雨が止んだら。
できれば両手を自由に歩きたい。
表を出歩くとき、私の肩にはひらくPCバッグminiがいる。
でもここは越前・北陸。
この時期、週の大半は空が雲に覆われ、冷たい雨や雪が無情に人の頬を叩く。
だから私は、いつも折りたたみ傘をバッグに忍ばせ出かけるのだ。
雨はいつかあがるもの。
昔そんな歌があったけれど、雨が上がったら濡れた傘をさっさとバッグに仕舞って、両手を自由に歩きたい。
だが、濡れた傘をそのままバッグに入れるのは抵抗がある。
なぜならバッグには、パソコンやモバイルバッテリー、カメラなど水に弱いガジェットが収められているからだ。
そんな切実な悩みを、解決してくれるものがある。
それが「超吸水マイクロファイバー傘カバー」なのだ。
外観
これがメール便で届いた傘カバー。
傘だけでなく、冷たいペットボトル用の結露対策にも使え、しかも裏返すとバッグの水滴を拭き取るにも使えるらしい。
中身を取り出す。裏地はタオル地になっていて、周囲にファスナーが設えてある。
いかにも水を吸収しそうな生地だ。
表地はナイロンで撥水加工が施されている。
ファスナーを全開にすると、一枚のハンドタオルのようになる。これを折り返すと、
こんな感じで水分や汚れを拭き取ることができる。
濡れた傘を収納してみる
実際に濡れた傘を収納するとどんな感じなのか、やってみることにしよう。
Amazonベーシックの自動折りたたみ傘に水滴がたくさん。やはりこんな状態ではバッグに収納するわけにはいかぬ。
特に、傘を収納するスペースの横にはモバイルバッテリーのUSB端子が口を開けている。水滴が入ってショートでもしたら大変だ。
クサイものにフタ、とばかりに濡れた傘をそのまま包んでしまおう。
装着完了。これで濡れた傘は無事バッグに収納可能となる。なんとジャストフィットだ。
ひらくPCバッグminiに入れてみた。これなら、水滴など気にせずガンガン収納できるぞ。
あとがき。
雨の時には、バッグやレインコートの水滴まで拭き取ることのできる、吸水力抜群なマイクロファイバー傘カバー。
手軽に購入できる価格でありながら、一枚でなんでもこなす利便性の高い商品であることが実感できる。
特にこのカバーの良いところは、ファスナーを開いて入れることができるのがいい。
雨に濡れた傘は袋状のものにはベタベタとくっつき、なかなか入らないものだ。これなら、パッと開いた状態で傘を包んで素早くファスナーを閉じて仕舞える。
鬱陶しい空模様も、こんな一工夫で快適に過ごせる予感が。
そんな福井も、もう春はすぐそこに来ている。