【レビュー】AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは普段使いに最適レンズ!

こんにちは。ちゃぼPです。

先日購入したニコンのデジタル一眼レフカメラ「D5500」ですが、標準ズームのレンズキットで購入し、ウキウキな気分でパシャパシャ色んなものを撮っていたのですが、ちょっと物足りない感が・・・

「もうちょっと寄りたい、ああ、君にもっと近づきたいよ〜」

そうなんです。もう少しだけ望遠が欲しい。

ファインダーを覗いてそう私は呟いたのです。

三つのレンズキット

Nikon D5500は、三つのレンズキットが存在します。

  1. D5500 + 18-55mm ズームレンズキット
  2. D5500 + 18-55mm + 55-300mm ダブルレンズキット
  3. D5500 + 18-140mm ズームレンズキット

私がカメラ本体とセットとして購入したのは「1」です。

【レビュー】軽い!小さい! Nikon D5500はデジカメ初心者でもオススメだ!

誤解のないように言っておきますが、18-55mmのレンズは、キットレンズにしては非常に良くできています。新しいだけあって、手振れ補正も進化していて、とてもコンパクトなレンズです。

写りもクリアで明るく、単体で購入したら1万円ちょっとですが、その価格とは思えないほど良いデキです。

ただ、望遠端が55mm。これは風景ばかり撮影しているのであればいいのですが、もうちょっと寄りたい時に寄れません。

そこで、ちょっと欲をかいて、もう少し寄れる、中望遠程度のレンズがないか探してみることにしました。

一本で広角域から中望遠までカバーするレンズ

55mmまでのズームは既にありますので、55-300mmなどを追加で購入すれば良い、と当初は考えましたが、外でレンズを付け替えるのは結構面倒な作業。

ちょっと望遠で撮影したいと思った時に、カメラからレンズを外し、交換レンズのキャップを外して装着、外したレンズにキャップをはめてカバンに収納する、という作業はちょっとしんどいと思いました。

それに、常に予備のレンズを持ち歩かなければならないのは重量的にも機動性を損ないます。

 

そこで一本で広角から中望遠までをカバーできる写りの良いレンズを探すことにしました。

ただし、カメラを購入したばかりなので、あまり高価なものは望めません。SIGMAの18-200mmなども検討しましたが、常用レンズは純正がいいかな?と思い、

「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」

を選ぶことにしたのです。

 

ん?

んん??

ちょっと上に戻って・・

Nikon D5500は、三つのレンズキットが存在します。

  1. D5500 + 18-55mm ズームレンズキット
  2. D5500 + 18-55mm + 55-300mm ダブルレンズキット
  3. D5500 + 18-140mm ズームレンズキット

私がカメラ本体とセットとして購入したのは「1」です。

Noォーーーーーーーーーー!!!

最初から「3」買っときゃよかったじゃん!!

ちゃんと調べないで買うと、こういうことになります(笑)

サイズ・重量

まあ、過ぎてしまったことは仕方ないこと。改めて18-140mmレンズを手に入れました。

比較写真はコチラ。

比較写真

親と子ほど違いますね(笑)

ちなみに重さも倍以上違います。キャップ付きで、18-55mmは約230g、18-140mmが約540gです。ん〜、デジイチをコンデジ並みに持ち歩きたい人にとっては、ちょっとこの重さの違いは受け入れ難いかもしれません。

しかも、18-55mmの写りは良いですからね。この辺は自分が何を一番優先するかをよく考えてから購入した方が良さそうです。

撮影映像比較

屋内での撮影

まずは、部屋の中で、同じ画角、同じ設定で撮影してみました。基本的にマクロシーンモードで撮影しましたが、条件が同じになるようにしています。

どちらも焦点距離18mm f4 1/125 ISO1400です。

18-55mm

18-55mmレンズ

18-140mm

18-140mmレンズ

ちょっと、18-140mmの方が暗く写ってますね。

続いて、焦点距離55mmでの比較です。18-55mmレンズはテレ端になります。

18-55mm

18-55mmレンズ 55mm f5.6 1/125 ISO2500

18-140mm

18-140mmレンズ 55mm f4.8 1/125 ISO2500

ここで、やはり違いが出ます。18-55mmレンズは、「18-55mm f/3.5-5.6G」ですから、テレ端でf5.6が解放の明るさです。

対して、18-140mmレンズは、「18-140mm f/3.5-5.6G」ですので、55mm付近での解放f値は4.8程度になり、若干明るく撮れます。

最後に18-140mmのテレ端での撮影。

18-140mm

18-140mmレンズ 140mm f5.6 1/80 ISO3200

ここでやっとf5.6ですが、やはりちょっと暗くなり、ISOが上がってしまいました。でもそれほど画面が荒れていないので、私的には大満足!

屋外での撮影

次の4枚は全て18-55mmで撮影しました。

18-55mm

18-55mm

18mmワイド端

18-55mm

18-55mm

55mmテレ端

続いて4枚、今度は18-140mmで同じアングルで撮影しました。

18-140mm

18-140mm

18mmワイド端

18-140mm

18-140mm

140mmテレ端

実は、レンズを付け替えている間にちょっと曇ってきてしまったので、ちょっと写り方が変わってしまいましたが、やはり望遠にすると、山や雲、屋根などが違った表情を見せますね。

色の出方も両者でちょっと違うような気がします。18-140mmの方がコントラストが強めに出ているでしょうか。この辺は好みもあると思いますが、良いレンズだと思います。

最後に近接撮影

両レンズはいわゆるマクロレンズではないので、それほど近くに寄って撮影はできません。

18-55mmレンズは最短25cm、18-140mmは最短45cmです。

それぞれをテレ端状態にして、寄れるだけ寄ると、このように撮れます。

18-55mm 55mm

18-55mm

18-140mm 140mm

18-140mm

接写は難しいレンズですが、望遠端を使うと、かなり大きく撮影できるので、これでブツ撮りなどこなしていければ良いですね。

最後に

今回はレンズの選択にもう少し慎重になればよかったと反省しきりですが、思わぬところで比較できたのは結果オーライです(笑)

ちなみに、風景だとイマイチわかりにくいかもしれませんので、140mmというのはどれくらい大きくズームできるか、分かりやすい絵を2枚ほど。

18mm

ああ、サイゼリヤあるよ。でもちょっと遠いよねー。

・・・

・・

140mm

ここまで寄れるぞ!いやー、これはイイね!

小さな文字までくっきりです。

これくらいの望遠があると、スナップはもちろん、遠くの山や動物も行けちゃいますね。

結果、大満足でした!

D5500本体、レンズキット

AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRレンズ単体

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