいろとレビュー記事を書いてきました。

Surface3とMacBookとの比較記事

【レビュー】Surface3とMacBook 12inch Retina、どっちを選ぶ?

バッテリーの持ち時間を検証

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

AnkerモバイルバッテリーでMacBookを充電

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

そして、部長に乗せられて始めた連載はこちら

http://www.omoide-soko.jp/apps/wordpress/category/rensai/aibou

などなど。

いろいろな記事を出したくなるほどMacBookを気に入っているわけで、ブログ書きに必須なツールとして、当然毎日使っています。

そこで、今回は私が何故MacBookのしかも12inch Retinaを購入し、どんな感じで使っているのかをぜひ読者の皆さんに公開したいと思います。

私はなぜ一番ロースペックで割高な12inchを選んだのか。

ベーシックモデルでもApple Storeで購入すると15万円前後もするMacBook 12inch Retina。エントリー機と言われるMacBook Airよりも数万円レベルで高額です。Apple Storeでカスタマイズでもしようものなら、20万円オーバーコース。

いくら画面が美しいRetinaだとはいえ、この時代にノートパソコンの、しかもそれほどスペックの高くないマシンに15万円も出すのはさすがに抵抗があります。いや、正確には「ありました」(笑)。

今では購入したことに、全く微塵も後悔していませんが、15万円は正直、大金ですよね。

パソコン1台にそこまで大枚をはたく必要があるのかすごく悩みました。しかも私はこれまでWindowsをメインで使ってきたし、自宅にはCore i7のノートPCとSurface3があります。

実を言うと、やはりWindowsでないことが購入に於いて最大の障壁だったかもしれません。

一応技術者の端くれなので、コマンドを書いたり、操作したりということは慣れたOSの方が都合がいい。

 

じゃあなぜ買ったんだ(笑)

必要に迫られたわけじゃないんだろう??

 

最初のレビューの時にすごい興奮してiPhoneで写真を撮りまくって、ブログにアップしたのですが、その時にも触れましたが、このMacBookを購入する際に最大の動機となったのが「デザイン」でした。

というか、ほぼ「デザインのみ」で買ったといってもいいです。

スペックが必要、画面の大きさが必要なら、当然のことながらMacBook Proを選ぶでしょうし、コスパを求めるならMacBook Airを選んでいたでしょう。

でも先にも述べたとおり、私はそれほど必要に迫れていたわけじゃなかった。

Surface3を持っていたのだし。

実はMacBook 12inchはデジャブ

何年か前、正確にどれくらい前かは覚えていません。

映画か何か(たぶん洋画)で、すごいカッコいいノートパソコンを見ました。

薄型でキーボードは「シート」なんじゃないかってほど薄く、俳優がパタンと画面を閉じて颯爽と立ち去る。

そんな場面でした。

メーカーの名前も当然機種名も不明。ただただカッコいいノートパソコンの絵だけが脳裏に焼きつきました。

ネット検索でいろいろと考えられる文字を打ち込んで探してみたが、全くヒットするパソコンが出てこない。

途方に暮れてしまいましたが、どうしようもありません。

それっきりその経験は徐々に忘れていって、2015年。

Appleが新しく薄型新設計のMacBookを発売しました。

MacBook01

これを量販店の店頭で見た時は、もうそりゃー衝撃でした。

一気に眠っていた何年か前の記憶が蘇ってきました。

まさにあの時スクリーンの中で見たままのデザイン。しかも私の大好きなモバイルサイズ。

そうそう、私はこれまで購入したノートパソコンはほとんどB5サイズのものが多いんですね。

昔買ったレッツノートやVAIO SRやType-T、富士通のLOOX、HPのEliteBookなどなど。すべてB5サイズだ。例外はデルのInspiron8000。これはパフォーマンスを求めて買ったモンスターマシンだったがやっぱりすぐに手放した(笑)

私にはB5サイズ程度がちょうどいいようです。

そんなわけで、とにかく欲しくなったからMacBook 12inch Retinaを買いました。

これが本当の購入動機です。

で、MacBook、使ってみてどうだった?

スバリ、このMacBookの使い心地は「最高」です。

だいたいの場合において、デザインを優先されれば利便性を我慢しなくちゃいけないことはよくあります。

スリムでカッコイイ洋服を着たければ、深夜のカップラーメンは我慢しなければならないし、400馬力のスポーツカーに乗るには、荷物は最小限。燃費など二の次になってしまいます。

でもこのMacBookはこれだけ美しくカッコイイのに、使い心地も最高なのです。

では、具体的にどこがいいのかをお伝えしてみましょう。

薄くて美しくて打ちやすいキーボード

MacBook01

まずはこれ。人によってもっとキーストロークが必要な人もいると思うけれど、私にはベストなキーボード。キートップは大きく打ちやすいし、テーブルやデスクの上はもちろん、膝の上でのタイピングも余裕。

正直、これ以上のキーボードはなかなかないんじゃないかと思うってしまします。まあ、これは人それぞれだと思うので、購入を考えている人は必ず店頭で一度タイピングしてみてください。

心配していた拡張性はアダプタ持ってればどってことない

MacBook07

ご承知のように、MacBook 12inch RetinaにはUSB-Cコネクタが一つしかないです。普通のUSBもSDカードも、そのままでは何も繋げない。

でも私は外部ディスプレイなどを繋ぐことはしないし、USB機器を使うときはアダプターを使えばOK。心配するほど不便じゃなかった。

上の5ポートハブはこちらの記事でも紹介しております

【レビュー】MacBook12インチにSDカードを挿すならコレ一択!コンパクトなハブ紹介!

画面がクールビューティーで目に優しい

MacBook05

画面はRetinaディスプレイ。見た目が美しいのはひと目でわかりましたが、長時間使っていると、このディプレイの優秀さが理解できます。

とにかく目が疲れない。眼精疲労で頭痛になることが多かった私が、頭痛から解放されました。

電池が持つ

これは人によるかもしれません。私はあまり負荷のかかるような重たい作業を外で行わないので、電池はかなり持ちます。

普段使いで主に外でどんなアプリを使うかというと、Chromeでブログ書き、メール、FacebookメッセンジャーとLINE、それからNikon D5500を繋いで写真の取り込みと簡単な加工くらいです。

これくらいであれば、何も意識せずに4〜5時間は平気でしょう。

ただし、これが動画編集とかになるときっとかなり辛くなると思います。それに元々ハイパフォーマンスなCPUが載っているわけでもないので、時間もかかります。

そういったことを主な用途とする人は、逆に効率が悪く、ストレスもたまってしまうかも。

モバイルバッテリーがあれば電池の心配なし

MacBook03

モバイルバッテリーは主にスマートフォンを充電するためにみなさん持ち歩いている人が多いですが、このMacBook 12inchは、モバイルバッテリーで充電できるパソコンです。

私の持っているAnkerのモバイルバッテリーなら、確実に3時間程度は稼働時間を伸ばせるでしょう。

これがMacBook AirやProだと、USBの5V電圧に対応していないため、一般的なモバイルバッテリーでは充電できません。素直にHyper Juiceを検討するか、電源のある喫茶店を探すしかないです。

これからこのMacBookを充電するために、モバイルバッテリーを購入検討している人は、多少サイズは大きくても、10,000mAh以上の容量のもの、しかも2.4A出力に対応しているものとUSB-Cケーブルを選んでください。

【比較レビュー】Anker PowerCore+13400とPowerCore10400 どちらを持ち歩く?

