先日から絶賛利用中の登録不要のテレビアプリ、「Abema(アベマ)TV」。
まだまだチャンネル数は少ないですが、ニュース番組や音楽、麻雀や釣りなど、CS放送に近い番組構成になっていて、かなり楽しめます。
録画には対応していませんが、ニュースをザッピングしながら視聴することもできるし、これはこれでアリなんじゃないでしょうか!
これからチャンネルが増えてくれば、ますます人気が出てくるような気がします。
ただ、しばらく使ってみて、気をつけなければいけない点も見えてきました。
それは、「パケット通信量」です。
ワンセグのようにアンテナで受信するわけではないので注意
Abema TVはブロードキャスト放送をネットワーク経由で受信するため、LTEなどで通信した場合は、通信したパケット分が契約しているキャリアのパケット通信料金としてカウント対象になります。
一方、ワンセグチューナー内蔵のスマホなどで受信するワンセグ放送の場合は、チューナーに内蔵されたアンテナで放送を受信するため、ネットワーク通信量がかさむことがありません。
ワンセグと同じ感覚でWiFi通信のないところでアプリを起動し、放送を受信し続けると、あっという間に7GBの上限に達して真っ青!((((;゚Д゚)))))))
その月の残り十数日を遅いネット接続で過ごす、ということは避けたいものです。
そこで、Abema TVでどの程度の通信量になるのか、ちょっと検証してみました。
LTE通信のモバイルルータで通信量を計測
キャリアのLTEネットワークをそのまま使用すると、翌日にならないと通信量がわかりません。
そこでリアルタイムで通信量がわかる、モバイルルータにiPhoneを接続して検証してみました。
視聴前の状態
私の使用しているモバイルルータは、ネットギアのAir Card「AC785」。
本体に搭載されている液晶画面に、大きく通信量がリアルタイムで表示されるのでとても使いやすくなっています。
ちなみに視聴前のパケット通信量ですが、
「0.16GB」(160MB)の表示。今月はまだほとんど使ってないですね(笑)
ここにiPhoneを接続して、Abema TVを起動してみます。
さすがにこのまま何十分も視聴し続けるわけにいかないので、今回はストップウォッチを使って5分間だけ計測してみました。
試聴後の状態
ブロードキャスト放送を受信して、5分が経過しました。
通信量はどのくらい行ったでしょうか。
結果は、「0.28GB」(280MB)となりました。
Abema TVの実質通信量の検証結果まとめ
5分間モバイルルータを使用して視聴を行った結果をまとめると、実質通信量は
0.28GB – 0.16GB = 0.12GB (120MB)
でした。
これは5分間の通信量なので、もし仮に、
30分試聴した場合は、0.12GB × 6 = 0.72GB (720MB)
1時間試聴を続けた場合だと、0.72GB × 2 = 1.44GB (1440MB)
の通信量を消費するということになります。
だいたいMVNOの3GBプランだと、2時間で上限ですね。
ニュースを数分だけ観る、という使い方なら問題ないでしょうが、ガッツリ番組を視聴するのであれば、やはりWiFi環境のある場所での利用がいいですね。
喫茶店や公共交通機関の駅など、公衆無線LANが設置されているスポットを事前に探しておき、そこで視聴するなどの使い方が賢い使い方と言えそうです。
便利で楽しいAbema TVを使う時は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
5月10日のアップデートでiPadに対応!
パケット通信量の節約設定ができるようになりました!詳細はこちらの記事で!