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

アクセサリーの数がものすごい

Apple製品の人気を証明しているのが、アクセサリー類の数です。

いろいろなサードパーティー製の周辺機器、カバーや保護フィルム、ケースなどのアクセサリーが販売されています。

街の量販店だけでなく、Amazonなどのネット店舗にも溢れるほど種類が豊富に存在します。

MacBookをはじめ、Apple製品は総じてデザインがアルミ削り出しのシンプルさを感じされるため、アクセサリー類も合わせやすいです。例えば天板におしゃれな保護シールを貼ったり、スリーブケースを揃えて個性を出してみるのも楽しいです。

私が普段使っている物はコレ

トラックパッドは神

MacBook08

これは本当にWindowsから来た私には衝撃でした。

とにかくこんなにナチュラルなトラックパッドがあったのかというくらいの追従性の良さです。

Windowsではどんな時でもマウスは必須でした。本体にも小さなトラックパッドは付いていますが、それも長時間作業には向きません。目的の場所とは別のところをクリックする、スクロールは行き過ぎる、ジェスチャーはほとんどナシ。そしてポインタを定めるのがかなりの気を使うので、疲れます。

それらが一気に解放された気分です。

モバイルルータが一つあると行動範囲が広がる

MacBook04

モバイルルータを一つ持っているだけで、確実に外出先での心配事が一つ減ります。

スマホでテザリングでもいいですが、スマホの電池の減りが本当に早いので、それはそれで弊害です。

今はMVNOのSIMも使えるSIMフリーのモバイルルータも出ているので、一つ持っておくと気持ちがラクになれます。

MVNOなら、月1,000円ほどで3GB程度まで高速通信可能です。使い切れなかったパケット分は、翌月に繰り越せるキャリアも多いです。

私の使っているモバイルルータ

【レビュー】NETGEAR AirCard AC785モバイルルータは設定簡単!

SIMはBIC SIMを使ってます

【レビュー】BIC SIMを契約すると無料で公衆無線LANに接続できるぞ!

iPhoneとの連携が信じられない

MacBook09

iPhoneを所有している人は、最大限にMacBookとの連携の素晴らしさを体感できます。

iPhoneで見ていたサイトをもっと大画面で見たいと思うことはよくあること。例えばショッピングのサイトをiPhoneで見ていて、もっと商品の詳細を確認したい時は、パソコンの画面でちゃんと見たいですよね。

 

そんな時は、何もせずにMacBookの画面のDockの端を見てみてください。

きっとそのサイトを開くためのショートカットが出ているはずです。

あとはそれをクリックするだけ。いちいちURLを打ち込んだり、ショッピングサイトのトップページを開いて検索することも必要ないのです。

とにかくデザイン最高

MacBook06

やっぱり最後はこれです。

持っているだけで所有欲を満たせます(笑)

性能が良い、デザインカッコイイ、軽くて利便性高い、という製品はたくさんありますが、所有欲を満たしてくれるかは別の要素です。

これだけで、パソコンを使って作業をするのが楽しくなります。

ブログを書き続けるためにも、大切なモチベーションの源です。

逆に不満は?

これがいいところ!というものばかりあげてしまいましたが、どんなものでも、表と裏があるように、このMacBookにも欠点はあるはずです。

それを書かないと、これから購入しようとしている人の役に立たないかな、と思ったのですが・・・

約2ヶ月ほどMacBook 12inch Retinaを使った結果、正直なところ欠点と感じることは今の所ないです。

購入前に心配していた、LTEが内蔵していないことも、拡張端子がないことも、モバイルルータやアダプタを使うことで気にならなくなってしまいました。

 

強いて挙げれば、アプリがWindowsに比べて有料でしかも結構なお値段ということでしょうか。

Apple製品との親和性の高いクラウドサービスは無料でも使えますが、容量が少なく、例えばEvernoteは有償でアップグレードしました。

EvernoteにはSkitchというブロガーの皆さんご用達のレタッチアプリがあるのですが、このクラウド同期データ通信量の無料分は月60MB。何枚かレタッチしたら、画像としてパソコンのローカルに保存ができないので、Evernoteに上げるのですが、何枚かそれをやればすぐに上限に達します。

 

これが、WindowsではSkitchからローカルに保存出来てしまうので、基本無料で使えます。

だから、コストを考えるのであれば、Windowsにはやはり勝てないでしょう。Windowsには優れたフリーソフトがたくさんありますから。

ただ、App Storeにあるどのアプリもデキは素晴らしく、安定して動いてくれます。

一度パソコンを購入したら、普通は数年使うものだと思いますし、現実的なことですから、ここはよく考えて決めることをお勧めします。

まとめ

私はこの記事を喫茶店で書き、写真を撮影したのですが、いかがでしたでしょうか。

少しはこれから買う人のために参考になったであればいいのですが。

多少高くても、愛着の持てるパソコンを長く使うか、あくまでパソコンは道具と割り切り、タスクをこなすために持ち歩くか。

買ってから後悔しないために、是非よーく検討してみてくださいね!それでは!

MacBookのUSB-Cケーブル不具合対策品が届いたみたいですよ

先日部長からのメッセージで風雲急を告げたちゃぼPの純正USB-Cケーブルですが、

MacBook12インチのUSB-Cケーブル交換プログラム、未交換の人は交換しておこう!

早速Appleサポートへ連絡してケーブルの交換手続きを行いました。

連絡は、チャットで行ったのですが、とてもスムーズで必要最低限なやりとりですみましたから、煩わしくなくていいですね。

電話だと待たされたり、担当者が途中で変わって最初から説明するのがしんどかったりします。

 

住所など必要な情報を伝えて、最後に受付番号をもらって終了。

その日のうちに発送完了のメールが届きました。素晴らしい対応ですね。

翌日には代替品到着

さて、代替え品がヤマトさんで届きました。

USB-Cケーブル01

こんな感じの茶封筒に入ってました。ZM661-02973がパーツナンバーのようです。

USB-Cケーブル02

中を開けると、ビニール袋に入れられてました。

USB-Cケーブル03

左が対策品。右は今までのケーブルです。うーん、見た目変わらんですね。

USB-Cケーブル04

同じく左が対策品で右が交換前のもの。コネクタも変わりません。ほっと一安心ですね。

で、例のごとくルーペでシリアル番号が入っているか、見てみました(笑)

USB-Cケーブル05

当たり前ですが、ちゃんとシリアル番号が入ってます。

 

福井の雨は上がった。

かくして、かき乱された私の心は、平穏を取り戻したのであった・・(笑)

番外編

そうそう、この度、カメ仙人さんが部長のサイトスタッフに加入しましたね!

http://nabi1080.com/adviser/staff/50840

カメ仙人さんはプロのカメラマンさんなのですが、私も色々と教えてもらっています。

幸せですね。しかも私の写真を褒めてくださることがあるんです。

何かプロでも何でもない私の写真をねえ。

すごいことです。ホント。

 

そんなカメ仙人さんですが、スタッフ加入に当たって、先ほどTwitterのDMでお話ししていましたが、何か買わされるんじゃないかと、おびえていました(笑)

安心してください。多分そうなりますよ!(笑)

だって私をみてください。一眼レフ買って、レンズ買って、マクロ買ってんですよ?

今までiPhoneばかりだったのに、「レンズ沼」とかワケわかんないとこにハマってんですよ?

去年の暮れまではこんなことになるとは微塵も思っていませんでした。

あっ、そういえば・・・

おみくじ

正月に引いたおみくじ。

「師匠の手によって磨き上げられ・・」

「思いがけない・・」

何か当たってる気がする・・

MacBook12インチのUSB-Cケーブル交換プログラム、未交換の人は交換しておこう!

福井に惑いの雨が降る。

しとしとと、ぐずる子供のような雨模様の昨日、部長からとあるメッセージが届けられたのである。

その内容とは・・・

MacBook 12inchに同梱のUSB-Cケーブルに疑いが向けられる

部長からの緊急連絡の第一報は以下の通り。

「12インチのUSB-Cケーブル交換プログラム開始の記事出したけど、gori.me見た?」

であった。

http://nabi1080.com/news/gori-me/gori-me-news/50762

情報元はgori.meさんなので、信ぴょう性の高い情報であることは間違いなさそうだが、ちゃぼPは生憎早くに休んでしまったため、知ったのは春一番吹きすさぶ、今日になってしまったのだった。

これは、一大事。早速gori.meさんの情報をもとに我が手元にあるケーブルの調査を開始する。

12インチ型MacBookユーザー、必見!Apple、「USB-C 充電ケーブル交換プログラム」を発表

ケーブルの中ほどにグレーの文字でシリアル番号が刻印されているらしい。

というか、文字が小さすぎて、老眼の入ったちゃぼPは調べるだけでも四苦八苦な所業なのである。

ルーペを片手に、文字が刻印されている箇所を探していくと・・・

ケーブル交換プログラム01

あった。目を皿のようにした結果、私はそれをやっと見つけたのである。

ここに、シリアル番号が刻印されていれば、この問題は私にとっては関連性がないことになる。

この「China」の右側がその場所なのだ。

もう少し、引いてみないとよく分からない。

少しだけ、引いてみることにする。

 

 

 

ケーブル交換プログラム02

 

 

 

 

惑いの雨が降る。

かくして私のケーブルはめでたく交換対象品となったのだった。

今日は日曜日。

ここ福井では春一番が吹き荒れた。

私の心は、春の嵐のようにひときわ乱れたのだった。

追記

代替品が届きましたよ

MacBookのUSB-Cケーブル不具合対策品が届いたみたいですよ

デジカメ写真の最適な保管場所を探すなら、Dropbox Proプランを迷わず選択だ!

こんにちは。ちゃぼP(@chabo0429)やで。

皆さん、クラウド何を使ってるん?

MacとiPhoneを主に使っている人は、iCloudがメインになるんかな。

私もiCloudは使ってるんよ。Safariのブックマークの同期とか、スゲー便利やん。

 

でもな、クラウドってそれだけじゃないやん?

いろいろとバックアップにも使いたいし、Windowsとも共有したいやん。それに自宅で運用しているWordPressのバックアップもしたいやん。

そうなると、一番ポピュラーなのは「Dropbox」やんなあ。

https://www.dropbox.com/install

で、Dropboxの無料プランを最初は使っていたんやけどな。

デジタル一眼レフを購入してからは、容量が全然足りなくなったんや!(笑)

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

だって1枚の写真がJPGでも7メガとかあるんやもん。めっちゃデカイねん。

すぐいっぱいになってしまうねん。

だから、「Pro」にアップグレード

もう、必要に迫られて、アップグレードしたんよ。

しゃーないやん、毎月1,200円。決して安くはないと思うんよ。月のBIC SIMの料金は900円ちょい。

んー・・・

でもな、やっぱDropbox便利やねん。しかも容量が1TBなんやて!

1TBって、もうパソコンまるごとバックアップできるやん!!

素敵やん!

img02

こんな風にカメラ繋いだらなぁ、

Dropbox

こんな風に勝手に同期してくれんねん。

んで、スクショもなぁ、

img01

こうやって撮るやんか。したらなあ、

Dropbox

撮った瞬間に同期してくれんねん。

めっちゃ便利やねん。

容量足らんから有料アップグレードしたけど、しゃーないやんか。なぁ?

月額料金は1,200円なり!

別にカメラがないならいらんと思うけどなぁ。そんなあらへんやろ?みんなクラウドにあげるデータなんてな。

でもある程度のデジカメで結構撮影するとかなら、やっぱ無料プランではなあ。

Dropbox

それに、これに全部画像やらバックアップデータ入れとけばなあ、iPhoneでも画像選んで読み込めるんやぁ。

Dropbox

いやあ、便利やわぁ。

これで悩みが一つ減って、ちゃぼPもゆっくり寝れるわー。

あ、あかん!

こんなことしてる場合やない!

新しい記事書かな!

写真撮らな!

そして寝なあ!

【レビュー】NETGEAR AirCard AC785モバイルルータは設定簡単!

MacBookを持ち出して、外でも積極的に使っているわけですが、MacBookには、Surface3のようにLTE通信機能が搭載されていません。

そこで外では、カフェなどのWiFiサービスを利用するか、iPhoneのテザリング機能を使って通信を行うことが必要でした。

 

ただ、やっぱり無料のWiFiはセキュリティが心配だし、利用者が多いと速度が遅く、ストレスがたまることも多いのが現状。

また、スマホでのテザリングは便利ではありますが、iPhoneの設定を都度切り替える手間もあったり、何よりバッテリーが急激に減っていく問題も無視できない問題です。

そのため、今回新たにモバイルホットスポット(モバイルルーター)を使ってみることにしました。

他機種との比較

今回、私が選んだのがコレ。

NETGEAR AirCard AC785 (SIMフリー LTE モバイルルータ) AC785-100JPS
ネットギア (2015-06-20)
売り上げランキング: 3,518

ネットギアジャパンから発売されている、SIMフリーのモバイルルーターAirCard AC785です。

SIMフリーの代表格としてよく取り上げられるのが、NECプラットフォームズのAterm MR04LNあたりが売れ筋ですね。

主なAC785とMR04LNとの違いと簡単にまとめると、

[table id=3 /]

のようになっていて、全体的に機能性はMR04LNが一歩リードですが、普段特に国内での利用のみで、会社用、プライベート用としてSIMの使い分けない方は、価格の安いAC785でも十分だし、コストメリットも高いと思います。

ちなみに、ネットギアという会社はあまり日本では知名度があまりありませんが、アメリカのサンノゼにある会社で、ワールドワイドでは、ネットワーク機器のに関してはかなりのシェアを持っている会社。

製品としても十分な信頼もあり、土日も含めた365日の電話無償サポートを行っていますので、サポート面も安心なのは、特に初心者にはありがたいのではないでしょうか。

外観

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外箱と本体。カスタマサポートのフリーダイヤルも記載されていました。

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内容物は本体に充電器と充電用MicroUSBケーブルとバッテリー、説明書。

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裏蓋を開け、バッテリーを外すとSIMスロットが現れます。SIMを交換するためにはバッテリーを取り外さなければならないため、頻繁にSIMを交換することのない人に向いていると思います。

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用意したSIMはBIC SIM。もともとはSurface3のために購入したもので、SIMのサイズは「nano SIM」でした。AC785は「マイクロSIM」なのでこのままだと、使えませんねぇ。

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そこで、今回は多少強引ではありますが、SIMアダプタを使用しました。Amazonで評判の良さそうなものを選ぶことに。価格も数百円とお得です。

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今回は、nano SIM → Micro SIMへの変換アダプタを使用します。

img11

私の場合、ちょっとだけnano SIMのサイズがアダプタの枠に対して小さかったため、両面テープを使用して固定してみました。ちなみにこのアダプタは透明な薄いトレーが付いているため、はめ込んだSIMが脱落しにくくなっていて、とても使いやすいですよ。

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こんな感じで、SIMスロットにはめればOK。ただし、くれぐれも注意して欲しいのは、

  • SIMアダプタは、メーカー非推奨(故障する可能性がある)
  • SIMを外した状態でアダプタだけをスロットに挿入しないこと(抜けなくなる可能性がある)

ということ。もしこの方法でトラブルが発生しても、メーカーではサポートできないので要注意です。

初期設定

SIMを装着したら、最初にバッテリーの充電を行います。

付属の充電器、もしくは市販のUSB充電器(iPhoneの物でもOK)とUSB-MicroUSBケーブルを接続して充電してゆきます。

img03-01

充電中はこのような表示。充電が終わったら、電源ボタンを長押しして、電源を入れればOK。

WiFi、本体設定

まずは、液晶画面に表示されたSSID,パスワードでパソコンから無線接続を行います。

img02

赤枠の中が、SSID,パスワード。

接続ができたら、ブラウザを開いてアドレスバーに、

”http://netgear.aircard”と入力すると、

aircard01

管理画面を開くことができるので、サインイン欄に「password(初期値)」を入力し、サインインをクリック。

aircard02

ダッシュボートには、接続されている端末やWiFiの状態、月間使用量が表示されています。

aircard03

左メニューのWiFiを選択すると、設定されているWiFiのSSIDとパスワードが表示されるので、変更する場合は、

aircard04

オプションタブを開き、赤枠の部分を変更します。暗号化の部分は、より強固な「WPA2」を選ぶことをお勧めします。

また、周波数に関しては、2.4GHzにしか対応していない端末を使用する場合は、2.4GHzを選択する必要があるので注意。設定が終わったら、最下部の適用をクリックで完了です。

aircard05

次に、この管理画面にログインする際の管理者パスワードを変更します。

初期値は皆同じなので、変更しておいたほうが無難です。

左のメニューの設定をクリックすると、

aircard06

最下部に「管理者ログイン」欄があるので、ここで新しいパスワードを設定すればOK。

APN設定

次に、APNの設定を行います。

aircard07

メニューの「設定」「ネットワーク」「APN」を選ぶと、赤い枠の部分がありますので、これを設定します。この内容はキャリアによって異なります。私はBIC SIMなので、基本的にIIJのAPN情報を入力しました。

最後に、「有効」のラジオボタンを選択するのを忘れないように。これを忘れるといつまでたっても繋がりません。

img01

ちなみに、メーカーサイトでは、わかりやすい設定用の動画を公開しています。こちらもぜひ参照してくださいね。

最後にスマホアプリも入れておこう

スマホのアプリを入れておくと、通信量や接続状態、スマホからのモバイルルータの電源オフなども行えて、とても便利なので、あらかじめ入れておきましょう。

スマホでAirCardにWiFiで接続した後、アプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。

2016-02-08 23.53.54

ここで管理者パスワードを入力すると、ダッシュボード画面が表示されます。

2016-02-08 23.13.15

この画面でデバイスの電源の部分をタップすると、AirCardの電源を遠隔で落とすことが可能です。

モバイルルータをカバンなどに入れたまま、電源を落とせるので意外と便利ですよ~!

気になる速度は?

さて、これで準備は万端。

場所を移して、喫茶店で使ってみました。

img04

MacBook 12inchを使って、どれくらいの速度ができるでしょうか。

RBB SpeedTestを使って測定してみました。

SpeedTest01

条件を「モバイルルータ」、回線はドコモ系なので「NTT DoCoMo」、ISPは「IIJmio」を選択。

SpeedTest02

下り1.8M、上り9.7Mという測定結果でした。

うーん、上りはまあまあ、下りが今一歩というところですが、、環境にもよるだろうし、使える周波数がモバイルルータによっても異なるので、一概には言えないところですね。

ただ、外出先で使う分には全く問題ないレベルでした。

 

ちなみに、このルータには最大15台の端末を無線接続できるので、家族のスマホやゲーム機なども同時利用可能です。

また、充電しながらの利用もできるので、電源のある場所なら電池切れの心配もなく、非常に使い勝手の良いルータと感じました。

ちなみに、SIMフリーなので、当然海外でも使うことができるので、海外旅行の多い人は一つ持っておくと便利だと思いますよ!

 

 

ESET Cyber SecurityをMacで使う際にWebが遅くなった場合の対処法

皆さんは、Macでもウイルス対策、ちゃんとやってますか?

私は今MacBook 12inch Retinaを使っていますが、WindowsのSurface3(Windows10)や、Windows7のPCも併用して使用しています。

Windowsではウイルス対策ソフトはほぼ必須となっていますが、

「Macではウイルス対策は必要なの?」

と純粋に思っていました。

ウイルス対策ソフト自体は「ESET Family Security」の5台ライセンス3年版を1年ほど前に購入していたので、Windowsにはインストールしていましたが、Macにも対応しているのか調べることすらしていませんでした・・

Macでは「ESET Cyber Security Pro」

Windowsマシンでは「ESET Smart Security」という名前でしたが、Macでは「ESET Cyber Security Pro」という名前になるようですね。

早速、Macにインストールしてみました。

Windows用

Windows

Mac用

Mac

アプリ本体はここからダウンロードできます。ちなみに私はすでにライセンスがある状態なので、アプリをダウンロードしてアクティベーションするだけです。

ここの、【ESET Cyber Security Pro】からダウンロードしてインストールしてください。

アプリを購入すると、以下のようなメールが届きますので、大切に保管しておきましょう。

ESET mail

メール本文中に、ユーザー名、パスワードが記載されていますので、これをインストール後にアプリの画面で入力してアクティベーションします。

インストールからアクティベーションまでの詳しい方法は、キャノンITソリューションズのWEBサイトに詳しく解説されていますので、参考にしてください。

最新のMac OS X v10.11.3でWebサイト表示が遅くなる場合

どうも本日(2016/1/24)時点では、最新のOSバージョンv10.11.3にインストールされている場合にWebサイトの表示が遅くなるという不具合が報告されていようです。

私のPCも最新版にアップデートしていますので、思いっきり該当しました(笑)

OS Version

私の場合、上記リンクの対処法の「方法1」を実施したら改善しましたので、同じ症状の方は試してみてくださいね。

森野帆布PCバッグにMacBookとデジタル一眼を入れてみたぞ!

こんにちは。ちゃぼPです。

このたび、突然連載をはじめてしまいました。

これ、部長ナビさんの「連載やったら?」の一言が発端なんですけど(笑)

なにやら導入が謎めいてますが、ちゃぼPが現在の相棒「MacBook 12inch Retina」を手にするまでをドキュメンタリータッチで描きます。

不定期更新ですが、是非楽しみにしていてください。できれば感想もお寄せいただけると幸いです。

MacBookとNikon D5500

さて、ここ福井では月曜日、今年初めてのまとまった雪になりました。

朝起きると、路面がパンパンに凍っていて、気を抜くと転びそうでしたが、窓の外の景色は何とも北陸らしく、遠くに雲が陽に光る様子が見ることが出来たので、何枚か写真に収めました。いかがだったでしょうか。

北陸の雪景色

実は、この時点ではまだまだ雪は序の口だったのですが、当日の夜は猛吹雪で大変でした。例のバスの事故の影響か、福井県内での別のバスの横転事故が全国ニュースで報道されてましたね。

雪国では、冬は道路と田んぼの境が見えにくくなります。そのため、道のわきにはポールが一定間隔で立っているのですが、それでも運転はみんな慎重です。雪が積もっている場所では40キロ以上は出しません。

軽井沢のバス事故では、雪は降っていませんでしたが、70キロ以上のスピードが出ていたようですね。本当に乗客の方や遺族の方が気の毒です。二度とあのような事故がないことを願うばかりです。

 

ちょっと話が逸れましたが、デジタル一眼レフを手に入れて、いろいろと持ち運び方を研究しています。部長ナビさんはバックパックに入れて持ち運んでいますよね。

私は、残念ながらお仕事の都合上バックパックは使えません。なので、肩掛けのブリーフケースを使用していますが、これ、カッコイイんです(笑)

【レビュー】森野帆布3WAYバッグを1ヶ月使ってみて~ブリーフケースはビジネスで大活躍だ!

ちょっとお値段は張りますが、帆布という主に船に使われる丈夫な生地を使ったバッグで、防水性、耐久性に優れます。

上の記事を書いた時は、MacBookを購入する前だったので、Surface3を入れてましたが、今は当然「MacBook 12inch Retina」を入れてます。

 

そして、そしてですよ、あーた。

ここにカメラも入れてしまおうという当然の流れになるじゃないですか?(そぉか?笑)

この森野帆布のブリーフケース、結構大型なのでちゃんとカメラも入ります。でも、ブリーフケースに裸で一眼レフを入れるの、ちょっと抵抗あるじゃないですか?

バックパックならクッションとか色々備わってますけど、ブリーフケースはパソコン用スペース以外にクッションはないので、ぶつけると心配ですよね?心配じゃないですか?心配ですよね?

なので、カメラ用のバッグも買いましたさ。

【レビュー】カメラだけを持って出かけるなら、Loweproショルダーバッグがおススメ

ね?完璧っしょ?

で、これらをブリーフケースに入れて持ち運びしようというわけです。

早速入れてみよー

さて改めて、ブリーフケースに早速詰めてみます。

こんな感じのバッグ。

準備

まず、D5500のカメラ入れるでしょー

カメラ

で、次にMacBook 12inch入れるでしょー

パソコン

で、モバイルバッテリーと充電用のACアダプタ入れたポーチも入れるっしょー

ポーチ

これだけ入れたら、鞄パンパンになると思いません?思いますよね?

鞄の中身

こんだけ入ってる。これ、チャック閉まるのか?(笑)

で、このままファスナー閉じたらこんな感じです。

外観

あら、なんか普通(笑)デジイチとパソコン入ってるとは思えない!

ちなみに重さはというと、

img08

5キロ切ってます(笑)

これくらいなら、肩掛けでもいけそうな気がしませんか?

で、もし重かったら、

3way

背負ってしまうこともできるんです!スゲー!

なので、ちょっとこの感じでしばらく持ち歩いてみたいと思います。

うまくいくといいなー

 

WindowsからMacへ乗り換える前に、抑えておくべき9つのこと

私は、これまでWindowsを使ってきた。

思えば、あれはだいたい98年ごろのこと。高校時代の友人が自作パソコンにハマっていて、毎週のように秋葉原への買い物に付き合っていた。

マザーボードは何がいいとか、CPUはPentium(インテル)は高いからK6(AMD)にしようとか、何たらかんたらと喋っていたのが宇宙語にしか聞こえなかった。

だが、友人は自宅に組み上がった自作パソコンを前に、

「これでCDが焼けるよ〜」

と嬉しそうに話していた。

ん?焼ける?CD?

どういうことだ?自宅でCDが作れるというのか??

そりゃースゴイ!!

私はどうしようもなく、CDを作ってみたくなった。

お気に入りのポップスや洋楽のマイベストアルバムが、カセットテープではなく、CDで作れればサイコーだ!

そして友人の知識を借りながら、購入したのが、パナソニックのレッツノート。まだ赤いロゴの時代のレッツノートで、今の軽くてモバイルに最適というイメージとは程遠いようなマシン。

HDDが4GBだったかな。メモリが64MBで増設して128MB、OSはWindows98でSCSI拡張カードに外付けのCD-RWドライブを買った。

そこから、私のパソコン&Windows生活が始まることになったのだ・・・

WindowsとMacの違いについて

というわけで、思い出話はこれくらいに。とにかくそれ以来私はWindowsを主に使用し、仕事もWindowsベースの開発をしていたりしていたので、あまりMacには縁がなかったが、昨年生まれて初めてMacBookを買った!

【レビュー】Surface3とMacBook 12inch Retina、どっちを選ぶ?

こんなことはMacを長年使っている人にとっては常識中の常識と思うけれど、初心者の素直な感想ということでどうかお許しを。

Windowsは「ソフト」Macは「アプリ」

実体は同じソフトウェアのことを指しているが、呼び方が若干異なる。Windowsはネット上にいくらでもフリーソフトが転がっていて、解凍してインストールできるが、Macの場合は基本App Storeからダウンロードする。

もちろん他のところからダウンロードしてインストールもできるが数は少なく、また信頼できる開発元でないと簡単にインストールさせてくれない。

WindowsとMac

確認済みのサイト以外のサイトからダウンロードしたアプリは、環境設定で許可してあげないと、インストールできない
iPhoneを使っている人はイメージしやすいかもしれない。iPhoneも基本的にアプリはApp Storeからしかダウンロードできない。それと同じイメージ。

基本操作性は間違いなくMac

これは完全なる主観だが、例えば、トラックパッド、キーボードの作り、PCの基本動作など、普段Windowsを使っているとスゴくストレスを感じていたことがMacではほとんど感じない。

Windowsではマウスもトラックパッドも、必ずクリックボタンが二つ付いている。左側が「左クリック」、右側が「右クリック」だ。ところがMacにはボタンは一つしかない。右クリックはどうするんだ?と思ったら、2本指でやるとのこと。へぇ、とちょっとビックリした。

img01

Windowsのマウスは基本2ボタン。右手の人差し指で左クリック、中指で右クリックだ

img02

Macのマウスはマウス全体が一つのボタンになっている。右クリックしたい時はマウスの右側でクリックすれば右クリックになる。トラックパッドの場合は、二本指でクリックすれば右クリックだ

それにMacに搭載されるRetina画面は美しいだけでなく、作業するのも疲れない。んー、例えて言うと、Windowsは蛍光灯の光、Macは間接照明の光で画面を映している感じがする。決して暗いわけではないのだが、光が優しく、文字も綺麗でコントラストがはっきりしているため、疲れないのだ。

img01

Retina画面がクリアでコントラストが高く、バックライトが自然で優しい光を放つので、疲れない

OSアップデートがタダ

Windowsは基本OSは有償。Microsoftも最近方向性を変えてきて、Windows7以降のOSは無償でWindows10にアップデートできるが、昔からパソコンを変えずにOSを新しくする場合は都度OSを購入しなければならなかった。

MacはiPhoneと同じように、OSは基本無償アップデートできる。ただし、ハードウェアがあまりに古い場合は対象外。これもiPhoneに通じる。

OfficeはMac版もあるが、やはりWindows版の方が制限なし

これは昔からよく言われていることだが、Mac版のOfficeはWindows版に比べて機能的な制約や、不具合が多いと聞く。実はまだ私はMacBookにOfficeを導入していない。

まあ、Surface3にOfficeの最新版が入っているので、Officeの作業はそちらですればいいし、Officeは結構お高いから、しばらくはいいかなあ。

逆にAdobe系はMac

PhotoshopやIllustrator、PremireなどのAdobe系のアプリはMacとともに進化してきただけあって、Windowsでは使い勝手が劣るようだ。

Adobe Creative Suite 2(CS2)というかなり古いバージョンになるが、現在では無償で使えるようになっているので、Windowsにはインストールしている。ただ、新しいMacでは動かない。

動作要件を満たさず、インストールもできないので、ライセンスを買って使いましょう。

Macの便利アプリは基本有償

私もMacBookを導入して以来、どうしても必要なアプリから購入して使っているが、例えばコレ。

【レビュー】1PasswordでMacとWindowsとiPhoneでパスワードを完全同期だ!

これは便利そうだ、と思うアプリはどれもだいたい有料で、それなりのお値段。この辺は検索してWindowsでフリーソフトを落としてくるという感覚からちょっと違和感を感じた部分。受け入れるしかない。

Windowsのエディタ

Vectorでエディターを探すとソフトが山ほど。「Free」の赤いアイコンが並ぶ
Macのエディタ

MacのApp Storeでは有償のものが多い

メッセージアプリは便利

iPhoneユーザーなら使う頻度の多いメッセージアプリ。Macにも標準装備で、手元のiPhoneと同期するので、パソコンからメッセージを送れる。地味に便利。

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これが瞬時にiPhoneと同期する。すごく便利。

だいたい同じ操作性のアプリ

ブラウザはどちらもChromeを入れられるし、LINEもDropboxも同じ。プリンターも手持ちのプリンターの製造元のWEBサイトに対応ドライバがあれば問題ない。

まとめ

WindowsからMacに移行して戸惑う点もまとめると、

  1. Officeをフルに使いたいなら、Windows
  2. Adobe系をフル活用するなら素直にMacでライセンスを買った方が幸せな気がする
  3. Windowsで無料だったソフトは、同じ機能を持ったものがMacでは有料ということが結構あり、結構高い
  4. ストレスフリーはMac
  5. iPhoneとの連携はMac
  6. クリックは慣れれば大したことない
  7. ブラウザ、クラウド連携などは大差なし
  8. OSアップデートMacは基本無料
  9. Macの画面は美しいだけでなく、疲れない

こんなところだろうか。細かい操作の違いはしばらく使えばじきに慣れる。住めば都というやつだ。

ただ、Officeなど、使う人によっては致命的になる内容もあるので、いきなりWindows環境を捨てて、Macオンリーの環境にはくれぐれもしないほうがいい。やっぱり双方とも思想が違うので、こっちではできてあっちではできないということは存在する。

有料のアプリで解決できることもあるが、懐具合との相談もあると思うので、一旦はしばらくWindowsとMacの併用期間を設け、数ヶ月後に完全に移行するというのが一番と感じている。

まだまだ私のMac環境は未完成であるが、今後も徐々に移行を行っていきたいと考えているので、都度お知らせしていきたい、以上、参考にしていただければ、幸いだ。

個人的に注目するChargeTechのバッテリーが魅力的

今、個人的に注目しているUSのモバイルバッテリーメーカーがあります。

って、Ankerあるのにまだあるのかよ!って言わないでください(笑)

その会社は「ChargeTech」

この会社の「Portable Power Outlet」という製品

PPO-2x-ChargeTech-Large-White

これね、バッテリーからなんとAC電源が取れるんですよね。

AC電源ということは、MacBookはもちろん、他の電化製品も使えるわけですよね。

デジカメのバッテリーもいけるなーとか思ったりして。

でもね、、、日本法人がないんです。残念ながら。

手に入れるのは直販サイトから個人輸入しかない

まあ、HyperJuiceほどではないですが、値段もそこそこしますし、日本への送料も約3,000円ほど余計にかかりますので、買いませんけど、日本のAmazonで売らないかな〜

ちなみにUSのAmazonでは販売していますが、残念ながら日本への発送はできないみたいです。

残念だなあ・・・

MacBook 12インチを使いながら、モバイルバッテリーで充電した結果

いよいよ、MacBookバッテリー検証シリーズ最終回。

これまで2回にわたりこのMacBook 12インチ Retinaのバッテリーに関する検証を行ってきた。

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

でも何か足りない。

そう、出先で最も多く遭遇するであろう困った事態での検証だ。

今回はバッテリーが足りなくなってきた時に、どれだけモバイルバッテリーでパソコンを継続して動作させられるのか、愛用するモバイルバッテリーを使って検証してみたので、ぜひ参考にしてほしい!

スペースグレイに輝く、私の相棒。彼の名は「Anker PowerCore 10400」

MacBookは素晴らしいキカイだ。

スリーブケースからスマートに出てくるキミは、薄くても存在感があって美しい。

できればずっとそばにいたい。

ただ、君はMacBookという名のパソコン。相棒として選んだキミには長く動いてもらいたいと願っているが、無理なのはわかっている。

キミだってエネルギーが無くなれば美しい画面を静かに消して深い眠りについてしまう。

だが、味方はいる。強い味方が。

それはAnkerという小さくても頼もしい相棒だ。

辛い時は、キミにパワーを与えてくれるのだ。

清々しい朝

家を出るときはMacBookのバッテリーをフル充電して家を出る。

元気いっぱい、どこでだってその美しいRetinaの画面を輝かせて私の要求を受け入れ、思い通りのコンテンツを作り、優しく微笑みかける。

だが、昼が過ぎ、我々が昼食を取る時間に彼女は画面を閉じられ、少しの間だけ休憩をとっただけで、午後はまた作業の再開が待っている。

夕方。さすがに彼女も疲れてくる。それもそのはずだ。彼女には一片のカロリーメイトすら与えられていない。朝から飲まず食わずの状態で頑張ってきたのだ。

電池残量10%

残量10%。もうすぐ日が暮れる。日が暮れると同時に、キミはこのままだと深い眠りについてしまうだろう。

よく頑張った。だから休ませてやりたいが、もう少し、俺と付き合ってほしい。

ディナーはこれからなのだから・・・

夜はこれからだ、Retinaよ

この時点からPowerCore 10400を接続して、充電開始だ。これまで主に軽作業をして約8時間頑張ったが、残り10%まで減っているので、ここからどれだけモバイルバッテリーで復活できるか、相棒の力を試してみよう。

1時間経過

1時間経過

さて、どれくらい回復しただろう。

1時間経過残量

25%まで回復。君はこの小さなモバイルバッテリーからエネルギーを受け取り、Chrome、メール、LINEを表示し続け、ブログの投稿画面と、LINEのテキスト入力を受け入れてくれている。

なんと甲斐甲斐しいパートナーだ。

2時間経過

2時間経過

2時間経過残量

37%まで回復。随分と明るい笑顔が増えてきたね。

3時間経過

3時間経過

この時点で、小さな相棒PowerCoreのエネルギーは全てMacBookに注がれた。

そして、それを受け取ったMacBookはというと・・・

3時間経過残量

なんと、キミは3時間仕事をしながら、しかも48%までエネルギーを回復した。これならもう心配ない。キミとなら夜遅くまで仕事ができるし、笑顔で居られるね。

夜はまだまだ終わらない

君のスゴイところは、エネルギー補給無しで夕方まで仕事ができ、その後充電しながら3時間仕事をした挙句、約半分までエネルギーが回復し、その後も使い続けられるということだ。

なんてことだ。

キミのような強い人は見たことがない。しかもこの間、一度もコンセントには繋いでいない。

全て相棒のモバイルバッテリーからの供給のみなのだ。

なんてことだ。

こんなに長く一緒に過ごせるなんて・・

できれば、ずうっと一緒に過ごしていたいよ。

神様、ありがとう。こんな頼もしい相棒を与えてくれて感謝している。

そしてこれからも、君を可能な限りそばに置いておくだろう。

これからモバイルで一緒に持ち歩ける相棒を探している諸氏に伝えたい。

この薄くて美しく、しかしその風貌に似合わず恐ろしくタフなキカイはサイコーだ。

モバイルバッテリーという相棒を与えれば、ほぼ1日エネルギー切れの心配がない。

私は全力で勧める。この美しいMacBook 12インチ Retinaを。

そして、恐ろしくタフなMacBook 12インチ Retinaを。

【MacBook】USB-PD規格と、「給電」「充電」状態の違いについて

前回、前々回とMacBookにおけるバッテリーの持ち時間と、モバイルバッテリー使用における充電時間について、検証を実施した。

MacBook 12inch Retinaのバッテリーの持ち時間

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

モバイルバッテリーでゼロから充電した結果

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

今回は、第三弾として、バッテリー切れを起こしかけた状態から、通常使用を継続した状態でモバイルバッテリーを使用して充電ができるか?という問題に立ち向かうべく、作業を進めたい・・・

と思ったのだが、その前にきちんと明らかにしておきたいことがある。

ああ、とても大切なことだ。それは「愛情」と「友情」の違いと同じくらい重要なことだ。

その重要なこととは・・・

「給電」と「充電」の違いについてである。

消費電力が大きい機器ほど充電のハードルは高い

もちろん「給電」「充電」の違いくらい知っている、という人は華麗にスルーして欲しい!本文は長いが大したことは書いてないから!(笑)

例えば、iPhone。iPhoneをモバイルバッテリーにつなげば、大概のバッテリーは「充電」を行ってくれる。

そもそもiPhoneに標準で付属しているあの小さくて四角い充電器、ホワイトキューブ野郎はとてもコンパクトでイケメン君であるが、給電能力はそれほど高いものではない。

iPhone ACアダプタ

これが噂のホワイトキューブ野郎(別名iPhoneのACアダプタ)。最初に見た時はその小ささにビックリ!

iPhone ACアダプタ

ちょっと見にくいが、「Output:5V1A」の文字が記載されているのがわかる。なぜ、5Vなのかというと、USB規格の上限が5Vと決まっているからだ

写真にあるように、このiPhone用のACアダプタの裏面に「Output:5V 1A」と記載されている。

これを消費電力に換算すると「5V×1A=5W」で5Wの給電能力を有することがわかる。

 

つまり、iPhoneのような携帯端末は、よほど負荷のかかる処理を継続して行わない限り、「5W」の充電器で充電できるということ。

ちなみに、身の回りにある電化製品の一般的な消費電力の目安を示す一覧があったので、参考にしていただくとイメージしやすいかもしれない。

これは蛇足だけれど、よく見かけるノートパソコンなどの電化製品に付属する黒いACアダプタには「INPUT:100-240V」と書かれている製品も多い。これは海外では200Vを超えるような電圧で電力供給されているところも多いため、それに対応させたACアダプタにこういった記載がある。これには、部品の共通化を行ってコストダウンを行うメーカーの事情もあるんじゃないかと勝手に想像している。違っていたらゴメンなさい。

DynabookのACアダプタ

東芝DynabookのACアダプタ。日本国内は100V電源なのだが、ACアダプタは240Vまで対応。

但し、気をつけなければいけないのは、日本国内向けの電源コードは2極の細めのケーブルが多いが、これは日本国内の電圧にしか対応していない場合が多い。つまりACアダプタが海外仕様に対応していても、それにつながるコードが対応していないというケースだ。

一般的に電圧が高ければ、当然それを流すだけの容量(太さ)に耐えうるケーブルが必要になる。もし能力が不足していると、加熱を起こして最悪の場合発煙、発火を起こして火災に至る危険が!

もし海外に日本で購入した電化製品を持って行く場合は、安易にACアダプタが対応しているから大丈夫と思わずに、メーカーなどに確認してから持ち出すことをお勧めしたい。

 

話を元に戻そう。

つまり、スマートデバイスはそれほど電力を消費しないということだ。だからこそあの小さな四角いイケメン野郎(別名iPhoneのACアダプタ、、しつこい)でも充電が可能なわけだ。

パソコンはスマホに比べて消費電力が高い

では、パソコンはどうだろう。例えば、MacBook Pro 15inchの消費電力を見てみよう。

MacBook ProのACアダプタ

このように、ACアダプタは85Wの給電能力を有している。つまり、パソコン本体はそれほどの電力を消費するということであり、同時にそれなりのバッテリーを搭載しているということになる。

MacBook Pro 15inchは画面も大きく、Retinaであり、CPUやメモリもパフォーマンスの高いスペックになるため、多くの電力を消費するというわけだ。

部長ナビ氏が購入した「Hyper Juice」という製品はこういったハイパフォーマンス機にさえ電力供給を行える特別なバッテリーだということなのだ。

続いて、同じくAppleのMacBook 12inch Retinaの仕様を見てみよう。

MacBook 12のACアダプタ

ACアダプタの電力供給能力は「29W」とある。先ほどのProと比較すると、数値上実に約3倍の開きがある。つまり、それほどに省電力であり、裏返すとパフォーマンスにも差があるということだ。

MacBook Proは動画編集もできるほどのスペックだが、MacBook 12inch Retinaはそれには向かない。不適だ。私は動画はやらないので、スペックに不満がないけれど、パソコンの使い道については人それぞれなので、よーく検討して欲しいところ。

高速で充電できるUSB-PD規格

2015年、USB Power Deliveryという新しい規格が普及し始めた。これは、これまでUSBには5Vの電圧でしか電気を流せなかったものを、12Vや20Vといったより大きな電圧で電気を流し、最大100Wの電力を供給することが可能な新しい規格のことだ。

参考

これまで5Vでチョロチョロと充電していたものを、一気に電圧を上げて効率よく電気を流せるようにしたということで、MacBook 12inch Retinaはこれを採用している。

付属のACアダプタは当然これに対応しているので、急速充電が可能だ。

MacBook 12のACアダプタ

MacBook 12inch RetinaのACアダプタには「USB PD」の文字が表示されている。出力は14.5V2Aなので、14.5V×2A=29Wとなる。

Anker PowerCore 10400

Ankerのモバイルバッテリー「PoweCore 10400」には「Output:5V3A」と表示がある。つまり最大出力は、5V×3A=15Wとなり、USB-PD準拠の標準ACアダプタのおよそ半分の出力となる。

私の知る限り、まだモバイルバッテリーと呼ばれる製品の中にこれに対応した製品がない。例のHyper Juiceからは対応済みのケーブルも発売されているようだが、今まで私たちが気軽に購入してきた軽量小型のモバイルバッテリーには存在しない。すでにMacBook 12inch Retinaが発売されて半年以上経っているので、そろそろ出て欲しいと思うところだが、流す電圧が高くなるので、保安面でクリアすべき点が多いと推測される。
とはいえ、時間の問題と思われるので、今後に期待したいところ。

そしてこのMacBook 12inch Retina。もちろん5Vの充電にも対応している。これは素直に嬉しい点で、通常のUSB5Vの電圧でも、アンペア数さえ確保できれば、USB機器から充電可能なのだ。

給電モードと充電モード

パソコンの画面右上のバッテリーマークを見て欲しい。付属のACアダプタを繋いで充電している時は、このような表示になっていると思う。

USB-PD充電時

バッテリーアイコンは、白い背景に黒い雷マークが表示されている。これは充電モードになっているということを意味していて、つまりある程度の負荷をかけた状態(Youtubeを再生したり、エンコードや動画編集をしたり、ゲームを行ったりという場合)でも、USB-PDモードで充電を行っているので、パソコンが消費する電力を上回って電力を供給でき、充電モードが継続される。

対して、モバイルバッテリーはUSB-PD非対応。なので、おとなしく使っている時はパソコンの消費電力が低いので、充電モードになるが、重い作業をしたり、メモリを大きく使うような(重たいアプリはメモリ(RAM)を多く使う。メモリは電力が供給されて動作するので、使用量が多ければそれだけ電気を食う)処理をすれば途端にモバイルバッテリーからの電力供給量を上回り、充電はできなくなる

つまり、この状態が「給電モード」だ。

この状態では下の図のように、

バッテリー給電時

充電できませんと表示され、電池マークが黒く塗りつぶされた状態になる。

パソコンの電力使用量が、アダプタからの供給量を上回っているわけだから、当然バッテリーは少しずつ減っていく。

供給量はゼロではないので、減り方は緩やかにはなるが、そのままだと決して増えることはない。

給電中のアクティビティモニター

給電状態の時は充電残量が徐々に減ってゆくが、負荷を減らすと充電状態に切り替わる。

モバイルバッテリーからの電流量計測

モバイルバッテリーから充電する場合は、5V2.28A、約13W程度で出力しているようだ

MacBook 12inch Retinaの充電に関する情報が少ない

MacBook 12inch Retinaを購入するにあたって、非常に興味があり、且つ知りたかった情報はこの充電に関する部分だった。

いくつかのブログなどでレビュー記事が出ていたものの、例えば、A社のモバイルバッテリーでは充電できるが、B社のものではNG、といった記事があったかと思えば、別の記事では同じバッテリーでNGと書いてあったりした。

私が知りたかった情報は、

  1. MacBook 12inch Retinaをそもそも充電するために必要なバッテリー側のスペック
  2. パソコン使用中にバッテリーを接続して充電できるのか
  3. できるとするなら、どのような条件がつくのか

ということだった。つまり定量的な情報が欲しかった。

特に3.については、とどのつまり充電できるか否かはパソコン側でどれだけの処理を行うかということにかかっている、ということが、今回パソコンを手にして初めてわかったというわけだ。

 

同じように購入検討をしている方にとって、モバイル用途で考えている人も多いはず。外で頻繁に作業をする前提のユーザーも多いと思うし、モバイルバッテリーでの充電可否はこの機種を選ぶ際の重要なファクターにもなると思うので、こんな記事でも皆さんの役に立ったらと思った次第。

さて、長くなってしまったので、次回、いよいよその「パソコンを使いながら、充電ができるか、そしてできるのならどれくらい稼働時間を確保できるか」という点についてまとめたいと思うので、もう少し待って欲しい!

MacBook 12インチをモバイルバッテリーでゼロから充電した結果

検証シリーズ第2回。

前回は、MacBook 12インチ Retinaをフル充電して、どれだけバッテリーが持つか、ということを検証したのだけれど、

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

今回は、私の使用するAnkerのモバイルバッテリーでどれだけ充電できるのかを試してみたいと思う。

ちなみに今回はちょっと気分的に部長ナビ風物語口調で語ってみたい気分なので、ぜひ最後まで付き合ってほしい!

Anker PowerCore 10400は最高のガジェット

まずは、私の使用するモバイルバッテリーの概要をご説明したい。

さらに、商品説明の欄を見ると、

大容量:iPad Airに約1回、Galaxy S6に約2回半、iPhone 6に約4回、その他ほとんどのスマートフォンに複数回の充電が可能です。安全かつ高速にお使いいただくために、2A出力のアダプタでモバイルバッテリー本体を充電を推奨します。

 

フルスピード充電技術:Anker独自技術PowerIQとVoltageBoostにより、超高速充電を実現。最大3Aのフルスピード充電を可能にします(各ポート毎に最大2.4A)。

 

安心安全: Ankerのマルチプロテクトシステムにより、長期間安心してお使いいただけます。 向上した携帯性: 片手にも収まるコンパクトサイズ。また丸みを帯びたデザインなので、とても持ちやすく作られています。

 

パッケージ内容:Anker PowerCore 10400 モバイルバッテリー、Micro USBケーブル、トラベルポーチ、日本語取扱説明書、18ヶ月保証、カスタマーサービス

と記載がある。

そうなのだ。つまりこの製品は元々、スマホやタブレットなどの比較的消費電力の少ない機種の充電を想定したバッテリーなのだ。

Surface3にしろ、MacBook 12インチ Retinaにしろ、これらはパソコンだ。いくらCPUが省電力のAtomやCoreMであろうが、画面は大きく、乗っているOSもiOSなどではなく、パソコン用の「フルOS」だ。

特にMacBookに関しては、MacBook Proまで正式にサポートする「Hyper Juice」なる随分と美味しそうな名前のバッテリーが販売されているらしい。

http://nabi1080.com/review/macaccessory/44192

部長ナビ氏はこれを毎日持ち歩くという。彼のバックパックには、MacBookPro 15inch、iPad Pro、デジタル一眼レフのEOS、そしてこのHyper Juiceが入っている。

私は民間企業に勤めるサラリーマン。悲しいかなバックパックは使えないし、電車通勤なので、毎朝毎夕結構歩くことになる。

そしてこのHyper Juiceは結構な価格と重量だ。

 

とても俺には真似できない。ああ無理だ。

だからと言って、モバイルバッテリーを想定外の使い方をして上手くいかない、期待通りの数字が出ないというのはワガママというもの。そんなに期待してはいけない。それは無い物ねだりだ。胸にそっと仕舞っておくのが傷つきやすいおっさんに於ける生きる知恵だ。

しかーし!

悲しいかな、Surface3には充電端子として「MicroUSB」が、MacBook 12インチ Retinaには「USB-C」が搭載されている。

「MicroUSB」「USB-C」・・・ああ、USBという文字が私の心を掴んで離さない。

俺の持っているモバイルバッテリーにもUSB端子が二つ並んでいる。それらは口を開けて、ケーブルを挿してもらえるのを今か今かと待ち構えているのだ。

私はもっと彼らに高みを目指して欲しいと思った。ある程度の失望は覚悟の上だ。それを補って余りあるトレードオフになると信じたい。

私は、MacBook 12インチ Retinaを手元に引き寄せ、電源を入れた。そして、ついこの間購入した「Anker製USB-USB-C変換ケーブル」をスッとInateckケースのポケットから取り出した。

「残量ゼロ」から電源オフ状態でどこまで充電できるのか!

残量ゼロ

前回の検証で、バッテリーがカラッカラになるまで使ったので、現時点ではパソコンの起動すらできない状態だ。電源ケーブルを繋いでくれと最後の力を振り絞って、まるでダイイングメッセージのようにアイコンが表示される。

当然ながら、モバイルバッテリーはフル充電の状態になっている。

Anker PowerCore 10400

バッテリーの残量を示す青いLEDは4つとも点灯。そして、これをパソコンに繋いだ後、このインジケーターが全て消灯するまでにどのくらいの時間を要するのか、つまりはモバイルバッテリーが力尽きるまでの時間を計ってみたい。

充電開始

充電開始

さあ、ケーブルを接続すると自動的に充電開始だ。青いLEDが一斉に光り出す。

まるで箱根駅伝でタスキを受け取った走者のように、元気よくこの黒いケーブルの中に思いっきりそのパワーを注入しているに違いない。

 

そして、待つ。

 

待たねばならぬ。

 

今は検証中の身の上、間違ってもパソコンを使用してはならぬ。

にも関わらず、いつ充電が終わるかわからないので、トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」状態でひたすら耐えるのだ。

そして・・・

充電完了

充電完了

充電開始後、2時間48分でモバイルバッテリーのLEDが全て消灯した。そう、彼は全てを出し尽くして、タスキをつないだのだ。(なんのこっちゃ)

PowerCore 10400で74%まで充電可能という結果に

さあ、気になる充電容量だが、

充電容量

電源オフの状態で充電した環境ではあったが、なんと74%と3/4まで回復させることができたのだった。

さて、次回はおそらく最終回、MacBook 12インチ Retinaを使用しながら、モバイルバッテリーでどこまで充電ができるのか!それは多少の延命措置でしかないのか!!やっぱりHyperJuiceを手に入れるしかないのか!!!

乞うご期待!!!

MacBook 12インチのバッテリーの持続時間は、高負荷でもなんと5時間!

こんにちは。chabo(@chabo0429)です。

新年一回目のレポートは何にしようかと少し悩んだのですが、部長ナビさんとLINEでお話ししていて、MacBook1 12インチ Retinaの話になりました。

部長ナビさんはMacBook Pro 15インチをバリバリ使っているのですが、電池が持たないという悩みを常に抱えているそうで、Hyper Juiceという外部バッテリーを使っているわけなのですが、

http://nabi1080.com/review/macaccessory/42552

それを使っても、元旦から1日三回も充電しないとバッテリーがなくなってしまうという事態に見舞われたそうです。その後、設定を変更したり、ブラウザをChromeからSafariへ変更するなどの対策を行った結果、通常使用で約6.5時間まで稼働時間が延びたとの検証結果が出たようです。

http://nabi1080.com/gadget/mac-tips/44173

私の環境ではということを改めて振り返ると、このMacBook 12インチ Retinaは、「バッテリー結構持つな〜」と思っていましたが、まだきちんとした検証をしていなかったので、お正月で時間もあることですし、やってみることにしました。

モバイルに超重要なバッテリーの持ち時間

さて、バッテリーの持ち時間についてのカタログスペックはメーカーサイトに記載されていますが、使用するアプリケーションや環境は人様々です。

そのため今回は、一般的にある程度の電池消費をする環境を想定して、よりポピュラーな使用環境に近づけて行ってみます。

パソコン側の設定

まず、バッテリーをフル充電して、100%の状態から計測を行います。

フル充電状態

そして、省電力に関する設定はそのままですが、パソコンを使い続ける前提とするため、ディスプレイは消灯しない設定に変更します。

省電力設定

ディスプレイの輝度はデフォルトのままです。

ディスプレイ輝度

起動しておくアプリケーション

次に、起動するアプリケーションです。

ここは無難に一般的なものを選びました。また、ベンチマークとしてある程度の電池を消費するような動作をしないとあまり指標にならないと思い、以下のようにしてみました。

Chromeでストップウォッチの表示とYoutubeの自動再生をONにしたまま無限再生

やはり一番使用頻度が高いと思われるブラウザですが、今回はChromeを選びました。私も主に常用しているのはChromeですが、今回は拡張デスクトップを3枚開いて、そのうち2枚にChromeの画面を開きます。

拡張デスクトップ
Chromeの1枚はストップウォッチの画面、もう1枚にYoutubeを表示して、動画を自動再生の状態にして放置しておく。

ストップウォッチ
ストップウォッチの画面。これを常時表示して計測を行う。

Youtube
Youtubeの画面で自動再生をONにする。動画を停止しない限り、再生を繰り返す設定だ。

ちなみに上の画像でもうバレバレなんですが、今回再生したのはYoutuber瀬戸さんの動画です。

これを無限再生です。って瀬戸さん動画どんだけ見るねん!!

3枚目の画面に他のアプリを表示

他には、メールアプリ、LINE、アクティビティモニターをそれぞれ3枚目のデスクトップに起動しておきます。

その他アプリ

さっそく検証開始

準備が出来たところで、検証を始めて行きましょう。

まず、電池残量が100%になっているのを再度確認して、USB-Cにつながっている充電ケーブルを外します。

ここで計測開始です。

ちなみに、Youtube再生音量は下から2番目です。

1時間経過

1時間経過

1時間が経過しました。さて、どれくらい電池は減っているでしょうか。

1時間後電池残量

残量82%。動画を再生している割には減りませんね。ちなみにただいまの時間午前1時前。このペースで行くと・・・変な時間に始めちゃったよ〜・・・

2時間経過

2時間経過

2時間が経ちました。

2時間後電池残量

残量61%です。だいたい同じ割合で減っていってますね。

ちなみにこの間、LINEで頻繁にタイピングしながら、ブログを書きつつ、Youtube音声を聞いています。三本指デスクトップ切り替え大活躍です。

しかもすべて膝の上という抜群の機動性。もうね、膝にパソコン貼り付けちゃってもいいくらい(笑)

3時間経過

3時間経過

3時間後電池残量

残量40%。見事に1時間あたり20%減っています。時間は午前2時42分。orz

ちなみに、途中から動画はワイドナショーに変更となっております。

アクティビティーモニタ

アクティビティーモニターを見るとグリーンの波形の後(グリーンは充電の状態)は同じ割合で減少しています。

充電前はほとんどブラウザとメールだけしか開いていなかったので、バッテリー消耗の波形がなだらかです。

約5時間後に強制スリープに

電池残量ゼロ

最終的にこの画面が表示され、直後にMacBookが強制スリープに入ったのは、

010215

計測開始から4時間56分後となりました。時刻は午前4時38分(呆)

今回は、動画再生を常時行う少し負荷をかけた状態での計測となりましたが、それがなければ7〜8時間は持つのではないかという感想です。

モバイルマシンとして非常に優れた機動性とバッテリーの持ちを両立した素晴らしいノートブック。

次回、「モバイルバッテリーでの充電についてどれくらいで充電できるのか!?」

という検証してみたいと思いますので、是非ご期待くださいね!!